女の園の星のネタバレあらすじと感想!話題の女子校を舞台にした日常コメディー漫画

作者・和山やまによる漫画「女の園の星」のネタバレあらすじと感想を紹介します。漫画「女の園の星」は女子高の先生と生徒たちの高校生活をコメディタッチに描いた作品です。主人公の星先生と女子高生たちのリアルな日常がコミカルに描かれているこの作品は、コミック第2巻まで発売され、12月には第3巻が発売予定です。ここでは、漫画「女の園の星」のコミック2巻までと3巻の内容のあらすじをネタバレで紹介します。さらに、この作品の面白い魅力や作品を読んだ感想も紹介していきます。

女の園の星のネタバレあらすじと感想!話題の女子校を舞台にした日常コメディー漫画のイメージ

目次

  1. 女の園の星とは?
  2. 女の園の星の漫画1巻あらすじネタバレ
  3. 女の園の星の漫画2巻あらすじネタバレ
  4. 女の園の星の漫画3巻あらすじネタバレ
  5. 女の園の星の面白い魅力
  6. 女の園の星の登場人物・キャラ
  7. 女の園の星に関する感想や評価
  8. 女の園の星のあらすじまとめ

女の園の星とは?

女の園の星の概要

「女の園の星」は祥伝社の「FEEL YOUNG」で連載中のコメディ漫画です。作者は和山やま、連載開始は2020年2月号からで、コミックは第2巻(フィールコミックスSWING)まで発売されており、最新刊・第3巻は2022年12月8日に発売予定となっています。女子高の教師と生徒たちによる学校生活がコメディタッチに描かれている漫画です。

漫画「女の園の星」はコミックの発行部数が2022年3月で累計120万部を記録しています。また、2021年の「このマンガがすごい!」(オンナ編)、「出版社コミック担当が選んだおすすめコミック」で第1位獲得、2022年には「マンガ大賞」で4位を獲得するなど、各賞で高評価となり、主に女性の注目を集める漫画です。

また、漫画「女の園の星」はアニメ化され、2022年12月8日に発売されるコミック第3巻の特装版にブルーレイディスクが収録されるということです。アニメ「女の園の星」の声優キャストは、主人公の星先生は星野源、小林先生は宮野真守が演じます。テレビアニメでの放送も期待されていますが、今のところそのような情報はないということです。

女の園の星の作者は和山やま

漫画「女の園の星」の作者・和山やまは1995年1月25日生まれ。大学時代に「優等生の問題」(名義・​​​​​和山友彦)で応募した「第67回ちばてつや賞・一般部門」に入選。このことがきっかけで「週刊Dモーニング」の増刊2016冬号に、サーフィンを描いた読み切り作品「渚へいこう」が掲載され、漫画家としてデビューします。2019年2月に和山やまとして同人誌「夢中さ、きみに。」を「COMITIA127」で頒布します。

この同人誌「夢中さ、きみに。」がコミックビームの編集者から注目され、同年8月に「夢中さ、君に。」の単行本がKADOKAWAから発売。品切れ続出となる人気作品となり、実写ドラマ化もされました。そして、2020年1月からFEEL YOUNG(祥伝社)で、漫画「女の園の星」の連載を開始。主な作品はコミックビームで連載中の「ファミレス行こ。」、コミック「カラオケ行こ!」(ビームコミックス・全1巻)などです。

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女の園の星の漫画1巻あらすじネタバレ

ここからは、作者・和山やまによる漫画「女の園の星」のコミック1巻、2巻と12月発売予定の最新刊・3巻の内容となるあらすじをネタバレで紹介していきます。「女の園の星」のコミックは1巻に5話ずつ収録されています。ここでは、まず1巻の1話から5話までのネタバレあらすじを紹介します。

1話あらすじネタバレ

星先生が担任を務める2年4組の学級日誌は、その日の日直による「絵しりとり」が行われています。星先生がいつものように学級日誌をチェックしようとして開けてみると、人の絵が描かれています。前日は「スマホ」だったので、星先生はホから始まる人物だと考えます。しかし、特徴らしいものもなく、生気のない表情のために誰も思いつきません。そして次の日、日誌を見ると「イカ」の絵が描かれています。

前日の人物は、ホで始まりイで終わる人物だということになります。すると星先生は元BOØWYのメンバーでギタリストの布袋寅泰(ほていともやす)を思い浮かべます。布袋なら「ホテイ」ということで前日の「スマホ」から次の「イカ」へと繋がります。しかし、星先生は日誌に描かれている絵に生気がないことから、布袋だという確信が持てず、悩んでしまいます。

