明日、私は誰かのカノジョのネタバレあらすじ！リアルな女子たちのオムニバス恋愛漫画

「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」は2019年5月からCygamesが運営するウェブコミック配信サイト・アプリケーションである「サイコミ」で連載されている漫画作品で、悩みやコンプレックスを抱えたいろいろな女性に焦点が当てられ、各章ごとに別のヒロインの恋愛模様が描かれるオムニバス作品です。2022年3月時点で単行本の累計発行部数が300万部を突破。

そして、2022年4月からは実写ドラマ版「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」が放送されています。また「人気漫画家が選ぶ!本当にすごい漫画はコレだ!2022」で「はじめの一歩」などで知られる漫画家の森川ジョージさんが本作を紹介したことで話題になりました。

「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」の作者はをのひなおさんです。をのひなおさんはプロ漫画家としては「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」がデビュー作。をのひなおさんはインタビューでホストにハマり、大学をやめ性産業へ行った経験があると語っていて、その経験が本作のリアリティーに影響しているようです。

ここからは漫画「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」の漫画あらすじネタバレを紹介します。まずは「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」1巻のあらすじネタバレです。1巻のメインヒロインはレンタル彼女のアルバイトをする白井雪。雪は親に殴られて育った過去があり、その虐待により顔に大きなやけどの傷跡が残っていることがコンプレックスです。

そんな雪は週に1回誰かの彼女になるレンタル彼女のバイトをはじめました。雪はレンタル彼女として働くときはやけどの傷跡をしっかり隠して、鏡に映る自分の姿を「私じゃないカノジョ」と呼んでいます。あるとき雪はレンタル彼女の仕事で、ダブルデートの依頼を受けます、依頼をしたのは辻壮太で彼は周囲に「彼女ができた」と言っていました。しかし本当の彼女はいませんでした。

そして彼は友人とダブルデートをすることになり、引っ込みがつかなくなったためにレンタル彼女の雪に依頼をしました。壮太は雪に「申し訳ない」と謝罪しますが、雪はそれを気にしないでと返します。そして雪は心の中で、お金をもらっているからと考えています。ダブルデート中、雪は相手の彼女に嫉妬から文句を言われたり、壮太の映画の感想に不快感を抱えたりしながらもデートを続けます。

雪が壮太の感想に不快感を抱いた理由は、「母親を大切にできない映画なんて許せないんだ」と言ったことです。壮太は雪とは対照的に幸せな家庭で育てられてきていて、母親に憎しみを抱いている雪とは相いれない価値観の持ち主でした。それでも雪はレンタル彼女の仕事として笑顔で受け流します。そしてデートのラストで「一回も素で話してないよね？」と言われて、本心を見抜かれたと動揺してしまいます。

後日、雪は壮太とCDショップで偶然再会しました。このときに雪は醜いやけどの傷跡を見られて動揺します。しかし、壮太は雪に対する態度を変えず、そんな壮太に雪は心が動かされてしまいます。また、壮太も雪に恋をしていきました。壮太は雪に「レンタル彼女を辞めて欲しい」と願いますが、レンタル彼女の収入で生きている雪には受け入れられない要求でした。

その後2人は、レンタル彼女の事務所を通さずに群馬旅行へ行きました。複雑な思いで旅行に行った雪ですが、楽しむことができます。さらに、雪は壮太との間に幸せな家族を築く夢も見ました。そして旅行のラストで壮太はある提案をします。それは「一時間席を外すから気持ちを受け入れてくれるなら一緒に帰ろう」というもので、そのときに雪に2日のレンタル料金と帰りのチケットを渡します。

雪の決断は…、淡々と自宅へ1人で帰るというもの。そして雪は事務所へ、壮太のことをNGリストに入れるようにと依頼しました。

続いては「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」2巻のあらすじネタバレを紹介します。2巻のメインヒロインは、1巻で登場した雪と大学の同級生、そして親友のリナです。リナは雪にとって唯一の友人という関係ですが、レンタル彼女のことは話せていません。同じようにリナには雪に話せない秘密があります。それはリナがパパ活をしているということです。

リナの初登場は、雪に失恋のことを相談している場面です。その内容は、マッチングアプリで出会った相手が既婚者で、それを隠されたまま付き合いそして振られたというものでした。本気の恋だったのにとカフェで泣くリナ、そこへ2人組の男性がナンパをしてきました。リナはそのうちの1人である雄大と友人以上恋人未満の関係になりました。

