海月姫の原作漫画のあらすじネタバレ!最終回の衝撃の結末は涙の完結?

東村アキコ先生の漫画「海月姫」は、雑誌kissに2008年から2017年まで連載され、コミックスは全17巻で完結しています。途中休載を挟みましたが、9年に渡って連載された海月姫のあらすじとは?2010年にテレビアニメ化、2014年に実写映画化、そして2018年にテレビドラマ化もされました。男子禁制の古いアパートに暮らすオタク女子たちと、美しい女装男子がファッション業界に乗り込んでいく物語です。最終回までのあらすじを詳しく紹介します。

海月姫の原作漫画のあらすじネタバレ!最終回の衝撃の結末は涙の完結?のイメージ

目次

  1. 海月姫の原作漫画のあらすじとは?涙の完結 をネタバレ紹介!
  2. 海月姫とは?
  3. 海月姫の原作漫画のあらすじを完結までネタバレ紹介!
  4. 海月姫の原作漫画の最終回のあらすじをネタバレ紹介!
  5. 海月姫の原作漫画の最終回を読んだ人の感想を紹介!
  6. 海月姫のドラマと映画も要チェック!蔵之介の女装が話題!
  7. 海月姫の原作漫画のあらすじネタバレまとめ!

海月姫の原作漫画のあらすじとは?涙の完結 をネタバレ紹介!

海月姫は、アニメ、映画、そして連続テレビドラマ化と、多数のメディア展開をした作品ですが、原作は漫画作品です。原作の海月姫はすでに完結していますが、どんなあらすじだったのでしょうか。休載を経て9年目に、とうとう涙の最終回を迎えました。どんな最終回だったのかも含めて、これからネタバレしながら海月姫の原作漫画の最終回までのあらすじを紹介していきます。

海月姫 東村アキコ|Kiss | 講談社|講談社コミックプラス

海月姫とは?

海月姫の原作は、2008年、漫画雑誌「kiss」で連載をスタートした東村アキコ先生の同名の漫画作品です。この後ネタバレあらすじを紹介しますが、連載中にフジテレビのノイタミナ枠でテレビアニメされたほか、2014年には能年玲奈(のん)の主演で実写映画化もされました。さらに、海月姫、漫画連載終了後まもなくの2018年の年明け、キャストを一新して連続テレビドラマ化しました。海月姫原作のあらすじを紹介していきます。

海月姫の原作漫画のあらすじを完結までネタバレ紹介!

海月姫のアパート天水館のメンバーたち

ここからは、海月姫原作漫画版の最終回までのあらすじをネタバレしながら紹介します。海月姫の舞台は男子禁制のレトロなアパート、天水館です。海月姫の主人公の月海(つきみ)は、クラゲオタクで、クラゲのイラストを描くことが大好きでした。イラストレーターを目指して上京し、アパートに住み始めて半年。海月姫の物語に欠かせない他の住人達も何かのオタク女子で、みずからを「尼~ず」と呼んでいました。

蔵之介との出会いについてのあらすじ

月海はお店のクラゲにひそかに「クララ」と名前をつけてかわいがっていました。ある日、タコクラゲのクララがミズクラゲと一緒に飼育されていることに気づき、「このままでは弱って死んでしまう」と店員に言おうとするのですが、相手にされず門前払いされたところに、美しい女の子が現れました。揉めている様子をみて、「そのままにしてたらどうせ死んじゃうんだったら、ちょうだい」と彼女は店員に告げます。

2人でクラゲのクララをアパートに連れて帰り、ひとまず浴槽に放すとクララは元気に泳ぎ出しました。ほっとしていつのまにか一緒に寝てしまい、翌朝目を覚ますと、月海の隣にいたのはなんと男でした。男性が苦手な上に、男子禁制のアパートに連れ込んでしまったため、月海は焦りますが、クラゲのイラストだらけの月海の部屋をみて、「こういうの嫌いじゃないよ。また遊びに来てもいい?」と笑顔でいい、爽やかに帰って行きました。

