しょせん他人事ですからのネタバレあらすじ!広告で話題のママ友エピソードの結末は?

ネット広告での主婦とママ友とのトラブルエピソードが注目を集めた「しょせん他人事ですから」は、近年、急増しているネットトラブルやそれら案件を解決に導く弁護士の活躍を描いた作品で、ネットトラブルの裏側を描いた展開が見どころです。本文では、「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事」の漫画1話~17話のあらすじネタバレや、漫画の登場人物をネタバレ紹介します。

しょせん他人事ですからのネタバレあらすじ!広告で話題のママ友エピソードの結末は?のイメージ

目次

  1. しょせん他人事ですからは主婦やママ友エピソードが話題の漫画
  2. しょせん他人事ですからの1話~5話あらすじやママ友エピソードの結末は?
  3. しょせん他人事ですからの6話~10話あらすじネタバレ
  4. しょせん他人事ですからの11話~15話あらすじネタバレ
  5. しょせん他人ごとですからの16話~最新話結末までネタバレ
  6. しょせん他人ごとですからのキャラ・登場人物
  7. しょせん他人ごとですからに関する感想や評価
  8. しょせん他人ごとですからのネタバレまとめ

しょせん他人事ですからは主婦やママ友エピソードが話題の漫画

漫画「しょせん他人事ですから」のあらすじネタバレ紹介・イメージ画像

漫画「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」は、誰にも起こり得るSNSの炎上やトラブルを題材にした法律漫画であり、ネットに触れる機会の多い現代人に読んで欲しい、おすすめの作品です。以下では、主婦・ママ友の間で起きたネットトラブルの広告が話題を呼んだ「しょせん他人ごとですから~~とある弁護士の本音の仕事~」の漫画あらすじネタバレを紹介します。

しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~の概要

漫画「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」は、左藤真道原作、富士屋カツヒト作画、清水陽平監修による法律漫画で、監修を務めた清水陽平さんは弁護士としても活躍されています。漫画「しょせん他人ごとですから」は、ウェブコミックサイト「まんが王国」で先行配信されており、コミックシーモア等の大手電子書籍でも、配信が行われています。

しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~の作者

漫画「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」の原作者・左藤真道先生のプロフィール情報は、2022年10月時点で非公表となっています。一方、左藤真道先生の作品は、電子書籍として配信されている「この世界は不完全すぎる」「今日の授業は良い授業」「ATOMの開発現場に潜入せよ!」「アイアンバディ」等があります。

しょせん他人事ですからの1話~5話あらすじやママ友エピソードの結末は?

しょせん他人事ですからの1話~5話のあらすじネタバレ紹介・イメージ画像

タイトルこそ「他人事」と記されているものの、中身は全く他人事には聞こえない、リアルなネット問題を扱っており、何気ない書き込みから相手を傷つけ、自分が加害者にもなりうることを考えさせられるでしょう。以下では、主婦・ママ友のネットトラブルと解決までを描いた、「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」から、漫画1話~5話までのあらすじネタバレと、主婦・ママ友エピソ―ドの結末を紹介します。

1話あらすじネタバレ

いわゆるセレブ主婦である桐原こずえは、ブログやSNSで人気を集める主婦であったものの、ある日、セレブ妻のこずえは人妻風俗嬢というデマが流されてしまい、こずえのブログはたった一夜で炎上します。事態を受け、こずえは弁護士に頼ることを決意し、無料相談では保田理が応対します。ブログ炎上の件でこずえが真剣に悩んでいるのをよそに、保田はまるで他人事のように話を聞いており、冷たい印象を与えてしまいます。

しかし、ブログを通じて自身への誹謗中傷をどうにかしたいという主婦の切実な訴えを受け、まずは、ブログ炎上の原因となったデマに対して、情報開示請求・削除申請の2つの対処法を提示します。こずえは、情報開示請求を考えるも、保田は、作業に時間やお金がかかることや、それによってクライアント自身の精神も削られるなど、その対処法のメリット・デメリットを丁寧に説明します。

