もう見て見ぬふりはしないをネタバレ紹介！漫画のあらすじ・感想や登場人物は？

『もう見て見ぬふりはしない』は不倫夫に愛想を尽かした主人公が夫に復讐する物語を描いた死に戻りファンタジー漫画です。絵・脚色は、それぞれ順にiLee Jae Hyun氏、mstoryhub氏が担当しました。2022年5月時点では30話が連載されています。

『もう見て見ぬふりはしない』の原作は韓国の小説です。原作者はYulbi氏。原作は日本語版が存在していないため、原作を読む場合は韓国語を訳しながら読むことになります。また原作はR15指定の作品となっており、原作を読む際に注意が必要です。ちなみに韓国版の原作はカカオページで視聴できます。

それでは早速、韓国の小説を原作とする漫画『もう見て見ぬふりはしない』のあらすじをネタバレしていきます。ここでは『もう見て見ぬふりはしない』の第1話から第10話まで紹介するのでぜひ最後までご覧ください。

帝国で5本の指に入るほど裕福なヘブンウォーカー伯爵家の一人娘、オピリア・ヘブンウォーカーは父の反対を押し切って人目惚れしたスティーブンと結婚しました。しかしスティーブンの優しさは表面上のもので、実際は愛人アリエルを邸宅に連れ込んで好き勝手するような自己中人的な人物だったのです。

その後夫が浮気するのは自分がいたらないせいだと思い、スティーブンに献身的に尽くしたものの、結局無視され続けるという日々を過ごしました。そして最後は病にかかって夫とその愛人を恨みながら亡くなってしまいます。しかしなぜかオピリアはスティーブンが愛人を邸宅に連れてきた3年前に戻っていました。そこでオピリアは絶対に同じ過ちをおかさないことを決意。さらにスティーブンとアリエルに復讐してやると誓います。

当初、スティーブンはチェスの弟子であり客人という名目でアリエルを別館に住まわせることにしていたものの、結局別館ではアリエルが可愛そうだということで、勝手に本館に住まわせることにしていました。それを知ったオピリアは執事にスティーブンとアリエルを別館に追いやるよう指示を出します。

一方、スティーブンはアリエルを別館に追いやったオピリアに激怒し、アリエルはその場で涙をこぼしていました。それからスティーブンとオピリアの口論が続きますが、それまで泣いていたアリエルが激怒しているスティーブンをなだめ、自分はすぐに別館に移動すると発言したことよってオピリアが別館に人を送り、アリエルが必要なものはそろえるように伝えたことで話が終わりを迎えます。

そしてオピリアは3年後に死ぬまでにやらなければならないこととして、自分が死んだ後もヘブンウォーカー伯爵家が続くようにするため、スティーブンの浪費が原因で発生した破産の危機を乗り越えることを目標にします。

このままだとヘブンウォーカー伯爵家は破産すると考えたオピリアは、3年前の知っている知識を使ってお金を稼ぐことを思い付きます。そこでオピリアは貧民街のイネスの土地が芸術の殿堂として再開発されることを想定し、不動産屋でイネスの13と14地区を購入することにしました。オピリアが帰った後、オスティン・ブライアント公爵が不動産屋にやってきます。

ブライアントはイネスの13と14地区を買い戻すため、不動産屋の従業員に購入者のオピリアに会いたいと頼みました。一方、オピリアは離婚弁護士のリチャード・コークスとスティーブンとの離婚裁判について相談しており、コークスから判決が出るまで我慢して裁判の勝訴を目指すしかないと冷静に告げられます。そこでオピリアは時期を見て離婚しなければと改めて決意するのでした…

イネス地区の土地を購入して帰宅したオピリア。するとスティーブンがオピリアのクローゼットからドレスを持ち出してアリエルに着せてはしゃいでいました。その様子を見たオピリアはスティーブンに対して怒りを露わにします。オピリアは今までスティーブンに対し従順で、反抗的な態度を取ったことがありませんでした。そこでアリエルは何かがおかしいと感じ始めます。

そこでアリエルはスティーブンにワインを渡し、それをオピリアに持って行って仲直りするように勧めました。気が進まなそうな態度を取るスティーブンでしたが、アリエルから今は我慢するように優しく話されたことでオピリアがいる執務室に向かうことにします。

その後スティーブンは執務室で手紙を書いていたオピリアにワインを渡しますが、オピリアはスティーブンと一緒にワインを飲むことを拒否しました。そんなオピリアの態度に怒りを露わにするスティーブン。しかしオピリアから浮気の件の話を持ち出されたことで、オピリアの話を遮って逃げ出しました。

