【接近不可レディー】ネタバレあらすじと登場人物!スカッと系漫画の原作結末は?

韓国発のスカッと系漫画「接近不可レディー」は、家族に裏切られる人生を繰り返してきたヒロインが、8回目の人生で自分の人生を力強く歩んでいく逆襲ファンタジー作品で、漫画を読み終えた後の爽快感がクセになりそうな話題作です。本文では、韓国発の漫画「接近不可レディー」のあらすじネタバレや登場人物、韓国語版の原作結末やおすすめポイントなどを、あらすじネタバレ紹介します。

【接近不可レディー】ネタバレあらすじと登場人物!スカッと系漫画の原作結末は?のイメージ

目次

  1. 接近不可レディーとは?
  2. 接近不可レディーの漫画1話~10話あらすじネタバレ
  3. 接近不可レディーの漫画11話~20話あらすじネタバレ
  4. 接近不可レディーの登場人物・キャラ
  5. 接近不可レディーの韓国の原作小説の結末ネタバレ!外伝も紹介
  6. 接近不可レディーの見どころやおすすめの人
  7. 接近不可レディーに関する感想や評価
  8. 接近不可レディーのネタバレまとめ

接近不可レディーとは?

「接近不可レディー」の漫画あらすじ紹介・イメージ画像

韓国人作家による逆襲ファンタジー漫画「接近不可レディー」は、8回目の人生やり直しで、自身を侮り続けてきた家族や人々を見返していくヒロインの復讐劇を描いた、注目のスカッと系漫画です。以下では、結末まで一気に読みたくなる韓国発のスカッと系漫画「接近不可レディー」のあらすじネタバレや登場人物、韓国語版の原作結末や、「接近不可レディー」のおすすめポイント等を、ネタバレ紹介します。

接近不可レディーの概要

韓国発の漫画「接近不可レディー」は、Kin原作・Mingsung作画・Yong Doosik脚色によるファンタジー漫画で、コミック配信サイト「ピッコマ」にて連載されています。

接近不可レディーの作者

「接近不可レディー」の作者のイメージ画像

韓国漫画「接近不可レディー」の原作者・Kinさんは、ピッコマでコミカライズ版が連載されている「ロクサナ」の原作者としても知られています。「接近不可レディー」と「ロクサナ」は、作画担当者が違うためコミック版の作画に違いがあるものの、両作品のヒロイン像は、冷徹な強さを秘めたクールビューティーで、特殊能力を開花させているなどの共通点も見られます。

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接近不可レディーの漫画1話~10話あらすじネタバレ

「接近不可レディー」の漫画あらすじネタバレ・イメージ画像

以下では、気弱なヒロインの変貌ぶりと周囲の人々への華麗な仕返しが爽快な、「接近不可レディー」漫画1話~10話のあらすじネタバレを紹介します。

1話あらすじネタバレ

宮殿の44番目の扉の先は地下監獄となっており、ある人物の身代わりとなったヒリスが投獄されていました。ある日、ヒリスの兄で、バラの貴公子と呼ばれるリカルドが地下監獄に訪れ、継妹・ガブリエルのために死んでほしいと懇願します。病弱なガブリエルに代わって監獄生活を送ってきたにも関わらず、今後は死刑を望まれる現実に、ヒリスはショックを受けます。

リカルドは、心配の言葉をかけるどころか、また人生をやり直せるとヒリスを説得します。ここぞとばかりに土下座して懇願するリカルドを前に、ヒリスは血の繋がった妹よりも、赤の他人を大切に思う兄の非情さに深く傷つくも、ヒリスの中で何かが切れ、自分を侮るリカルドの懇願を受け入れることを決めます。

2話あらすじネタバレ

「開花」の異能を発現したヒリス・イメージ画像

8度目のタイムリープが発動したヒリスは、また同じ場面で目を覚まし、鑑賞用ゲージから逃げ出した魔物から逃げ惑う人々や、ガブリエルを助けるために横を通り過ぎるリカルドの光景が映し出されました。毎回、同じパターンだと呆れながら、ヒリスは「開花」という異能を発動させ、魔物を鎮めて捕まえることに成功します。

事の発端は、魔物を近くで見たいというガブリエルのわがままからであり、ヒリスによって事は収まったものの、リカルドからは感謝の言葉すら出ませんでした。過去の人生で自分を蔑んできた人々への復讐に燃えるヒリスは、これまでとは一変して冷徹な態度を見せ始め、リカルドに対しても臆することはなく、広場を去っていく彼女の足元には、花々が咲き乱れる不思議な現象が起きました。

