鬼獄の夜をネタバレ解説!話題のエログロサスペンス漫画のあらすじと感想は?

漫画「鬼獄の夜」は、鬼が出るという噂の廃村に迷い込んだ男女4人の悲劇と、廃村の隠された真相に迫るオカルトライター一行の奮闘を描いたホラー・サスペンス作品で、過激すぎるグロテスクシーンや官能的な要素を取り入れた独特の世界観が話題を呼びました。本文では、「鬼獄の夜」の漫画あらすじネタバレや登場人物・キャラ、顔無し鬼の正体や、作品に関する感想や評価をネタバレ紹介します。

鬼獄の夜をネタバレ解説!話題のエログロサスペンス漫画のあらすじと感想は?のイメージ

目次

  1. 鬼獄の夜とは?
  2. 鬼獄の夜の漫画1巻~10巻あらすじネタバレ
  3. 鬼獄の夜の漫画11巻~20巻のあらすじネタバレ
  4. 鬼獄の夜の登場人物・キャラ
  5. 鬼獄の夜の面白い魅力
  6. 鬼獄の夜に関する感想や評価
  7. 鬼獄の夜のネタバレまとめ

鬼獄の夜とは?

漫画「鬼獄の夜」の作品紹介・イメージ画像

話題のエログロサスペンス漫画「鬼獄の夜」は、山奥の廃村に棲む顔無しの鬼の正体や、贄取塚に隠された真実に迫ったホラー・サスペンスです。以下では、「鬼獄の夜」の漫画あらすじネタバレや登場人物、顔無し鬼の正体などを、あらすじネタバレ紹介します。

鬼獄の夜の概要

漫画「鬼獄の夜」は、2018年~2022年にかけて「マンガMee」にて連載されたミステリー・ホラー作品で、グロテスクでありながら、官能的な要素を交えた独特の世界観が人気を集めています。

鬼獄の夜の作者

「鬼獄の夜」の作者のイメージ画像

漫画「鬼獄の夜」の作者・加藤キャシー先生は、福島県出身の漫画家で、桂正和先生・古味慎也先生のアシスタントを経て、2018年3月に「嬰児喰いの猫」でデビュー、同年11月には「鬼獄の夜」が連載開始されました。

鬼獄の夜の漫画1巻~10巻あらすじネタバレ

鬼獄の夜の漫画1巻~10巻あらすじネタバレ・イメージ画像

以下では、読者の予想を裏切る衝撃シーンの連続が恐怖を煽る、「鬼獄の夜」の漫画1巻~10巻のあらすじネタバレを紹介します。

1巻あらすじネタバレ

鬼にまつわる因習のある山奥の村・イメージ画像

天明2年、山奥のある村では、若い女が鬼の生贄として捧げられる因習がありました。鬼は、巨大な角を左右に生やし、針のような体毛に覆われた出で立ちで、顔の部分は目を描いた布のようなもので覆い、素顔を隠していました。生贄に若い女が選ばれる理由は、鬼の相手をするためで、女が絶命するまで犯し続けるという言い伝えがありました。

時代は流れ、キャンプに訪れた鷹介・牡丹・晴馬・茜の4人は「鬼出没立入禁止」という看板を発見し、その先を進み続けると複数の目を持つ異形の怪物と遭遇します。驚いた晴馬が運転を誤ったことで、車は道路を外れてしまい、鷹介を除く3人は、とある廃村に連れて行かれます。

2巻あらすじネタバレ

「来るよ」という奇妙な声と同時に顔無し鬼が出現し、茜が捕まってしまいます。晴馬が助けに出るも、突然、鬼の姿が消えたかと思いきや、晴馬の背後に回って背中めがけて手を突き刺します。牡丹は、目の前にいる鬼が、晴馬が語った女を犯す鬼だと気が付くも、鬼は襲うことをやめず、牡丹は足を掴まれてしまいます。

しかし、鬼の姿が突然消え、今度は蔵に逃げ込んだ茜を襲いはじめます。茜を助けるべく、牡丹は鬼を引きつけるも、誤って井戸に転落します。

3巻あらすじネタバレ

目を覚ました牡丹は、複数の目を持つ妖怪と再び遭遇し、妖怪が向かった先にある階段を進むと、とある部屋に辿り着きます。「鬼はだれだ」と書かれた部屋には、この村の因習に関する資料が壁に張られ、死体の傍にあった1冊のノートを手に取ります。ノートには贄取塚に関する情報が書かれ、地上に上がった先で鷹介と再会します。

