死逢わせサポートセンターのネタバレあらすじ！オムニバスサスペンス漫画の感想は？

• 作者：中村あいさつ
• 掲載アプリ：GANMA！
• 巻数：8巻（2022年10月現在）
• 話数：全111話

『死逢わせサポートセンター』は漫画アプリ・GANMA！にて連載されていたダークファンタジーストーリー。作者は中村あいさつ先生で、2022年現在は全111話で完結しています。いじめや家族関係など、社会の闇に焦点を当てた物語のオムニバス作品で、"しあわせサポートセンター"という施設に殺したい人を告げると、相談者の代わりに死神がその相手に死を与えるというあらすじとなっています。

漫画アプリ・GANMA！で連載されていたダークファンタジー漫画『死逢わせサポートセンター』の作者は中村あいさつ先生で、『死逢わせサポートセンター』以外の漫画作品としては2014年に講談社の週刊漫画雑誌・モーニングに掲載された『学校金融アサヒ』やGANMA！に2016年～2018年の間まで掲載された『マワルあすたりすく！』などがあります。

2022年10月現在は連載作品はありませんが、Twitter（@n_aisatsu）やInstagram（@n.aisatsu）で最新情報を確認することができます。また中村あいさつ先生はホームページ（https://aisatsu.wixsite.com/nakamura）もあり、イラストや出版コミックスの情報を掲載しているので、連載や最新の情報を知りたい人はそちらをチェックしてみてください。

ダークファンタジー漫画『死逢わせサポートセンター』のあらすじネタバレ1つ目。1つ目のあらすじネタバレは「白金光女学院 島本チヒロ編」のあらすじをご紹介します。こちらの「白金光女学院 島本チヒロ編」は第1話～第6話までの物語あらすじで、イジメを受けている女子高生の物語です。エスカレーター式の女子校に高校から入学した島本チヒロ。しかしそこは金持ちや権力を持つ親の子供が通う学校でした。

そのことを知らずに入学してしまった一般家庭の子供のチヒロは、クラスの生徒たちから嫌がらせやイジメを受けていました。そんな毎日の唯一の救いとなるのは美術教師のサトウ先生。イジメを見て見ぬふりをするような教師がいる中、サトウ先生だけは笑顔で普通に接してくれるのでした。そんなサトウ先生に淡い恋心を抱くチヒロは、自分がいじめられている事を知られたくありませんでした。

そんなある日、チヒロが下校しているとある建物の壁に"しあわせサポートセンター"というポスターが貼ってあることに気がつきます。そして上を見上げるとその建物の窓にも"しあわせサポートセンター"と書いてあり、今の状況を少しでも助けてくれるならと思ったチヒロはその建物の扉を開くのでした。

ダークファンタジー漫画『死逢わせサポートセンター』のあらすじネタバレ2つ目。2つ目のあらすじネタバレは「目黒区 相田マモル編」のあらすじをご紹介します。こちらの「目黒区 相田マモル編」は第7話～第12話までの物語あらすじで、両親の関係が上手くいっていない幼稚園児・相田マモルの物語。両親のことが大好きなマモルは、ある日幼稚園の友達に自分がもうすぐ誕生日なのだと知らされます。

まだ幼いマモルは誕生日のことがよく分からず、友達から「パパとママにお願い事していい日」なのだということを教えられます。それを聞いたマモルは夕食時に遊園地に行きたいことを話します。しかしそのマモルの言葉を聞いた母親は青ざめた顔をするのでした。マモルの父親は仕事が忙しく、マモルや妻のことを気に掛けているヒマがありません。

そして顔を合わせればストレスのせいか自分を怒鳴りつけてくる夫にマモルの母親は嫌気がさしていたのでした。マモルの唐突なお願いにも腹を立てるのではないかと焦った母親は、マモルに父親が忙しいことを言って聞かせようとします。ところが、母親がそれを言い終わる前に父親が遊園地に行く提案を許可したのでした。

夫の意外な反応を見た母親は自室に戻った父親にお礼を言いに行きますが、そこでさっきの言葉が嘘であったことを告げられます。遊園地に行けないと言えばマモルがグズりだすのを見越して咄嗟に嘘を口にしたのでした。息子の誕生日のお願いにまで無関心なそんな夫の態度を見たマモルの母親は、恐ろしい形相でしあわせサポートセンターの書類の元に向かいます。