2話あらすじネタバレ

ある日の学校で、教室のベランダに犬がぶら下がっていました。どのような経緯でぶら下がっていたのか分かりません。その犬はオスですがセツコという名で、郡司先生が飼っていたということです。家の事情で飼えなくなったので、郡司先生が学校へ連れてきたのでした。生徒たちは喜んで世話をするようになり、夜は当直の先生が世話をするようになりました。

犬はセツコからタピオカという名前に変わり、その後も犬の名前は変わっていきます。そして、誰の仕業か分かりませんが、犬に眉毛が描かれるなど、犬を巡って起きる出来事がコミカルに描かれていきます。

3話あらすじネタバレ

漫画家志望の生徒・松岡さんは日々、漫画の執筆に余念がありません。星先生は授業中でも夢中になって描いている松岡さんの漫画が気になって仕方がありません。漫画のタイトルは「エターナルカオル」で、女子高生カオルが主人公の作品です。ある日、創作に行き詰まった松岡さんは星先生に相談します。星先生は大学生の頃、漫画研究会に所属していたからです。

松岡さんが持ってきた「エターナルカオル」を、星先生は同僚の小林先生と共に読んでみることにしました。「エターナルカオル」の内容は星先生と小林先生の想像を遥かに超えており、そのとんでもない発想に驚きます。それでも星先生たちはアドバイスをしますが、女子高生の物語がいつの間にかアフリカ、サバンナの環境問題へと展開していきます。

4話あらすじネタバレ

小林先生の服装がいつもポロシャツということで、生徒たちは小林先生を「ポロシャツアンバサダー」と呼ぶようになります。そのことを知った小林先生が星先生に話すと、それなら自分は「スタンドカラー伯爵」と呼ばれているかも?などと言います。星先生はいつもスタンドカラーのシャツばかり着ているからです。そして、以前は「無印商品」というニックネームを付けられたことがあると話す星先生です。

学校が終わり、星先生と小林先生は一緒に居酒屋へ飲みに出かけます。星先生はお酒が入るとお喋りになり、サザエさんを見るタイミングについての自身のこだわりなどを熱心に語ります。酔っぱらった星先生は、学校での姿からは想像できないほど饒舌になり、よく笑います。帰ろうと店を出たところを女子生徒に見られてしまい、その後、星先生はユニークなニックネームを付けられてしまいます。

5話あらすじネタバレ

現国のノートを集めた星先生は、一冊だけ無記名のノートを見つけます。ノートを開くと、星先生を観察したと思われる内容が4月からずっと記されています。この観察日記の持ち主は鳥井さんです。星先生は鳥井さんにノートを返して、本物のノートを提出するよう言います。観察日記には「もうすこしがんばりましょう」というスタンプが押してあったので、鳥井さんは、もっと観察を頑張れという意味だと思います。

鳥井さんはこれまで以上に頑張って星先生の観察を始めます。すると、星先生の誕生日が30日だと知った鳥井さんは、これまで知らなかったことを反省します。そして、誕生日当日、サプライズを考えた鳥井さんですが、思ってもみなかった事態になり、サプライズは失敗してしまいます。

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女の園の星の漫画2巻あらすじネタバレ

ここまで、作者・和山やまによる漫画「女の園の星」のコミック1巻の1話から5話までのネタバレあらすじを紹介しました。ここからは、コミック2巻に収録されている6話から10話までのネタバレあらすじを紹介します。

6話あらすじネタバレ

昼休みの職員室、昼食を食べている星先生のところに生徒の古森さんが訪ねてきました。古森さんによると、従兄弟の高田誠が星先生と同じ中学の出身で、星先生の卒業アルバムを持っているということです。中学の卒業アルバムと聞いて動揺する星先生。アルバムで星先生を見つけた古森さんは、その写真を見て不思議に思ったそうです。何故なら、星先生は肩にクワガタを乗せていたからです。

星先生の話によると、中学のとき、クラスの皆でクワガタを飼育していました。卒業アルバムにクワガタも一緒に載せることになり、あるユニークな方法で星先生が選ばれました。その写真を古森さんはステッカーにして色々なところで配ります。星先生にも初回盤ですと言ってさり気なく置いて行く古森さん。数日後、町の至るところにステッカーが貼られ、「クワガタボーイ」という言葉まで出来てしまいます。