ヒリスが目覚めた「開花」の異能は、高貴な血を引く帝国の4つの家門に引き継がれる神聖な異能とされるも、代々異能を引き継いできた影響からか、一世代に1人にしか能力が受け継がれない現象が起きています。ヒリスの実家・イノアデン家は春を象徴する家門とされ、イノアデン家では、バラの貴公子の異名を持つリカルドが受け継ぐ者と思われていました。

しかし、魔物の暴走事件をきっかけに、異能はヒリスに受け継がれたことが発覚し、リカルドや父・ディエゴにとって大問題でした。報告を受けたディエゴは、最初こそ信じようとしなかったものの、次第に真実だと思うようになります。翌朝、食堂にはヒリスの分だけが用意されていなかったものの、ヒリスは特に気にすることなく、父親の朝食を食べ始めます。

3話あらすじネタバレ

久しぶりの朝食を楽しむヒリス・イメージ画像

獄中生活では、水すらもまともに与えられなかっただけに、久しぶりにまともな食事にありつけたことにヒリスは感動を覚えます。そして、席を立つ際、これまで自分の元へ運んできた食事が残飯であったことを指摘し、今後はきちんとした食事を持ってくるようにメイドに指示します。その時、ディエゴとリカルドも食堂に訪れ、ヒリスがいることに気が付きます。

部屋に戻ったヒリス・イメージ画像

ディエゴに声をかけられても、ヒリスは無視を決め込み、顔を合わせたくないのはお互いさまと捨て台詞を吐き、部屋へ戻っていきました。娘の無礼な態度に腹を立てるディエゴは、自分の朝食がヒリスに食べられてしまったことに怒りを爆発させます。その頃、部屋に着いたヒリスの元へ、専属メイドのメイが訪れます。

これまでは、ヒリスを見下していたメイでしたが、ヒリスの態度がいつもと違うことを察しつつも、いつも通りに接していました。しかし、洗顔用の水を持ってきた際、勢いよく桶を置いたために、水がヒリスの足元にこぼれてしまい、その事に気が付かないメイは、ヒリスから水をかけられます。

4話あらすじネタバレ

これまでのヒリスは、「みにくいあひるの子」や「バラの花園に生えた雑草」などと呼ばれ、イノアデン家の使用人からも酷い扱いを受けて、メイドを相手に強く出ることができない気弱な女性でした。しかし、8回目のヒリスは、今までの態度を一変させたような変貌ぶりを見せ、主人である自分に無礼な態度を取るメイドに対しても、厳しい態度を見せつけていきます。

クローゼットを花びらで埋め尽くす・イメージ画像

それは、メイに対しても例外ではなく、水が冷たすぎることを指摘すると、メイが仕事を怠らないように脅しにも似た言葉をかけ、メイを見返します。着替えのためクローゼットを開けると、きれいなドレスはすべてガブリエルの元へ運ばれてしまい、ヒリスの元には地味なドレスしか残っていなかったものの、メイの見ている前でそれらを花びらに変えてしまいます。

そんな中、執事からディエゴからの呼び出しを受けるも、娘が来るのを待てず、ディエゴ自らがヒリスの部屋へ押しかけます。ヒリスは、朝食の件について悪びれる様子を見せることなく、リカルドの説得にも耳を貸そうとしませんでした。一方、今回はリカルドの説得を受けて引き下がることにしたディエゴでしたが、背後には茨がうごめいていました。

5話あらすじネタバレ

ディエゴとヒリスの母親の結婚・イメージ画像

ディエゴが娘につらく当たる理由は、ヒリスの出生にまでさかのぼり、政略結婚が当たり前の中、ディエゴは愛する女性との結婚を実現し、1男1女に恵まれました。しかし、最愛の妻はヒリスの出産が原因で亡くなってしまい、ヒリスに辛く当たるようになります。それから5年後、亡き妻に似た未亡人と再婚を果たし、その女性の連れ子・ガブリエルを引き取ったディエゴは、実娘よりも継娘の方ばかりを可愛がり始めます。

