ワタシってサバサバしてるからをネタバレ解説！広告で話題の漫画のあらすじは？

ここでは『ワタシってサバサバしてるから』という漫画がどんな作品であるのかを解説していきます。自称サバサバ女である網浜奈美を主人公としていますが、彼女はサバサバというキャラを完全に取り違えている超勘違い女です。この漫画によって自サバという言葉も浸透してきており、話題になって来た事で2023年からはドラマ放送も決定しています。

『ワタシってサバサバしてるから』は2020年11月から『めちゃコミック』にて独占先行配信されている漫画作品です。自称サバサバ女である主人公と、真性サバサバ女である美女のやりとりが見どころの漫画となっています。2023年1月からはお笑いタレントである丸山礼を主演としてドラマ放送も予定されています。

『ワタシってサバサバしてるから』は『AMG出版』と『DPNブックス』の産学共同事業の一環として制作がスタートし、『DPNブックス』が『自称サバサバ女をクローズアップした作品を作りたい』という事で原作者のとらふぐにオファーを出したという事です。作画を担当しているのは『アミューズメントメディア総合学院』のマンガイラスト学科の卒業生である江口心となっています。

光洋出版社で働くOLの網浜奈美はネチネチした性格や不快感を与える言動を繰り返している事で周囲から嫌われていました。そんな中、営業部のエース・山城達也も来る社内合コンが開かれる事になります。もちろん網浜は誘われず、派遣社員で美人の本田麻衣が参加する事になりました。

和気あいあいと合コンへ向かう一行でしたが、途中で偶然にも奈美に遭遇してしまいます。奈美は店や他人の趣味に文句を言い続け、場の空気を悪くしていきました。麻衣も服を馬鹿にされてしまいますが、男性社員の加賀が『一番女の嫌なところに詰めた感じがしますね』と奈美に素直な気持ちをぶつけるのでした。

女性陣は加賀を心の中で称賛しますが奈美は不愉快です。そんな中、麻衣がカシオレを頼むと奈美は『そんな女子みたいな甘い酒飲めない』と小馬鹿にした事を言います。それに対して麻衣が『血糖値高いんですか？』と返した事で場は笑いの渦に包まれます。自称サバサバ女の奈美は真性サバサバ女の麻衣にやりにくいという感想を持つのでした。

合コンが終わり、外に出た奈美は山城が自分に熱視線を送っていると勘違いします。無理やり山城と同じタクシーに乗った奈美でしたが、身体の関係を望んだ事で山城に逃げられてしまいます。山城は合コンに来ていた男性社員の鈴木に奈美との一件を連絡すると、何かを企んだ鈴木は奈美を飲みに誘うのでした。

麻衣は真面目で仕事熱心である事から派遣社員ながら大きな仕事を任されます。奈美はそんな麻衣のサポートをする事になり、面白くありません。奈美は白湯を飲んでいる麻衣を『モデルかよ！』と馬鹿にしますが、麻衣は『はい』と返します。麻衣は本当にモデル業をしており、今回の大きな仕事もそのツテによるものでした。

麻衣が残業をする中、奈美は鈴木から飲みの誘いを受けた事で定時で上がります。何かを企んでいる鈴木は奈美にボディタッチを繰り返しますが、奈美は男女は結局身体の関係だけだと笑いながら言うのでした。

色々と使えそうだという思いから奈美を誘っただけだった鈴木は奈美にキスをして静かな場所へ行こうと誘います。時を同じくして残業をしていた麻衣は帰る事にします。麻衣が会社から出ると同じく残業をしていた山城と出くわし、飲みに誘われるのでした。

結局奈美と鈴木は朝まで一緒にいたのでした。奈美がその事を女性陣に知らせると、流れで麻衣も山城と飲みに行った事が分かります。麻衣は山城が奈美に対して『面白い人』だという感想を持っていると言っていた事を伝えます。山城が自分の話をしていた事を知って喜んだ奈美は山城に誘いのメールを送るのでした。

麻衣が担当した仕事が大成功した事で、先方が食事に招待してくれました。本当は麻衣と編集長の2人が行くはずのところを奈美は無理やりついていきます。先方のオーナーは素晴らしい記事を作ってくれた事に感謝しており、麻衣に新作のワンピースをプレゼントしましたが、奈美は面白くありませんでした。

