囀る鳥は羽ばたかないのネタバレあらすじ！熱いヤクザBL漫画の登場人物や感想は？

あらすじネタバレや登場人物・感想を知る前に、まずは「囀る鳥は羽ばたかない」の基本情報を紹介していきます。囀る鳥は羽ばたかないは2011年から連載されている漫画で、2013年からはドラマCDの発売もスタートしています。2022年10月時点でコミックは7巻が刊行されており、累計発行部数は150万部を突破しています。

漫画「囀る鳥は羽ばたかない」の原作者は「ヨネダコウ」です。ヨネダコウは女性の漫画家で、誕生日は12月28日です。男性同士の恋愛を描いたボーイズラブ作品を手掛けており、これまでに「どうしても触れたくない」「俺に恋してどうすんだ」などの作品も発表しています。

作品概要や原作者・ヨネダコウの情報を知った後は、漫画「囀る鳥は羽ばたかない」のあらすじをネタバレしながら紹介していきます。漫画「囀る鳥は羽ばたかない」は切ないストーリーと複雑な人間関係が面白いと言われているようです。

漫画「囀る鳥は羽ばたかない」のプロローグのあらすじネタバレです。町医者をしている影山莞爾は夜中に矢代というヤクザに呼び出され、目の前では久我瑛心という男が矢代の部下を殴っていました。久我瑛心は矢代の組から借金をしており、借金を返せなくなった事で矢代は久我瑛心を拉致を命じましたが、影山莞爾に「逆に部下がボコボコされている」という説明をしています。

我を忘れていた久我瑛心は部下を殺す勢いだったため、影山莞爾が久我瑛心の腹を殴って気絶させています。その後、久我瑛心は影山莞爾の病院で目を覚まし、影山莞爾に強烈な頭突きを食らわせてお返ししています。そんな血気盛んな姿を見た矢代は「ますます組にほしい」と言いましたが、久我瑛心は「あんたの下には付かない」と返答しました。

行く当てが無い久我瑛心を影山莞爾がしばらく面倒を見る事にしました。久我瑛心を診察した影山莞爾は「腹部に火傷の跡がある事」に気付きましたが、久我瑛心は「ガキの頃の話」と言って詳しくは話しませんでした。その後、影山莞爾が食事を用意し、その時に久我瑛心が「10年以上親とは会っていない」と答えています。

久我瑛心に好意を抱いた影山莞爾はまじまじと顔を見ており、それに気付いた久我瑛心は「目が悪いのか？」と聞きました。そのため影山莞爾は「モロ好みなんだ」と正直に打ち明け、それを聞いた久我瑛心は「可愛い」と返答しました。そして影山莞爾は「なんで矢代が嫌いなんだ？」と尋ね、久我瑛心は「自分の居場所くらい自分で決めたい」と言いました。

漫画「囀る鳥は羽ばたかない」の1話のあらすじネタバレです。矢代は組の事務所で「影山莞爾と久我瑛心の恋のキューピッドは自分」と考えており、そこにカメラを持った影山莞爾が訪れました。矢代は影山莞爾の自宅にカメラを仕掛けていたため、影山莞爾は「盗撮ってただの変態だろ？もうやるな」と言って怒りを見せています。そして矢代は「何故俺じゃダメなんだ」と物思いにふけっています。

ある時、矢代の舎弟の七原祐輔が百目鬼力という男を連れて事務所に戻ってきました。七原祐輔は「こいつは刑務所から出てきたばかりで、頭が足りないから組の用心棒にしようと思っています」と言い、それを聞いた矢代は七原祐輔を退出させて百目鬼力を椅子に座らせました。そして矢代は百目鬼力に「ベルトを外せ」と命令しましたが、百目鬼力は「俺は勃たない」と返答しています。

漫画「囀る鳥は羽ばたかない」の2話のあらすじネタバレです。百目鬼力は矢代の用心棒になり、飲み過ぎた矢代をおぶって部屋に戻りました。そのまま朝になってしまい、百目鬼力の姿を見て欲情した矢代は下半身を求めています。その後、2人は組の事務所に移動し、事務所には「百目鬼力の知り合いを名乗る女の子」の姿がありました。

漫画「囀る鳥は羽ばたかない」の3話のあらすじネタバレです。七原祐輔は車の運転をしながら矢代に「松原組の連中をいつでも締め上げる準備はできている」と言いましたが、それを聞いた矢代は「やめとけ」と返答しました。その後、矢代と百目鬼力は一緒に風呂に入っており、百目鬼力は刺青が彫られていない矢代の背中を見て「綺麗です」と言っています。