クララは無事に水槽に移されました。そんなある日、また「女装男子」が訪ねてきます。住人達は男性とは気づきませんが、オシャレな女子にはじめは警戒心を強く持ちます。彼は「蔵之介」という名前ですが、尼~ずのメンバーの前では「蔵子」と名乗りました。蔵子は、月海はもちろん、色んなジャンルのオタクの住人たちの話を興味深く聴きました。以上が蔵之介と尼~ずとの出会いのあらすじです。

ある日、蔵之介が家に月海を連れて行きメイクをして着替えさせたところ、蔵之介の兄で童貞の修がその月海をみて恋をしてしまいます。3人で水族館に行くことになり、月海は天水館の管理人の娘、着物オタクの千絵子から着物を借りて出かけます。ハプニングから、月海も修を意識しはじめますが、それがおもしろくなく感じる蔵之介でした。そんなとき、天水館周辺の再開発事業の話が持ち上がり、立ち退きの危機が訪れます。

洋服づくりに至るまでのあらすじ

追い出されてしまっては路頭に迷ってしまう尼~ずのメンバーも、いざ立ち上がろうとしますが、再開発を進める担当者や地域住民の前ではどうしても意見を言うことができませんでした。そんな彼女たちを見て、蔵之介は全員に着替えとメイクを施し、着るもの一つで変われるんだ、「鎧を身に纏え」と鼓舞するのでした。開発事業を止めるためにお金が必要と考える蔵之介は、なんとか稼ぐ方法を考えます。

アンティークの食器などをかきあつめ、フリーマーケットに出た月海と蔵之介。最初に売れたのが、月海の作ったくらげのお人形でした。その場で蔵之介は材料の布になる古着を買い求め、尼~ずを呼び寄せて人形を作らせることにします。月海は布を組み合わせてはくらげのイメージを次々膨らませ、千絵子さんが縫いあわせてゆき、ぬいぐるみは飛ぶように売れました。洋服作りへとつながるまでのあらすじです。

蔵之介がはじめて月海にときめくまでのあらすじ

その夜、残った布地とシーツをかぶって月を見上げる月海にときめいてしまった蔵之介は、自分自身に動揺していました。その時、月海が亡くなった母親に「クラゲみたいなドレスを作ってあげる」と言われたという話を聞いて蔵之介は、そのドレスを作って売って、天水館を買おう、と月海に言うのでした。政治家の息子である蔵之介は、修とは腹違いの弟でした。蔵之介は「父親の愛人の息子」だったのです。

蔵之介の母親は女優で、ドレスはたくさん持っていたけれど、ウエディングドレスだけは着たことがない、と言っていたことを思い出していました。月海がこれまで描きためたクラゲのデッサンと、ドレスのイメージを結びつけた蔵之介は、なんとかドレスのデザインを起こそうと、ミシンのできる千絵子を巻き込んで提案します。覚醒した月海は、試作品のドレスを試行錯誤しながら理想の形に作り上げました。

ドレスのイメージが沸いてきた蔵之介と月海でしたが、その頃修は開発業者の女性担当者にはめられ、つきまとわれていました。2人の関係を誤解したままの月海は、初めての失恋に傷ついていました。さらに、蔵之介の大学の友人達が、蔵之介と尼~ずが一緒にいるところに遭遇し、「この人達誰?」と失礼な態度をとりますが、蔵之介は「友達だよ」と一言。友達と言ってくれることは嬉しくても、住む世界が違うのだと思い知らされます。

翌日、失礼な事をしたお詫びにとその友人達から劇団のチケットを渡された蔵之介は、尼~ずを連れて劇場に向かいます。舞台が終わった後、内容はさることながら、衣装が酷いと蔵之介は憤慨しますが、予算もあるし難しいんだと劇団員達は反論。母親の舞台のドレスのイメージが強い蔵之介は、運転手の花森に、自宅からドレスを持ってくるように頼みます。持ってきてくれたドレスが、月海の作ったクラゲドレスの試作品でした。