奈美は相変わらずの自称サバサバを発揮して失礼な言動を繰り返しますが、先方のオーナーは大人の余裕で笑顔を無くしません。麻衣と編集長はフォローで必死になり、少し場を離れる事になりました。

麻衣と編集長が居ない中、奈美は男といる方が楽だと言って笑いながら話します。そして先方のオーナーが『君はラクでも僕はどうかな』という自分の感想を言ったところで食事会はお開きとなりました。その後、麻衣が正社員になるという噂を聞いた奈美は不機嫌になるのでした。

麻衣が正社員になる事について編集長に詰め寄る奈美でしたが、逆に自分の事を心配するように言われてしまいます。麻衣はまた新たにコラムの仕事を任され、奈美はその様子を面白く無さそうに見つめていました。

外で昼ご飯を済ませた女性社員が流行のバナナジュースを飲んでいると奈美がやって来て『映え』に命を懸けていると言いながら笑みを浮かべて小馬鹿にしてきます。そんな中、たまたま店で会った事で一緒に食事を済ませた麻衣と山城がやってきます。奈美は以前送ったメールについて山城に問い詰めると、山城は気付かずに消去してしまったと返します。それを聞いた奈美はショックを受けるのでした。

麻衣は編集部のパワハラ上司と呼ばれている谷川にミスについて執拗に問い詰められていました。しかし、実際は自分のせいではないと分かっていた麻衣は謝りません。そんなやりとりを面白がった奈美がバナナを食べている姿が面白く、拍子抜けした谷川は出て行ってしまいます。谷川は麻衣を目の敵にするようになり、奈美はそれを利用しようとするのでした。

麻衣が山城に谷川との事を相談すると、山城は以前谷川が麻衣に言い寄っていたのに相手にされなかったのを逆恨みしているのではないかと考えました。それを聞いた奈美は谷川に麻衣は実は谷川に気があるという事を吹き込むのでした。

麻衣はその気になった谷川に食事に誘われますが、手を振り払おうとした瞬間に谷川の顔をはたいてしまいます。怒った谷川は部長に麻衣の契約解除を希望します。いい気になっている谷川でしたが、人事異動のメールに谷川が総務部、奈美がリストラ部屋とも呼ばれている社史編纂室にそれぞれ異動となる事が書かれていました。

麻衣は正社員になり、祝福の言葉を受けていましたが、奈美は逆にヒソヒソと噂話をされていました。しかし、そんな様子を見て奈美は笑みを浮かべながら今の仕事が物足りなくなってきたところだからちょうど良かったと大声で述べるのでした。

正社員となった麻衣の為にみんなはお祝い会を開催する事にしますが、自分の為の会だと勘違いした奈美が無理やり参加してきました。いい加減うんざりする一同でしたが、これで最後だと我慢する事にします。

奈美は飲み会で相変わらず幼稚な悪口を言い続けており、そんな中山城が遅れてやってきます。山城が来た事でテンションが上がる奈美でしたが、山城に挨拶をされず、さらには麻衣にテーブルマナーの事で怒られてしまいました。そして飲み会が終わると、奈美は鈴木を『もう1件行こう』と誘うのでした。

奈美に飲みに誘われた鈴木でしたが、ドン引きしながら急いでタクシーに乗って帰っていきました。そして奈美は新しい部署にて仕事ができるアピールをします。しかし、社史編纂室はリストラ部屋と言われるだけあって暗い雰囲気が立ち込めているのでした。

仕事を教えてくれている優しい上司である千堂に対しても奈美はイライラを隠せません。千堂は前の部署も奈美を抱えて大変だったのだろうと考えます。そして奈美は単純作業の仕事を任されてさらにイライラしますが、とある事を思いつくのでした。

社内の写真の山城の写真には全て麻衣が一緒に移っており、奈美はその写真を捨てようとしますが、千堂が後ろが後ろを通った事で中止します。奈美が目の前にいる木内という女性社員を地味だと感じていると、各部署の取材を地味な男性社員である米沢とペアで任される事になるのでした。

奈美がいなくなって平和が訪れていた編集部でしたが、取材にやって来た奈美によって空気がぶち壊されます。注意をする麻衣に対して、奈美はついに自分の本音をぶちまけます。しかし、麻衣が怯むことなく反論した事で奈美はそこから出ていくのでした。