そんな相手ができたリナですが、パパ活をやめることができませんでした。あるときリナは、「パパ」との食事に雪を誘いました。雪はリナの恋愛依存体質を心配するとともに、その「パパ」がどんな人物か興味がありついていきます。その「パパ」は飯田という人物で、雪は飯田に「リナの誕生日プレゼントを一緒に選んで欲しい」と言われたことをきっかけに連絡を取り合う仲になります。

その間もリナは、雄大との付き合いを続け関係が深くなっていきます。そしてリナは雄大にパパ活をやっていることを告白し、軽蔑される覚悟をします。しかし雄大は態度を変えずにほっとしました。リナの誕生日、リナは飯田からプレゼントを贈られます。そのプレゼントは、かつて雪にリナに似合うと言ってもらった時計でした。そこで飯田と雪が会っていることを知りリナは問い詰めます。

ですが、飯田はリナにパパ活の終了を告げられてしまいました。また、雪には大学のサークル内でデリヘルをしているという噂が立ってしまいます。そういったことがあり、リナと雪の関係が疎遠になってしまいました。しかし、雄大はリナに雪との関係についてアドバイスをし、それをきっかけにリナと雪の中は修復されます。また、リナはパパ活からも卒業をすることになりました。

続いては「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」3巻のあらすじネタバレを紹介します。3巻のメインヒロインは雪と同じレンタル彼女の事務所に在籍している女性の中谷彩です。中谷彩は35歳という年齢ですが、年齢を感じさせない美貌を持っていました。そして彩はその美貌を保つために美容整形に依存しています。レンタル彼女としての働きはあまり優秀ではありません。

そのため事務所には彩に対する苦情が寄せられることが少なくないようです。そして彩は事務所から厳重注意を受けてしまいました。レンタル彼女をしている彩には光晴という彼氏がいて、彩は結婚まで考えています。しかし彩は光晴に対して年齢を29歳だと偽っていたり、仕事をコールセンターということにしてレンタル彼女だということは話していません。

そんな彼氏に対する隠し事の多さから、結婚の話に踏み出すことができていない現状です。そして結婚のために、嘘をやめてすべて打ち明ける、そしてレンタル彼女や整形をやめようと考えてはいますが、まだ実行できていません。ちなみに、彩が整形に依存している理由は「ブス」と言われた過去のコンプレックスがあるためです。

しかし、整形をして自分の顔に自信がついたあとは、自分が他人を「ブス」と言い評価していたことに気が付きます。さらに、彩は自分自身が数百万円という金額を使って整形を続けているのは、自分の内面が変わらずブスと言われることを恐れているため。そんな自分が成長していないと彩は感じていました。

そんな彩にレンタル彼女の仕事の依頼が来ました。依頼をしてきたのは自分自身が化粧をしてみたいと思っている青年の小森翼でした。

続いては「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」4巻のあらすじネタバレを紹介します。彩は自分をレンタル彼女として依頼した翼に対して、正しい化粧の仕方をレクチャーします。その指導によって翼は美しくなれたことを純粋に喜びました。そんな翼を見て彩は、整形依存になる前、整形で美しくなれたことを純粋に喜べていた時代のことを思い出しました。

そんな彩ですが、彼女には事務所を通さずに裏でレンタルをするリピート客が複数いました。しかも彼らに対して恋人のように振舞い、金銭を借りています。そんなことをした理由は、積み重なる整形の料金を支払うため。そしてリピート客たちはおかしいと気づき始めて、だまされていることを事務所に通告。そのため彩は事務所を解雇されてしまいました。

彩の悲劇はこれだけでは終わりませんでした。結婚まで考えていた彼氏の光晴に客とのやり取りをしていたスマホを見られてしまい、彩がレンタル彼女をしていたことのみならず、他人をだましていたことがバレてしまいます。さらに、彩が年齢や経歴、そして整形に執着していることもバレます。このとき光晴に「整形は努力じゃないだろ」と言われ、半生を否定された気持ちになりました。

続いては「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」5巻のあらすじネタバレを紹介します。光晴と喧嘩をして、そのまま勢いで別れた彩。仕事、彼氏といったすべてのものを彩は失ってしまいました。人生のどん底状態にある彩がこれからどうしようかと悩んでいるところに、雪と再会を果たします。雪とは整形クリニックで出会っていたため親近感があった彩は雪を食事に誘いました。