7話あらすじネタバレ

星先生のクラスの生徒・若尾さんは電車通学で、星先生も同じ電車で通勤しています。その若尾さんが最近、毎朝3つも手前の駅で降りて行きます。それでも登校時間には間に合いますが、星先生は心配になり、生徒に若尾さんの様子を尋ねます。すると、若尾さんからごま油の香りがするということです。星先生が直接若尾さんに話を聴くと、若尾さんは毎朝、降りた駅の近くのコンビニで「うどんまん」を買うのだと言います。

しかし、それは口実で、若尾さんはそのコンビニの店員に恋しているようです。もう行きませんと言う若尾さん。翌朝、電車に若尾さんは乗っていませんでしたが、「うどんまん」に興味を持った星先生がコンビニに行ってみると若尾さんがいました。そこに小林先生も現れたのですが、店員と小林先生の関係を知った若尾さんはショックを受けます。

8話あらすじネタバレ

成森女子高校には「成森砲(なりもりほう)」というものがあります。これは恋愛や結婚に気づいた生徒たちがその当事者に徹底的な質問を行うことです。結婚した緑川先生がその攻撃の対象になり、授業中に生徒から次々と質問されたと言って職員室に戻ってきました。「成森砲」は4年前に星先生も受けています。星先生は左の薬指の指輪を生徒たちに気づかれてしまい、そこから質問攻めが始まりました。

授業中にも関わらず、妻のこと、プロポーズは?など次々と質問するので、授業どころではありませんでした。そんな中、いつも生気のない中村先生の話題になります。中村先生は最近購入した猫の形をした掃除ロボットを気に入っており、家に帰るのが楽しみだと言います。中村先生の話を聞いた小林先生は、自分よりも中村先生の方が人生を謳歌していると感じます。

9話あらすじネタバレ

いつも陽気な小林先生が何となく元気がありません。小林先生は「ペタリスト」と書いたメモを前にして考え込んでいます。星先生が事情を尋ねると、バレー部の顧問をしている小林先生は、バレー部の卒業生のために記念の「ペタリスト」を贈ることになったと言います。そこで星先生が、それは「タペストリー」ですと、さり気なく教えてあげます。小林先生は保護者からの依頼で、タペストリーのデザインを頼まれたのでした。

小林先生は数日間パソコン室で奮闘し、出来上がったタペストリーを職員室で披露します。そのデザインを見た星先生は言葉を失います。それは、どこかで見たようなキャラクターと謎の言葉、背景に至っては宇宙をイメージしたような絵になっています。このタペストリーは保護者には好評ですが、生徒たちには意味がわからないと言われました。

10話あらすじネタバレ

ある日、本田先生の授業が自習になりました。生徒たちは自習を自由に過ごしていい時間だと思っています。ある生徒はラジオ番組のハガキを読むコーナーを真似ています。ハガキを出した側と答える側に分かれ、自販機からお気に入りのジュースが消えたことやダイエットについての質問などに答えていきます。また、ある生徒たちは小林先生が授業で質問を当てるときの法則がわからないと話しています。

小林先生は生徒を当てるとき、例えば今日の日にちを素因数分解し、得られた数字の出席番号の生徒を当てることがあるそうです。その時の小林先生の様子が怖いと言います。このような小林先生の独特な法則によって生徒たちは気が休まらず、ストレスを溜めてしまうということです。

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女の園の星の漫画3巻あらすじネタバレ

ここまで、作者・和山やまによる漫画「女の園の星」のコミック2巻の6話から10話までのネタバレあらすじを紹介しました。ここからは、12月8日発売予定のコミック3巻に収録される11話から15話までのネタバレあらすじを紹介します。

11話あらすじネタバレ

10話から続く自習時間、松岡さんは相変わらず漫画の執筆に夢中です。ある生徒は、好きな寿司ネタやおでんの具のことで彼氏と別れたということです。彼氏が好きだった寿司ネタはハンバーグで、おでんはウィンナーでした。彼女はそれが嫌で別れたのでした。また、他の生徒は相撲が好きなおじいちゃんが観戦中に出す声の話、映画の話などを語っています。

そんな中、脚本家を目指している安藤さんは松岡さんのために、他の生徒たちの話を参考にして漫画のストーリーを作り、松岡さんに語って聴かせます。色々な話が繋ぎ合わされており、よく分からない内容ですが、松岡さんはとても感動しています。そこへ、星先生がやって来て、静かにするようにと注意をします。そう言って星先生が教室を出て行く際、生徒たちの支離滅裂な話が耳に入りますが、星先生には理解できません。