ディエゴがヒリスに辛く当たる理由・イメージ画像

ヒリスも、はじめはガブリエルを可愛がっていたものの、次第に自分はイノアデン家の邪魔者ではと気づきます。これまで父親としての教育を怠ってきたから、自分も父親の命令に従うことはないと、ヒリスは強気な態度を貫き、かつて過去の人生で父親に言われた酷いセリフをそのまま返し、ディエゴ・リカルドを黙らせます。

そして、ヒリスが覚醒したことを証明するべく、ヒリスはベランダから飛び降ります。メイが悲鳴を上げ、人々がベランダから地上を見下ろすと、花びらのクッションに包まれたヒリスがおり、ヒリスの覚醒が本当だったことを知らしめます。

6話あらすじネタバレ

ヒリスに異能が発現する・イメージ画像

物語は、ヒリスの1回目の人生にさかのぼり、リカルドではなく自分に異能が受け継がれたことを受け、ヒリスは全て自分が悪いと責めていました。ディエゴは、異能をリカルドに移植する方法を模索しはじめると、そんなものは存在するはずもなく、やがてイノデアン家の異能の発現が遅れているとの噂が広まります。

異能を使うタイミングに失敗し、落ち込むヒリス・イメージ画像

噂に耐えかねたディエゴは、リカルドが発現したと偽りの情報を流し、ヒリスには兄の影武者として活動することを強要します。しかし、異能を上手使いこなせないヒリスは、ディエゴ・リカルドに大恥をかかせる失敗を犯し、ディエゴからひどい暴行を受けます。それでも、自分が悪いと思い込むヒリスは、リカルドに謝ろうとロビーで待ちます。

メイドたちの陰口が聞こえたので、人目につかない場所で兄の帰りを待ち、何とかリカルドに謝ることが出来たものの、リカルドはヒリスを邪魔者のように扱い、腕を振り払ったその時、手を離したヒリスは階段へ落ちそうになります。ヒリスは、リカルドが助けてくれるとかすかな望みを抱くも、リカルドが手を差し伸べることはなく、ヒリスは階段から転落し、そのまま亡くなりました。

7話あらすじネタバレ

庭でくつろぐヒリス・イメージ画像

ヒリスの噂は屋敷中に広まり、不穏な空気が漂う中、ガブリエルもヒリスの変貌ぶりに驚きを隠せませんでした。一瞬、ヒリスの表情が冷たく見えたものの、気のせいだと考えることにし、ガブリエルは婚約者のクリスが来ることや、彼からもらったアクセサリーを見せます。以前も似たような場面に遭遇し、面倒事が起きたことから、ヒリスは相手にすることをやめ、地面から茨を生やすとガブリエルをどかします。

茨に絡まれ、逆さ吊りにされる中、クリスが庭へやってきて、助けを求めるガブリエルには目もくれず、ヒリスの元へ向かいます。ヒリスは過去にクリスに惚れていたものの、ヒリスはあくまで冷徹な女を装い、クリスの手を払いのけ、茂みの奥へ去っていきます。ヒリスの変わりようにクリスも驚いたものの、そんな彼女に惹かれたクリスは、本物の宝石を見つけたと、クリスに関心を寄せます。

8話あらすじネタバレ

タイムリープが発動し、2回目の人生を送るヒリス・イメージ画像

階段からの転落しから目を覚ましたヒリスは、最初のタイムリープを発動させ、ガブリエルの魔物が暴れる場面に遭遇します。状況を理解できないヒリスは、2度目の人生でも孤独な日々を送るも、そんな彼女に声をかけてきたのがクリスでした。彼は、冬を象徴する家門・パルベノン家の後継者・クリスティアンで、ガブリエルの婚約者でもありました。

パルベノン家に来るように説得する・イメージ画像

しかし、その日はヒリスに会いに来たと話し、ヒリスの屋敷内での不遇な環境に同情し、一緒にパルベノン家へ来ることを誘われます。ガブリエルの婚約者という理由から、誘いを断わろうとしたヒリスでしたが、ガブリエルとは政略結婚だからとの説得を受け、また、夢なら欲張ってもいいという考えから、ヒリスはクリスと一緒に行くことを決断します。

この誘いには、異能を持つ者同士で結婚して、パルべノン家の異能を強化したいという魂胆があり、後にその事に気が付いたヒリスは、当時の自分は愚かだったと振り返ります。その後、ガブリエルとの一件を受け、リカルドが怒りをあらわにして部屋に入って来るも、自分とガブリエルでは攻撃の基準が違うと話し、茨をリカルドに向けることで自身の強さを見せつけます。