食事をしながら自分の現状を話す彩、美容のためにやめていた酒やたばこを吸いながら、これからどうしようかと相談しています。このあと、だましていたリピート客に訴えられたかどうかなどは描かれず、彩のその後が描かれました。「今更生き方を変えられない」と雪に語っていた彩は整形をするために昔いたキャバクラの面接を受けます。美への執着は捨てず、それでもこれまでのように後ろ向きではなく前向きに生きようとしています。

「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」5巻では彩のエピソードが終わったあと、ホストへ貢ぐ女性の優愛、そして擦れている女性の萌のエピソードがスタートします。彩を指名して化粧を覚えた翼は、ミックスバー「トラップ」でバイトしています。そこに通っているのが萌でした。萌は自分の容姿にコンプレックスがあり、コンパで出会った豪とはそれなりの関係を築いていますが進展をしていません。

萌は「深夜に男を呼び出す側ではなく深夜に呼び出される側の人間」と自分のことを評価しています。そんな萌ですが、ミックスバー「トラップ」は店主がゲイでさまざまなスタッフがいて、居心地がいい場所になっていました。そこに現れたのが優愛で、明るいふるまいはすれど腕には大量の切り傷があるという少女です。萌は優愛に誘われてホストクラブへ連れていかれます。

ホストの雰囲気になじめないだけではなく、コンプレックスである容姿を誉められて気持ち悪さまで感じる優愛。ホストクラブではなく「トラップ」へ戻りたいと思う萌、それに対して優愛はホストクラブにはまっています。それも推しのホストがいて、そのホストがほかの女性に接客していると嫉妬するというほどの入れ込みようです。

続いては「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」6巻のあらすじネタバレを紹介します。ホストにはまっている優愛は、その資金を捻出するために風俗業にまで手を出して働いています。優愛がハマっているのはハルヒというホストで、優愛はハルヒのためにすべてを投げ出すほどでした。しかし、ハルヒにとって優愛はあくまでも客でノルマ達成のために優愛を煽ったりしています。

優愛はハルヒを家に招いて抱かれたことがありますが、それでも関係性はホストと客というところから変わりません。推しのホストであるハルヒが思い通りにならない、それは仕方ないと思いつつも諦められないという優愛の姿が描かれます。その一方で萌はホストはもうこりごりだと考えていました。しかし、そんな萌は1人のホストに出会います。楓というホストは萌を誉めるだけではなく泣いているときは駆けつけてくれます。

そんな楓にどっぷりとはまっていく萌は、楓のために容姿を変えてライバル客よりも多くの金を入れようとするようになりました。そして萌はとうとうお金が無くなってしまい、デリヘルに手を出してしまいます。自分がモブではなく主人公になれるホストにはまった萌、推しにはまって抜け出せなくなった優愛、6巻ではそんなホストにハマる女性の姿が描かれました。

続いては「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」7巻のあらすじネタバレを紹介します。7巻でもホストにはまった2人の姿が描かれます。まずは優愛ですが、ハルヒが思い通りにならないことでどんどん疲弊していきます。自分の気持ちを晴らすためにSNSで愚痴を配信したりするも、どうしても気持ちが晴れません。それにもかかわらず、ホスト通いをやめることはできません。

萌のほうは奨学金に手を付けてしまい、自分がヤバい状況にあることを自覚します。そしてボロボロになりながら風俗で働き、それでもホスト通いをやめられません。それは、ホスト通いで憔悴していることが分かっていながら、ホストの楓に会っているときの高揚感が癖になってしまったためです。あるとき冷静になった楓は「楓が電話にでなかったらホストに通うのをやめよう」と思います。

そして電話してみたところ、楓が電話に出ました。結果的にホスト通いをやめることができませんでした。7巻のラストは「トラップ」で萌が顔なじみのばささんこと翼に会ったシーンです。そこで翼は「萌さんに言わなきゃいけないことがあるんです」と言いました。

続いては「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」8巻のあらすじネタバレを紹介します。翼は萌に対して、以前と比べて外見が変わっていることなどを驚き、そして誉めます。それに対して萌は、しばらくのホスト通いのせいで「トラップ」でどのように過ごしていたか、どんな話をしていたかを思い出せず、ホストのことなどを戸惑いながら話します。