無料相談の時点では考えを保留したものの、時間とお金がかかっても何とかこの問題を解決したいこずえは、保田から説明を受けた時間やお金がかかるというデメリットを承知のうえで、情報開示請求を保田に依頼します。そして、保田はさっそく仕事に取り掛かり、2ヶ月後、セレブ主婦のブログ炎上の原因となった人物の元へ、プロバイダからの封筒が郵送されます。

2話あらすじネタバレ

保田の尽力もあり、こずえへ誹謗中傷した人物が特定され、プロバイダから情報開示を求める封筒が届けられます。しかし、その人物はプロバイダからの知らせを受けて危機感を募らせるどころか、プロバイダからのお知らせを無視し、こずえへの誹謗中傷をエスカレートさせます。こずえにとっては事態が悪化してしまったものの、その裏では保田が弁護士として動いており、誹謗中傷の出どころを特定していました。

プロバイダとの裁判にて情報開示請求を認めさせた保田は、誹謗中傷の犯人が、こずえと同じマンションに住む主婦・木下優里香と判明し、こずえと木下はママ友関係にありました。犯人が特定できたところで、保田は木下とのネットトラブルの対処法として、「内容証明郵便」「民事裁判」「刑事告訴」の方法を提示し、こずえと話しあいながら、トラブルの解決に尽力します。

3話あらすじネタバレ

ブログの誹謗中傷が同じマンションの住民によるものと判明・イメージ画像

保田のアドバイスの通り、誹謗中傷する人物の特定まで数ヶ月がかかってしまったものの、犯人がこずえのママ友でかつ同じマンションの住民ということが判明しました。そして、木下優里香への対処法として、ここは保田の勧めを受けて、内容証明郵便による和解を試みます。一方、プロバイダから情報開示請求を無視し、こずえへの誹謗中傷を激化させた木下も、さすがに今回は弁護士が絡んでいるため、無視できませんでした。

木下家に送られた封筒のイメージ画像

木下家へ送られた書面には、こずえのブログへの悪質な書き込みの動機に対する説明や、被害者となった桐原こずえへの直接謝罪、慰謝料100万の支払いを要求する内容が記されていました。また、木下とこずえは、同じマンションに住むご近所さんであり、木下のせいで桐原家が引っ越しを余儀なくされたことを受け、その諸費用も木下家が負担することに決まりました。

しかし、ママ友であり、同じマンションに住む主婦とのトラブルを夫に知られたくない木下は、何とか裁判所からの請求を回避するべく、担当弁護士の保田に電話を入れたり、慰謝料が30万円しか支払えない趣旨を書いた手紙を送ります。慰謝料請求を受け、ようやく事態の重さに気がついた木下でしたが、それでもまだ、こずえへの誹謗中傷に対する反省の色を見せず、自分は悪くないと信じ込んでいました。

4話あらすじネタバレ

裁判所でこずえ・木下の和解を試みる・イメージ画像

桐原こずえのブログに対する誹謗中傷を原因とするネットトラブルは、東京地方裁判所へ持ち込まれ、こずえ・木下の代理人の弁護士と裁判官を含めた話し合いが行われます。そして、こずえのブログへの書き込みの削除と、ブログへの書き込みの禁止、一連の事件の口外禁止、解決金100万円は分割での支払いが決まり、最後は木下から直接、謝罪の言葉を受けることで両者は和解します。

こずえ側に支払われるはずの解決金・イメージ画像

しかし、木下の様子からは反省の色が見えず、こずえもトラブルを解決できたにも関わらず、どこかスッキリしない感覚を覚えます。裁判から3ヶ月、こずえの悪い予感は的中し、解決金の支払いの遅延が発生します。この展開を予測していた保田はすぐさま対処に当たり、「お仕置き」と称した動産執行の手続きに入ります。

木下は、ママ友と裁判ごとに発展するトラブルを起こしていながら、その事実を夫に知られていないことをいいことに、分割払いにしてもらった解決金の支払いを途中でやめてしまいます。しかし、こずえ・木下のトラブルは法的なものも絡んでいるため木下と言えど無視はできず、ついには木下も想定していなかった最悪の事態が訪れます。

