【ブルーロック】糸師兄弟の仲がこじれてしまった理由は?凛と冴の関係を考察

ブルーロック作中、兄弟でありながら犬猿の仲であるように描かれているのが凛と冴の糸師兄弟です。現在は憎んでいると言ってもいい程に悪化した関係性ですが、実は過去にはとても仲良しの兄弟だった事が明らかになっています。今回はブルーロックの糸師凛(いとしりん)と糸師冴(いとしさえ)の糸師兄弟について、過去から現在までの関係性、今後についてネタバレありでまとめて紹介していきます。

【ブルーロック】糸師兄弟の仲がこじれてしまった理由は?凛と冴の関係を考察のイメージ

目次

  1. ブルーロックの糸師兄弟とは?
  2. ブルーロックの糸師兄弟の仲がこじれてしまった理由や過去
  3. ブルーロックの糸師兄弟の関係は今後よくなる?
  4. ブルーロックの糸師兄弟の声優
  5. ブルーロックの糸師兄弟に関する感想や評価
  6. ブルーロックの糸師兄弟まとめ

ブルーロックの糸師兄弟とは?

ブルーロックにおいて高い実力を持ちながらもこじれた関係性を見せているのが糸師兄弟です。今回はそんな糸師兄弟についてまとめて解説していきます。

ブルーロックの作品情報

ブルーロックの概要

糸師凛(いとしりん)と糸師冴(いとしさえ)の糸師兄弟が活躍するブルーロックは2018年から週刊少年マガジンにて原作金城宗幸先生、作画ノ村優介先生のタッグで連載しているサッカーを題材とした漫画です。サッカー漫画でありながら原作者の金城宗幸先生が得意とするデスゲームの要素を組み込んだ作風と作中の過激なセリフが話題を呼び高い人気を獲得、「史上最もイカれたサッカー漫画」として知られるようになります。

2021年5月には第45回講談社漫画賞の少年部門を受賞するなど評価も高いブルーロックはメディアミックス展開も積極的に行われている作品で、2022年10月からはアニメも放送されるなどしています。

ブルーロックのあらすじ

世界一のストライカーの育成を目指して発足した青い監獄(ブルーロック)プロジェクトに参加した潔世一。入寮テストのオニごっこ、一次選考の総当りリーグ戦を乗り越えた世一は第二次選考奪敵決戦(ライバルリー・バトル)に挑む事になります。この第二次選考開始時点でランキング1位として登場したのが今回紹介する糸師凜(いとしりん)です。

糸師凛(いとしりん)のプロフィール

糸師凜(いとしりん)はブルーロックの第二次選考から登場した黒髪と長めの下まつげが特徴的な見た目をしたキャラクターです。初登場時からブルーロック内での評価が高く、以降の選考でもその評価に違わぬ活躍を見せてランキング1位を維持し続けています。一見するとクールな雰囲気を持っていますが、実際の成果kうは尊大で高圧的な性格をしており、ブルーロックらしい超がつく程のエゴイストなキャラクターです。

ただしエゴイストと言っても必要であれば連携プレイもすれば、チームメイトを鼓舞する事もあるなど決して独りよがりなものではなく、ストイックさもブルーロックで1番高いです。その他判明しているプロフィールとしては年齢は16歳で高校1年生、身長は186cm、出身は神奈川県鎌倉市、誕生日は9月9日、好きな食べ物はお茶漬け、嫌いな食べ物は酢のもの、イメージカラーはブルーグリーンである事が明らかになっています。

糸師冴(いとしさえ)のプロフィール

ブルーロックの世界において世界的プレイヤーとして活躍するのが糸師凛(いとしりん)の兄でもある糸師冴(いとしさえ)です。ブルーロックの物語開始前からスペインの名門クラブ「レ・アール」の下部組織でプレイしており、新世代世界11傑にも選ばれるなど既に世界相手に活躍している選手です。ちなみにスペインに行く前はFWでしたが現在はMFとして活躍しています。

性格は弟の糸師凜(いとしりん)以上に傲岸不遜な性格で日本のサッカーの事も徹底的に否定しています。一方で才能を感じる者、強いと感じた者に関しては例え自身の時間を割いてでも確認をするなど好奇心のようなものも持ち合わせています。またMFであるが故か、「自分より得点力がない者をFWとは認めない」と言いながらもチームプレーは大切にしています。

その他明らかになっているプロフィールとしては年齢は18歳、身長は179cm、出身は神奈川県鎌倉市、誕生日は10月10日、好きな食べ物は0に戻れるという理由で塩こぶ茶、嫌いな食べ物は口の中がパサパサするという理由でフライドポテト、イメージカラーはワインレッドである事が明らかになっています。

Thumb【ブルーロック】ミヒャエル・カイザーは新世代11傑の1人!能力やモデル選手は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ブルーロックの糸師兄弟の仲がこじれてしまった理由や過去

