【閏うこの月】ネタバレあらすじと結末は？漫画を読んだ読者の感想・評価も紹介

• 作品名：閏うこの月（うるうこのつき）
• 原作者：木村イマ
• ジャンル：恋愛漫画
• 出版社：Forcs
• 話数：10話（完結）

あらすじと結末が気になると話題を集めている閏うこの月は、木村イマが描く恋愛漫画です。切なくてリアルな主人公の気持ちの描写が好きといった声が多く、木村イマらしいといった感想が多い人気作品です。電子書籍として連載された閏うこの月は人気を集め、累計ダウンロード数が500万ダウンロードを突破し、単行本として発売された木村イマの人気漫画です。

閏うこの月の作者が、木村イマです。木村イマの詳細プロフィールなどは公表されておらず、木村イマに関する詳しいプロフィールは不明です。木村イマの執筆作品は、閏うこの月の他に、「スクリーンの外側で」・「紙切れの中の幸せ」・「コーヒー男子にシロップ」などがあります。

閏うこの月の漫画1話～8話あらすじネタバレ・1話のあらすじは、マンネリでレスな光との関係に悩む里は、この関係をどうにかしようと考えオシャレをしたデートの帰りに、勇気を出して光をホテルに誘います。しかし、そのことが原因で喧嘩し、ホテル前に残された里を見つけた俊は、自分が働くお店に誘います。

里は俊のお店で、レスでマンネリ関係にあること・自分は本当に恋人として必要とされているのか?など今まで思っていた不満を俊に打ち明けます。そんな里を主人のために生きる忠犬ハチ公みたいだといい、仕事終わりにカフェデートに誘うのでした。光以外の男性と2人でお茶をすることにあたふたする里を、俊はからかうようにかわいいと口説き始めます。

俊は、1年が13ヶ月になるという閏年のような閏月があり、その月の出来事は12ヶ月には反映されない・そんな自由があれば、里はどうする?と提案します。6歳も下の俊にショックを受けながらも、大人な雰囲気に魅力を感じますが、光のことが頭から離れずに俊と別れます。しかし、結局帰宅しない里を見つけ、何もしないからホテルで休もうと、二人でホテルに入るのでした。

閏うこの月の漫画1話～8話あらすじネタバレ・2話のあらすじは、何もしなかったものの二人でホテルで一夜を共にして、里は朝帰りし、光にはカフェで時間を過ごしたと嘘を付きます。その後、俊から連絡が入り、光にもらったネックレスを忘れていたことに気付きます。そして、再び俊と会う約束を取り付けるのでした。

里はネックレスを返却してもらうつもりでしたが、俊は里を映画デートに誘います。その後カフェで、映画の感想を話しながら、俊は自分の恋愛観の話をします。1人の人との恋愛にはこだわっていないこと、里と仲良くなりたいこと、里との交際中は他の女性と遊ばないが、その関係性が窮屈になってしまえば里とは離れるということを告げます。

里は自分には無い俊の恋愛に関する考え方に衝撃を受けますが、それと同時に俊に興味をもつ自分にびっくりします。そんな里を見て口説きながら、俊は自分が里へと選んだネックレスをプレゼントするのでした。光にネックレスの事を聞かれ、とっさに買ったと嘘を付きますが、光には無職なんだからほどほどにと諭されてしまい、里はショックを受けながら自分の今置かれている状況に悩むのでした。

閏うこの月の漫画1話～8話あらすじネタバレ・3話のあらすじは、里は光と付き合った当初にネックレスをもらった時の夢を見ていました。そして、目覚めてネックレスを俊に返してもらっていないことに気付きます。そして、5年前にパワハラが原因で体調を崩し、光の言う通りに仕事を辞めた時のことを思い出します。

光の言葉を真に受けて仕事を辞め、派遣の仕事を転々としていた里は、ある日、派遣ではない正社員の仕事を探せば?と言われてしまいます。そこで光のせいにしてしまった自分と、今もなお俊のことや無職のことを光のせいにしていることに気付きます。そして、本腰を入れて、職探しをスタートします。里の見つけた仕事は今の住居からは遠く、受かったら引っ越したいと光に相談します。

里は光に考え方が甘いと言われ喧嘩になってしまい、光は家を出ていきます。そんな時に俊からネックレスを返したいと連絡が入り、俊のもとに向かいます。元気がないことを見透かされていた里は俊にキスをされますが、その場を逃げ出してしまいます。そして、自分が俊に惹かれていることに気付き、浮気をする自分に耐えられない里は、好きな人がいると告げ、光に別れを切り出すのでした。