5話あらすじネタバレ

動産執行が適用された木下家・イメージ画像

こずえから解決金が支払われていないことを受け、保田は動産執行の準備に取り掛かり、裁判所から執行官の二宮が木下家へ向かいます。この日は、木の下の夫も自宅におり、執行官から資産の強制差し押さえを意味する動産執行の実行を知らされます。二宮を通じてようやく妻のネットトラブルを知り、木下の夫はATMで100万円を引き落とし、解決金の支払いを済ませました。

社会的制裁を受けた木下のイメージ画像

その後、夫に諭されたことで木下は、ようやく自分が犯したことの重大さに気が付くも、今までこずえを単なるママ友だと甘く見て、裁判所の命令も無視した代償はあまりにも大きいものでした。和解の条件として、この事件を口外しないと約束した木下でしたが、執行官が自宅に来たことを受け、木下の悪事がマンション中に広まってしまい、社会的制裁を受けました。

一方、ママ友トラブルを受け、引っ越しを余儀なくされたこずえは、保田への無料相談をきっかけにブログ炎上トラブルを解決できたことに感謝し、保田法律事務所の口コミ評価へ星5つを付けました。

しょせん他人事ですからの6話~10話あらすじネタバレ

しょせん他人事ですからの6話~10話あらすじネタバレ・イメージ画像

広告の主婦やママ友のようにネットトラブルは、書き込みだけでなく、動画という形でも引き起こされ、当事者だけでなく、彼らの周囲を取り巻く人々にも迷惑をかける大事にも発展するケースもあります。以下では、人気アイドルへの誹謗中傷をきっかけに人生が一変してしまった加害者への社会的制裁にも言及した、「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」から漫画6話~10話あらすじネタバレを紹介します。

6話あらすじネタバレ

保田法律事務所にリオが訪ねてくる・イメージ画像

人気主婦ブロガー・桐原こずえのトラブルを解決後、保田の元へ次の依頼が舞い込みます。依頼主は、双子の兄妹によるアイドルユニット「ヌーヌー」のメンバー・リオであり、その日は、素顔を見せまいと帽子にサングラス・マスクという見るからに怪しい恰好で訪れます。一方、ヌーヌーファンの加賀見は、訳ありのリオの変貌ぶりに驚きを隠せませんでした。

ヌーヌーのデマ動画が拡散される・イメージ画像

依頼を受けた保田は、何事もなかったようにリオの相談に入り、あるサイトで「ヌーヌーの中学時代のいじめ動画」がアップロードされ、ヌーヌーに対する炎上・誹謗中傷が起きたことを聞かされます。実は問題の動画はデマであり、彼らによって自分たちの活動にも影響が出たリオは、デマ動画を上げたサイトの特定と、動画をリツイートした全員に対する法的措置を検討していました。

同時に、このデマ動画がきっかけで、双子の妹・リホはショックを受けて外にも出られない状態に陥り、精神的にダメージを受けてしまった妹を助けるためにも、リオは早くこの問題を解決したいと考えていました。また、一連のトラブルを解決するには、巨額の費用がかかることも想定されるも、リオは経済的に苦しくなることも覚悟のうえで、保田にこの件を依頼します。

7話あらすじネタバレ

リオが報復したいと考えていたデマ動画のリツイートは、全部で3万件と膨大な数にのぼり、全員の特定には費用面だけでなく、時間もかなりかかってしまうため、保田は調査対象の100アカウントの発信者に絞ることを提案します。それでも調査にかかる費用は2000万~3000万円となり、そこでリオは、クラウドファンディングの利用を思いつき、デマ動画が原因で精神的に追いやられたリホの状況を写真に収めます。

8話あらすじネタバレ

ヌーヌーの案件に取り掛かる保田たち・イメージ画像

ヌーヌーのデマ動画の影響は、彼らの所属事務所にも及び、報道陣が駆けつける異例の事態が起きていました。ニュースで事務所の異変を知ったリオは、当分は事務所に近づかないことにし、精神的に病んでしまったリホのために心療内科の往診を頼みます。2ヶ月後、テレビでは相変わらず、ヌーヌーのデマ動画に関する内容が流されており、保田事務所ではリオの依頼に奔走していました。