また、萌の私生活では相変わらずホストの楓にはまっている点が変わりません。サークルのLINEグループを抜け、大学まで退学してしまった萌は、楓のバースデーのために140万貯めようと夜も働き続けます。そんな生活を続けているうちに萌はさらに消耗してしまいます。なんとか140万貯めることに成功した萌はホストクラブへ向かいます。その途中、「トラップ」の店長からLINEが来ました。

その内容は「きんたまきらきら金曜日」というふざけたもの。それを見た萌は思わず道路で爆笑、すると気持ちがすっきりしたのかホストクラブではなく「トラップ」へ向かいます。「大恋愛してきたよ」と明るく「トラップ」に入店すると店長が明るく受け入れます。もともと公務員を目指していた萌でしたが、それは大学退学で諦めました。それでもホストから抜け出して前向きに歩き出します。

続いては「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」9巻のあらすじネタバレを紹介します。この巻では「個室サウナ」と呼ばれる風俗施設で泡姫として働く留奈がメインヒロインとして描かれます。ホストにはまった萌や優愛は男に貢ぐために身を削って働いていました。それに対して留奈は自分が幸せになるためにお金を使う、泡姫としてはあくまでも仕事として働いているという価値観の持ち主です。

そんなとき、留奈の店に配信者として活動している真鍋隼人という客がやってきました。最初は隼人にとくになにも感じていなかった留奈ですが、数か月後ボロボロになった隼人が来店をして彼のことが気になりました。話を聞くと、元カノの暴露のせいでネットで炎上した配信者の彼は、ネットで誹謗中傷を浴びてしまい憔悴しているとのことです。留奈は隼人に「客を人と思わないほうがいい」とアドバイスします。

留奈は隼人のことを最初はただの金づるだと思っていましたが、付き合うようになりました。精神的に弱い隼人、その正反対の性格の留奈の関係はこのままうまくいくのでしょうか？

続いては「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」10巻のあらすじネタバレを紹介します。隼人と付き合うようにはなったが、将来のことを考えると風俗嬢をやめることはできないと留奈は考えます。また、留奈は隼人を通じて配信文化やリスナーのことを聞きますが、あまり理解できませんでした。そのため、職場の先輩の菜々美にそのことを相談すると、「推しを推すことは宗教じみた感情に近い」と説明されます。

それでもあまり理解できていない様子の留奈、それでも2人の交際は続いていきます。あるとき、暴露系配信者の元に隼斗が風俗嬢と交際しているというタレコミが入りました。リスナーは隼人の裏切り行為だとして炎上してしまいます。その誹謗中傷は留奈にも向いてしまい、営業妨害ともいえる過激なものまで。そこで留奈は誹謗中傷してくるリスナーに対して訴訟しようとします。

しかし、隼人は自分のイメージを守るためにファンを訴えるということは避けようとします。謝罪配信でファンを落ち着かせようとする隼人に留奈は「そもそも隼斗が信者(ファン)を洗脳しきれていなかったことが原因だ」と非難しました。それに対して隼人は留奈に「ルナは何かを本気で好きになったことがない、ルナこそお金に洗脳されている」と言い返しました。

お金に困ったことがない生活をしてきた隼人に対して、留奈は無意識でねたんでいました。さらに、幸せになるためにお金を稼いでいたはずが、いつの間にかお金が目的になっていたことに気づきます。しかし、どうしてもその価値観を捨てることができません。そして留奈は隼人と別れることを決断しました。

漫画「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」の主な登場人物・キャラを紹介します。最初に紹介する登場人物は白井雪です。本作の最初のエピソードの主人公、そしてほかのエピソードでもたびたび登場します。白井雪はレンタル彼女として1週間に1回活動をしていますが、それは学費などを稼ぐためです。幼少期から親に虐待をされた結果、顔には大きな火傷のあとがあります。

レンタル彼女として働くときは、化粧で傷跡を隠しています。レンタル彼女としての仕事ぶりは真面目で、依頼主の好みを忠実に再現する努力をしています。それはあくまでも仕事としての態度で、レンタル彼女のお客さんと個人的にやり取りすることはありません。ちなみに、虐待を受けていたこともありいまだに母親に対しては苦手意識・トラウマがあり、親からの電話番号でスマホが鳴ると身を固くすることがあります。