4巻あらすじネタバレ

顔無し鬼の回避方法が書かれたノート・イメージ画像

何とか鬼の目をかいくぐり、別の建物に逃げ込んだ鷹介・牡丹は、茜とも合流を果たし、牡丹が見つけたノートを頼りに脱出方法を模索します。また、茜はある人物の運転免許証と車の鍵を入手しており、3人は二手に分かれて行動を開始します。鷹介・牡丹は車のバッテリーを取りに向かい、鬼は動く物に対して反応を示すことから、目が見えないのではと話しあいます。

一方、単独行動の茜は、車の発見と同時に鬼と遭遇するも、逃げられると見込んだ茜は、車に乗り込んでエンジンをかけます。しかし、車は鬼に破壊され、茜も外に引きずり出され、抵抗するごとに腕や舌を引きちぎられ、茜は死を予感します。

5巻あらすじネタバレ

茜の死を知る鷹介・牡丹のイメージ画像

茜は鬼に犯された挙句、食べられてしまい、その様子をある男が物陰から見ていました。その頃、牡丹と行動を共にしていた鷹介は、背後から頭部を殴られるも、銃で殴られたような感覚から、自分たちを狙っているのは人間ではと察します。また、小屋の外をうろつく鬼が以前よりも大きくなり、茜の服を掴んでいる光景が目に映った鷹介は、茜が向かった方向へ行き、彼女の変わり果てた姿を目の当たりにします。

茜の遺体には、彼女を食べようとする妖怪が集まり、狂乱する牡丹へ銃口が突きつけられます。男は、茜が見つけた運転免許証の人物で名前は柴太一、騒ぎ立てる鷹介の足を銃で撃ちます。その後、牡丹が処女だと知った柴は、彼女を鬼への捧げものにするようなセリフを発します。

6巻あらすじネタバレ

美空の夢に現れた晴馬・イメージ画像

鷹介は、妖怪が柴を襲うように仕向けて牡丹と共に逃走し、お互いの気持ちを確かめ合うように、男女の関係になります。場面は変わり、物が散乱する部屋でうたた寝をする女性へ、晴馬が牡丹を助けるように訴えます。声を聞いた女性は、晴馬の姉・美空であり、オカルトライターとして生計を立てており、美空は弟に関する悪い予感を察します。

晴馬の亡霊の気配を察すると同時に、処女を鬼に捧げる因習のある村と関連のある「贄取塚」に関する本が目に留まり、何かを感じた美空は、黄瀬大地・灰原良太郎を引き連れて、贄取塚を目指します。

7巻あらすじネタバレ

贄取塚近づく一行・イメージ画像

贄取塚に近づいた美空一行は、灰原から贄取塚のある歌について聞き、歌詞の内容は村の教訓であり、それらを守らないと鬼に襲われる危険があると気が付きます。何としても弟を助けたい美空でしたが、日が暮れるまでに手掛かりは見つからず、3人は洞窟で雨宿りをします。その時、目だらけの妖怪と遭遇し、洞窟が崩れ始めたため、一行は慌てて出口めがけて走り出し、鬼と遭遇します。

美空たちの前に鬼が現れる・イメージ画像

3人が逃げ込んだ先には贄取塚があり、美空の晴馬への呼びかけと同時に鬼も動き出し、黄瀬は崖下に転落します。残された2人は、歌や鬼が事実であったことに気が付き、崖下の黄瀬は、柴に発見されて何か怪しい薬を飲まされます。その後、美空たちに見つけ出され、黄瀬を含めた3人での行動を開始し、足跡に沿って動き出します。

その時、一足早く向かった美空はロープにひっかかり、柴と出くわします。彼は灰原とも面識があり、灰原によると、柴こと柴太一は、この山の中腹にある贄獄神社の神主であり、先ほど体験したことを話すと、柴は鬼などいるわけがないと否定します。しかし、柴のよそよそしい様子を美空は見逃さず、彼は何か隠していると確信し、携帯している銃のことなど、様々な質問をぶつけます。

8巻あらすじネタバレ

10年前に神職を引き継いだ柴太一・イメージ画像

柴太一は、地元で信頼のある名士であり、10年前に父親である先代神主の死を受け、跡を継ぎました。しかし、柴の罠で酷い目にあわされた美空は、柴へ不信感を募らせていきます。その後3人は、柴の案内で小屋に入り、灰原は柴から奉納祭の相談を持ち掛けられ、小屋を出て行ったその後、黄瀬の身体に異変が生じ、発狂しながら美空に襲いかかります。