そして、加賀見たちの努力が実り、ツブヤイター社から対象アカウントを手に入れることができ、保田はプロバイダの特定に取り掛かります。一方、保田から連絡を受けたリオは、記者会見とクラウドファンディングを実施し、返礼品にはヌーヌーのミニアルバムを付けることにしました。そして、会見当日にはリオが単身で出席し、まずは動画によって諸方に迷惑をかけてしまったことを謝罪しました。

リオの記者会見と法的措置を取ることを宣言する・イメージ画像

その後、騒動の原因となったいじめ動画はデマであることを説明し、デマ動画のせいでアイドル活動だけでなく、私生活にも影響が及んだことを打ち明け、自分達に対して権利侵害を行った者に対する法的処置を取ることを宣言しました。一時は会場がざわめいたものの、記者会見を通じてヌーヌーを擁護する動きがみえはじめ、事件解決のために開始したクラウドファンディングも目標金額を達成しました。

それから3週間後、ヌーヌーに対して誹謗中傷を行った人物が特定され、50名以上のプロバイダに対して意見照会書が届けられ、その中にはなぜか、会社宛てのものも含まれていました。

9話あらすじネタバレ

特定の人物への誹謗中傷を行う人のイメージ画像

ネットで誹謗中傷する人は、自身の生活に不満を持っている人だけでなく、収入が高い人や、そこそこ社会的地位の高い人も含まれており、とある広告代理店で部長を務める中山もその1人でした。彼は、会社のパソコンを使ってSNSをやっており、ヌーヌーに対する誹謗中傷も行っていました。そのため、プロバイダに対する情報開示請求も会社へ送られ、中山は総務部から呼び出しを受けます。

会社のパソコンで誹謗中傷を行っていたことが発覚する・イメージ画像

総務部から会社のパソコンを私的利用しているばかりか、権利侵害に該当する書き込みをしていた事実を突きつけられます。中山がヌーヌーへ誹謗中傷を行った理由は、娘がヌーヌーの大ファンで、ネットで調べた結果、偶然にもデマ動画を見つけてしまい、それを信じた中山は娘の教育によくないと判断し、ヌーヌーへの誹謗中傷を行いました。

また、会社のパソコンでSNSをしていた事実がバレる事を恐れ、中山は何とか言い逃れる方法を模索していました。一方、ネット上では、ヌーヌーのいじめ動画がデマだったことに気づいていたユーザーもおり、その中には誹謗中傷者に対する制裁から、個人情報の特定も行われ、中山がターゲットにされてしまいます。

10話あらすじネタバレ

誹謗中傷を行った人物の特定が行われる・イメージ画像

ヌーヌーに対する誹謗中傷の代償は、書き込みを行った本人だけでなく、彼らの職場にも影響を及ぼし、会社を特定された中山は、自身の誹謗中傷を訴える電話が会社中に鳴り響く事態を招きます。中山は事実隠蔽のためにパソコンを壊し、PCが乗っ取られたと周囲に説明するも、誰も中山の言い分を信じる者はなく、機体を壊しても情報は消えないとの指摘を受け、翌日から会社を休みはじめます。

少しつぶやいた程度のものが、まさかこんな大事になるとは中山自身も戸惑いを感じつつも、内心では自分は悪いことをしていないと、反省していませんでした。一方、情報開示の請求を受けた人々は、手紙を受け取って焦りをおぼえはじめ、それぞれの生活に影響が出始めた頃、ヌーヌー側にも変化が生じます。

その日、誹謗中傷した人々への怒りを糧に新曲を生み出したリオはレコーディングに臨み、スタジオにリホが訪れ、リオがトイレに行っている間、保田法律事務所へ連絡を入れ、情報開示請求の取り下げを要求します。