9話あらすじネタバレ

ヒリスの茨の攻撃はリカルドの背後の壁を壊すほどの脅威をみせ、リカルドも頬に切り傷を負います。一歩ずれていたら命も危うい状況だったものの、ヒリスの目からは、例えリカルドがどうなっても自分は何とも感じないとばかりの冷たい視線が注がれ、ヒリスの人が変わってしまったような表情に、リカルドは呆然とします。

ディエゴによってバラの垣根が作られる・イメージ画像

ヒリスは、部屋に穴が開いたため、ガブリエルと同じフロアの部屋に移ったものの、メイドから事情を聞いたガブリエルは、次は自分が標的にされると恐怖を覚え始めます。そして、ガブリエルが部屋の外に出た瞬間、屋敷中に大きな音が響き渡ります。廊下では、父・ディエゴがバラの垣根を作り上げ、これ以上ヒリスに好き勝手させまいと対抗手段に出ました。

リカルドが怪我をしたと聞き、息子を心配する父親をよそに、ガブリエルは兄の怪我よりも、カリキア家の舞踏会に着ていくドレスの方が重要であり、廊下の向こうにドレスがあると怒るガブリエルでしたが、ディエゴに叱られてしまいます。一方、ヒリスは閉じ込められたにも関わらず、落ち着いた態度を崩しませんでした。

10話あらすじネタバレ

屋敷の外へ飛び出すヒリス・イメージ画像

ディエゴによって半ば監禁生活のような状態になったヒリス・メイでしたが、ヒリスはあまり世話のかからない主人ということもあり、メイにとっては気楽な生活でした。そして、監禁生活から3日が経った頃、カリキア家の舞踏会の日を迎え、ヒリスは異能を使って屋敷を脱出し、誕生日を迎えたカリキア家のお姫様のプレゼントを求めに向かう中、ある屋敷に辿り着きます。

監禁されていた子供を救出する・イメージ画像

異能で屋敷への侵入者を倒し、ある扉の先で身体に傷を負いながら、流れ出る血が宝石に変化する異能を持つ子供を発見します。カリキア家では、かつて強い異能の子供を産むため、近親婚を繰り返してきたものの、強い異能を持った子供は次々と亡くなり、同時にカリキア家の異能も弱まったことから、カリキア家には異能の子は生まれてこないと思われていました。

ヒリスの発見と同時に、子供は目を覚まし、ヒリスが死神でないと分かると命を奪ってほしいと懇願します。ヒリスは、本来いるべき場所に戻っても死にたいと思うなら命を奪うことを約束し、子供を連れて部屋を出ようとします。その時、明かりが消えると同時に謎の男が現れ、子供を渡して欲しいと言います。

接近不可レディーの漫画11話~20話あらすじネタバレ

「接近不可レディー」の漫画あらすじネタバレ・イメージ画像

以下では、早くも結末が気になる韓国発の漫画「接近不可レディー」から、漫画11話~20話をあらすじネタバレ紹介します。

11話あらすじネタバレ

マゴの異能から生み出された宝石・イメージ画像

男が要求した子供の正体は、カリキア家の異能を受け継ぐマゴ・カリキアであり、涙や血液から生まれる宝石を闇市で売るべく、男たちに攫われていました。そして、ヒリスとマゴに立ちふさがる男は、ベルゼット家当主のアクシオンであり、ヒリスは前世でも同じような状況を経験し、その時はマゴを彼に渡してしまったものの、今回はそのつもりはなく、大量の花弁と爆風を出してその場から逃げます。

一方、カリキア家の舞踏会では、ディエゴとクリスが異能のことで話しあっており、ディエゴは先日の件はリカルドのミスだと説明します。しかし、2人の本題はクリスとガブリエルの婚約破棄であり、それを認めないディエゴに対し、クリスは相手を変えることを提案します。ディエゴの言い分は筋が通っておらず、異能はヒリスのものだと見抜かれてしまい、一刻も早くリカルドに異能を移す方法を見つけようと決意します。

12話あらすじネタバレ

夏を象徴する家門・カリキア家には、カリキアの姫と称される姉妹がいたものの、不始末を起こして追放された姉はおらず、妹のビオレッタが舞踏会に顔を出していました。貴重なプレゼントをお願いしたベルゼット家当主の訪れを待つ中、花びらをまとった突風が会場を襲い、マゴを抱きかかえたヒリスが姿を現します。