この村に関する情報の少なさを指摘する・イメージ画像

その頃、灰原は自分がこの村に来た理由を柴に打ち明けます。この村はすでに廃村となったものの、廃村となって100年以内にも関わらず、元住民はおろか、彼らの子孫もほとんど残っておらず、また、村に関する情報の少なさから、誰かが隠蔽していることを指摘します。同時に、顔無し鬼についても言及し、改めて鬼について尋ねた灰原は、柴から衝撃の事実を聞かされます。

一方、小屋では黄瀬が美空に襲いかかるも、一瞬だけ正気を取り戻し、外へ逃げていきます。柴が捜索に出ている間、灰原は柴が何かを隠していること、鬼に関する衝撃の事実を美空に打ち明けます。その後、黄瀬は柴によって発見されるも、彼の背中からは皮膚を突き破って蔵物を食べるミミズのようなものがついていました。

9巻あらすじネタバレ

晴馬から牡丹の居場所を聞く・イメージ画像

黄瀬の周りに目だらけの妖怪が集まると、柴は今夜も生贄があると言いながら去っていき、灰原を介抱した美空の前に晴馬が現れます。彼は、自分が死んだことや、牡丹が南の社にいることを教え、美空は牡丹の救出を決意します。そして、柴が現れたところで自ら彼に襲われる行動に出て、鬼の正体が鬼化した柴の父親であることを指摘し、灰原と協力して柴を追い詰めます。

10巻あらすじネタバレ

鬼に火をふきかけて逃走する・イメージ画像

鬼が出現したことで窮地に陥った美空でしたが、隠し持っていた虫よけスプレーとチャッカマンで鬼めがけて火を放ち、灰原と共にまずは牡丹の元へ向かいます。その途中、柴の妹・エリカと出会った美空は、灰原の忠告を無視して、エリカに鬼について聞き出します。

鬼獄の夜の漫画11巻~20巻のあらすじネタバレ

鬼獄の夜の漫画11巻~20巻のあらすじネタバレ・イメージ画像

以下では、贄取塚の真相に迫るオカルトライター一行のスリリングな探索が見どころの、「鬼獄の夜」の漫画11巻~20巻をあらすじネタバレ紹介します。

11巻あらすじネタバレ

地上と地下をつなぐ階段・イメージ画像

エリカと別れた美空たちは、南の社に向かい、地下に続く階段を発見します。その時、狐の面を付けた女性に頭部を殴られ、気が付くと檻へ閉じ込められていました。別の場所では、男性が女性と強制的に行為をさせられ、不要と判断された男性は男の象徴を切り落とされると、女の合図で集まった虫たちに蝕まれました。

女たちは番号を振った狐の面を被り、柴を「柴さま」と呼び、ここに来た女は「供物」に、男は「処分」する決まりを聞かされます。そして、次のターゲットが灰原と定められるも、自分はその方面には疎いと言い、実際、言葉通りでした。その後、灰原の処分が検討され始め、美空はある行動に出ます。

12巻あらすじネタバレ

鬼にまつわる衝撃の事実を聞かされる・イメージ画像

美空の決死の行動により、参の狐面の女を捕まえた瞬間、鍵をかけたはずの部屋に鬼が現れます。その鬼は先ほどとは様子が異なり、目が見えていました。そのため、鬼を回避することはほぼ不可能で、狐面の弐・四・伍に襲いかかります。壱の女が衝撃的な事実に気づいた頃、参の女は美空・灰原と共に逃げ出し、鬼は朝を迎えると苦しみ出すことに気が付きます。

13巻あらすじネタバレ

牡丹のいる南の社のイメージ画像

参の女は、自分の過去や参の女になった経緯を話し、昨夜いた場所は南の社ではなく、人間を処理する場所だったこと、昨日は生贄を捧げていないことから、牡丹が無事だったことを知ります。また、昨夜の黒い鬼について、壱の女の発言から柴の手で鬼化された黄瀬と推測します。そして、灰原の提案により、参の女を加えた3人は下山を試みます。