しょせん他人事ですからの11話~15話あらすじネタバレ

しょせん他人事ですからの11話~15話あらすじネタバレ・イメージ画像

デマ動画をきっかけに私生活もままならなくなったヌーヌーでしたが、復讐に燃える兄・リオをよそに、妹・リホはある決断を下し、彼女の勇気ある行動が、一連の騒動によって引き起こされた悪循環を断ち切るきっかけをもたらしました。以下では、「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」から、漫画11話~15話のあらすじネタバレを紹介します。

11話あらすじネタバレ

リホと初めてコンタクトを取った保田たちは、想定外の出来事に驚きを隠せなかったものの、情報開示の依頼は本人の許可がなければできないと、リホの要求を断わります。一方、これ以上、リオが無理に頑張り続ける姿を見るのが辛いリホは、自分の胸の内を訴え、今度はリホが単身で記者会見に挑みます。

記者会見を通じて自分の考えを訴えるリホ・イメージ画像

まずはじめに、体調不良により活動が出来なかったことを謝罪し、ヌーヌーに対して誹謗中傷をした人が、今では彼らが別な人から誹謗中傷される立場に逆転し、悪循環に陥っていることや、情報開示請求をやめないことを訴えます。そして、一度起きてしまったことは仕方がないこととし、ヌーヌーとして出来ることとして、これからも歌い続けることを宣言し、先日、リオに撮影してもらった歌の動画を配信します。

動画にはソロで歌うリホの様子が映し出され、保田事務所でも保田と加賀美が見ていました。その後、リホの歌の動画は反響を呼び、ヌーヌーはこれからもファンにために頑張ろうと決意します。

12話あらすじネタバレ

誹謗中傷を行った人々のその後のイメージ画像

これ以上、自分たちと同じような事件が起きないことを願ったリホの記者会見は大きな反響を呼び、ヌーヌーの活動にも良い影響をもたらしました。それから半年後、ヌーヌーの炎上事件はすっかり過去の出来事となってしまったものの、彼らを誹謗中傷した人々の生活は一変し、中山も会社を辞めたことが示唆されました。

その頃、武道館ではヌーヌーの復活ライブが開催され、炎上事件で2人を支えた保田・加賀美もゲストとして招かれていました。ステージに招かれた加賀美がヌーヌーのファンになった経緯など、ヌーヌー愛を語る一方で、保田は屋台でクレープを食べながら、会場の加賀美の様子を見ていました。

13話あらすじネタバレ

大学院の特別セミナーの様子・イメージ画像

白泉大学法科大学院にて、改正プロバイダ責任制限法に関する講義が行われ、セミナーに参加する弁護士志望の瀬戸雄大と検察官志望の美里波子は、ヌーヌーの炎上事件の加害者のほとんどが不起訴処分だったことを話しあいます。そして、保田による講義が開始し、現在適用されている情報開示請求は、20年前に作られた法律を元に行われており、SNSのように開示の対象から除外されるケースもあると話します。

難しい内容を次々と聞かされ学生たちが頭を悩ませる状況を受け、保田は、黒板に要所を書いたり、加賀見と生徒にシミュレーションをさせるなど、分かりやすい説明を施します。

14話あらすじネタバレ

軽い気持ちでアンチコメントを投稿する・イメージ画像

物語は、自宅のポストにある郵便物が来ていないか心配する中学生・優希の話に突入します。2ヶ月前、友達とあるゲーム実況動画に対してアンチコメントを送り、相手を煽って反応を楽しむ事をしていた優希でしたが、1~2週間後にゲーム実況者から、酷いアンチコメントを送った人に対する法的処置を宣告され、もしかしたら自分も、その対象になるかもしれないと不安を募らせていました。

その日から優希は、自分の元へ情報開示の封筒がこないか心配でたまらなくなり、そして、ついに優希の元にもその封筒が届けられます。書類はひとまず家族に知られずに済んだものの、発信者情報開示に関わる意見照会と書かれた書類をみて、不安が的中してしまいます。そこで、優希は保田法律事務所へ駆け込むも、未成年との理由から依頼を断られてしまい、スマホ検索で見つけたドラゴン星川に頼ることにしました。