閏うこの月の漫画1話～8話あらすじネタバレ・4話のあらすじは、別れを切り出した里に光は、絶対に別れないと言い張り無理やりキスをします。締め切り前にこんなことを言うな。と言い張る光に、光のために生きているんじゃない。と言い放ち、里は家から飛び出します。しかし、帰る場所がなくて空っぽな自分を改めて考えさせられるのでした。

一方で光は、仕事の打ち合わせのためカフェで担当の理沙と会っていました。どこか雰囲気の違う光に気付いた理沙は、話を聞いて力になりたいと光を誘い、ホテルで身体を重ねてしまいます。その後、理沙に里をかさねながら、光も今の里との関係に悩むのでした。一方で行く場所の無い里は、自宅に戻り普通に家事をこなし、普通の日常を過ごします。

朝帰りをした光に里が、お風呂にでも行った?と尋ねると、光は悪びれず担当と関係を持ったことを話したうえで、里じゃないと自分は無理だ・捨てないでほしいと里に告げます。その後、同情してしまった里は、光に流されてしまい、俊に別れを告げます。俊はショックを受け、女友達の唯花に頑張れと励まされます。その後、俊の店に光が訪れ、里に連絡を取らないでほしいと釘を刺すのでした。

閏うこの月の漫画1話～8話あらすじネタバレ・5話のあらすじは、自分勝手な光に苛ついた俊は、釣った魚に餌をやらない光に言われたくない・里のことが好きだと言い切りますが、光に10年一緒にいるから里はもう離れられないと告げ、俊がプレゼントしたネックレスを俊に返すのでした。一方で里はもう喧嘩をしたくないと考え、面接を考えていた仕事も諦めて手軽なパートに応募します。

そして、俊の閏月という言葉を思い出しながら、自分は俊のようにはなれないと考え、どこか釈然とせずに過ごしていました。一方で俊は、里との今の関係を唯花に話していました。密かに俊を思い続けている唯花は、今の俊は俊らしくないといい、弱くてダサいと言い放ち、無理やり里に電話をかけてしまいます。

びっくりしながらも電話に出た里に俊は、彼氏と上手くいったのに電話になぜ出る?フラフラするなと説教するのでした。居ても立っても居られなくなった里は、俊の元に自らの意思で訪れてキスをします。その後、帰宅した光は里がネックレスを置いて部屋から出ていったことに愕然とするのでした。

閏うこの月の漫画1話～8話あらすじネタバレ・6話のあらすじは、里は戸惑いながらも俊の家に行くことを決め、俊と身体を重ねます。夜が明け、俊が朝ごはんを作ってくれたことに感動する里を見て、俊は密かに幸せを感じていました。そして、服が無い里に、ショッピングデートをしようと提案するのでした。

ショッピングに出かけた二人は、日頃着ないような服を着ようと様々なテイストの服を試着してデートを楽しみます。夢のようにデートを楽しむ里でしたが、ふと閏月が終わるとどうなるのだろう?日常をそのまま置いてきてしまったと考えてしまい、俊に閏月が終わるとどうなるのか?と訪ねます。

俊は、都合が悪そうに、閏月だからと良いところばっかり里に見せてしまっていること、一緒に暮らすと嫌な所も見えてくるだろうから、閏月は続かないと気まずそうに告げます。それでも、一緒に里と居たいと告げ、二人は色々考えながらもまた身体を重ねるのでした。一方で、里に出ていかれた光は、不安をどうにかしようと理沙を家に呼び出すのでした。

閏うこの月の漫画1話～8話あらすじネタバレ・7話のあらすじは、家の近くまで着た理沙を家に誘います。しかし、同棲相手と身体を重ねた場所で抱かれたくない、光はタイプだから光と楽しみたいが、本気ではないこと、光の思い通りにされたくはないと、はっきり告げられてしまいます。そして、今の光には全く魅力を感じないとバッサリ振られてしまうのでした。

一人で帰宅した光は、里にプレゼントしたネックレスを眺めながら、里との出会いを思い出していました。一方で、里は俊と一緒に住んでいて、俊とデートをしながら、自分は何をしに東京にきたのか?と考えていました。そして、自分の中に誰がいるかによって、見える世界や考え方が全く変わることに気付き、今までは光を一番にしていたことに気付きます。

そして、今更ながら自分が中心に生きたいと思えるようになるのでした。そんな里を見た俊は、アクセサリーの学校に通っていた里の為に、ネックレスを作るお店に向かいネックレスを作ります。そして、作ったネックレスを身につけ、プレゼントしてくれた俊のネックレスを家に置いて、里は新しい未来に向かうため、俊の元を去り別れの結末を迎えます。