スティーブンと離婚することを決意したオピリアは、使用人たちと弁護士のリチャード・コークスと一緒にスティーブンとアリエルが一緒に寝ている部屋に踏み込みました。そしてオピリアがスティーブンに離婚届を突きつけたことにより、オピリアはスティーブンと離婚訴訟を起こすことになります。その後オピリアはイネスの土地を購入した不動産屋に向かうことに。

不動産屋に向かったオピリアは、そこでブライアント公爵からオピリアが購入したイネスの土地を3倍の価格で買い取らせて欲しいと頼み込まれました。しかしオピリアはその頼みをあっさり断ります。そこで、どうしてもイネスの土地が欲しいブライアント公爵は、オピリアの機嫌を取ろうといきなりオピリアの手を取って外へ出ようと走り出しました。

その後ブライアント公爵は宝石店、洋服店へとオピリアを連れて行きます。ブライアント公爵の行動は一体何なのか？意味不明で頭を押さえるオピリア。その後もブライアント公爵はオピリアの機嫌を取ろうと彼女をコーヒーショップに連れていきます。そして遂にオピリアはブライアント公爵にイネスの土地を売る気はないとはっきり伝えました。そこでブライアント公爵は知り合いがあの土地が必要なのだと言い訳し始めます。

アリエルはスティーブンの妻オピリアの最近の変わりように気付いていました。そこで、アリエルはスティーブンの愛人である自分が不利にならないように、スティーブンとオピリアが揉め始めたタイミングで上手くその間に飛び込み、自分がオピリアに殴られたように仕向けます。そしてそれを新聞記者たちに記事として書かせることで、離婚裁判で自分たちが優位に立てるようにしました。

では次に『もう見て見ぬふりはしない』の登場人物・キャラを一覧形式で見ていきましょう。ここでは13人の登場人物・キャラを紹介。早速、本作の主人公であるオピリア・ヘブンウォーカーからご覧ください。

1人目に紹介する漫画『もう見て見ぬふりはしない』の登場人物・キャラは、帝国で5本の指に入るほど裕福なヘブンウォーカー伯爵家の一人娘、オピリア・ヘブンウォーカーです。25歳の時に原因不明の病気で亡くなったものの、死を迎えた瞬間に22歳に戻っています。そして第二の人生では、自分の目の前で浮気した夫とその愛人に復讐することを決意しています。

2人目に紹介する漫画『もう見て見ぬふりはしない』の登場人物・キャラは、オピリア・べブンウォーカーの夫であるスティーブンです。妻のオピリアがいるにも関わらず堂々と浮気をしたり、思い通りにいかないとオピリアの態度が悪いとまくし立てて文句を言ったりするようなクズ男でした。当初は女性に対するマナーを心得ていた紳士でしたが、オピリアの父親が亡くなってからは性格や態度が一変しています。

3人目に紹介する漫画『もう見て見ぬふりはしない』の登場人物・キャラは、ヘブンウォーカー伯爵家の執事であるジャクソンです。オピリアの指示をよく聞くおじさん執事。オピリアの指示でスティーブンとアリエルを別館に追い出そうとしたものの、逆にスティーブンに罰を与えられてしまいました。

4人目に紹介する漫画『もう見て見ぬふりはしない』の登場人物・キャラは、ヘブンウォーカー伯爵家のメイドであるアンナです。オピリアに協力的で、とてもよく気が利くメイドでした。

5人目に紹介する漫画『もう見て見ぬふりはしない』の登場人物・キャラは、スティーブンの愛人であるアリエル・グリンです。グリン男爵家の一人娘。スティーブンの前では純粋ないい子を装っています。オピリアに対しては嫌味を言うような裏の顔を隠していました。

6人目に紹介する漫画『もう見て見ぬふりはしない』の登場人物・キャラは、13区と14区の土地を買いにきた公爵オスティン・ブライアントです。オピリアの機嫌を取ろうとするも、恋愛経験の少なさゆえに変わったデートをさせてしまっています。皇子の次に位の高い職位であるにも関わらず、社交界での評判が異常に悪いため結婚できずにいました。

7人目に紹介する漫画『もう見て見ぬふりはしない』の登場人物・キャラは、第二皇子のチェスター・ポード・エラスミスです。オスティン・ブライアントに13区と14区の土地を買うように指示を出していたため、先に土地を買ったオピリアに興味を持つようになっています。