その頃、柴・エリカ・壱の女は、薬に適合して鬼化した男を調べており、異常な身体修復機能や、自我が残っており、かつ話せる事実に3人は驚きを隠せませんでした。その男の正体は黄瀬であり、鬼化した時の記憶がない黄瀬は、自身が置かれた状況に戸惑います。

14巻あらすじネタバレ

獣道に沿って下山する・イメージ画像

下山をする美空一行は、柴の目を避けるべく獣道を歩くも、灰原の行動を柴に読まれてしまい、2人の元を離れた美空が拘束されてしまいます。柴は、生贄を拒んだことをはじめ、あらゆる罪を読み上げ、美空を殺そうとします。そこへ参番が駆けつけると、柴のトランシーバーから黄瀬に関する報告が入ります。黄瀬の生存に喜ぶも束の間、美空は柴に気に入られ、どこかへ連れて行かれます。

15巻あらすじネタバレ

柴にナイフを突きつける狐女の壱・イメージ画像

拘束された美空は、エリカに媚薬を付けられ、柴に弄ばされる美空の様子を見た黄瀬が反応を示したその時、壱の女がナイフを持ち出し、柴の背中に突き刺します。壱の女は、柴に好意を寄せており、ある事実を知ったことで壱の女になったものの、自分には手を付けず、美空と行為に及ぶことは許せず、柴と一緒にあの世へ行くことを願っていました。しかし、壱の女は黄瀬の手で切り裂かれ、美空に近づきます。

16巻あらすじネタバレ

灰原の手で山火事を起こす・イメージ画像

その頃、美空の奪還を目指す灰原でしたが、参の女の裏切りに遭い、スタンガンで気絶させられます。その頃、美空を前に理性を失った黄瀬は、美空との行為に及び、そこへ参番とエリカが現れます。参番の裏切りに美空が絶望し、黄瀬と柴の間で美空の争奪戦が勃発する中、どこかで山火事が発生し、灰原が現れます。

17巻あらすじネタバレ

車のカギを入手する・イメージ画像

参番の裏切りは、柴の車のカギを盗むための計画の内で、わざと灰原を襲わせることで、柴達の目を欺こうとしました。エリカに気づかれ、精神的に追いやられるも、カギを手に入れた参番は、意を決して火の向う側にいる2人の元を目指します。その頃、灰原は、柴から美空のことを聞かされるも、灰原は動じることもなく、黄瀬も正気を取り戻し、柴を気絶させると参番と合流して社の裏の崖からの脱出を目指します。

18巻あらすじネタバレ

贄取塚を脱出する美空たち・イメージ画像

山中で牡丹と出会った美空は、必ず迎えに来ることを約束し、日が暮れる前に下山するべく、車に乗り込んだ3人であったものの、黄瀬に異変が見え始め、鬼化します。その後、晴馬との夢を見た美空が目を覚ますと、病院の天井が見え、贄鳥塚に行った8月12日から1年5ヶ月が経過したことを知ります。

あの日、車で脱出した美空・灰原は、峠道で倒れていたところを救助され、灰原はすぐに目を覚ましたものの、美空だけは意識が戻らずにいました。その後、美空はリハビリ生活に入り、ある男が訪ねてきます。

19巻あらすじネタバレ

1年5ヶ月ぶりに目を覚ました美空・イメージ画像

美空には腐れ縁の幼馴染がおり、上京の際についてきたものの、彼は一向に働く様子もなく、美空が引っ越すことで縁を切りました。男は茶山恭平といい、同級生から美空の事を聞いてお見舞いに訪れ、美空に迫ります。美空が必死に抵抗する中、灰原が病室に来たことで事なきを得ます。その後、灰原から、贄鳥塚の背後には、自分たちの手では負えないとてつもない大きな力があることを聞かされます。

20巻あらすじネタバレ

贄獄神社に訪れる美空一行・イメージ画像

危険を承知で再び贄取塚に足を運んだ美空・灰原は、贄獄神社の修行体験に訪れた人々の多さに驚きつつも、今回の目的は、何か秘密を知る柴から情報を聞き出すためであり、取材という名目で柴に近づこうとします。しかし、恭平のミスによって3人は神社で行われる修行に参加する羽目になり、洗礼の盃を飲んだ恭平に異変が生じます。

盃を飲んだ者は性欲を刺激され、修行に参加する信者たちは手当たり次第に乱交をはじめ、さいわい盃を飲まなかった美空・灰原は正気を保っていました。2人は、監視の目をごまかすべく、あえて媚薬が効いたふりをします。