閏うこの月の漫画1話～8話あらすじネタバレ・8話のあらすじは、里は久々に帰宅し、光に浮気をしたと話そうとします。しかし光は里の言葉を遮り、ただ許すとだけ告げますが、里は田舎に帰ると告げます。そんな里に光は、今まで自分勝手がすぎたこと・これから行動を改めるので別れないでほしいと言いますが、里は自分勝手な光が好きだったが、一度別れてちゃんと考えたいと話すのでした。

その後田舎に帰った里は、今後どうするかを悩んでいました。そんな里を気にかけた母親は、少し他にも目を向ければ?と言い、里は久しぶりに田舎を散歩しながら、過去を振り返るのでした。海でボーッとしていた里の元に、光がやってきます。その後、話しをしたいとホテルに向かいますが、身体を重ねて愛情を表現しようとする光に里は嫌気が差し、光を跳ね飛ばします。

そして、光が自分を見下しているように感じてしまうこと、何かあれば身体を重ねれば愛情を伝えられると思っているところ、里を好きだといえば里は自分になびくと思っているように感じることが嫌だと話します。そんな里を見た光は、里との別れを決意し、里と光は別れの結末に向かいます。

閏うこの月の結末・あらすじネタバレ・9話では、光との関係も一区切りをした里は悩みながら、街に繰り出します。そして、ふと訪れたショップで素敵なアクセサリーを目にします。そして、その場にいたアクセサリー作家に、どうやってお店にアクセサリーを出せたのか?と問います。

そして、今も会社員をしながらアクセサリーを作っているということを聞きます。その言葉に思い立った里は、目標を立ててとりあえず派遣の仕事を自身の夢の為に再開させるのでした。そして、2年後里はようやく一人暮らしをすることになります。そして、仕事をこなす中で、偶然打ち合わせで俊と再会し、仕事終わりにカフェで会うことになります。

カフェで、俊が大学卒業と同時に就職したことを知ります。一方で、里は派遣をしながらアクセサリーを作り、東京で展示会をしたこと、展示会は失敗に終わりショックを受けて、また仕事中心の生活に戻っていたことを俊に話すのでした。その後、変な空気になった二人はそのまま別れ、俊は唯花にそんなに里について悩むのなら私と付き合ってと告白をされるのでした。

閏うこの月の10話最終回・結末あらすじネタバレ・結末の10話では、俊はあっさりと唯花の告白を断ります。唯花は泣きながらも、今までの自分のスタイルまでを変えてしまえるような相手に出会えた俊は羨ましいと励ますのでした。

一方で、俊と再会したことで俊のことが気になって仕方がない里は、仕事でミスし、落ち込んでいました。しかし、落ち込んでいる暇はない・自分で進まないとと考えた里は、俊が住んでいたアパートを訪れます。しかし、俊は引っ越しており、会うことができずにいます。

里は、昔俊とデートした場所を訪れながら、過去を振り返ります。そして、自分自身の進んだ道は正しかったのか?と考えながらも、前を向くことを決意します。そんな時に、俊からもう一度会えないか?と連絡が届くのでした。急いで俊の元に訪れた里は、ずっと逢いたいと告げ、俊も里に告白をして二人は一緒に住むことになります。そして、一緒に暮らしながら、二人で夏を迎えるという結末を迎えます。

閏うこの月の登場人物・キャラ!1人目が、依田里（よださと）です。依田里は、閏うこの月の主人公で、光と同棲をしている茨城県出身の28歳の女性です。里は、高校の頃の同級生・光と付き合って、光が上京すると同時に自分も上京し同棲を始めており、俊から忠犬といった感想を持たれるほど真面目で、ショートカットが可愛らしい女性です。

里は、光と一緒に上京し、派遣社員として勤務していましたが、体調不良になってしまい派遣会社を辞めて、現在は無職のキャラクターです。光との関係がマンネリ状態であり、レスな日々に悩んでおり、この関係をどうにかしようと頑張るも、空回りばっかりしてしまっているキャラクターです。

閏うこの月の登場人物・キャラ!2人目が、依田光（よだひかる）です。依田光は、里の彼氏であり、里とは高校時代の同級生だったキャラクターです。光は、作家を職業にしているキャラクターであり、売れっ子作家ではないものの、作家として生活ができる程度の仕事と収入を得ている28歳の男性です。作家として家で仕事をすることが多いからか、長髪に無精ひげを生やしただらしない外見をしたキャラクターです。