ネタバレ①糸師兄弟は元々仲良しだった

現在の様子では考えられませんが、実は糸師兄弟は元々は非常に仲の良い兄弟でした。兄の糸師冴(いとしさえ)は現在も世界で活躍していますが、8歳の頃から天才サッカー少年として活躍しており、実際に大会優勝しMVPに選ばれるなど華々しい実績を積んでいました。その頃の糸師凛(いとしりん)はまだサッカーをしていなかったものの、そうして活躍する兄を誇らしく思っていました。

ある日、糸師冴(いとしさえ)の試合を観戦に来ていた糸師凜(いとしりん)は反射的に試合に割り込んでゴールを決めてしまいます。マナー違反な行為に糸師冴(いとしさえ)のチームメイトは怒りますが、そんな周囲をよそに糸師冴(いとしさえ)は糸師凜(いとしりん)を一緒にサッカーをやろうと誘います。

糸師凜(いとしりん)が糸師冴(いとしさえ)のチームに加わると糸師兄弟は抜群のコンビネーションで活躍するようになります。当時は2人ともFWであった為、2人の夢は兄の糸師冴(いとしさえ)が世界一のストライカーになる事、弟の糸師凜(いとしりん)が世界二のストライカーになる事でした。

そんな中、糸師冴(いとしさえ)の活躍が認められ「レ・アール」の下部組織にスカウトされる事になります。糸師凜(いとしりん)は寂しさを覚えながらも糸師冴(いとしさえ)は先に行くだけ、凛も来るようにと伝え渡西していくのでした。糸師冴(いとしさえ)が渡西して以降も糸師凜(いとしりん)は兄弟の夢を叶える為に誰よりも練習してチームを日本一に導く実力を持ったサッカー選手へと成長していくのでした。

ネタバレ②糸師冴がスペインから帰国する

糸師冴(いとしさえ)の渡西時点ではまだ仲の良い兄弟関係だった糸師兄弟ですが、その関係性が変わってしまったのが渡西から4年後、糸師冴(いとしさえ)が帰国したタイミングです。雪が降る寒い冬、1人練習していた糸師凜(いとしりん)の元に糸師冴(いとしさえ)が姿を見せます。帰国予定である事は聞いていた糸師凜(いとしりん)ですが、この再会に驚く事になります。

そしてこの再会で糸師冴(いとしさえ)のとある発言が糸師兄弟の関係を決定的にこじらせてしまうのです。その発言とは「世界一のストライカーじゃなく世界一のミッドフィルダーになる」というものでした。共にストライカーを目指しているものだと思いこんでいた糸師凜(いとしりん)はこれに反発しますが糸師冴(いとしさえ)はそれは世界を知らないから言えるんだと言うのでした。

それでも食い下がる糸師凜(いとしりん)に糸師冴(いとしさえ)は1on1を持ちかけとある賭けをします。凛が勝てばまた2人でストライカーの夢を見る、その代わり冴が勝てば兄弟の夢は終わりであるとしたのです。そしてこの勝負は世界を相手にしてきた糸師冴(いとしさえ)の実力に糸師凜(いとしりん)は敵わず糸師凜(いとしりん)が敗北する形で終わります。

糸師凜(いとしりん)は兄が夢を諦めたらもうサッカーをやる意味がないと思いの丈をぶつけますがこれに対しての糸師冴(いとしさえ)の回答は衝撃的でした。凛の努力や思いを全て踏みにじるような冷酷な言葉をぶつけられた他ならぬ冴にぶつけられた凛に対し、冴は一瞥もくれる事なく去ってしまったのです。

ネタバレ③サッカーを続ける糸師凛

糸師冴(いとしさえ)の言葉に絶望し、心が正しく「ぐちゃぐちゃ」になってしまった糸師凜(いとしりん)はサッカーを辞めようとも考えます。怒りでトロフィーや賞状を破壊するなど暴れた糸師凜(いとしりん)は自身の中に1つの思いがこみ上げてくるのを感じます。

その思いとは自身の人生を狂わせた兄、糸師冴(いとしさえ)の夢を破壊する為にサッカーを続けるという事でした。以降の糸師凜(いとしりん)は兄を倒す為、憎悪と復讐心を原動力にしてサッカーをするようになるのでした。これが糸師兄弟の関係がこじれる事になった過去の出来事になっています。

Thumb【ブルーロック】糸師冴は作中最強キャラ?弟・糸師凛との関係や能力を紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ブルーロックの糸師兄弟の関係は今後よくなる?