そして、ビオレッタの誕生日祝いと称してマゴを託し、すぐさま会場を後にします。その直後、ベルゼット家当主が現れ、イノデアン家の世代交代を祝福しました。イノデアン家の後継者はリカルドだと信じて疑わない人々は驚きをかくせず、また途絶えたと思われたカリキア家の異能を受け継ぐ子供の登場は、帝国の4代家門の関係にも大きな影響を及ぼします。

13話あらすじネタバレ

マゴの宝石で異能の効果を上げたヒリス・イメージ画像

カリキア家の舞踏会の出来事を受け、怒り心頭のディエゴをよそに、ヒリスはのんびりとディナーを楽しんでおり、全く悪びれる様子を見せませんでした。ついにディエゴの堪忍の尾が切れ、茨がヒリスに襲いかかるも、ヒリスはディエゴのバラの花へ茨を突き刺し、ディエゴの異能を吸い取ります。この能力は、マゴからお礼としてもらったカリキアの涙という宝石によるもので、それらを飲みこむことで効果を上げることができます。

カリキアの涙は、異能の力の強化や、一定の時間であれば他人の異能を吸収できる能力を持つものの、これらは四大家門の平和と均衡を保つために隠されてきました。また、ヒリスには、もっとも強力な異能者に現れる模様が鎖骨に浮き出て、名実共にイノデアン家の当主に就いたことを宣言し、力を持たないディエゴ達はヒリスに対抗できずにいました。

14話あらすじネタバレ

復讐とは別の目的へ動き出したヒリス・イメージ画像

その頃、ベルゼット家当主は悪夢にうなされ、笑いながら人々の命を奪う少女の姿がヒリスに似ていると気が付きます。一方、ヒリスは当主としての仕事に追われながら、復讐とは別のものを求めていました。また、ヒリスが当主になったことを受け、ガブリエルの態度も一変し、ヒリスに媚びを売るようになったものの、ヒリスは相手にせず、あくまで冷たい態度を貫きます。

15話あらすじネタバレ

ヒリスが助けたマゴの出自が判明・イメージ画像

カリキア家の後継者であるマゴは、ビオレッタの姉の子供と判明し、マゴを監禁していた人々は、ベルゼット家当主のアクシオンの手で始末され、宝石の処分も進められていました。あの悪夢以来、ヒリスの事が気になるアクシオンは、イノデアン家には関わらない方がよいと忠告を受けながら、ビオレッタと共にイノデアン家に行くことに決めます。

その頃、マゴが目を覚まし、また血を取られるのではと周囲の人々を警戒する中、自分を助けてくれたヒリスに会いたいと言います。ビオレッタがヒリスと連絡が取れずにいる頃、マゴの部屋にビオレッタの従兄・テルゾが入り、ヒリスに会いに行こうと誘います。

16話あらすじネタバレ

カリキア一族が持つ「真実の目」の能力・イメージ画像

マゴをヒリスの元へ連れて行くことを巡り、ビオレッタ・テルゾが言い争っている様子を見るマゴは、2人の言っていることが本心か否かを見抜くことができず、おびえた様子を見せます。カリキア一族には、相手の発言に偽りがないかを見抜く「真実の目」を持っていましたが、一族同士つまり能力者同士では効果がなく、マゴがビオレッタに怯える理由も、彼女の言葉が本心なのか見えないためでした。

公女たちのお茶会の様子・イメージ画像

一方、ビオレッタも、真実の目を通じて本心が見えるアクシオンを信頼しており、マゴもまた、アクシオンの言葉に嘘偽りがないと知ると、彼に懐きます。その頃、四大家門傘下の家柄の公女によるお茶会が催され、彼女達の話題は、カリキア家の後継者やイノデアン家に関する噂で持ちきりで、この事実をきっかけに四大家門の力関係が変わると予想します。

また、イノデアン家に関しても、リカルドはもうバラの貴公子ではなく、ガブリエルについても、彼女はイノデアン家の血筋ではないため、身の程知らずだったと噂し合う中、隣の部屋へ突風が入り込みます。騒ぎを聞きつけた公女が駆けつけると、そこにはアメリア家の公女から招待状を受け取っていたヒリスの姿がありました。