自分の好きなことを仕事にしていることを自負しており、一方でやりたいことをするわけではなく派遣として働き、現在は無職の里をすこし見下しているキャラクターです。マンネリな関係を里よりも重大視しておらず、里は何もしなくても自分の側にいる・自分からは離れられない・別れないと思っているモラハラっぽい一面もあるキャラクターです。

閏うこの月の登場人物・キャラ!3人目が、俊（すぐる）です。俊は、光と喧嘩し、街で立ち尽くしている里に出くわした、22歳の青年です。俊はオシャレなアパレルショップで働いており、22歳なのに落ち着いた雰囲気で、優しい性格の男性です。

俊は細身でスタイルが良いオシャレな男性で、フランクで気さくなキャラクターです。そのため女性関係にも奔放で、恋愛には無理をしたことがないといった恋愛をゲームのように思っているような一面もある大人っぽい青年です。

閏うこの月の登場人物・キャラ!4人目が、唯花（ゆいか）です。唯花は、俊の女友達で、明るくて前向きなギャルです。親身に俊の相談を聞き、リアルな感想を言いながら俊を励ましており、密かに俊に恋心を抱いているキャラクターです。

閏うこの月の登場人物・キャラ!5人目が、佐々木理沙（ささきりさ）です。佐々木理沙は、光を担当している女性で、おとなしそうな雰囲気のキャラクターです。光のことを自己中で、気怠げで才能があるところが魅力的で好きと言い光と身体を重ねたキャラクターです。

木村イマの漫画「閏うこの月」の見どころ・見どころ1つ目が、「里のもどかしい葛藤」です。自分で決定することが苦手で、光に頼りすぎてしまっていた里が、マンネリ関係になってしまいどうすればいいのか悩み葛藤します。

そして、今の生活や変わってしまった環境は相手のせいと責任転嫁してしまうところに、違う価値観の俊と出会い、自分の考えを改めようとします。しかし長年の考えはそんなに簡単に変わることはできず、色々なことと葛藤していきます。そんな、もどかしい葛藤の描写がリアルといった感想が多く、閏うこの月の見どころの1つとなっています。

木村イマの漫画「閏うこの月」の見どころ・見どころ2つ目が、「ネックレス」です。閏この月では、俊がプレゼントしたネックレス・光がプレゼントしたネックレス・里がつくったネックレスと3本のネックレスが様々なシーンで登場します。

そして、どのネックレスを里が付けているかによって、里の思いが変化したりと、ネックレスをもらった当時の様々な思い出や記憶が蘇ったり、新たに前向きな気持ちをもったりと、里の気持ちの変化と連動するような描写があります。どのシーンでどのネックレスを付けているのかを見ていくのも楽しいといった感想が多く、見どころの1つになっています。

木村イマの漫画「閏うこの月」の見どころ・見どころ3つ目が、「光と俊の対比」です。高校生のときから付き合っている彼氏の光と、街で会った俊は性格や考え方が正反対といっても過言ではありません。

そのため、二人が里に向ける愛情も正反対で、愛情にも色々な形があると気付かされます。そういった対照的な二人の愛情と、里が最終的にどのような結末を選択するのか?などといった、二人の対比も見どころの1つになっています。

木村イマの漫画「閏うこの月」は、電子書籍として連載されていた作品で、電子書籍で見て、木村イマの世界観に入り込んでしまったといった感想が多くあがっていました。面白いといった感想が多く、電子書籍で高い人気を獲得し、書籍化も決定した話題作です。電子版を見て結末をしりながらも書籍を購入してしまった・何度見ても切なくなって好きといった感想があがる人気漫画です。

閏うこの月は、人間味の溢れる魅力的なキャラクターが織りなすストーリーがリアルで、結末まで一気に読んでしまったといった感想が多くあがっている人気作品です。木村イマの細やかな描写を支持する感想も多く、緻密で繊細な描写なので、漫画に入り込めるといった感想が多い人気漫画です。

閏うこの月は、木村イマらしい繊細な感情の描写がリアルで、切なくなりながらも入り込んでしまう・感動したといった感想が多い漫画です。また、感情がリアルで突き刺さる・結末を見て自分も今からでも変われるのかな?と前向きになったり、自分を大切にしようと思ったなど、考えさせられる恋愛漫画といった感想もあがっています。

閏うこの月は、500万ダウンロードを突破し、書籍化もされた木村イマの人気恋愛漫画です。心理描写がとてもリアルで好きといった感想が多く、結末を知りながらも、書籍も買ってしまうファンが多い人気恋愛漫画です。あらすじ・ネタバレや、結末、見どころを見て気になった方は、一度「閏うこの月」を見てみてはいかがでしょうか?