漫画「囀る鳥は羽ばたかない」の2巻のあらすじネタバレです。百目鬼力は元警察官のため、矢代は百目鬼力に警察官の制服を着せて楽しんでいました。ですが途中で舎弟の杉本隼人が部屋に飛び込んできたため、楽しみを中断された矢代は怒りを見せています。そして杉本隼人は「松原組と揉めた七原祐輔が刺された事」を報告しています。

致命傷を逃れた七原祐輔は影山莞爾の医院で治療を受けており、そこに矢代が姿を見せました。矢代は勝手な行動をした七原祐輔を何度も蹴り上げ、七原祐輔は刺された傷よりも大きな怪我を負ってしまいます。また百目鬼力は警察官の制服を着たまま医院を訪れていたため、警察官が来たと勘違いした七原祐輔が杉本隼人に「なんでお巡り呼んでんだ！」と怒鳴っています。

松原組とのいざこざから数日が経ち、百目鬼力は七原祐輔の治療に同行していました。そこに影山莞爾が世話をしている久我瑛心が姿を見せ、性格がまったく違う百目鬼力と久我瑛心は奇跡的に意気投合しました。そして2人と影山莞爾はそのまま飲みに行く事になりましたが、百目鬼力に迎えの電話をした矢代がそれを知って嫉妬しています。

飲み会の途中で百目鬼力は影山莞爾に「久我とは恋人関係なんですか？」と質問し、影山莞爾は質問に対して「男はあいつが初めてだ」と答えました。また百目鬼力は矢代について尋ね、影山莞爾は「矢代の自己完結はガキの頃に備わった自己防衛」と話しました。そこに矢代が姿を見せ、百目鬼力に「久我は馬鹿だから相手にしなくていい」という対抗心を見せています。

漫画「囀る鳥は羽ばたかない」の3巻のあらすじネタバレです。矢代は殺し屋の銃撃を受けてしまいますが、急所を避けていた事で一命を取り留めました。また七原祐輔が行方不明になっていたため、百目鬼力は杉本隼人を連れて七原祐輔の交際相手のもとに行きました。そして百目鬼力は交際相手の携帯電話を使って七原祐輔に電話を掛け、相手を勘違いした七原祐輔が「奴の居場所が分かった。今夜やる」と言っています。

竜崎憲一朗は松原組の組長を務めている人物です。七原祐輔は「竜崎憲一朗が豪多組に寝返るために矢代を狙った」と考えており、兄貴分の仇を取るために竜崎憲一朗を襲撃しようとしていました。そんな中、矢代は肉体関係を持っている刑事から竜崎憲一朗の居場所を聞き出し、自分たちの動きを何者かが探っていたため、フルスモークの車に銃を発砲しています。

矢代のもとに刑事から「矢代を襲撃した男が殺された」という連絡が入りました。また竜崎憲一朗も男を殺した何者かに拉致されており、「本気で矢代を殺す気は無かった事」が判明します。その後、「真犯人は真誠組の組長・平田和明である事」「平田和明は三角隆仁の寵愛を得るために矢代の命を狙った事」が明らかになっています。

漫画「囀る鳥は羽ばたかない」の4巻のあらすじネタバレです。百目鬼力は「銃を取ってきてほしい」と頼まれて矢代の自宅に入り、引き出しの底板の下に隠していた銃を鞄に入れました。また引き出しには「K.K」というイニシャルが書かれたコンタクトレンズのケースが入っており、それが気になった百目鬼力はケースをポケットに入れて部屋を出ています。

三角隆仁は矢代をヤクザにした張本人で、真誠組の組長をしていた時から矢代を可愛がっていました。また三角隆仁は「矢代をもう一度自分の傍に置きたい」と考えており、三角隆仁の寵愛を求めていた平田和明が竜崎憲一朗と手を組んで矢代を襲撃した事が判明します。事件後に竜崎憲一朗は風俗店に潜伏していましたが、竜崎憲一朗を発見した七原祐輔が全てを話させています。

風俗店を出た七原祐輔は矢代に電話を掛け、「盃を交わした親が子を狙うなんてあってはならない！」と訴えました。そこで電話が突然切れてしまい、七原祐輔は2人組の男に拉致されてしまいます。その後、七原祐輔と矢代の過去回想が描かれており、七原祐輔が矢代に馬鹿にされても耐えていた理由が明かされています。

