【ゾン100】あらすじをネタバレ！ゾンビの世界を楽しむポジティブ漫画？

あらすじネタバレや登場人物・感想を見る前に、まずは「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」の基本情報を紹介していきます。ゾン100は2018年から連載されている漫画で、2022年10月時点でコミック11巻が刊行されています。2023年には俳優の赤楚衛二が主演を務める実写映画が配信予定のようです。

漫画「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」の原作者は「麻生羽呂」です。麻生羽呂は大阪府出身で、2005年から漫画家活動を行っている人物です。真島ヒロが描いた「RAVEのおまけ漫画」を読んだ事が漫画家になったきっかけで、漫画を描き始めて2本目の作品で漫画賞を受賞したようです。実写映画化された「今際の国のアリス」の原作者としても知られており、今際の国のアリスの連載前に結婚を発表しています。

ここからは漫画「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」のあらすじをネタバレしながら紹介していきます。ゾン100は独特なストーリー・設定が話題になっている作品のようです。

漫画「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」の主人公は天道輝です。社会人になった天道輝はとある会社に入社し、楽しい生活を夢見ながら歓迎会を楽しんでいました。ですが歓迎会が終わった後に2日間徹夜で働かされ、「自分が入社した会社はブラック企業である事」に気付きます。そして天道輝は地獄のような日々を過ごす内に「電車に飛び込めば明日から会社に行かなくてもいいのに」と考えてしまいます。

天道輝の会社には精神が不安定な社員が在籍しており、天道輝も毎日のように罵倒を受けていた事で精神が不安定になっていきました。また天道輝は鳳沙織という先輩に好意を抱いていましたが、「鳳沙織は社長の愛人」と知って絶望しています。そんな中、突然世界にゾンビが溢れかえるという事態が起き、通勤中にそれを知った天道輝はゾンビに襲われて自宅にＵターンしました。

ゾンビが溢れかえった世界を見た天道輝は「今日から会社に行かなくてもいいんじゃね？」と考え、「ブラック企業に搾取された2年以上を取り戻す」「これからは自分のやりたい事だけをやる」と決意しました。そのため天道輝は退職を伝えるために自転車で会社に向かい、ゾンビになった社長に「お世話になりました！」と叫びながらタックルしています。

ブラック企業から解放されて自由になった天道輝は少年のように目を輝かせ、「ゾンビになるまでにしたい100のこと」をノートにまとめました。また天道輝はゾンビをまったく恐れていないため、自転車で町に向かってコンビニでビールを買い占めています。その姿を見たマンションの住人はとても驚いており、天道輝は住人の買い物もついでに引き受けています。

世界はゾンビで溢れかえっていましたが、天道輝と同様にゾンビになっていない人間が存在していました。その1人が三日月閑で、三日月閑はパンデミックが起きた時に100本以上のゾンビ映画を見てゾンビの行動を研究しています。また天道輝はコンビニでビールを調達していた時に三日月閑と出会っていますが、三日月閑は「リスクヘッジが出来ない人は嫌い」という理由で連絡先の交換を拒んでいます。

竜崎憲一朗は天道輝の親友で、天道輝はゾンビ化を避けていた竜崎憲一朗と再会しています。また天道輝の「ゾンビになるまでにしたい100のこと」のリストには「CAさんとコンパ」が書かれており、それを見た竜崎憲一朗は「流石に無理ねーか？」と呆れています。そのため2人は「大型テレビでゲームをやる」という夢を叶えるために池袋に向かう事を決めました。

人口が密集している池袋では自動車事故が起きて火の海になっており、ガソリンを積んだトラックが突っ込んできた事で天道輝と竜崎憲一朗は地下に逃げました。ですが地下には大量のゾンビが待ち受けており、2人はバイクを捨ててシャッターの中に逃げ込みました。そこには偶然にも「3人のCA」が避難していたため、そこで天道輝は1つの夢を叶える事になります。

天道輝はデパ地下の食料品売り場で3人のCAと出会いましたが、状況が悪かった事でコンパは冷めきった雰囲気で進んでいきました。また天道輝は場を盛り上げるために空回りしており、何とか信頼してもらうために鼻にテキーラを流し込んでいます。そして竜崎憲一朗も裸芸で天道輝をサポートし、一生懸命な2人の姿を見たCAと何とか打ち解けています。