12話あらすじネタバレ

星先生が高熱を出して自宅で寝込んでいます。仕事に出かける妻は星先生のために食事を作っていきますが、メニューは本場インドを意識したターメリックライスに、ナンを付けたカレーです。今この時に、という顔をする星先生。しかし、星先生には妻がカレーを作る理由が分かっています。ここで、結婚前の星先生と妻の回想シーンが描かれます。結婚前の星先生と妻がカレー店で食事をしていると、星先生がカレーについて語ります。

星先生は子どもの頃、風邪をひくとカレーが食卓に出てきたそうです。この話を妻が覚えていたのだと星先生は納得します。回想シーンでは星家のカレーに関するこだわりなどが語られます。妻は星先生が風邪をひいたらカレーを作ると言い、その流れで妻の方から星先生にプロポーズしました。この12話では、星先生の自宅や過去のことなどが少しずつ分かってきます。

13話あらすじネタバレ

お弁当箱のイメージ画像

風邪をひいている星先生は学校を休んでいます。学校の昼休み、小林先生は一人で外で昼食を食べています。13話では、小林先生の昼食が、なぜその献立にした?と思わせるようなもので、わざわざ職員室を出て一人で食べたくなる理由がわかるということです。そこに加わった中村先生の昼食もまたユニークなものだということです。一方で、風邪で寝込んでいる星先生が悪夢に苦しんでいる様子などが描かれています。

14話あらすじネタバレ

引き続き、風邪のために星先生は休んでいます。星先生の病状を心配している生徒たちですが、星先生のことをネタにして摩訶不思議な会話が繰り広げられます。星先生の観察日記を書いている鳥井さんは、早期回復を祈って鶴を折ることにします。

他の生徒たちも鶴を折るのですが、出来上がった鶴は一つ一つ個性的で、鳥井さんに至ってはペガサスになっています。後日、回復した星先生は飾られた鶴に感動を覚えるのですが、小林先生の一言が笑えるというオチになっています。

15話あらすじネタバレ

1年生の三木さんは人がいる所での食事が苦手です。ある日、星先生は三木さんに食事をする練習を頼まれます。星先生は2年4組の担任なので、互いによく知らないはずの三木さんが星先生を選んだ理由は、三木さんのちょっとした勘違いでした。三木さんは、人前で食べることができない理由を星先生に語ります。そこから小林先生の食べ合わせの話が出てきて、気持ち悪いなどと言われてしまう小林先生です。

女の園の星の面白い魅力

ここまで、作者・和山やまによる漫画「女の園の星」のコミック1巻から3巻までのネタバレあらすじを紹介してきました。漫画「女の園の星」は女子校の教師・星先生と生徒たちの何気ない日常がコメディタッチに描かれています。ここでは、そんな漫画「女の園の星」の面白い魅力をいくつか紹介していきます。
 

面白い魅力①個性的なキャラ

漫画「女の園の星」の面白い魅力の一つ目は、登場人物のキャラが個性的だということです。舞台である成森女子高校は特徴と言えるものもない、ごく普通の学校です。しかし、主人公の星先生と生徒たちが繰り広げる学校生活は普通の会話の中に思わずクスッと笑える要素が盛り込まれています。例えば、星先生のクラスの生徒たちは学級日誌で「絵しりとり」をしています。この日誌をチェックする星先生は生徒たちの絵に翻弄されます。

ある生徒は星先生の行動をつぶさに観察し、それを観察日記と称するノートにつけています。漫画家志望の生徒の作品は非常にユニークな内容で、先生たちを驚かせます。「成森砲」というものがあり、恋愛や結婚の話を聞きつけた生徒たちは授業中でも構わず、全員で先生を質問攻めにします。このように、生徒たちそれぞれのキャラが個性的で、彼女たちの何気ない一言や会話のセンスが面白い、笑えると言われています。

面白い魅力②全く動じない星先生

面白い魅力の二つ目は、生徒たちの様々な言動に動じない星先生です。生徒たちの行動や会話に翻弄されながらも、星先生は決してオーバーなリアクションをすることはありません。クールで真面目な性格の星先生は、たとえ自分の行動をすべて監視され、観察日記をつけられても、変なニックネームを付けられても常に冷静に対応しています。