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ファッションショーまでのネタバレあらすじ

そこから、劇団の衣装のドレスを作ることに。クラゲのイメージから次々と衣装を縫い上げ、「舞台衣装だから仕上げは二の次」と一晩で24枚を作り上げ、翌日はその衣装で公演することに。さらに蔵之介がおじである総理大臣を呼び、感想をブログにアップしてもらい、その次の日には観客が入りきらないほどになりました。最後にデザイナーとして登壇した月海と蔵之介は、クラゲ=「Jelly fish」というブランドとして紹介したのでした。

蔵之介は、月海を「かわいい」と思い始めていましたが、なかなかそれを認められないでいました。そして月海も自分に自信がなく、まさか蔵之介が本当に自分を可愛い女の子と感じているとは思わず、嘘をつかれているか、騙そうとしていると考えてしまいます。そんな折り、いよいよ天水館周辺の再開発が始まろうとしていました。近所の文具店の取り壊しを目の当たりにして、月海は焦ります。

今度は月海から、蔵之介に、ドレスを作ろう、天水館を救いたいと訴え、いよいよ動き出します。ブランドのロゴは、姿を一切見せない、アパート住人のBL漫画家の目白先生が考えてくれました。千絵子さんの知り合いで、人形のドレス作りでマニアの間では有名なノムさんを助っ人にいれ、本格的にドレス作りをはじめました。いよいよ海月姫で初めてのファッションショーのあらすじに入ります。

その頃、韓国にいた千絵子の母親は、わざわざ訪ねてきた開発業者の担当者である稲荷に、大好きな韓流スターのプレミアムチケットを渡され、天水館を売ることを了承してしまっていました。いよいよ立ち退きが現実的になっていることを知った蔵之介は、ファッションショーの開催を自分の父親の「議員生活30周年パーティ」の日にぶつけることを決め、準備を急ピッチで進めます。

ボンドまで利用してなんとか衣装を作り上げた蔵之介は、離れている自分の母親を思い出していました。これを観たらきっと喜んでくれるのではないかと感慨深くドレスを眺めました。三国志オタクの「まやや」には身長の高さ、クールな顔立ちを生かしてモデルをやるように説得し、いよいよ本番の日を迎えました。父親のパーティに乗り込み、天水館でのファッションショーの告知をする蔵之介とまやや。

海月姫で初めてのファッションショーのあらすじ

呼び込みの効果は絶大で、多くの人がやってきました。総理大臣も父親と一緒に客席にいます。蔵之介はあっという間に観客を虜にしますが、修が稲荷と一緒にいるのを目撃した月海が、動揺している事にランウェイで気が付きます。思わず「おれを観ろ」と叫んだため、ショーに出ている女性が鯉渕大臣の次男だと観客にカミングアウトすることになりました。総理と父親はこっそり逃げ出しますが、観客はなお盛り上がっていました。

ショーもクライマックスというところで、疲れきったまややにより、最後のドレスにぶどうのジュースがかかってしまうというトラブルが起きてしまいます。なんとか時間をつなぎ、洗いますが、尼~ずたちは乾かすためのドライヤーを誰も持っていませんでした。今までなら出なかった勇気を振り絞り、月海は近所のアパートの女性にかけあって、ドライヤーを借りてきました。なんとか乾かし終え、フィナーレへ。

初めてのファッションショーの成功後のあらすじ

映画版のネタバレになりますが、実写映画の海月姫は、このショーの成功までを描いています。原作では、最後に蔵之介が会場に集まったマダム達に向かって、天水館の存続を訴え、自分の魅力を利用してドレスのオーダーまで受け付けました。翌日、「鯉渕ジュニアの女装姿のファッションショー」はワイドショーやスポーツ紙の一面で取り上げられ、大騒動に。