鬼獄の夜の登場人物・キャラ

鬼獄の夜の登場人物・キャラの紹介・イメージ画像

以下では、主人公たちを襲う鬼や、鬼との関係性が示唆されるキャラの正体が気になる、漫画「鬼獄の夜」の登場人物・キャラを紹介します。

登場人物①青柳鷹介

漫画「鬼獄の夜」の主人公で、19歳の大学生です。幼馴染4人とキャンプに出掛けるも、その先で贄取塚に舞い込み、柴や鬼に襲われた末、消息不明となりました。

登場人物②立花牡丹

立花牡丹のイメージ画像

青柳鷹介の彼女で、ドジッ子なところが玉にキズの専門学生です。贄取塚に迷い込み、鷹介と一緒に逃げ回った末、南の社に閉じ込められました。下山する美空たちと対面するも、意味ありげに晴馬たちを知らない素振りを見せます。

登場人物③柴太一

贄獄神社の神主を務める柴太一・イメージ画像

贄獄神社の神主で、地元からの信頼の厚い名士であるも、その正体は、贄取塚に棲む顔無し鬼に心酔する異常者であり、贄取塚に入った人間には容赦なく銃を放ちます。また、人間を鬼化する薬を研究しており、その背後には巨大な何かがいると言われています。

登場人物④柴エリカ

女医・柴エリカのイメージ画像

柴太一の妹で女医、何に対しても性欲を感じる異常さを見せています。兄のことを愛しており、兄の鬼化の研究にも携わっている模様です。

登場人物⑤赤坂晴馬

赤坂晴馬のイメージ画像

鷹介・牡丹の幼馴染で、会社員です。オカルト好きで、贄取塚の因習についても知っており、女性陣を鬼の脅威から守るべく戦い、命を落としました。死後は、姉の夢枕に現れ、牡丹の救助を託します。

登場人物⑥藤崎茜

藤崎茜のイメージ画像

鷹介たちとは小学校時代から付き合いのある幼馴染で、鷹介に好意を寄せる短大生です。鷹介と付き合っている牡丹に嫉妬し、最後は顔無し鬼の生贄になりました。

登場人物⑦赤坂美空

晴馬の姉のオカルトライター、夢に晴馬が現れたことや、自身の悪いカンから晴馬と牡丹の捜索を目的に贄取塚に潜入します。贄取塚の因習や村の知られざる正体を目の当たりにし、贄取塚や柴家の背後にあるとてつもなく大きな存在の正体を探るべく、取材と称して贄獄神社に潜入します。

登場人物⑧灰原良太郎

灰原良太郎のイメージ画像

美空の同行者で、榊沼歴史民俗資料館の館長、廃村になった贄取塚についてある程度知っている模様であり、柴太一とも面識があります。贄取塚について何かを隠す柴の様子を怪しみ、柴家の背後にいる存在に着目しています。

登場人物⑨黄瀬大地

黄瀬大地のイメージ画像

美空の同行者で、榊沼歴史民俗資料館の学芸員で、美空の捜索隊の体力担当です。気弱な性格で、鬼と遭遇後に崖に転落、柴から鬼化する薬を飲まされるも、鬼化しても所々で正気を取り戻したり、治癒能力が高いなど、柴兄妹も驚きの結果を見せています。

登場人物⑩女狐・壱

女狐・壱のイメージ画像

柴に仕える狐面をつけた女性で、彼女たちは面に漢数字が書かれています。女狐は伍番までおり、その中でも壱の女は柴に近い存在とされ、彼女自身も柴に好意を寄せています。

登場人物⑪女狐・参

女狐・参のイメージ画像

柴に仕える狐面を被った女性で、本名は沙織、人生のどん底にいたところを柴に救われて以来、彼に仕えるようになりました。黒い鬼の出現をきっかけに美空たちへ寝返り、美空の救出と彼女たちの下山に協力しました。

登場人物⑫茶山恭平

茶山恭平のイメージ画像

美空の元カレで、上京をきっかけに同棲を始めたものの、後に美空に逃げられます。美空からは腐れ縁と言われており、美空の入院先にも駆けつけ、灰原と共に贄取塚の調査に乗り出します。

登場人物⑬メアリー

メアリーのイメージ画像

贄取塚に仕える女性で、贄獄神社の修行にて登場しました。柴が心酔する主様には興味がなく、いい男を相手にして性欲を満たすことを満喫するも、薬を飲ませようとした灰原に諭され、自身のコンプレックスを向き合い、変わることを決意します。