ダークファンタジー漫画『死逢わせサポートセンター』のあらすじネタバレ3つ目。3つ目のあらすじネタバレは「同成学園高等学校 八上ショウ編」のあらすじをご紹介します。こちらの「同成学園高等学校 八上ショウ編」は第14話～第33話までの物語あらすじで、医者を目指す男子高校生・八上ショウの物語です。ショウは普通に友達もいてテストの点も普通の平凡な男子高校生。しかし、父親との間に確執があったのでした。

幼い頃に父親に「ショウの事は父さんが絶対医者にさせてあげるからな」と約束されたショウ。そのこともあってか、ショウが平均点以下の点数を採ったと知った時には体罰をも厭わない父親。ある日ショウが父親の忘れ物を書斎に届けに行った時、彼はそこでしあわせサポートセンターの書類を発見します。それを見て何か思うところがある素振りを見せるショウ。

しあわせサポートセンターのセンター長・下神も、依頼者のターゲットであるショウのことを遠巻きに眺めていましたが、平凡な彼を見て何かがひっかかると胸をざわめかせます。そしてある日の放課後、ショウは教室に自分一人しかいないと確認すると、文房具の中からカッターを取りだし、友人に貰ったかわいいクマのキーホルダーの首を切り裂き始めます。その顔には恍惚の表情が浮かんでいたのでした。

漫画『死逢わせサポートセンター』に登場する登場人物・キャラ1人目は下神。しあわせサポートセンターのセンター長を務めるイケメンの男性。しかしその正体は死神で、助手のハナから見ても謎の多い人物。卑しい権力者や心が病んでいる人間に書類を渡し、手っ取り早く仕事を済ませたい死神が多い中、大きなものに振り回されている人に書類を書いて貰いたいという考えを持っています。

漫画『死逢わせサポートセンター』に登場する登場人物・キャラ2人目はハナ。しあわせサポートセンターで働く下神の助手で、ギャルのような派手な見た目に反して、来客者には優しい接客をします。下神のことが好きではありながらも、気になっていることをはぐらかすところはあまり好きではないようです。他には甘い物とゾンビにゃん子というキャラクターが好きなようです。

漫画『死逢わせサポートセンター』に登場する登場人物・キャラ3人目は神崎女史。イチロウという助手と共に活動する依頼数トップクラスのエリート死神。6ヶ月連続でノルマが達成できていない下神のことを気に掛けており、やり方を変えたらどうかといったアドバイスもしています。下神が請け負った同成学園高等学校 八上ショウ編の仕事は彼女からの紹介案件となっています。

漫画『死逢わせサポートセンター』に登場する登場人物・キャラ4人目はイチロウ。エリート死神として知名度のある神崎女史の助手を務める人物で、サイバー戦を得意としています。神崎女史との連携によって死神界のエリートペアとして知られている人物です。

漫画『死逢わせサポートセンター』に登場する登場人物・キャラ5人目は島本チヒロ。『死逢わせサポートセンター』の一番初めの物語に登場する女子高生で、権力者や金持ちの息女が通う学校に入ってしまったことでイジメを受けることになった普通の女の子。泣きながら下校していたところしあわせサポートセンターと巡り合います。

漫画『死逢わせサポートセンター』に登場する登場人物・キャラ6人目はサトウ先生。「白金光女学院 島本チヒロ編」に登場する美術教師で、イジメられているチヒロの唯一の癒しとなる人物。しかしその裏には意外な秘密を隠しています。

漫画『死逢わせサポートセンター』に登場する登場人物・キャラ7人目は財前ユキミ。「白金光女学院 島本チヒロ編」に登場するいじめっ子の大将。成績優秀で親も政治家というハイスペックな女子高生。しかし床に落ちた弁当をチヒロに食べさせようとしたりと残忍な性格の持ち主です。

漫画『死逢わせサポートセンター』に登場する登場人物・キャラ8人目は相田サチ。「目黒区 相田マモル編」の登場人物で、「目黒区 相田マモル編」の主人公・相田マモルの母親。子育ての合間にパートもして家族に貢献するも、夫から酷い言葉ばかりを突きつけられていることで依頼書を手に入れます。

漫画『死逢わせサポートセンター』に登場する登場人物・キャラ9人目は相田マモル。「目黒区 相田マモル編」の主人公で、父親と母親両方が大好きな幼稚園生。心優しい素直な子で、母親の笑顔が見たくて似顔絵を描きますが、友達に字が違うと指摘されてしまいます。