父親には部屋を出るなと説得されますが、完璧な装いで堂々と家の門で報道陣を利用して「Jellyfish」をPRする蔵之介でした。ショーの様子は動画サイトにアップされ、世界中に届くことに。蔵之介の母もそれを目にすることになりました。一方、奔放な弟のしりぬぐいをする羽目になっていたのが兄の修でした。蔵之介が家に連れてこられたとき、複雑な心境のはずの自分の母のことを考えるとはじめは快くは思えなかったのです。

それでもまだ幼くして母親と引き離されることになった蔵之介を、修は放ってはおけず、不器用ながらも何かと世話をしてきたのでした。そんな修のもとに、蔵之介の母親から一本の電話が入ります。ドレスのオーダーでした。修は月海を誘い、ドレスを作ってくれるように内緒で頼みました。ここまでが海月姫前半のあらすじです。後半の海月姫では本格的に洋服の制作に入り、葛藤していきます。

ドレス注文開始後の海月姫のあらすじ

今までは見よう見まねで手作りしていたドレスですが、注文を受けたからには制作に入らねばなりません。蔵之介はドレスの縫製をしてくれる業者を探します。協力してくれるインドの会社の兄妹をみつけ、月海を生地選びのためにアウトレットショップに連れ出すなど積極的に動き始めました。しかし蔵之介の熱意と、少しずつドレスデザインを楽しみ始めた月海とはウラハラに、尼~ずの気持ちは追いつかず、すれ違っていきます。

そんなときに、中高年男性を好む「枯れ専」のジジ様が、偶然蔵之介の父親と話す機会があり、相談しているうちに自分が生産管理を買って出ることを決めました。また、修と月海は近所の和菓子屋のおじいさん、おばあさん夫婦と話しているうちに再開発反対のデモを行うことになりました。ここからのあらすじでは修と月海の仲が急接近していきます。

月海の初めての告白までのあらすじ

デモ当日、思い思いの変装をして家を出た尼~ずたちをみて、蔵之介はファッションに興味がない彼女たちも、好きな格好をすることは楽しいのだということに気がつきます。しかし、今作っているドレスは本人たちは着られないし、着たいとは思っていないのでした。デモの後、成り行きで月海は修とデートすることになり、クラゲドレスを着てメイクアップして出かけました。デート中、修は勢い余って月海に告白をしてしまいます。

初めは信じられずに受け入れられなかった月海も、自分自身の恋心を自覚していきます。蔵之介はそんな2人をみて、自分は月海を変化させていく「魔法使い」でいようと決意し、尼~ずたちでも着たくなるような、Jellyfishのカジュアルラインのデザインを進めていきます。展示会への出店も決めますが、近年の日本のファッションへの疑念がわいてくる蔵之介。

いまいちしっくりこなかったカジュアルラインのワンピースに、覚醒した月海のアイディアからデザインを加えてなんとか展示会にこぎつけました。思ったよりも客はどのショップにも少なく、イメージと違うとがっかりしますが、そこに現れたのが、香港を中心にショップを展開している、アジアのアパレル業界では超有名なブランドの社長でした。

シンガポール編あらすじ

その社長が、クラゲドレスのデザインと、デザイナーである月海を売ってくれ、と申し出ます。蔵之介には、月海をシンガポールに連れて行ってアパレルの勉強をさせて、新しいブランドのデザイナーにしたいのだと伝えました。展示会は雨も続き、さっぱりお客さんは来てくれず、隠しておいた天水館の権利証は千絵子の母親に見つかってしまい、今度こそ天水館の最大の危機となります。

ピンチを脱するため、月海は例の社長に渡されていた名刺を頼りに電話をかけます。カイ社長は月海の頼みをうけ、天水館を助ける代わりに、月海はシンガポールに行くことになってしまいました。これ以降は月海はしばらく天水館を離れ、カイ社長のもとへ行くというのがあらすじです。その頃、修は蔵之介の母、リナにドレスを届けるためイタリアにいました。そして月海への婚約指輪も選んでいたのですが、すれ違ってしまいます。