鬼獄の夜の面白い魅力

漫画「鬼獄の夜」の面白い魅力・イメージ画像

以下では、エログロ要素だけでなく、顔無し鬼の正体に迫った展開も見どころの、漫画「鬼獄の夜」の面白い魅力を紹介します。

面白い魅力①ホラー要素

タイトルからすでに恐怖を漂わせる漫画「鬼獄の夜」は、鳥肌が立ちそうな怪物の登場や、不吉な展開を予感させるセリフなど、読者の恐怖を煽る作風が特徴で、一瞬たりとも気が抜けない緊迫した展開が連続しています。安心したのも束の間、思わぬところで鬼や敵が現れ、終わりの見えない恐怖が見どころです。

面白い魅力②美しい愛

「鬼獄の夜」で描かれる美しい愛・イメージ画像

漫画「鬼獄の夜」は、ホラー要素だけでなく、官能的なシーンも多く、時にははいやらしい要素を含んだシーンも登場するも、極限状態で結ばれる主人公たちの純粋な愛は、美しさを感じさせます。外では、鬼が自分たちの行方を追う中、お互いの気持ちを確かめ合うも、いつ鬼がやってくるか分からない、スリリングな展開となっています。

面白い魅力③顔無し鬼の正体などの伏線

漫画「鬼獄の夜」と言えば、鷹介一行を襲った顔無し鬼や、美空一行に立ちふさがる柴太一の正体に迫ったストーリーも見どころであり、作中では至るところに両者の正体を示す伏線が張り巡らされています。顔無しの鬼の正体が気になる一方で、鬼と関わりの深い柴太一の正体もかなり謎めいており、灰原のセリフから警察も関与できない、とてつもなく大きな権力との繋がりが示唆されました。

また、「鬼獄の夜」の序盤に登場し、消息不明となった鷹介・牡丹も謎を秘めており、2人も柴に襲われたと推測されるも、捕らえられた牡丹は生贄にされることはなく、どこかで保護されていることが判明します。牡丹が美空と対面するまでの動向や、一緒にいた鷹介のその後など、考察ポイントの多さも面白い魅力となっています。

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鬼獄の夜に関する感想や評価

鬼獄の夜に関する感想や評価・イメージ画像

以下では、顔無し鬼の正体や、鬼との関係が示唆された柴太一の目的が気になる、漫画「鬼獄の夜」に関する感想や評価を紹介します。

感想1:漫画を読む手が止まらない面白さ

少女漫画に分類されながら、青年漫画を彷彿させる過激な作風も注目された「鬼獄の夜」と言えば、背筋がゾッとするようなホラー要素はもちろん、美しさも感じさせる官能的なシーンもあげられ、怖いけれどエロティックな要素もあって面白いと評されています。また、「鬼獄の夜」は、ストーリーも面白いとの感想も多く見られ、続きが気になって漫画を読むことを止められないとの声も見られます。

感想2:面白いし、感動した

「鬼獄の夜」は、グロテスク過ぎるなど過激なシーンが多いことでも知られ、読む人を選びそうな作品とも言われる一方で、最後まで気が抜けない緊迫した展開や、贄取塚での恐怖体験から生還できた人々のその後など、感動できる要素も人気に拍車をかけています。「鬼獄の夜」の感想の中には、作品に感動したとの声も寄せられ、ホラー好きではない読者からも注目されています。

感想3:怖くて夜には読めない漫画

エログロ要素や謎解きなど、読み応えのあるストーリーも注目される「鬼獄の夜」ですが、読者の中には過激すぎるシーンが怖いとの感想も見られます。また、あまりにも怖いストーリーから、夜には読めないとの声も見られ、漫画の内容が夢に出てきそうなインパクトある作画も、「鬼獄の夜」の魅力になっています。

鬼獄の夜のネタバレまとめ

鬼獄の夜のネタバレまとめ・イメージ画像

漫画「鬼獄の夜」のあらすじネタバレや登場人物、作品の面白い魅力などを、ネタバレ紹介しました。エログロ要素強めの作風が読者の興味を引く「鬼獄の夜」は、主人公たちを襲う顔無し鬼や柴太一の正体、廃村となった贄取塚の真実など、考察ポイントの多さも面白い魅力であり、ミステリー好きな読者も楽しめる、おすすめの作品です。

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