しかし、心の中では生徒たちの奇妙な言動に対してツッコミを入れたり、ボケてみたりします。しかし、お酒を飲むと泣いたり笑ったり、いつものクールな姿からは想像できない姿を見せます。そんなところも星先生の面白い魅力と言われています。

面白い魅力③女子高生あるあるの日常

面白い魅力の三つ目は、女子高生の日常です。女子校が舞台ということで、女子生徒ならではの行動やお喋り、会話が見られるということです。自習時間を自由な時間と解釈し、賑やかで和気あいあいとした雰囲気が教室内に広がります。あまりにも騒がしいので、星先生が注意しても生徒たちはまったく動じません。また、恋愛や結婚に興味津々で、先生たちを「成森砲」で質問攻めにします。

他にも、星先生の観察日記をつけている生徒は、星先生の誕生日を知らなかったことにショックを受け、誕生日にはサプライズを用意します。そんなところも「女子高生あるある」と言われており、生徒たちはいたって真剣ですが、どこかユーモラスで面白いと言われています。

面白い魅力④リアル感がある

面白い魅力の四つ目は、リアル感があることです。星先生以外の男性教師にも目を向けていくと、小林先生は毎日ポロシャツを着ているために、生徒たちから「ポロシャツアンバサダー」というニックネームを付けられています。星先生も以前、「無印良品」と呼ばれていたことがあると話しています。中村先生に対しては、生徒たちは「たまに入ってくるおじさん」という言葉で表現しています。

小林先生も星先生も特に生徒たちと親しくしているわけではなく、生徒たちも親しみを込めてニックネームを付けているわけではありません。生徒が先生に好きなニックネームを付けることは女子高生だけに限ったことではなく、生徒、学生にはよくあることだと言われています。このように、先生と生徒の距離感がリアルだと言われています。

面白い魅力⑤日誌のイラスト

面白い魅力の五つ目は、学級日誌のイラストです。星先生は学級日誌に毎日描かれている「絵しりとり」が気になって仕方がありません。このエピソードについては1巻1話のネタバレあらすじでも紹介しました。日直が書く学級日誌は、元は備考欄にその日の様子などを書くようになっていました。ところが、誰かが絵を描くようになり、その翌日からしりとりのように絵が描かれていくようになったのでした。

星先生も気づいており、いつしかその絵を楽しみにするようになります。「スマホ」が描かれた日の翌日の絵が人物で、星先生はこの人物が誰なのか気になります。次の日の絵を見ると、そこに「イカ」の絵が描かれていたことから、ホで始まってイで終わる人物は?と考えを巡らせることになります。生徒たちのちょっとした遊び心に対して真剣に悩む星先生も「女の園の星」の面白い魅力の一つだということです。

女の園の星の登場人物・キャラ

学校の教室

ここまで、作者・和山やまによる漫画「女の園の星」のコミック1巻から3巻までのネタバレあらすじと、面白い魅力について紹介してきました。ここからは、漫画「女の園の星」の主人公である星先生をはじめとする主な登場人物・キャラを紹介します。

登場人物①星先生

和山やまによる漫画「女の園の星」の主人公・星先生は本名・星三津彦、成森女子高校の国語教師で、2年4組の担任でもあります。年齢は33歳、家族は妻と娘(3歳)。見た目はクールで物静か、性格は真面目。酔っぱらうと陽気になってよく笑い、喋ります。学校では生徒たちの言動に翻弄されますが、常に冷静を心がけています。大学時代は漫画研究会のメンバーで、100ページ以上という大作を仕上げた経験があります。

登場人物②小林先生

和山やまによる漫画「女の園の星」の登場人物・小林先生は成森女子高校の数学教師で、2年3組の担任でもあります。星先生とは職員室の隣同士で、親しくしており、お酒を飲みに行ったりします。バレー部の顧問。性格は星先生とは違って常に明るく陽気です。毎日ポロシャツを着ていることから「ポロシャツアンバサダー」というニックネームを生徒から付けてもらっています。

登場人物③中村先生

和山やまによる漫画「女の園の星」の登場人物・中村先生は成森女子高校の倫理教師で、3年2組の副担任でもあります。お酒が好きで、二日酔いで授業をすることがあります。生徒からは「たまに教室に入って来るおじさん」と呼ばれ、学校で飼っているセツコの方が役に立っているなどと言われています。