月海のパスポートができるまでの間も、シンガポールに行ってからも、月海は幽閉状態でした。社長は孤児院の出身でした。当時、金持ちの家から捨てられた服にタグをつけ、バザーで売っていました。その頃抱いた、服への愛情とは真逆の、反発する気持ちから今はアパレルブランドにとりつかれているようでした。つかみどころのない社長を恐れていた月海ですが、あるとき社長は屋台のカレーに月海を誘います。

その時みた屈託のない笑顔に、月海はもしかしたら怖い人ではないのかもと思い始めました。その頃、蔵之介もシンガポールを訪れていました。女装してカイ社長の会社のビルに乗り込むと、ひょんなことから急にヘルプのモデルとして撮影されることに。このブランドのこと、社長の女癖の悪さのことなどを耳にします。

大手アパレル会社社長と秘書についてのあらすじ

社長秘書を務めるファヨンは、孤児院からの幼馴染でした。社長から月海の見張りを頼まれていましたが、セキュリティをかいくぐって社長室のあるフロアまで来た蔵之介と取引をします。ファヨンは、大量の在庫を蔵之介に見せます。社長はそれを全部燃やすのだ、と言います。処分する費用も服の価格に含まれているのだと。社長は自社のモデルと次々寝るような女癖の悪い男ですが、ファヨンはカイ社長のことが好きでした。

この会社をつぶし、道を誤ったまま突き進んでいるカイ社長を止めることを約束してファヨンからキーを受け取り、蔵之介は月海を連れ戻しました。食事をしに寄った屋台村で、月海は様々な人種の人が美しい民族衣装を身に纏っていることに気がつきます。その頃尼~ずたちは、目白先生の漫画が売れたお金を使って洋服を買おうとしていました。しかし、理由もなしに選ぶことができませんでした。

月海が帰国して、久しぶりに集まって食事をしたあと、尼~ずならどんな服を着て外に出たいか?ということを話し合います。広いデパートの中で服が選べなかった経験や、もし勤め先に行くなら、結婚式のパーティに行くならどうするか、率直に話しました。ある時月海は、「クラゲは形を変える=変態する」ことを思い出します。それが新しいJellyfishのコンセプトになりました。海月姫最終巻ひとつ前の16巻までのあらすじです。

海月姫 - フジテレビ

海月姫の原作漫画の最終回のあらすじをネタバレ紹介!

海月姫クライマックスへネタバレあらすじ

ここまで海月姫のあらすじを紹介してきましたが、いよいよ16巻から最終17巻の海月姫のあらすじに入ります。クライマックスへさしかかり、海月姫最終回のネタバレへと向かいます。「クラゲの変態」から、形の変わる洋服を思いついた蔵之介と月海ですが、月海は修にプロポーズをされていました。今、結婚をしている場合ではない、蔵之介とドレスを作る時だと、それを断ることになります。

そんな折、上海株価が大暴落し、「チャイニーズブラックマンデー」の影響で、カイ社長の会社もあっという間に傾きはじめていました。Jellyfishは、再び皆のアイディアを終結して、ジャージー素材の「メタモルフォーゼ」するドレスの完成を目指して奮闘。修が水族館の館長の介抱をした縁で、今度はファッションショーを水族館でやったらどうかと提案します。

いよいよ海月姫最終回のあらすじ

いよいよ海月姫最終回のあらすじです。ファッションショー会場にはカイ社長も招待していました。蔵之介の母親のリナも来ていて、とうとう母子は再会します。15年ぶりに母親に会った蔵之介は動揺してしまい、立ち上がれなくなったのをみて、尼~ず全員がジャージードレスを着て、人前に出ることにしました。ありのままで、服という鎧を身にまとい、外の世界に出ることができたのです。

蔵之介は最後に、リナからプレゼントされた仕立ての良いスーツを着て、正々堂々男として月海に告白。尼~ずのメンバー全員にも男であることを明かしました。ずっと部屋から出ることのなかった漫画家の目白先生も、正体を見せて、全員でパーティ。それぞれが自分たちらしく生きていく未来を見せた、漫画海月姫の最終回のネタバレあらすじでした。

海月姫の原作漫画の最終回を読んだ人の感想を紹介!