15話あらすじネタバレ

星川に情報開示の封筒が届いたことを相談する優希・イメージ画像

ドラゴン星川は、ネットに詳しい弁護士として知られ、そこへ優希が駆け込み、ネットの書き込みのことや、保田事務所のことを話します。優希はまだ未成年のため、情報開示には保護者の同意が必要なので、ひとまず安心できると思われたものの、事態を重く受けとめ、優希はこの事を家族に打ち明けます。翌日、父親から星川へ息子が迷惑をかけたと謝罪の電話が入ったものの、星川はここは自分に任せて欲しいと言います。

しょせん他人ごとですからの16話~最新話結末までネタバレ

しょせん他人ごとですからの16話~最新話ネタバレ・イメージ画像

ネット問題は大人だけでなく、子供にも起こり得るもので、まだ未成年だから法的処置は受けないという甘い考えは通用せず、作中でも、軽い気持ちでアンチの書き込みをしたことで窮地に陥った男子中学生の事例も登場しています。以下では、「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」からの漫画16話~最新話17話までのあらすじネタバレを紹介します。

16話あらすじネタバレ

優希の依頼に取り掛かる星川・イメージ画像

星川の熱意に圧され、優希は情報開示の拒否を彼に依頼します。一方、保田事務所では、優希のことを話しており、軽い気持ちでやったことがまさか大ごとになるとは思っておらず、それで何とか法的措置を免れたいからここを頼ってきたのではと推測します。その頃、優希の依頼を引き受けた星川は、保田へ連絡を入れます。

17話あらすじネタバレ

優希の元へ情報開示請求の手紙が届けられる・イメージ画像

情報開示の一件は、星川に任せることでひとまず解決したと思われた矢先、優希の元へ情報開示請求が届けられ、優希の両親は話が違うと星川に訴えます。「自分に任せれば絶対大丈夫」と言っていながら予想だにしない結末に怒りを覚える優希たちに対し、星川はあくまで五分五分と言っただけで、絶対とは言っていないと釈明します。

実際、例え相手が未成年でも情報開示請求を断わることはほぼ不可能なことでしたが、星川を信じてこの一件を任せた両親は納得がいかず、これ以上のことは新規の依頼になると言われてしまいます。そして、優希の家族が途方に暮れる中、母親の元へある人物からの電話がかかります。

しょせん他人ごとですからのキャラ・登場人物

しょせん他人ごとですからのキャラ・登場人物の紹介・イメージ画像

漫画「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」では、広告で話題を呼んだ主婦とママ友だけでなく、人気アイドルへの炎上事件や、情報開示請求を受けてしまった男子中学生の事例が登場し、どのエピソードも他人事には聞こえない、リアルさを感じさせるでしょう。以下では、漫画「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」のキャラ・登場人物を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

キャラ①保田理

「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」の主人公で、ネット案件を得意とする弁護士です。依頼人の真剣な相談にも、まるで他人事のように聞くため、初対面では冷たい印象を与えがちですが、仕事には非常に熱心で、あくまで弁護士として依頼人の問題を解決するべく、冷静にかつ的確に仕事を進めます。

保田法律事務所を営んでおり、保田の性格が災いして口コミこそ悪いものの、必要なことだけをきちんといってくれることや、余計なお世辞を言わないなど、無駄のないやり取りが評価されています。

キャラ②加賀見灯

加賀見灯のイメージ画像

「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」の登場人物で、保田法律事務所に勤務するパラリーガルです。保田のサバサバしぎる性格を問題視しており、もっと依頼者に寄り添うような態度を心がけるようにと注意を促しています。また、依頼者の問題はあくまで他人事として捉える保田とは対照的に、依頼者の悩みに感情移入しやすい性格の持ち主です。

キャラ③桐原こずえ

ブログを投稿する桐原こずえ・イメージ画像

「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」の登場人物で、ブログで人気を集めるセレブ主婦です。ブログへ嘘の書き込みを受けたことで炎上、保田の法律の無料相談をきっかけに、ブログ炎上の真相を突き止めました。