一緒にいた事でクタクタになった米沢を連れて奈美は自分の席へ戻り、仕事を始めます。奈美は書き上げた記事を千堂に提出するとボツを貰い、木内が提出した記事はOKを貰っていました。自分の実力が認められていない事を不満に思う奈美は社内で行われる新しいweb雑誌の社内コンペに参加する事にするのでした。

コンペの為に記事を書こうとする奈美でしたが、全く内容が思いつきません。奈美が休憩所に行くと山城と麻衣が雑談中で、どうやら麻衣もコンペに参加するようでした。奈美の記事で勉強させてもらうという麻衣の発言を宣戦布告にしか捉えられなかった奈美は不機嫌そうに自分の席に戻っていくのでした。

コンペの企画書が上手くいかない事でイライラしっぱなしの奈美に対して木内が手伝いを申し出てきた事で奈美は素直なお礼の言葉が出てきます。そして聞くと木内もコンペに参加するとの事。企画書の提出まで1週間を切っていましたが、奈美は資料のチェックの仕事を任されてしまいます。窮地に追いやられる奈美でしたが、とある秘策を思いつくのでした。

奈美の秘策とは木内の企画書をパクる事で、それによって誰よりも先に企画書を出す事に成功しました。奈美の提出した企画書はかなり出来が良いという事で噂になります。麻衣も企画書を提出したという事でしたが、奈美は自分の勝利を確信しているのでした。

木内の企画書を提出しますが、盗作疑惑をかけられてしまいます。必死に弁解する木内に対して、コンペの責任者の真島は企画書を取り下げるように言います。一連の流れを聞いていた奈美は悪びれるどころか笑顔になるのでした。

盗作疑惑をかけられて落ち込む木内に対して、奈美がさらに追い込みをかけるような事を言った事で木内は青ざめてしまいます。大満足な奈美は米沢を誘って飲みに行きます。米沢が噂の麻衣について奈美に聞いた事で、麻衣の話をしたくない奈美は怒りをあらわにするのでした。

麻衣はサバサバしていてかっこいいと米沢が言うと、奈美は本当のサバサバ系は自分だと言って怒ります。時を同じくして、木内は自分のデスクで暗い表情を浮かべており、それを心配した千堂が話しかけます。木内は盗作などしていない事を打ち明けると泣き出してしまいました。そして数日後、ついにコンペ発表の日が訪れます。

コンペの結果が発表されましたが、大賞が木内、金賞が麻衣という結果でした。自分の名前の記載が一切無い事に腹を立てた奈美が真島を問い詰めに行くと、『会長が呼んでいる』と言われます。会長賞でももらえるのかと考えた奈美は笑顔になるのでした。

奈美が会長室に向かうと、そこに居たのは千堂でした。なんと千堂が会社の会長だったのです。それを理解できない奈美は千堂に詰め寄りますが、千堂に『君の戻るところはもうない』と言われてしまいます。状況をやっと理解した奈美はそこに立ち尽くしてしまうのでした。

奈美は手のひらをかえして千堂の事を褒めます。そして奈美は自分がリストラ部屋へと追いやられる事になったのは新しいアイディアを欲していたからであると考えて千堂の手を取ります。千堂は一瞬フリーズした後に大笑いし、『君ほど裏表のある人間はいない』と言うのでした。

千堂は木内の企画書の相談に以前から乗っていた事から内容を知っており、奈美が内容を真似したという事は一目瞭然なのでした。自宅謹慎を言い渡された奈美は飲んだくれの日々を送っていましたが、ある日人事部に呼び出されます。千堂の配慮によって盗作は隠される事になりましたが、奈美はどうせクビになるならと辞職すると言って部屋から出ていくのでした。

奈美の出社最終日となりました。奈美はあっけない最終日となり、さらに退勤時間になっても誰も見送りに来ません。奈美が全員薄情だという自分の感想を考えていると、そこに『最後に会えてよかった』と麻衣がやってきました。

麻衣は奈美にプレゼントと自分に親身になってくれた派遣会社の担当の名刺を手渡します。麻衣が自分を下に見ているという感想を持った奈美は怒ってその場を後にします。奈美が外に出ると米沢がおり、明るい性格の奈美に憧れていたと言ってきました。そんな言葉にさえ怒りを覚える奈美は転職サイトを確認しますが、スカウトメールはまさかの0件でした。

スカウトメールが来ないのは転職サイトがいけないのだと考えた奈美は別の転職サイトに登録してみる事にします。自分に自信のある奈美でしたが、数日たっても1件もスカウトメールが来ない事でついに不安で頭を抱えてしまうのでした。