雪はあまり交友範囲が広くなく、友達と言えるのは親友のリナくらいです。そして火傷の傷跡を治療するため整形外科に通っていて、そこで彩とも出会っています。

漫画「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」の主な登場人物・キャラを紹介、続いてはリナです。雪の同級生でパパ活をしていますが、そのことは雪には話していません。恋愛依存症で、パパ活で出会った相手にすぐに恋してしまう傾向があります。遊び目的の相手にすぐに本気になってしまうため、捨てられてしまうことが少なくありません。そして、そんな自分の性格、ダメな点には気づいています。

そのためしっかり者の雪のことを「私とは違う」と感じて慕っているところがあります。おたがいが大学で親友として付き合っていましたが、リナはパパ活のこと、雪は火傷や境遇、レンタル彼女のことを話していない関係でした。

漫画「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」の主な登場人物・キャラを紹介、続いては中谷彩です。雪と同じレンタル彼女事務所に所属している彩ですが、真面目な雪とは違い真剣に働いていません。そんな彩ですが自分の要望にコンプレックスがあり、それから整形にはまっています。整形をしてから美貌に自信を抱いたあとは、他人のことを容貌で評価しがちな点があります。

美容整形にはまって美病に執着するようになった彩は、美容に関する知識が豊富です。そのため、きれいになりたいという男性の翼に適切なアドバイスをして彼の悩みを解決しました。そんな彩ですが、彼氏に対して年齢や仕事について嘘をついていたり、整形の資金を稼ぐために店を通さずに常連客とやり取りし、詐欺のように金を稼ごうとしました。

漫画「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」の主な登場人物・キャラを紹介、続いては高橋優愛です。ホストクラブにはまっている優愛は、閉鎖的な田舎で母親がいない父子家庭で育ちました。そのため、田舎を嫌い東京に強いあこがれを抱いています。もともとは優しい性格で、とくに祖母のことを大切に思っていました。認知症になりかけている祖母をかいがいしく介護していた優愛ですが、祖母の死で一変します。

ヤングケアラーとして疲弊していた優愛は、祖母の死でストレスが爆発してしまいます。その結果、高校を中退して上京。そこでホストにはまってしまい、推しのハルヒに貢ぐために自らの体を売ってボロボロになっていきました。

漫画「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」の主な登場人物・キャラを紹介、続いては真矢萌です。萌は自分のビジュアルに自信がなく、そしてオシャレなどにも興味を抱いていませんでした。優愛にホストクラブに誘われたときは、ホストになんか興味がないというスタンスでしたが、そこで出会ったホストの楓との出会いで一変します。楓に女の子として扱われた結果、ヘアメイクや美容に興味を抱き始めます。

そしてホストの楓に貢ぐために風俗で働き、それまでになかった自分の新たな一面に気が付きました。女性らしくなった萌ですが、ホストに貢いでいくうちに疲弊していきます。

ここからは「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」に登場するその他のキャラクターを紹介します。最初に紹介するのは雪とのエピソードで登場した辻壮太です。雪のレンタルを依頼した壮太は、レンタル終了後にCDショップで雪と再会します。このとき、雪は火傷の傷跡を見られて壮太を罵倒。その飾らない本性に壮太はほれ込みました。

雪に本気で惚れた壮太は、仕事以外で雪との旅行にこぎつけます。そして雪にアタックをしましたが、雪が価値観の相違からそれを受け入れずに関係が終わります。

漫画「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」のその他のキャラクター、続いて紹介するのは小森翼です。トランスジェンダーで、男として美しくなりたいと化粧を勉強したいと思っています。そんな翼は雪をレンタルして化粧を勉強しますがうまくいきません。そして彩をレンタルして相談すると、似合っていないとバッサリと斬られます。しかし、彩のアドバイスで化粧を覚えてきれいになることができました。

漫画「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」のその他のキャラクター、続いて紹介するのは相馬留奈です。雪たちと同じ大学に通っていますが、現在は一時的に停学をして風俗嬢として稼いでいます。金銭的に苦労をして育った境遇から、金銭に対する執着が強く、付き合った隼人とはそのことが原因の一つとなり別れています。

漫画「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」のその他のキャラクター、続いて紹介するのは畔上江美です。留奈と同じ風俗店に通う40代で、スピリチュアル信仰があります。