8人目に紹介する漫画『もう見て見ぬふりはしない』の登場人物・キャラは、オピリアが雇った離婚専門弁護士のリチャード・コークスです。離婚を提案するオピリアが法廷で不利にならないようにサポートしています。

9人目に紹介する漫画『もう見て見ぬふりはしない』の登場人物・キャラは、オピリアの母親が好んで着ていた服のデザイナーであるマダム・ケイトです。

死を迎える前の孤独感に苛むオピリアを慰めています。オリビアの最期を見守った数少ない人物のひとりでもあり、オピリアが22歳に戻った後は彼女のために完璧なドレスを作ろうと奮闘しています。また生地の良さを活かし、服を着た時の居心地が特徴的なドレスを作って流行らせていました。

10人目に紹介する漫画『もう見て見ぬふりはしない』の登場人物・キャラは、ヘブンウォーカー伯爵家の後継者候補のひとりであるエバレット・コートンです。授業についていくのもやっとという状態ですが、それでも逃げることなく頑張っています。またオピリアに虐待されていたところを助けられていました。

11人目に紹介する漫画『もう見て見ぬふりはしない』の登場人物・キャラは、ブライアントとオピリアに助けられていた子爵夫人のカミーラ・マルテンです。愛し合っていた婚約者を結婚式の目前で亡くしたり、その後出会ったマルテン子爵に暴力を振るわれたりするなど男運が悪く、さらには家族に見捨てられたと思い込んで自害しようとしています。

12人目に紹介する漫画『もう見て見ぬふりはしない』の登場人物・キャラは、ヘブンウォーカー伯爵家の後継者候補のひとりであるノア・ウィントスです。授業も人間関係もそつなくこなす優秀なキャラですが、要領が悪いもう一人の後継者候補、エベレットのことを見下しています。

13人目に紹介する漫画『もう見て見ぬふりはしない』の登場人物・キャラは、ブライアントの妹であるグレイスです。侯爵令嬢。狭く深く人間関係を築く性格で、一部の人としか関係を持ちません。しかしオピリアをガーデンパーティーに招待し、兄のブライアントと仲が良かったために彼女に興味を抱いています。

『もう見て見ぬふりはしない』の見どころの一つとして、主人公の前世が挙げられます。主人公は夫のスティーブンに目の前で浮気されてしまいました。その挙句裏切られて死んでしまいます。そんな主人公の姿は見ていて苦しいものでした。しかしそんな主人公の前世を知っているからこそ、二度目の人生でスティーブンをバッサリ切り捨てて窮地に追いやっていく復讐劇にスカッとすることができます。

『もう見て見ぬふりはしない』の見どころの一つとして、二度目の人生を強く生きる主人公の姿が挙げられます。オピリアは最初の人生で、浮気夫のスティーブンに責められた挙句、責められたところを改善するよう努力していったのにも関わらず結局死んでしまいました。

しかし二度目の人生では愛想が尽きたスティーブンに対して言いたいことを何でも言った上で、離婚届を突き付けています。そしてスティーブンと決別してからのオピリアは、1回目の人生で得た情報をもとに二度目の人生を有利に進めていきます。そんな吹っ切れた姿と成り上がっていく姿が楽しみな作品だと言えるでしょう。

漫画『もう見て見ぬふりはしない』の魅力に関する感想や評価があがっています。こちらの感想では『もう見て見ぬふりはしない』が「面白すぎる」ということで、課金して一気に読んだとのことです。この方は本作のどういった点に魅力を感じたのでしょうか？

漫画『もう見て見ぬふりはしない』のストーリー展開に関する感想や評価があがっています。こちらの感想では「漫画のタイトルが思ったより深い」とのことです。ヒロインが浮気モラハラ夫と離婚したシーンはスカッとしたと言われているので、これを機に離婚シーンに注目してみると良いかもしれません。

漫画『もう見て見ぬふりはしない』の登場人物であるスティーブンに関する感想や評価があがっています。こちらの感想では『もう見て見ぬふりはしない』について、「絵柄は良いけど、夫がムカつきすぎる」とのことです。オピリアとスティーブンの関係に注目してみると良いかもしれません。

漫画『もう見て見ぬふりはしない』のあらすじをネタバレし、登場人物や感想をまとめてきましたがいかがでしたか？ネット上の感想では「面白い」という声が多くあがっている漫画となっているので、まだ読んでいない方はこれを機に『もう見て見ぬふりはしない』の漫画をチェックしてみてください。