一向にスカウトメールが来ない奈美は行きつけのバーに行きますが、そこのママに説教された事で嫌な気持ちになって店から出ていきました。就職先が決まらない奈美が家でテレビをつけると有名アパレルブランドの『GOGO CITY』の滝川社長が映っており、奈美はこんな会社で働けたら前の会社のみんなを見返せるのにと感じるのでした。

奈美はついに派遣会社を訪れます。イケメン担当者の広瀬が奈美の経歴を確認すると、あまりに薄い内容から顔を曇らせました。編集部のキャリアとはとても言えないという広瀬の言葉に奈美は怒りに震えるのでした。

怒りに身を震わせている奈美に対して広瀬は今までの経験はキャリアにはならないと現実を突きつけました。そんな中で、派遣会社に何と滝川社長が訪れてきます。滝川社長はコールスタッフを大量に募集したいという事で、それに食いついた奈美は滝川社長にアピールし始めてしまいました。

無理やり滝川社長にアピールしだした奈美を広瀬は青ざめた顔をしながら必死で止めます。奈美は派遣会社に登録して滝川社長の会社で働くと言いだします。広瀬はそれを止めたいと考えますが、積極的な奈美に興味を持った滝川社長は奈美をコールセンターのスタッフとして雇う事に決めてしまうのでした。

派遣会社にて『GOGO CITY』のコールセンター業務の合同説明会が行われる事になりました。奈美は一番前の席に座り、隣の女性に挨拶をしました。広瀬による説明会が終わって質問タイムへ入ると、奈美は誰よりも先に挙手をしました。

奈美の隣にいた女性は桜井という名前で大勢の前で堂々と質問した奈美に対して尊敬の言葉を述べました。そして、遂に出社当日を迎えました。奈美は受付嬢の『派遣の方ですか？』の言葉が気に食わずに怒りだしてしまいます。さらに奈美は後ろから『派遣の方ですか？』と聞こえてきた事で振り向きました。

奈美に話しかけてきたのは滝川社長の美人秘書・早乙女でした。早乙女はオリエンテーションの会場に奈美を連れていきますが、その最中で奈美の服装を馬鹿にしてきます。怒る奈美に対して早乙女は『私実は毒舌なんです』と言い、まるで嘲笑うかのように奈美の事を見つめました。

機嫌が悪くなりながらオリエンテーションの会場に居た奈美の元に桜井がやってきます。自分を頼ってきた桜井のおかげで奈美は機嫌が良くなってきました。そんな中オリエンテーションが始まり、早乙女がコールセンターのスタッフの指導係になるという説明がありました。早乙女は言葉遣いもファッションセンスも良くない奈美を見て毒づきます。

早乙女に注意された事で敵意をむき出しにしている奈美に対して、早乙女も睨み返します。そんな中滝沢社長が登場した事で早乙女は180度態度を変え、その様子を見た派遣社員一同は唖然としました。滝川社長は挨拶を終えてその場を後にしますが、派遣社員の中で何人が使い物になるのかと腹黒い事を考えていました。

オリエンテーションが終わって昼食の時間がやってきました。奈美はおしゃれな社員食堂に向かおうとしますが、桜井が自分で作ったお弁当を見て馬鹿にし始めます。そんな中、奈美が何か問題を起こしていないか気にして広瀬が電話をかけてきます。奈美は広瀬が自分に気があると勘違いした感想を持って微笑むのでした。

社員食堂にて奈美はトンカツ定食を注文します。すると後ろから『共食い？』という事が聞こえてきました。声の主は早乙女で、相変わらず奈美を目の敵にしています。トンカツ定食が出来上がった事で取りに行く奈美を見ながら、早乙女は奈美はすぐに会社を辞める事になると言いながら不敵な笑みを浮かべるのでした。

いよいよコールセンターでの仕事初日となり、桜井は緊張のあまり震えていました。そんな桜井に奈美は辛らつな言葉を浴びせますが、何も言い返す事はありませんでした。そして始業時間の9時になり、コールセンターの電話は一斉に鳴り始めました。

奈美がコールセンターの電話に出ると、スパッツが破れてしまったというクレームの電話でした。怒りを露わにするお客の言葉を聞いて不機嫌になりそうになる奈美でしたが、指導を思い出して謝りの言葉を述べます。桜井は慣れないながらも丁寧に電話対応をこなしていました。指導係の横山はそんな桜井の様子を見て安心しますが、電話を繋ぎっぱなしで飲み物を飲んで休憩している奈美の姿を見てパニックになるのでした。