17話あらすじネタバレ

新しい服を買いに来たヒリス・イメージ画像

公女たちのお茶会の隣はお店になっており、ヒリスがここに来た目的はお茶会ではなく、買い物でした。着地点を間違えてしまったことでお店を壊してしまったヒリスは、店員から受け取ったカタログに掲載されている商品の全てを注文、お店の弁償代と共にイノデアン家に請求してほしいと依頼します。

その後、王の宮殿へ向かったヒリスは、四大家門の当主だけが入ることが許された王宮の99番目の扉を開け、四季の森へ入ります。ヒリスの目的はその先にある扉を開くことで、鍵を開けるには他の当主も連れて来ることが必要だということを確認します。その場を去ろうとした矢先、異能の力でクリスが現れます。

18話あらすじネタバレ

パルベノン家での生活を満喫するヒリス・イメージ画像

物語は、ヒリスの2回目の人生に突入し、クリスに誘われるままパルべノンに向かったヒリスは、今まで味わったことのない幸福な生活を手に入れます。しかし、幸せは長くは続かず、ある日を境にクリスは冷たい態度を取り始めます。やがて、クリスの目的が異能の力を持つ子供を誕生させるためだと知り、ヒリスは再び絶望の淵に立たされます。

そして、8回目の人生でもクリスが自分に言い寄って来るのは、ある目的のためだと警戒し、クリスの言いなりにはならないと決めていました。いまでも自分の事が好きだと信じ込むクリスをよそに、ヒリスは夢から覚めたと言い放ち、大量の花びらを残して去っていきました。

19話あらすじネタバレ

リカルドからの手紙を受け取る・イメージ画像

クリスに騙されていると知った後も、当時のヒリスはそこから逃げることができず、また自分でも何も出来ないまま半年が過ぎた頃、召使から手紙をこっそり渡されます。クリスによって外部との交流が遮断されていたヒリスは、召使が手紙の主から買収されたと察し、リカルドからの温かい手紙に涙を流します。

また、召使もヒリスが望めば、イノデアン家に戻れるように手伝うと救いの手を差し伸べ、ヒリスは手紙を信じて実家に帰ることにしました。そして、一人馬車に乗ったヒリスは、家族へかける言葉を考えながらイノデアン家に向かうも、途中で追っ手に見つかります。周囲で乱闘騒ぎが起きる中、ヒリスを乗せた馬車は暴走し、どこかへ馬車ごと落ちたヒリスは、現場に駆けつけたクリスの心配そうな顔を見ながら息絶えました。

20話あらすじネタバレ

四季の森に取り残されたクリス・イメージ画像

四季の森に1人残されたクリスは、いつもならば苛立ちを覚えるはずなのに、ヒリスから面と嫌いと言われても嫌な感じはせず、ヒリスに気に入ってもらえるように努力しようと、前向きに捉えます。一方、屋敷に戻ったヒリスは、応接間に案内されたビオレッタ・マゴ・テルゾ・アクシオンと対面します。

話は11年前にさかのぼり、ビオレッタの姉・ロゼニアとテルゾは、長老会の勧めにより結婚が持ち込まれたものの、ロゼニアは長老会に強く反発したために破門され、追放されたロゼニアはマゴと共に消息不明となりました。一方、マゴは母親の顔を覚えておらず、ロゼニアがその後どうなったのかも、分かりませんでした。

接近不可レディーの登場人物・キャラ

接近不可レディーの登場人物・キャラの紹介・イメージ画像

以下では、ヒロインを取り巻く人間関係も面白い見どころである、「接近不可レディー」の登場人物・キャラをネタバレ紹介します。

登場人物①ヒリス・イノアデン

「接近不可レディー」の主人公で、タイムリープ能力を持つイノアデン家当主の娘です。過去7回の人生では、家族や召使から蔑まれ、悲惨な最期を迎えたものの、8回目の人生では自分らしく生きることに目覚め、自分を見下してきた人々への復讐と、ある目的を達成するために奔走します。また、1代に1人に受け継がれる異能を開花させ、バラをモチーフにした能力を発揮します。

登場人物②アクシオン・ベルゼット

帝国の四大家門で、秋を象徴するベルゼット家当主です。カリキア家のビオレッタの友人であり、マゴの救出や彼に関わった人々の始末に奔走します。ヒリスとはマゴの救出時に出会い、自身の悪夢でヒリスが出てきたことを受け、彼女に興味を持ち始めます。