海月姫最大の謎目白先生の正体に驚き

あらすじにもある通り売れっ子のBL漫画作家ということ以外、ずっとその正体が謎だった目白先生ですが、最終話でとうとう部屋を出てきました。漫画海月姫最後のファッションショーの会場である水族館へ、クラゲのクララを小さな水槽に入れ、一緒にやってきたのでした。ここから最大のネタバレです。「男子禁制」のルールを敷いていた目白先生は、なんと男性。その理由は、「千絵子に一目ぼれしたから」というものでした。

海月姫の最終回にふさわしいテーマという感想

東村先生の漫画のあとがきによれば、最後のファッションショーのドレスは、先生自身が着たいと思っていたジャージー素材のドレスでした。着心地が良くて、誰でも自分らしくいられるデザイン。それは紹介してきたあらすじの通り、海月姫をまとめるのにふさわしいテーマでした。

海月姫がアメリカでも人気の理由

海月姫の連載中、こちらもドラマ化した漫画「東京タラレバ娘」の連載もあり、海月姫は実質休載となっている時期もありました。17巻のあとがきにはアメリカで人気があり、コスプレイベントにも海月姫のコスプレの人たちがたくさんいることが書かれています。

最終回で涙したという感想

誰でも、何がきっかけで自分を変えていけるかはわかりません。自信がなかった海月姫の尼~ずのメンバーたちも、自分たちにあった、自分たちの好きな服を着て人前に立つことができました。これから彼女たちがどうなるかはわかりませんが、あらすじでも紹介したとおり形にとらわれず、それぞれの幸せを見つけることを感じさせる海月姫の漫画版の最終回でした。

海月姫のドラマと映画も要チェック!蔵之介の女装が話題!

実写映画版の海月姫

海月姫実写映画版の蔵之介は、菅田将暉(すだまさき)さんが演じました。仮面ライダーWでのデビュー当時、16歳の頃にはまだ幼さも残り、中性的な魅力もありましたが、その後は男性的な男らしい役柄も多いです。海月姫のオファーを受け、役作りのために10キロ減量して身体を絞ったほか、エステや骨格の矯正にも行き、ヒールでのウォーキングを練習して挑んだそうです。

その他にも肌や立ち居振る舞いに気を使うなど、海月姫撮影中は女性ならではのケアにも気を配って挑みました。見事に、一見したら女性と間違うようなルックスに仕上がり、海月姫の劇中でも様々なタイプの洋服を着こなしています。海月姫出演当時は21歳でした。

実写ドラマ版の海月姫

海月姫ドラマ版の蔵之介は瀬戸康史(せとこうじ)さんが演じました。瀬戸さんももともと美しい顔立ちをしていると評価されていますが、似合うメイクを研究したり、女性らしい振る舞いについて勉強したりしたそうです。もちろん厳しい減量もして海月姫の撮影に挑みました。

瀬戸さんは海月姫出演時で29歳ですが、その美しさに驚くファンは大勢いらっしゃいます。仮面ライダーキバに出演していた20歳当時は、まだ少しかわいらしさの残る顔立ちでした。素晴らしいと評判の女装をこなしながらも、ドラマ海月姫のラストでは、男性としての魅力あふれる蔵之介を演じ切りました。

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海月姫の原作漫画のあらすじネタバレまとめ!

いかがでしたか?海月姫の原作のあらすじを、ネタバレしながら紹介してきました。海月姫は最終回を迎えましたが、誰もが自信を持って前を向いていけるような、元気あふれるストーリーです。あらすじではネタバレしていますが、映画もドラマの最終回も完成度が高いですので、原作海月姫とともに是非楽しみましょう。

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