漫画『死逢わせサポートセンター』に登場する登場人物・キャラ10人目はマモルの父。「目黒区 相田マモル編」の主人公・相田マモルの父親で、仕事が忙しいためマモルにかまうことができず、妻にもキツい口調で責めてしまいます。マモルの誕生日のお願いに真摯に向き合わない姿を見た妻に殺意を向けられます。

漫画『死逢わせサポートセンター』に登場する登場人物・キャラ11人目は八上ショウ。「同成学園高等学校 八上ショウ編」の主人公で平凡な高校生。妊婦の母親を思いやる心優しい少年ですが、自分に当たりの強い父親とはうまくいっていない様子。父親が死逢わせ依頼書を持っていることを知っています。

漫画『死逢わせサポートセンター』に登場する登場人物・キャラ12人目は八上の父親。「同成学園高等学校 八上ショウ編」の主人公・八上ショウの父親で、幼い頃にショウを医者にするという約束をショウと交わしています。そんな過去もあってか、テストで平均点以下の点数を取ったショウに平手打ちをする姿を見せています。自分の部屋の引き出しに死逢わせ依頼書を隠しています。

漫画『死逢わせサポートセンター』に登場する登場人物・キャラ13人目は松谷。「同成学園高等学校 八上ショウ編」に登場するフリフリのシャツを着ているショウの同級生の女子。ショウが友達に貰ったクマのキーホルダーを切り裂いているところを目撃し、それをだしにショウを脅します。

『死逢わせサポートセンター』を読んだ読者の感想から見る面白い魅力1つ目。1つ目の読者の感想から見る面白い魅力は「オムニバス形式ストーリー」。『死逢わせサポートセンター』はいくつかの章に分かれており、章がかわるごとにそれぞれの物語の中心人物が変わります。そのため時間が無い人や短編作品などが好きな人にもおすすめされている作品です。

『死逢わせサポートセンター』を読んだ読者の感想から見る面白い魅力2つ目。2つ目の読者の感想から見る面白い魅力は「死逢わせ依頼書」。辛い思いをさせた相手を消すことができる死逢わせ依頼書を手に入れた後、それぞれに思うことが出てきます。始めは被害者だった登場人物たちが、相手を消すことができる依頼書を手に入れた後に見せる行動には、人間の欲望が表れていて読者に色々なことを考えさせます。

『死逢わせサポートセンター』を読んだ読者の感想から見る面白い魅力3つ目。3つ目の読者の感想から見る面白い魅力は「張り巡らされた伏線」。しあわせサポートセンターは死神が運営しているサービスですが、なぜわざわざ人間に扮してそんな仕事を請け負っているのかという謎があります。話が進むごとにそういった物語の伏線が回収されていくのも『死逢わせサポートセンター』の魅力の1つとなっています。

『死逢わせサポートセンター』の読者の感想・評価1つ目。1つ目の感想・評価は漫画アプリ・GANMA！の作品の中で『死逢わせサポートセンター』がおすすめというこちらのツイートです。数あるGANMA！の漫画作品でも、『死逢わせサポートセンター』は全111話という長期間連載となりました。その話数からも『死逢わせサポートセンター』が面白いと評価されていることが見てとれます。

『死逢わせサポートセンター』の読者の感想・評価2つ目。2つ目の感想・評価は『死逢わせサポートセンター』の設定が好きというこちらのツイートです。『死逢わせサポートセンター』は人間が人間の死を決められるという倫理を侵す要素が含まれています。そんな人として行きすぎた行為をしてしまった者に待ち受ける結果や代償が考えさせられるという読者も多いようです。

『死逢わせサポートセンター』の読者の感想・評価3つ目。3つ目の感想・評価は『死逢わせサポートセンター』の物語の終わり方についての感想が述べられているこちらのツイートです。『死逢わせサポートセンター』は登場人物たちが復讐をするといった暗い物語となっていますが、最後は感動する締め方となっていて良かったという感想があげられています。

以上、漫画アプリ・GANMA！で連載されていたオムニバスダークファンタジー漫画『死逢わせサポートセンター』のあらすじや登場人物をネタバレを交えてご紹介してきました。『死逢わせサポートセンター』は現在GANMA！のアプリの他、KindleやLINEマンガでも配信中となっているので、ネタバレあらすじでご紹介した内容が気になった人は配信サイトからチェックしてみてください。