天道輝と竜崎憲一朗の頑張りでコンパは盛り上がりそうな雰囲気を見せていましたが、その時に「ゾンビに噛まれていた事を隠していたおじさん」がゾンビ化し、おじさんが1人のCAを襲い始めてしまいます。そしてあっという間に他のCAも噛まれてしまったため、天道輝と竜崎憲一朗はその場から逃げ、デパートの家電売り場で大型テレビを入手して帰る事を決めました。

ブラック企業から解放された天道輝は子供の頃に抱いていた「スーパーヒーローになる」という夢を思い出しました。そのため天道輝はゾンビの感染を防ぐ「シャークスーツ」を得るために水族館に向かい、そこで大量のゾンビと戦っています。そして水族館で三日月閑と再会し、天道輝・竜崎憲一朗・三日月閑の連携プレーで窮地を乗り切っています。

天道輝と竜崎憲一朗はデパートの屋上を拠点にしていましたが、食料や水が不足してきた事で群馬に移動する事を決めました。そのため移動手段の「キャンピングカー」を手に入れるためにカーショーが開催されていたアリーナに向かい、アリーナには同じ事を考えていた三日月閑の姿がありました。そして3人はアリーナに入ってきたゾンビを振り切り、何とかキャンピングカーを手に入れる事ができました。

3人は群馬に向かうために高速道路を走っていましたが、何故か敷かれていたスパイクベルトを踏んで車がパンクしてしまいます。そこには天道輝が勤めていたブラック企業のチームリーダー・小杉権蔵の姿があり、小杉権蔵は人々から移動手段を奪って労働力にしていました。そのため小杉権蔵に恐怖を感じていた天道輝は部下になりかけてしまいますが、「あなたとは二度と会いたくない」という気持ちを正直に話しています。

3人は群馬に向かう途中でゾンビに襲われているトラックを発見し、天道輝はシャークスーツを着てトラックを助ける事にしました。そこには甲冑を着て刀でゾンビを倒している外国人の姿があり、その外国人は「ベアトリクス・アメルハウザー」という日本文化が好きなドイツ人である事が分かりました。そして3人はベアトリクスの「寿司をたらふく食う」という夢に賛同して行動を共にする事になります。

様々な出会いと戦いを経て天道輝たちは「天道輝の生まれた村」に辿り着きました。そこに日暮莞太という男が姿を見せ、社会に対する復讐心を抱いている日暮莞太が村の破壊行動を開始しています。日暮莞太の破壊に恐怖した村人たちは逃げ惑っており、それを止めるために天道輝たちが立ち上がりました。そしてベアトリクスは剣道の全国大会でベスト4に入っている寒林陶子と対峙しています。

同じ考えを持つ仲間が倒された事で残りの敵は日暮莞太だけになりました。天道輝の父親を人質に取った日暮莞太は「父親をブルドーザーの上から落とされたくなかったらお前がゾンビになれ」と言い、天道輝はその言葉に従っています。ですが天道輝は特殊メイクでゾンビになったふりをし、日暮莞太をブルドーザーから引きずり下ろしました。そして日暮莞太はゾンビに噛まれ、村の戦いは天道輝と仲間たちの勝利で幕を降ろしています。

天道輝は「日本の最北端に行く」という夢を抱いており、その夢を叶えるために仲間たちと北海道に向かいました。ですが途中でガス欠になってしまったため、246kmを36時間で走破する「スパルタスロン」で北海道に向かう事を決めます。そして天道輝と仲間たちは死ぬ気で北海道までの道を走り切り、ゴールで幻想的なオーロラを見ています。

天道輝と仲間たちは新潟県に立ち寄り、酒造が立ち並ぶ地域を訪れました。そこで日本酒が大好きな三日月閑のテンションが一気にハイになっており、酒蔵の中で仲間たちと楽しく酒盛りをする事になりました。ですが途中でゾンビの大群が酒蔵に押し寄せ、天道輝たちは大きな酒樽の中に逃げ込んでいます。そして一緒に酒盛りをしていた観光ガイドがゾンビに日本酒を浴びせ、ゾンビを酔わせて無力化する事に成功しています。