漫画「囀る鳥は羽ばたかない」の5巻のあらすじネタバレです。矢代と百目鬼力はついに一線を越える事になり、普段とは立場が逆転して百目鬼力が矢代をリードしています。百目鬼力は矢代を焦らしながら「俺を欲しいと言って下さい」と呟き、矢代が隠している胸の内を探ろうとしています。そして矢代は義父に虐待されていた過去を思い出しますが、百目鬼力とのひと時に幸せを感じています。

平田和明に裏切られた竜崎憲一朗は窮地に立たされていましたが、間一髪の所で難を逃れています。また矢代は警察に手を回しており、捕まる寸前の竜崎憲一朗と2人きりになりました。そして竜崎憲一朗は「お前が女だったら俺が守ってやったのに」と呟き、逃げる途中で平田和明に刺されていた事で意識不明になってしまいます。

あらすじネタバレを見た後は、漫画「囀る鳥は羽ばたかない」の登場人物を一覧で紹介していきます。登場人物のプロフィールや人間関係を一覧でまとめていきます。漫画「囀る鳥は羽ばたかない」ではかっこいい容姿をしている登場人物が描かれているようです。

ヨネダコウの漫画「囀る鳥は羽ばたかない」には「矢代」というキャラクターが登場しています。矢代は本作の主人公で、「道心会」傘下の「真誠会」の若頭を務めているキャラクターです。幼少期に義父から性的虐待を受けていた事が男色に傾倒した理由で、部下から「ドMで変態」と陰口を叩かれています。また高校からの友人の影山莞爾に好意を抱いていましたが、百目鬼力と出会った事で心境が変化していきます。

ヨネダコウの漫画「囀る鳥は羽ばたかない」には「百目鬼力」というキャラクターが登場しています。百目鬼力は矢代の付き人兼用心棒で、元警察官という経歴を持つキャラクターです。義理の妹を襲っていた父親を半殺しにした事で刑務所に服役しており、出所した時に勧誘を受けて用心棒になっています。男性機能が不全になっていますが、矢代と出会った事で変化を見せています。

ヨネダコウの漫画「囀る鳥は羽ばたかない」には「影山莞爾」というキャラクターが登場しています。影山莞爾は矢代の高校時代からの友人で、町医者をしているキャラクターです。火傷に興奮する性的嗜好を持っており、久我瑛心と恋人関係になっています。

ヨネダコウの漫画「囀る鳥は羽ばたかない」には「久我瑛心」というキャラクターが登場しています。久我瑛心は少年院上がりのチンピラで、矢代から借金の取り立てを受けていた時に影山莞爾と出会っています。ホストと間違われるほどの整った容姿をしており、幼少期に両親から虐待を受けていた事が分かっています。

ヨネダコウの漫画「囀る鳥は羽ばたかない」には「三角隆仁」というキャラクターが登場しています。三角隆仁は「真誠会」の元組長で、現在は「道心会」の執行部の若頭を務めています。掴みどころのない飄々とした性格をしており、松原組から暴行を受けていた矢代を助けています。本編が始まる前には矢代と恋人関係だったようで、「矢代をもう一度自分の傍に置きたい」と考えています。

ヨネダコウの漫画「囀る鳥は羽ばたかない」には「竜崎篤士」というキャラクターが登場しています。竜崎篤士は真誠組の下位団体である「松原組」の組長を務めているキャラクターです。兄弟分の矢代を敵対視していますが、同時に特別な感情も抱いています。

ヨネダコウの漫画「囀る鳥は羽ばたかない」には「平田和明」というキャラクターが登場しています。平田和明は「真誠会」の組長で、強い野心を持つキャラクターです。三角隆仁を敬愛しているため、三角隆仁から寵愛を受けている矢代を嫌っています。

ヨネダコウの漫画「囀る鳥は羽ばたかない」には「七原祐輔」というキャラクターが登場しています。七原祐輔は矢代の舎弟で、若頭補佐を務めているキャラクターです。頭が悪く暴力的な性格をしており、物語序盤に百目鬼力の兄貴分になっています。

ヨネダコウの漫画「囀る鳥は羽ばたかない」には「天羽静真」というキャラクターが登場しています。天羽静真は三角隆仁の付き人で、年齢は44歳です。長年付き人をしているため、三角隆仁に意見できる数少ない人物です。

ヨネダコウの漫画「囀る鳥は羽ばたかない」には「杉本隼人」というキャラクターが登場しています。杉本隼人は矢代の舎弟で、年齢は26歳です。物語序盤に百目鬼力の兄貴分になっています。

あらすじネタバレや登場人物の情報を見た後は、漫画「囀る鳥は羽ばたかない」の面白い魅力を紹介していきます。漫画「囀る鳥は羽ばたかない」の独特な世界観や人間関係をネタバレしながらまとめていきます。