漫画「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」のその他のキャラクター、続いて紹介するのは楓です。萌がはまったホストで、相手の心を開かせることを得意としています。すぐにお金を落とさない相手にも困っていたら駆けつけたりと、誠実な態度をとります。その正体は、ホストクラブの幹部です。

漫画「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」のその他のキャラクター、続いて紹介するのは真鍋隼人です。配信サイトで歌い手として活動している隼人は、配信者として人気があります。それ故に、風俗嬢の留奈との交際が暴露されたときは大炎上しました。

漫画「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」に登場する用語をネタバレ解説します。まずはレンタル彼女です。レンタル彼女は恋人代行サービスと呼ばれることがあり、キャストを指名してデートを楽しむというサービスです。もちろん、性的なサービスはNGです。

続いて紹介する漫画「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」に登場する用語はダブルデートです。ダブルデートは2組のカップルが一緒にデートをすることです。普段とのデートと違い刺激があるという感想がある一方で、二人きりになりにくいといった感想があるようです。

続いて紹介する漫画「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」に登場する用語はリピート客です。同じ商品を繰り返し注文するお客さんのことで、一般的に利用されている用語です。本作では、パパ活やレンタル彼女、ホストなどで同じキャストをリピートして利用するお客さんのことをいうケースが多いです。

続いて紹介する漫画「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」に登場する用語は美容整形です。容姿や体型を整形する手術のことをいいます。

続いて紹介する漫画「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」に登場する用語はパパ活です。2014年ころに広まった用語で、女性が父親のような年齢のパトロンを見つけて金銭と引き換えにデートや性的サービスをすることを一般的に表します。

続いて紹介する漫画「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」に登場する用語はミックスバーです。さまざまな性的嗜好の人が運営するバーです。一般的な男女のスタッフのほかに、女装好きな方や男装好きな方などさまざまなスタッフがいます。

漫画「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」の名言を紹介します。最初に紹介する名言は「猫に小判…」です。この名言は彩が婚約者の光晴の友人夫婦の家に遊びに行ったときのものです。友人の奥さんは美容に無頓着で、料理も脂っこいものばかり。それにもかかわらず美容の話題を振られたときに心の中で叫びました。美容に執着しすぎている彩らしい名言とされています。

続いて紹介する漫画「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」の名言は「被りは伝票で…」です。この名言は優愛のものです。優愛は萌をホストクラブに誘い、ハルヒ、優愛、萌、楓の4人でテーブルにつきます。そして4人でアフターをしたいという優愛に萌えは金銭的な余裕がないと遠慮します。そこで優愛は楓を連れ戻すために高額な注文をします。

このときに「被りは伝票で…」と萌を鼓舞しました。この名言は、お金でホストを自分のモノにする、そんなホストにはまり込んでいる優愛の名言として人気があります。

続いて紹介する漫画「明日、私は誰かのカノジョ」の名言は「20数年生きてたら…」です。この名言は留奈のものです。幼少期から経験で、お金に執着している留奈。そんな留奈の経験から、お金を大切だと思う自分のことだけ信じられるという自信が表れている名言とされています。

「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」の感想を紹介します。明日カノは女性作者がこでまでの経験を活かして描いた作品です。そのためリアルな女性を描かれているという感想があります。また、女性目線で描かれていることもあり、男女で感想が変わるのではないかという意見があります。

明日カノはオムニバス形式で描かれている作品です。そんな明日カノの彩編が一番面白いという感想の方がいます。もちろん、ほかのヒロインの話が一番好きという感想の方もいました。

明日カノにはさまざまな女性キャラクターが登場します。そんな女性キャラクターたちが全員好きという感想があります。

先ほど女性キャラクター全員が好きという感想を紹介しましたが、男性キャラクターも好きという感想があります。また、その中でもホストの楓が好きという感想があります。

「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」は配信サイト「サイコミ」で全話無料公開されました。そのタイミングで「面白かった」という感想や、「毒親がひどい」のような内容に対する感想が数多くありました。

「明日、私は誰かのカノジョ（明日カノ）」のネタバレや感想まとめを紹介しました。レンタル彼女やパパ活、美容整形、ホストなどにはまる女性をリアルに描いた作品として人気があります。まだチェックしていない方はこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか？