僕の心のヤバイやつの感想や評価は？王道ラブコメ漫画の面白い魅力を紹介

僕の心のヤバイやつ（僕ヤバ）とは、いわゆる陰キャで中二病な男子中学生の市川京太郎が、学校1の美人で陽キャな山田杏奈と心の距離を詰めていく青春漫画作品です。この記事では桜井のりお先生の描く漫画、僕の心のヤバイやつの面白い魅力や感想・評価を紹介します。また僕の心のヤバイやつが気持ち悪いと言われる理由についても紹介していますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

僕の心のヤバイやつの面白い魅力や評価・感想などを紹介する前に、作品概要を紹介します。僕の心のヤバイやつ（僕ヤバ）は2018年3月18日から連載されている漫画作品です。掲載誌は連載当初は週刊少年チャンピオンでしたがチャンピオンクロスに移り、2022年10月22日現在ではマンガクロスで配信されています。僕の心のヤバイやつは2022年10月時点で単行本7巻が刊行され、累計発行部数は200万部を突破しています。

僕の心のヤバイやつ（僕ヤバ）の作者は桜井のりお先生です。桜井のりお先生は「みつどもえ」「ロロッロ!」などで知られており、「僕の心のヤバイやつ」は桜井のりお先生にとって4作品目の連載作品になります。桜井のりお先生の「みつどもえ」は2010年と2011年にテレビアニメ1期と2期が放送されています。

「みつどもえ」や「ロロッロ!」が桜井のりお先生の独自のギャグセンスを活かしたコメディ要素の高い作品であったのに対し、僕の心のヤバイやつは青春・恋愛要素の強いラブコメ作品となっており高い評価を得ています。

中学2年生の男子である市川京太郎はいわゆる中二病の陰キャであり、頭の中でクラスメイトを殺害する妄想をしては自分はヤバイやつだと思ってほくそ笑むという日々を送っていました。そんな市川がいま特に殺したい相手が、陽キャで学校1の美人な山田杏奈でした。しかしある時、市川がいつも籠っている図書室に山田杏奈が来たことをきっかけに、決して交わらないと思っていた2人の間で交流が生まれ始めます。

僕の心のヤバイやつ（僕ヤバ）の漫画の面白い魅力を紹介します。僕の心のヤバイやつはTwitterで面白いと評価を集めた話題作で、2020年の次にくるマンガ大賞のウェブ漫画部門で1位を獲得したり2023年にテレビアニメ化が決定したりしています。ここではそんな人気の僕の心のヤバイやつの面白い魅力を3つ紹介しますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

僕の心のヤバイやつ（僕ヤバ）の漫画の面白い魅力を紹介します。僕の心のヤバイやつの面白い魅力の1つ目は、主人公である市川京太郎の思慮深さです。市川京太郎は男子中学生らしいキャラクターであり、最初は山田杏奈を殺す妄想をして楽しんでいたり、交流を持つようになってからは山田杏奈を性的な目で見たりしています。

しかし頭の中でクラスメイトを殺す妄想をして自分はヤバイやつだとほくそ笑んでいた市川ですが、実際にはその妄想を人にひけらかして嫌な思いをさせることはありません。中学生という多感で未熟なところも多い年頃で、他のキャラクターが他人への配慮に欠けてしまったり周りが見えていないこともある中で、市川はむしろ誰よりも人の心の機微に敏感です。

思春期特有のさまざまな衝動を抱えていても、それを本人に伝えることは相手を不快にさせることであると想像できる思慮深さは、市川京太郎の極めて内省的な性格からくるものです。山田杏奈もそんな市川の美点に気付き徐々に惹かれていくようになります。しかし市川本人は考えすぎて動くことができなかったりする自分が嫌で変えたいと思っています。そんな風に自分を省みることができるところもまた市川の魅力の一つです。

僕の心のヤバイやつ（僕ヤバ）の漫画の面白い魅力を紹介します。僕の心のヤバイやつの面白い魅力の2つ目は、市川と山田の距離の変化です。陰キャで友達のいない市川京太郎と陽キャで学校1の美人である山田杏奈は、初めは全く接点がない状態でした。市川が一方的に山田杏奈を殺したいと思って意識していただけだったのですが、偶然2人が図書館に居合わせたことで2人の交流が始まります。

陽キャで陰キャを見下ろしていると思っていた山田杏奈が実は食いしん坊で天然な性格をしていることを市川は知ります。意外と親しみやすく、いろいろな表情を見せる山田を見ているうちに市川はどんどん山田のことが気になっていきます。そして山田の方も最初は何の意識もしていなかった市川の優しさや思慮深さに気付き、惹かれていくようになります。