登場人物④香川さん

和山やまによる漫画「女の園の星」の登場人物・香川さんは成森女子高校の2年4組の生徒です。寝ていることが多く、マイペースな性格です。学級日誌の「絵しりとり」に星先生を描いたことがあります。また、若尾さんがコンビニの店員に恋していることを星先生に話してしまいます。

登場人物⑤鳥井さん

和山やまによる漫画「女の園の星」の登場人物・鳥井さんは成森女子高校の2年4組の生徒です。星先生の観察をすることを日課としており、観察日記をつけています。星先生に知られてしまいますが、励ましてもらったと勘違いし、より一層観察に励みます。

登場人物⑥古森さん

和山やまによる漫画「女の園の星」の登場人物・古森さんは成森女子高校の2年4組の生徒です。星先生の卒業アルバムの写真を発見し、ステッカーに加工してしまいます。それを近所に住む小学生に渡したことで「クワガタボーイ」という都市伝説が出来上がってしまいます。

登場人物⑦若尾さん

和山やまによる漫画「女の園の星」の登場人物・若尾さんは成森女子高校の2年4組の生徒です。純という名前からワカジュンというニックネームで呼ばれています。バレー部の主将です。コンビニの店員に恋をしたため、毎朝そのコンビニに通って「うどんまん」を買っていました。

登場人物⑧松岡さん

和山やまによる漫画「女の園の星」の登場人物・松岡さんは成森女子高校の2年4組の生徒です。漫画家を目指しており、授業中でも熱心に執筆しています。星先生にアドバイスをしてもらって漫画「エターナルカオル」を完成することができました。その漫画は同人誌に出品されました。

女の園の星に関する感想や評価

漫画「女の園の星」に関する感想や評価です。笑いが止まらない漫画で、特に1巻で描かれた犬のセツコがかわいかったということと、テンポのよい漫画で、次も楽しみだという感想です。和山やまによる漫画「女の園の星」は「このマンガがすごい!2021」のオンナ編で1位を獲得しています。他にも数々の漫画賞を獲得、ランキングでトップ10にランクインしています。

漫画「女の園の星」に関する感想や評価です。第1話の「布袋」は学級日誌のエピソードで、第3話のエターナルカオルは、生徒の松岡さんが執筆中の漫画でした。布袋のエピソードもエターナルカオルについてのエピソードもそれぞれ笑ったということと、星先生の思考が面白いという感想で、とても愉快な女子校だということです。

漫画「女の園の星」に関する感想や評価です。1巻の3話は生徒が漫画を描く回、2巻の9話は小林先生のペタリストのエピソード、2巻の10話は自習時間でした。これらの回は毎回声を出すほど笑うという感想です。自作の漫画を描いているのは松岡さんで、次第にストーリーが環境問題にまで発展。小林先生のペタリストは卒業記念のタペストリー作りに奮闘するエピソードでした。自習回では、生徒それぞれが自由な時間を楽しむ回でした。

漫画「女の園の星」に関する感想や評価です。2巻の自習時間のエピソードが最高だという感想です。自習時間というのに騒がしいということで、星先生は注意をしに行ったのですが、自身も戻りたいという気持ちになります。この方も、学生時代のことを思い出し、戻りたいと思ったという感想です。

漫画「女の園の星」に関する感想や評価です。女子校の日常がシュールに描かれており、それでも繊細で読みやすく、面白いという感想です。特に1巻の3話で、松岡さんが執筆する漫画の回がとても好きだという感想です。

漫画「女の園の星」に関する感想や評価です。女子高生たち何気ない日常が描かれていますが、生徒たちの会話の内容についての感想で、「どうでも良さ、ぶっ飛び具合」がリアルでとても好きだということです。漫画「女の園の星」は何度読んでも面白いということで、3巻を早く読みたいということです。

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女の園の星のあらすじまとめ

校舎のイメージ画像

いかがでしたか?和山やまによる漫画「女の園の星」のネタバレあらすじを1巻から2巻、そして3巻に予定されている内容を紹介しました。普通の女子校の何気ない日常を描いた「女の園の星」は生徒たちの予測不能な言動と、そんな彼女たちに対して冷静さを保ちながらも、つい翻弄されてしまう先生たちが面白い、笑いに満ちた漫画でした。

オーバーなリアクションをすることもなく、淡々とした中に笑いがこみ上げてくる漫画で、感想でも何度読んでも面白いという感想や、生徒たちの会話や行動がリアルで面白いという感想が寄せられていました。これからも、漫画「女の園の星」に注目していきましょう。

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