客の言動が話にならないからインカムを外して待っているのだという奈美の代わりに横山はすぐに対応を始めます。そして業務が終わり、派遣社員達はミーティングの為に集められました。そこで褒められたのは桜井で、逆に最悪なスタッフだと言いながら早乙女は奈美の前までやって来るのでした。

社会人としての常識がなっていないとみんなの前で怒られた奈美は苛立ちを隠せません。その後、奈美はガラス越しに滝川社長の姿を見つけますが、なんと滝川社長と一緒に居たのは麻衣と木内だったのです。

麻衣と木内の元に走っていった奈美は事情を聞きます。すると、以前会社でやったコンペの企画を『GOGO CITY』で行う事になったという事でした。木内は手柄を奪おうとした奈美の事は全く気にしておらず、仕事に情熱を燃やすようになっていました。そんな木内の姿を見た奈美は言葉を失ってしまいます。

悔しいという感想を持った奈美は一生懸命木内に嫌味を言いますが、今の木内は全く動じないどころか言い返してきました。そして、後ろからやって来た早乙女によって奈美が正社員では無く派遣社員だと知られてしまいます。麻衣は以前渡した派遣の名刺が役に立ったのだと喜びますが、奈美は苛立つのでした。

麻衣と木内と会った翌日、出勤した奈美は呼び出されてしまいます。奈美が向かった部屋で待っていたのは広瀬で、重要な取引先を潰される事を懸念して奈美に契約終了を告げに来たのでした。しかし、広瀬がそれを伝えようとした瞬間、横山が部屋に入ってきます。横山の話によると、以前奈美が担当したクレームの客がまた奈美と話したいという事で電話してきたのだという事でした。

奈美は以前のクレームの客にきちんとサイズの合った服を送付しており、客はお礼の電話をしてきたのでした。客に満足いく対応をした事で、広瀬や横山は奈美を解雇しにくくなってしまいます。その話を聞いた早乙女は不機嫌な表情をするのでした。

笑いながら電話対応を続ける奈美でしたが、意外と客からの反応がいい事から社員たちは口出し出来ずにいました。桜井は非常に良い評価を受けており、そんな彼女に奈美はひどい言葉ので罵ります。そんな中、部屋に入って来た早乙女は奈美に『サバサバ系ではなくズケズケ系』だとはっきりと言い放ちました。

奈美に注意をしていた早乙女でしたが、緊急会議に呼ばれた事で退室します。会議では『GOGO CITY』の株をアメリカの大手通販会社である『フォレスト社』が大量に買っているという議題でした。つまり『フォレスト社』は『GOGO CITY』を乗っ取ろうとしていたのです。

コンペの為に麻衣と木内は度々『GOGO CITY』を訪れていました。麻衣が木内と一緒に社内食堂でランチをとっていると、そこに奈美がやって来て一緒にランチをする事になります。会話をしていた奈美は麻衣と山城が付き合っているという話を聞いてショックを受けます。

ランチを終えた奈美と麻衣と木内がエレベーターを待っていると滝川社長が降りてきます。麻衣と木内は滝川社長に挨拶をしますが、滝川社長は急用が出来た事で取材をキャンセルしたいと言ってきます。自分が代わりに取材を受けると言ってきた奈美に対して滝川社長は『君はどうやら大きな勘違いをしているようだ』と言って去って行ってしまうのでした。

網浜奈美は漫画『ワタシってサバサバしてるから』の主人公キャラです。年齢は28歳で、『ワタシってサバサバしてるから』の連載開始時では光洋出版社第一編集部に勤めていたOLでした。タイトルと同じく『ワタシってサバサバしてるから』が口癖の自称サバサバ女で、自分勝手な言い分で周りの登場人物に迷惑をかけるもそれが自分のせいだとは全く気付いていません。

漫画『ワタシってサバサバしてるから』の登場人物である本田麻衣は真性サバサバ女で、仕事熱心で真面目なキャラである事から周囲に好かれています。『ワタシってサバサバしてるから』の連載開始当初は派遣社員でしたが、後に正社員となりました。