登場人物③リカルド・イノアデン

バラの貴公子の異名を持つリカルドのイメージ画像

イノアデン家の後継者で、ヒリスの実兄です。バラの貴公子の異名を持つも、実際は異能に目覚めたヒリスによるもので、実妹よりも継母の連れ子であるガブリエルを溺愛しています。

登場人物④ガブリエル

ヒリスの継妹で、ディエゴの再婚相手の連れ子です。ディエゴやリカルドから溺愛され、周りからも良くされていたことから、いい気になっていたものの、ヒリスが当主の座についたことで立場が逆転し、ヒリスに媚びるようになります。

登場人物⑤ディエゴ・イノアデン

ディエゴ・ノイデアンのイメージ画像

四大家門の春を象徴するイノデアン家当主で、リカルド・ヒリスの実父、ガブリエルの継父です。最愛の妻がヒリスの出産により亡くなったことでヒリスを疎み、後妻の連れ子であるガブリエルを可愛がるようになります。また、ヒリスに異能が開花した際には、リカルドに異能を移すべく、あらゆる手を尽くします。

登場人物⑥クリスティアン・パルデノン

クリスティアン・パルデノンのイメージ画像

四大家門の冬を象徴するパルデノン家の後継者で、ガブリエルの婚約者です。かつて、ヒリスが好意を寄せていた男性であり、クリスもヒリスに優しく接するも、実は異能を持つ者同士で結婚し、パルデノン家の異能の強化を目論んでおり、ヒリスを利用していました。ヒリスの8回目の人生でも、ヒリスの異能を聞きつけ、さっそく彼女に言い寄るも全く相手にされません。

登場人物⑦マゴ・カリキア

四大家門の夏を象徴するカリキア家にて唯一、異能を受け継ぐ少年です。カリキラ家の異能は、近親婚などの影響で途絶えたと思われたものの、マゴの登場により異能が残されていたことが判明します。涙や血が宝石や結晶に変わる異能のため、それらに目を付けた人々に閉じ込められるも、ヒリスとアクシオンによって救出されました。

登場人物⑧メイ

イノデアン家に仕えるメイドで、過去の人生ではヒリスをバカにしていたものの、8回目の人生でヒリスの豹変ぶりを目の当たりにし、以降は彼女に従順な姿勢を見せるようになります。

登場人物⑨ビオレッタ・カリキア

ビオレッタ・カリキアのイメージ画像

カリキア家の娘で、マゴの母親の妹にあたります。姉の形見であるマゴの存在に気が付き、アクシオンと共にマゴの消息を探すも、ヒリスの手でマゴとの再会を果たしました。マゴを大切に思うものの、「真実の目」の影響により、マゴからは警戒されています。

接近不可レディーの韓国の原作小説の結末ネタバレ!外伝も紹介

「接近不可レディー」の原作小説の結末や外伝の紹介・イメージ画像

「接近不可レディー」は、韓国の小説を原作とし、韓国原作版では結末ラストを迎え、外伝も発表されました。以下では、「接近不可レディー」の韓国の原作小説の結末や、外伝をネタバレ紹介します。

接近不可レディーの原作小説の結末ネタバレ

何度も生と死を繰り返してきたヒリスの願望は、自身の存在そのものを消滅することでしたが、後に愛する人が幸せになれる世界を望みます。そして、自身が神になることで争いや悲劇のない美しい世界を創り上げ、自ら命を絶ったものの、ヒリスは新世界に転生します。その理由は、ヒリスの願いがアクシオンが幸せになれる世界であり、それらを実現するにはヒリスの存在が欠かせませんでした。

一方、アクシオンは、貴族の家に生まれ、若くしてベルゼット家当主になったものの、恵まれた環境にいながらいつも虚しさを覚えていました。しかし、当主の継承式当日、偶然、ヒリスと再会したアクシオンは、彼女に声をかけます。お互いに前の世界での記憶は失われていたものの、2人は運命的な何かを感じており、ヒリスも新世界に転生した意味を知ります。

新世界で結ばれたヒリス・アクシオンのイメージ画像

そして、ヒリスは残りの人生をアクシオンに捧げることを決め、2人の幸せな日々が再びはじまりました。一方、原作小説では、新世界突入後の各キャラクターの動向も言及されており、それぞれの立ち位置こそ変わらないものの、ディエゴ・リカルドに関しては、かつてヒリスにしていたように、今度は自分たちが辛く当たられる側になってしまい、ヒリスからの徹底的な拒絶に傷つき、悪夢にうなされます。