新年を迎えた天道輝と仲間たちは大阪に辿り着きました。大阪の城下町にはゾンビ化を逃れた人たちが集まっており、そこでは缶詰を通貨にした市場が作られていました。そんな中、天道輝は学生時代の同級生と再会し、同級生から「貧乏人は食う事ができない」と聞かされます。そのため天道輝はキャンピングカーを改装してBARを開店する事を決めます。

漫画「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」の10巻ではカジノのエピソードが描かれています。城下町の人々はなけなしの缶詰を持ってカジノに押し寄せており、最終的には缶詰を独占している富裕層を一文無しにする事ができました。その後、天道輝と仲間たちは京都に向かい、そこで「お座敷遊びをする」という夢を叶えるために行動していきます。

原作者の情報やあらすじネタバレを見た後は、漫画「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」の面白い魅力・見どころをネタバレしながら紹介していきます。ゾン100の主人公の魅力やストーリーの魅力をネタバレしながらまとめていきます。

漫画「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」ではゾンビが蔓延する絶望的な世界が描かれていますが、ポジティブな性格をしている天道輝は自由を満喫しています。そんな天道輝の姿を見ているだけで元気になるという感想が挙がっているようです。

漫画「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」にはゾンビ以外の敵も登場しているため、天道輝と仲間たちが敵を倒していくストーリーが面白いと言われているようです。またポジティブ人間の天道輝に惹かれて仲間が集まっていくストーリーも面白いという感想が挙がっているようです。

漫画「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」には「生きるためにやりたくない事をやる」という現実世界とリンクした部分があるため、天道輝が夢を叶えていく姿に勇気を貰えるという意見が挙がっているようです。

あらすじネタバレや面白い魅力を知った後は、漫画「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」に登場したキャラクターを一覧で紹介していきます。キャラクターのプロフィールや人間関係を一覧でまとめていきます。ゾン100はストーリーだけでなくキャラクターの行動も面白いと言われているようです。

漫画「ゾン100」には「天道輝」というキャラクターが登場しています。天道輝は本作の主人公で、ブラック企業に勤務していましたが、世界にゾンビが溢れかえった事で自由を得ています。自由奔放で好奇心旺盛な性格をしており、「ゾンビになるまでにしたい100のこと」を達成するために行動しています。また学生時代はラグビー部に所属していたため、見た目以上の高い身体能力を持っています。

漫画「ゾン100」には「三日月閑」というキャラクターが登場しています。三日月閑は本作のヒロインで、ゾンビが出現する前は金融会社に勤務していました。理屈っぽい性格をしていましたが、自由に生きる天道輝と出会った事で心境が変化しています。また父親が厳格な性格をしていたため、父親の影響で自分も他人を認められなくなっていました。

漫画「ゾン100」には「竜崎憲一郎」というキャラクターが登場しています。竜崎憲一郎は天道輝の親友で、ゾンビが出現する前は不動産会社に勤務していました。大学のラグビー部で天道輝と共に汗を流しており、仲間内では「ケンチョ」というあだ名で呼ばれています。整った容姿と優れた話術を持っており、サラリーマンになる前はお笑い芸人になりたいという夢を抱いていました。

漫画「ゾン100」には「香坂三喜男」というキャラクターが登場しています。香坂三喜男は天道輝と同じマンションに住んでいる男性で、ゾンビが出現した世界に絶望していたため、平然と買い物に出掛けている天道輝の姿を見て驚愕しています。ゾンビが出現するまでは航空会社でパイロットをしており、元バイオリン講師の妻と仲が良い様子が描かれています。

漫画「ゾン100」には「レイカ」というキャラクターが登場しています。レイカは天道輝と竜崎憲一朗がデパ地下で出会ったCAの1人で、豪快に酒を飲んでいた事で酒癖が悪そうな雰囲気を見せていました。

漫画「ゾン100」には「ベアトリクス・アメルハウザー」というキャラクターが登場しています。ベアトリクスはドイツ人の大学生で、年齢は21歳です。子供の頃から日本文化に強い憧れを抱いており、お金を貯めて来日した時にパンデミックが発生しています。高い戦闘能力を持っているため、刀や弓でゾンビを倒している様子が描かれています。

漫画「ゾン100」には「小杉権蔵」というキャラクターが登場しています。小杉権蔵は天道輝が勤めていたブラック企業のチームリーダーで、他人に対して高圧的な態度を見せています。常に誰かを怒鳴っており、パンデミックが起きた時にはゾンビすらも労働力にしていました。草野球チームのメンバーと生き残っていましたが、見捨てられてサービスエリアでゾンビに噛まれています。

漫画「ゾン100」には「鳳沙織」というキャラクターが登場しています。鳳沙織は天道輝が勤めていた会社の経理で、強い色気を放っている大人の女性です。入社したばかりの天道輝が好意を抱いていましたが、すぐに社長の愛人である事が判明しています。パンデミックが起きた時には自宅で社長と共にゾンビ化していました。

ここからは漫画「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」に登場したその他のキャラクターを一覧で紹介していきます。こちらもキャラクターのプロフィールや人間関係を一覧でまとめていきます。ゾン100はサブキャラクターも個性的で面白いと言われているようです。

漫画「ゾン100」には「マキ」というキャラクターが登場しています。マキは天道輝・竜崎憲一朗がデパ地下で出会ったCAの1人で、竜崎憲一朗と良い雰囲気になっていましたが、おじさんに噛まれた事でゾンビ化しています。

漫画「ゾン100」には「ユカリ」というキャラクターが登場しています。ユカリは天道輝・竜崎憲一朗がデパ地下で出会ったCAの1人で、一生懸命に場を盛り上げようとしている天道輝に好感を持っています。夢だったCAになれた事に喜んでいましたが、客の心無い言葉で傷ついています。

漫画「ゾン100」には「天道照夫」というキャラクターが登場しています。天道照夫は天道輝の父親で、田舎で農家をしているキャラクターです。天道輝のやる事にいつも味方しており、「大きな夢を持て」と教えています。

漫画「ゾン100」には「天道明子」というキャラクターが登場しています。天道明子は天道輝の母親で、田舎で自給自足の生活を送っています。

漫画「ゾン100」には「寿司職人」が登場しています。寿司職人は群馬に住んでいる人物で、「娘の結婚式」「妻が死んだ日」にも店を休んだ事がない職人です。パンデミックが起きた時から物流が止まっているため、天道輝に「鮮魚さえ届ければ美味い寿司を食わせてやる」と言っています。

漫画「ゾン100」には「熊野勝」というキャラクターが登場しています。熊野勝は群馬の山奥に住んでいる大工で、ゾンビに襲われていた時に天道輝に助られています。妻と息子はすでにゾンビ化しており、天道輝とツリーハウスを建てています。

あらすじネタバレや登場人物の情報を見た後は、漫画「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」に関する感想を一覧でまとめていきます。ゾン100は実写映画化が決定している人気作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介したストーリー・登場人物に関する感想をまとめていきます。

読者からは「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」は面白いという感想が挙がっているようです。ゾン100はギャグのイメージが強い作品ですが、ギャグ・シリアス・ホラーのバランスが良くて面白いという感想が挙がっているようです。また主人公はどこまでも前向きな性格をしているため、主人公を見ているだけで元気になるという感想も挙がっているようです。

漫画「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」は人気作品のため、ファンから「アニメ化してほしい」という感想が挙がっているようです。また原作漫画の結末が気になるという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように、「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」は2023年に実写映画が配信予定のため、ファンから「実写映画が楽しみ」という感想が挙がっているようです。また原作者・麻生羽呂の「今際の国のアリス」は実写ドラマが高い評価を受けているため、ゾン100も実写映画が成功してほしいという感想が挙がっているようです。

本記事では漫画「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」のあらすじ・登場人物・感想をネタバレしながら紹介していきましたがいかがだったでしょうか？ゾン100の原作者・麻生羽呂は独特な世界観を持つ漫画家のため、麻生羽呂は天才という意見が挙がっているようです。そんなゾン100を読んだ事がない方も、本記事のあらすじ・感想を参考にしながら是非ご覧ください。