キャラ④木下優里香

こずえのブログを誹謗中傷する木下優里香・イメージ画像

「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」の登場人物で、こずえのブログに嘘の書き込みを行った主婦です。こずえとはママ友・同じマンションの住民であり、当初はこずえの訴えを甘く見ていたものの、解決金の支払いを怠ったことによる法的措置を受け、事態の重さにようやく気が付きます。

しょせん他人ごとですからに関する感想や評価

しょせん他人ごとですからに関する感想や評価・イメージ画像

広告で話題を呼んだ主婦とママ友のトラブルをはじめ、作中に登場する事件はどれも現実に起こりうるようなリアルな展開であり、主婦とママ友のエピソードも決して他人事のようには聞こえないでしょう。以下では、漫画「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」に関する感想や評価を紹介します。

感想1:自身への戒めとして買いたい

「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」は、自身にも起こりうるようなリアルな展開が見どころであり、広告で話題を呼んだ主婦とママ友のやり取りをはじめ、もし、自分がそのようになってしまったらと、考えさせられる内容が注目を集めています。また、読者の中には自身への戒めにしたいとの声もみられ、一度は読んで欲しい作品にも挙げられています。

感想2:もし自分が同じ立場になったらと考えてしまう

スマホの普及に伴い、ネット上での過激な書き込みを原因とするトラブルも急増しており、何気ない書き込みが相手を傷つけ、裁判沙汰になるケースも増えています。今回紹介した「しょせん他人事ですから」は、自分んにも起こりうるような事例が登場しており、もし、自分が同じ事件に巻き込まれてしまったらと考え、胸が苦しくなったとの感想もみられ、作中の事例はまるで自分のことのようにも捉えられるでしょう。

感想3:勉強になる漫画

ネット問題を題材にした法律漫画「しょせん他人事ですから」は、一般人には知る事のないネット問題の裏側を描いた作品であり、法律の知識がない方にも読みやすい作風が人気を集めています。社会問題になっているネット上での誹謗中傷に関する法的措置など、一般人にも知っておきたい知識を盛り込んだ作風が勉強になるとの声や、ストーリー自体も面白いとの感想も見られます。

感想4:保田理の魅力が詰まっている

セレブ主婦とママ友のトラブルから始まった「しょせん他人事ですから」は、最新話17話までに3つの事例が登場し、14話からは軽い気持ちで誹謗中傷をしてしまった男子中学生の例が描かれています。今回は加害者が未成年という難しいテーマを扱いつつも、ここでも弁護士・保田理の頼もしさが発揮され、普段は他人事のように接しながら、いざという時には本領を発揮する姿は、読者を魅了しています。

感想5:誹謗中傷する側の心理もリアルに描いている

「しょせん他人事ですから」は、ネット上で誹謗中傷を行う側をメインに描きつつも、要所ごとに誹謗中傷を行った側の心理も丁寧に描いており、作品をよりリアルに感じさせます。また作中では、なぜ、誹謗中傷が起きるのか、攻撃的な書き込みを行う人の特徴にも触れており、トラブル解決に立ち向かう被害者・弁護士だけでなく、加害者となってしまった人々のその後まで、リアルを追及したストーリーが読者を魅了しています。

感想6:誹謗中傷をした人が受ける報いが怖い

弁護士監修によって執筆された「しょせん他人事ですから」では、加害者側が受ける法的措置や社会的制裁も丁寧に描かれており、例え匿名でアンチコメントをしても、一度ネットに上がってしまったものは二度と消えることはありません。作中では、軽い気持ちで書いた書き込みが人生を一変させてしまうだけでなく、他人を誹謗中傷することで受ける報いについても言及され、その代償や制裁が怖いとも評されています。

しょせん他人ごとですからのネタバレまとめ

しょせん他人ごとですからのネタバレまとめ・イメージ画像

「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」の漫画あらすじネタバレや、登場人物などをあらすじネタバレを交えながら紹介しました。弁護士監修によるこの作品は、近年、近年社会問題となっているネット上での誹謗中傷について考えさせられる内容であり、タイトルでは「しょせん他人事ですから」と言いながらも、その内容は決して他人事には聞こえないものばかりでしょう。

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