接近不可レディーの原作小説の外伝ネタバレ

「接近不可レディー」の原作小説の外伝紹介・イメージ画像

「接近不可レディー」の原作小説の最終回は、スカッと系としては異色の結末を迎えたものの、ヒロインの幸せな結末で締めくくられたラストは涙を誘うでしょう。また、原作小説版では、結末ラストのその後を描いた外伝も発表されており、結婚したヒリス・アクシオン夫妻には、双子の男児と女の子が誕生し、双子の出産時にはありとあらゆる生き物がヒリスと双子を祝福するなど、壮大な結末となっています。

接近不可レディーの見どころやおすすめの人

「接近不可レディー」のおすすめや見どころの紹介・イメージ画像

以下では、ピッコマの広告にも起用された、スカッと系漫画「接近不可レディー」の見どころや、おすすめの人を紹介します。

接近不可レディーの見どころ

韓国漫画「接近不可レディー」の見どころと言えば、過去の人生で蔑まれてきたヒロインが、周囲の人々を次々と見返していく爽快なストーリー展開は外せません。ヒロインの豹変に追いやられていくキャラ達の滑稽ぶりはもちろん、人の顔色をうかがっていた気弱な少女から、冷徹な眼差しを向けながら余裕を醸すヒロインの姿は、彼女の壮絶な過去を吹き飛ばすような快感を与えるでしょう。

ヒリスの8回目の人生の目的は家族への復讐と思われたものの、実は7回目の人生にてイノデアン一族を滅ぼしていたことが判明しています。ヒリスの目的は、原作小説の結末にて明かされたものの、彼女が望むものは何か、漫画版ではどのように明かされていくのかも見どころです。

接近不可レディーがおすすめなのはどんな人?

「接近不可レディー」がおすすめな人を紹介・イメージ画像

ヒリスの華麗な復讐劇が気持ち良い「接近不可レディー」は、最近、仕事や人間関係でモヤモヤしている方におすすめのスカッとできる作品です。また、ヒリスのように自分を見下す人たちを見返したい、自分の意思を強く持って自由に生きたいと願う方にも共感できる作品であり、人生を力強く生きる勇気がもらえるでしょう。

接近不可レディーに関する感想や評価

「接近不可レディー」に関する感想や評価・イメージ画像

以下では、ヒロインの復讐とは別の目的の正体や結末ラストが気になる、「接近不可レディー」に関する感想や評価を紹介します。

感想1:悪役令嬢系に似ていて面白い

ヒロインのスカッとする切り返しがたまらない「接近不可レディー」は、韓国漫画を数多く配信するピッコマの広告にも起用された話題作で、悪役令嬢系や異世界系の要素を取り入れたような独特の作風が読者を魅了しています。序盤からきつい展開が描かれるも、ヒロインの華麗な復讐は爽快感を与え、男女問わず面白いとの感想が多く寄せられています。

感想2:多くの人に読んで欲しい作品

韓国発の漫画が日本でも注目される中、スカッと系の作品は幅広い世代が楽しめる作品であり、韓国人作家による「接近不可レディー」も、ヒロインの冷徹さや爽快感あふれる展開が読者を虜にし、面白いと評されています。また、「接近不可レディー」に関する感想の中には、この作品の続きを読みたくてピッコマに入った、ピッコマユーザーなら読んで欲しいとの声も見られます。

感想3:結末を知るために原作小説のラノベが欲しい

「接近不可レディー」の原作小説では結末ラストを迎えたものの、原作小説の翻訳版は2022年10月時点で未刊行となっており、韓国語版の原作でしか結末を読むことが出来ません。「接近不可レディー」の漫画読者の中には、翻訳サイトを利用して韓国語版の原作を読んだり、海外サイトで検索して結末を調べる方もいる一方、原作小説の翻訳版を刊行してほしいとの声も寄せられています。

接近不可レディーのネタバレまとめ

接近不可レディーのネタバレまとめ・イメージ画像

「接近不可レディー」の漫画あらすじネタバレや登場人物、韓国の原作小説の結末や外伝、作品のおすすめポイント等を、あらすじネタバレ紹介しました。ヒロインの爽快な復讐劇にスカッとする「接近不可レディー」には、ヒロインの過去7回の人生や、8回目の人生での目的など謎解き要素もあり、考察ポイントの多さも作品を面白くしています。

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