漫画「囀る鳥は羽ばたかない」の主人公・矢代はヤクザのため、作中ではヤクザたちのダークな日常が描かれています。そんな非日常的なストーリーがドキドキして面白いと言われているようです。またヤクザらしい主従関係が面白いという意見も挙がっているようです。

漫画「囀る鳥は羽ばたかない」の主人公・矢代は組織でナンバー2の若頭ですが、プライベートでは「マゾヒスト」という矛盾を抱えています。また影山莞爾に対しては普通に恋愛感情を抱いているため、矢代が抱える矛盾が面白いと言われています。

漫画「囀る鳥は羽ばたかない」の百目鬼力は無骨な印象のキャラクターですが、作中では矢代に思いを馳せる乙女な一面も見せています。そんな百目鬼力の乙女な部分が可愛いと言われているようです。

漫画「囀る鳥は羽ばたかない」では矢代の会社がピンク映画を放映する映画館を建てており、そこで矢代と百目鬼力がデートをしています。その時に矢代が体を求めており、それに対して百目鬼力が何かを言いよどむ可愛い様子が描かれています。

漫画「囀る鳥は羽ばたかない」には男性同士の性描写があるため、セクシーなシーンが見ていてドキドキするという意見が挙がっているようです。またイケメン同士の行為なので不快感が無いと言われているようです。

漫画「囀る鳥は羽ばたかない」ではヤクザ同士の抗争が描かれているため、アクションシーンがかっこいいという意見が挙がっているようです。また普段の恋愛とアクションのギャップが凄いと言われているようです。

矢代は舎弟の七原祐輔・杉本隼人を馬鹿にしていますが、本気で嫌っている訳ではありません。また七原祐輔・杉本隼人は矢代を強く慕っているため、チーム矢代の絆が尊いという意見が挙がっているようです。

漫画「囀る鳥は羽ばたかない」では様々な事件が起きていますが、その裏では更に大きな事件が動いている事が判明しています。そんな話の作り込みとボーイズラブ・シリアスのギャップが凄いという意見が挙がっているようです。

あらすじネタバレや登場人物の情報を見た後は、「囀る鳥は羽ばたかない」のアニメ映画の情報を紹介していきます。アニメ映画が放映された時期や、キャラクターの声を演じた声優の情報をまとめていきます。

囀る鳥は羽ばたかないのアニメ映画は2020年2月に1作目が公開されており、2作目の制作・公開も決定しています。監督は「地獄楽」「賭ケグルイ」「進撃の巨人」「さらざんまい」などの作品に携わっている「牧田佳織」が担当しています。

アニメ映画「囀る鳥は羽ばたかない」の主人公・矢代は新垣樽助が声を演じています。新垣樽助は2000年から活動している声優で、これまでに「ガンパレード・オーケストラ」「Fateシリーズ」などの作品にも出演しています。その他のキャラクターは羽多野渉・安元洋貴・小野友樹・大川透・三宅健太が声を演じています。

あらすじネタバレや登場人物の情報を見た後は、漫画「囀る鳥は羽ばたかない」に関する感想をまとめていきます。漫画「囀る鳥は羽ばたかない」は累計発行部数150万部を突破している人気作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介したストーリー・登場人物に関する感想をまとめていきます。

漫画「囀る鳥は羽ばたかない」はボーイズラブがメインの作品ですが、ギャグや切ないストーリーも面白いという感想が挙がっているようです。また様々な出会いを経てキャラクターたちの心境が変化していくため、「囀る鳥は羽ばたかない」は人間関係が面白いという感想も挙がっているようです。

漫画「囀る鳥は羽ばたかない」には整った容姿をしているイケメンキャラクターが登場しているため、読者から「キャラクターがかっこいい」という感想が挙がっているようです。またイケメンキャラクターたちの駆け引きにドキドキするという感想も挙がっているようです。

漫画「囀る鳥は羽ばたかない」の読者からは「ヨネダコウのボーイズラブ作品は面白い」という感想が挙がっているようです。またアニメ映画でキャラクターの声を演じた声優が豪華という感想も挙がっているようです。

本記事では漫画「囀る鳥は羽ばたかない」のあらすじ・登場人物・感想をネタバレしながら紹介していきましたがいかがだったでしょうか？囀る鳥は羽ばたかないでは男性同士の恋愛が描かれていますが、ボーイズラブに慣れていない人でも楽しめる作品と言われているようです。そんな本作を読んだ事がない方も、本記事のあらすじネタバレ・感想を参考にしながら是非ご覧ください。