ネタバレ考察①U-20戦での糸師兄弟

そんな糸師兄弟はブルーロック作中で行われたU-20日本代表の座をかけたエキシビションマッチで激突する事になります。ブルーロックチームのFWとして出場した糸師凜はU-20日本代表チームに加わった糸師冴と衝突する事になるのです。

この試合のラスト1分、ゴールに向かった糸師冴の前に立ちはだかったのが糸師凜でした。熾烈なマッチアップの後、凛は初めて冴からボールを奪う事に成功するのです。そしてこのボール奪取がきっかけとなり、最終的に潔世一がゴールを決めてブルーロックチームが勝利する事になるのでした。

ネタバレ考察②潔の才能を認める冴

最終的にゴールを決めたのは潔世一とはいえそのきっかけを作ったのは紛れもなく糸師凜です。完全なる1on1での勝利に凛はようやく冴に認めてもらえるかと考えましたが、冴が認めたのはゴールを決めた潔世一でした。元々ライバル心を持っていた潔世一を冴が認めた事でこれまで以上に潔世一をライバル視し、「絶対殺す」宣言をする程になるのでした。

ネタバレ考察③凛と冴の今後は?

結局U-20日本代表決定戦でも凛は冴に認められる事はありませんでした。つまりそれは糸師兄弟の関係が修復されていない事も示しています。U-20日本代表決定戦後、一時休暇期間を与えられたブルーロックメンバーですが、そこでも凛は「俺にはまだ何かが足りなかった」として糸師冴と潔世一に対しての復讐を誓っています。この事からも2人の関係は今後も険悪のまま進んでいくと考えられています。

Thumb【ブルーロック】糸師凛の能力・プロフィールと名言を紹介!冴との関係や過去とは? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ブルーロックの糸師兄弟の声優

糸師凛役/内山昂輝

アニメブルーロックにて糸師凜役の声優を担当したのが内山昂輝さんです。1993年に子役としてデビューしドラマや海外作品の吹き替えなどの担当を経て2001年に正式に声優として活躍するようになります。注目されるようになったのは2005年「キングダムハーツ2」で演じたロクサス役で、以降もどこか影のあるキャラクターを演じる事が多くなりました。

これまでに演じてきたキャラクターとしては「ソウルイーター」のソウル=イーター役、「遊戯王ZEXAL」の天城カイト役、「機動戦士ガンダムUC」のバナージ・リンクス役、「心が叫びたがっているんだ。」の坂上拓実役、「ニセコイ」の一条楽役、「ハイキュー」の月島蛍役、「僕のヒーローアカデミア」の死柄木弔役、「鬼滅の刃」の累役、「呪術廻戦」の狗巻棘役などを演じています。

糸師冴役/櫻井孝宏

アニメブルーロックにて糸師冴役の声優を担当したのが櫻井孝宏さんです。1996年に声優デビューを果たすと主に少年~青年役を演じ、幅広いキャラクターを演じる事ができる声優として知られるようになります。

これまでに演じてきたキャラクターとしては「暁のヨナ」のカン・テジュン役、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の松雪集役、「おそ松さん」の松野おそ松役、「終わりのセラフ」のフェリド・バートリー役、「鬼滅の刃」の冨岡義勇役、「コードギアス」の枢木スザク役、「殺戮の天使」のダニエル・ディケンズ役、「3月のライオン」の林田高志役、「ダイヤのA」の御幸一也役などを演じています。

Thumb【ブルーロック】あらすじをネタバレ!異色サッカー漫画の魅力と登場人物を解説 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ブルーロックの糸師兄弟に関する感想や評価

ここからは既にブルーロックを視聴した人の糸師兄弟に関しての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。糸師兄弟の過去に関してはなかなか衝撃的な過去だったという感想が非常に多いです。凛のサッカーに対する原動力が分かって良かったという声もある反面、その原動力が復讐心というのがなんとも歪だとする声が多くなっています。

その一方で糸師兄弟の過去編は主に凛視点で描かれており、冴の本心が分からないとする声も多いです。この過去編に限らず冴は興味のない事に対して言葉足らずな一面があり、凛視点で描かれたこの過去編でも冴の秘めたる思いがあるのではないかと感じる感想も見られます。それ故に冴視点で書いた過去編、渡西からスペインでの4年間の生活で何があったのかを描く過去編が描かれてほしいという声も多いです。

糸師兄弟の過去編を含めてU-20日本代表戦はこれまでのブルーロックの総決算的なエピソードになっているだけにアニメ化、或いはこの直前でアニメが終わっての映画化をして欲しいという声も見られる程人気のあるエピソードになっています。

Thumb【ブルーロック】登場人物の強さランキング!能力値・武器から最強キャラを考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ブルーロックの糸師兄弟まとめ

ブルーロックの糸師兄弟は兄糸師冴の渡西、そしてそこでの経験から歪な関係になってしまった過去を持つ兄弟です。ブルーロック作中でも過去編が描かれているキャラクターは珍しく、ブルーロック内でも高い実力を持つ糸師凜がそこに至った経緯が描かれた事でよりキャラクターに深みが増したエピソードになっています。

この糸師兄弟の過去編が描かれるU-20日本代表戦は非常に熱い戦いになっているのでまだブルーロックを視聴していない人はU-20日本代表戦、そして糸師兄弟の過去編に注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