漫画『ワタシってサバサバしてるから』の登場人物である谷川誠は第一編集部所属に所属している網浜奈美の上司で、男尊女卑で女性を見下すパワハラ上司である事から周囲から嫌われキャラとなっています。本田麻衣に言い寄っていましたが、パワハラによって総務部に異動となりました。

漫画『ワタシってサバサバしてるから』の登場人物である千堂光男は網浜奈美が異動となった社史編纂室の嘱託社員かと思われていましたが、実は光洋出版社の会長である事が作中で明らかになりました。温厚な性格で社員の事を第一に考える会長にふさわしい人物です。

漫画『ワタシってサバサバしてるから』の登場人物である木内静江は社史編纂室に5年所属している女性社員で、ふくよかな体系と大人しい性格が特徴です。網浜奈美にコンペの企画書を盗作されながらも大賞を受賞し、それによって自信がついてきました。

漫画『ワタシってサバサバしてるから』の登場人物である米沢は社史編纂室に所属している男性社員で、気の弱いキャラである事から常に自信満々の網浜奈美に憧れるようになりました。

漫画『ワタシってサバサバしてるから』の登場人物である滝川守は話題沸騰中の有名アパレルブランド『GOGO CITY』の社長です。派遣会社にて網浜奈美と出会い、彼女の積極性を気に入った事から派遣社員として雇う事に決めていました。

漫画『私ってサバサバしてるから』の登場人物である早乙女京子は『GOGO CITY』の美人社長秘書で、網浜奈美の自由奔放な言動が気に食わない事から会社を辞めさせようとしていました。網浜奈美の新しい職場の天敵とも言うべきキャラです。

『ワタシってサバサバしてるから』の漫画の魅力は何と言ってもサバサバキャラを自称している主人公・網浜奈美です。サバサバというキャラを完全に勘違いしており、ただの自分勝手で我儘なだけなので他の登場人物達はいつも嫌な気持ちになっています。そんな網浜奈美の自称サバサバキャラに振り回されながらも他の登場人物達の活躍によってスッキリする展開へとなる事が『ワタシってサバサバしてるから』の大きな見どころです。

漫画『ワタシってサバサバしてるから』は主人公キャラの表情の豊かさにも注目です。基本的に自信に満ち溢れている網浜奈美は余裕の笑みを浮かべた表情をしている事が多いですが、思い通りにいかない事があると瞬時に怒りの表情に変わります。また、怒りの表情を浮かべていてもお気に入りのイケメン社員である山城が現れると瞬時にキャラ変して笑顔になるなど、読者も思わず笑ってしまうような展開が多くあります。

漫画『ワタシってサバサバしてるから』の主人公である網浜奈美はかなりのポジティブキャラです。その性格から周囲を不快にさせる事が多々ある事から注意を受ける事も少なくありませんが、自分が間違っているとは決して思いません。このポジティブすぎる性格によっていつまでたっても自分の失敗に気付かない為、周囲の人物を巻き込みながらまた自由奔放な言動を繰り返していきます。

漫画『ワタシってサバサバしてるから』がめちゃくちゃ面白いという読者の感想があります。広告で話題になった『ワタシってサバサバしてるから』は読者が増え続けてきており、面白いという感想は増え始めています。

漫画『ワタシってサバサバしてるから』の本田麻衣がかわいいという読者の感想があります。非常に多い感想で、同じく女性キャラで主人公キャラでもある網浜奈美を差し置いてヒロインとまで呼ばれる事もあります。自称サバサバ女というキャラは嫌いでも、真性サバサバ女というキャラは魅力的だという感想が多く見られました。

自サバ女が嫌いでは無い事から『ワタシってサバサバしてるから』を面白く読み進められるという読者の感想があります。網浜奈美が自分勝手な言動や行動で周囲に迷惑をかけ、それを他のキャラの真面目な行動によって修復するというスッキリ展開が面白いという感想が多いですが、自サバ女である網浜奈美を応援している感想を述べる読者も少なくありません。網浜奈美は何ならちょっとかわいいという感想もあるほどです。

『ワタシってサバサバしてるから』のあらすじをネタバレし、読者による感想も紹介してきましたが、作中のキャラも読者も自サバ女の主人公にイラつきながらもスッキリ展開によって面白く読み進める事が出来る事が分かりました。様々な感想によって波紋を呼んでいる『ワタシってサバサバしてるから』はドラマ化も決定しており、これからも話題に事欠かない漫画作品となるはずです。