学校1の美人である山田と友達のいない陰キャである市川は、クラスメイトの目を盗むようにして交流を深めていきます。恥ずかしがりながらも積極的に距離を詰めてくる山田と、「自分なんか」という劣等感のせいで自信を持つことができず奥手になってしまう市川という対照的な2人。そんな市川と山田の攻防し変化していく距離感が絶妙で目が離せないと評判です。

僕の心のヤバイやつ（僕ヤバ）の漫画の面白い魅力を紹介します。僕の心のヤバイやつの面白い魅力の3つ目は、画面の変化による演出が巧みであるということです。僕ヤバの物語は基本的に市川の主観で語られていきます。そのため何が起きたかや山田の心境などは画面上から推し測るしかないのですが、僕ヤバではそれが直接的なセリフではなく読者に考えさせるような間接的な手法で読み取れるようになっています。

例えば風邪をひいた市川の家に山田がお見舞いに来るシーンがあるのですが、熱で意識が朦朧としている市川が着替えようとして倒れる出来事があります。場面はとび、目が覚めた市川の目の前には山田はおらず、置き手紙だけが残されていました。その時市川は気がついていなかったのですが、実は市川が倒れる直前に着ていたパジャマから別のパジャマに着替えておりボタンも掛け違えていたのでした。

このように読者にだけ「市川が意識を失っている間に山田が着替えさせた」という事実が読み取れるようになっています。また市川と山田の関係が大きく変化するある回では、市川と山田の心境が重なっていることがビジュアル的に表現されたりと、僕ヤバでは間接的な演出が多く使用されます。そんな読者の想像を呼ぶような巧みな演出が僕ヤバの面白い魅力の一つです。

僕の心のヤバイやつ（僕ヤバ）が気持ち悪いと言われる理由を紹介します。漫画が更新される度にTwitterでトレンド入りするなど人気のある僕の心のヤバイやつですが、一部からは気持ち悪いという声も上がっています。ここでは僕ヤバがなぜ気持ち悪いと言われるのか、その理由を2つ紹介しますので興味のある方はぜひチェックしてみてください。

僕の心のヤバイやつ（僕ヤバ）が気持ち悪いと言われる理由の1つ目は、市川京太郎が山田杏奈をおかずにするからです。中学生の市川京太郎は好きな相手である山田杏奈を尊敬していると同時に性的な目でも見ています。僕ヤバ作中では市川が山田杏奈相手に欲情したりおかずにしたことを示唆するような場面が多々あるので、それが気持ち悪いと言われる理由になっています。

僕の心のヤバイやつ（僕ヤバ）が気持ち悪いと言われる理由の2つ目は、市川京太郎が変人すぎるというものです。中二病である市川は物語当初はクラスメイトを惨殺する妄想をして悦に浸っていたり、猟奇殺人の本を好んで読んでいたりしていました。また山田や他のクラスメイトを守るために突拍子もない行動を取ったりもします。そんな市川の変人ぶりが気持ち悪いと言われる理由の1つとなっています。

僕の心のヤバイやつに関する感想や評価を紹介します。これは僕の心のヤバイやつの解釈に対するアプローチを評価する感想です。僕ヤバでは直接的な表現ではなく間接的にキャラの心情を表現することが多くあり、それが読者を惹きつける魅力の一つとなっています。

僕の心のヤバイやつに関する感想や評価を紹介します。これは僕の心のヤバイやつの登場人物が愛おしいという感想のツイートです。僕ヤバでは市川と山田の他にも魅力的なキャラが多数登場し、彼らとの交流も市川の学校生活を少しずつ変化させていきます。

僕の心のヤバイやつに関する感想や評価を紹介します。これは市川の心の変化が面白いという感想のツイートです。僕ヤバは市川と山田のラブストーリーですが、同時に内側にこもって他人と関わってこなかった市川の成長ストーリーでもあり、そこが読者から高く評価されています。

桜井のりお先生の描く漫画、僕の心のヤバイやつの面白い魅力は主人公である市川の思慮深さや山田との変化していく距離感、間接的で読者に考えさせるような演出です。僕の心のヤバイやつが気持ち悪いと言われる理由は市川が山田をおかずにしていることや変人ぶりでした。このまとめで僕の心のヤバイやつに興味を持った方は、僕の心のヤバイやつを読んでみてはいかがでしょうか？