【アンダーニンジャ】桐生は学校人気ナンバーワン男子！正体や登場回を紹介

『アンダーニンジャ』の登場人物紹介では、影のまま描かれたり、名前だけが登場していたりと謎に包まれていた桐生くん。彼は部活を辞めるだけで学校中のニュースになるような人気ナンバーワン男子でした。そこで、今回は『アンダーニンジャ』の登場人物である桐生くんが一体誰なのか？という疑問に答えていきます。それではまず『アンダーニンジャ』の作品情報からご覧ください。

『アンダーニンジャ』は日本国内のあらゆる組織に潜伏しながら暗躍する忍者の活躍を描いたサスペンス・アクション漫画です。作者は『アイアムアヒーロー』や『ボーイズ・オン・ザ・ラン』、『ルサンチマン』などの作品を世に送り出した漫画家の花沢健吾(はなざわけんご)さん。2018年7月23日より『週刊ヤングマガジン(講談社)』にて連載され、2022年9月現在は単行本8巻が刊行されています。

ここでは『アンダーニンジャ』のあらすじを簡単にまとめていきます。日本国内では太平洋戦争後にGHQによって忍者組織が解体されたことによって、消滅したかに思われた約20万人の忍者たちが、あらゆる組織に潜伏していました。しかし組織に潜伏し、暗躍している忍者は精鋭忍者のみです。末端の忍者は職にあぶれニート同然の生活を送っています。主人公・雲隠九郎は末端の忍者の一人でした…

『アンダーニンジャ』の桐生くんは、登場するギリギリまでその正体が明かされていなかった登場人物です。単行本の人物紹介では黒い影のまま描かれていました。物語序盤では、講談高校の編入試験を終えた九郎が、講談高校の女子生徒・野口と帰宅している最中に質問した内容で「桐生」という名前だけが登場しています。

それでは早速、学校人気ナンバーワン男子である桐生くんの正体に迫ります。登場回は少ないものの名前が出るキャラであり、学校中の人気者でもあるため、一般人ではないのは間違いありません。果たして彼は一体誰なのでしょうか？

九郎が野口に質問した内容は、「男子のナンバーワンは？」というものでした。その質問に対して野口は桐生の名前を出し、その人気は部活を辞めただけで学校中のニュースになるほどだと言います。そして桐生の話題が出たのはこのシーンのみです。さらに単行本の人物紹介がされていた時と同様に黒い影で描かれているため、読者にとっては存在そのものを忘れてしまいそうになる登場人物となっていました。

学校人気ナンバーワン男子でありながらも黒い影で描かれているため、一体彼は誰なのか？その正体が気になるところです。結論から言うと、桐生の正体はUN側の忍者です。ちなみにUNとは、表の忍者組織「NIN」から脱したならず者の忍者組織のことを指しています。

『アンダーニンジャ』の桐生くんは登場回が少ないキャラクターです。さらにほんの少し登場しただけで、ネット上では死亡説が囁かれるようになりました。そこで、ここからは桐生くんの登場回や死亡説を紹介していきます。

桐生くんがしっかりと描かれた登場回は、『アンダーニンジャ』の66～68話です。登場回の舞台となったのは、なんと宇宙でした。そこでは宇宙に浮かぶNINの兵器「遁」にて、忍務をこなす桐生くんが描かれています。この登場回が桐生くんの初登場に感じますが、実際はもっと前に初登場していました。

その初登場回というのが『アンダーニンジャ』の27話です。九郎は講談高校の編入試験を終えて学校を出ようとしていますが、そのタイミングで桐生くんが九郎に向かって「来週から楽しみにしているよ、雲隠くん」と声をかけていました。

桐生くんの登場回では、宇宙に浮かぶNINの「遁」に潜入していた桐生くんですが、彼が潜入していたのは当然UNの忍務を遂行するためでした。その忍務内容はNINの兵器「遁」のデータを盗むことです。そのデータにはNINの忍者たちの個人情報が保管されており、そこから知り得た忍者たちに攻撃を仕掛けることがUN側の忍者の目的でした。そして桐生くんはその忍務を無事完遂します。

そして桐生くんのおかげでUNのNINに対する攻撃が本格化しました。実際に遁のデータに記録されていたと思われる忍者たちのもとに、ドローン手裏剣を送り込んで攻撃を仕掛けている描写があります。登場回が少ない桐生くんですが、彼の働きによってNIN側の忍者に大ダメージが与えられていることから、とても大きな功績を残していると言えるでしょう。

『アンダーニンジャ』の73話では、UNのたまり場で忍者たちが「桐生が命を懸けてNINの遁から個人情報を盗み出した」と話しているため、桐生は死亡した可能性が高いです。他にもNINにとって、NIN側の忍者たちの個人情報が盗み出されることはマイナスにしかならないため、上層部の判断で遁を自爆させることになっています。

当初は遁内部の温度を上げて侵入者である桐生を蒸し焼きにして殺そうとしていますが、より死ぬ確率の高い自爆という選択を取っていました。その後NINの七人衆のメンバーによって自爆ボタンが押され、遁は宇宙でバラバラになってしまいます。それによって逃げ道を無くされているため、おそらく自爆した遁内部にいた桐生くんは爆発に巻き込まれて死亡していると考えられます。

それでは最後に『アンダーニンジャ』の桐生くんについて寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。どうやらネット上では、『アンダーニンジャ』の桐生くんに関する伏線や登場回、印象について触れられているようです。

『アンダーニンジャ』に登場する桐生くんの登場回に関する声があがっています。こちらでは『アンダーニンジャ』の単行本1巻から多くの伏線が張られていたという感想が述べられた後、桐生くんに注目されていることから、桐生くんに関する伏線に触れられているのが窺えます。

おそらく『アンダーニンジャ』の単行本1巻にて描かれた、九郎に桐生くんが話しかけているシーンのことを言っているのでしょう。気になる方はぜひそのシーンをチェックしてみてください。

こちらでも『アンダーニンジャ』に登場する桐生くんの登場回に関する声があがっています。どうやらこの方は、『アンダーニンジャ』の単行本6巻にて描かれた桐生くんが宇宙に言っているというセリフから、桐生くんがNINの遁を破壊しに行っていると推測されています。この推測に至ったのは桐生くんの正体が誰なのか知っており、その事実をもとに考察しているからなのでしょう。

『アンダーニンジャ』に登場する桐生くんに対する印象に関する声があがっています。こちらでは『アンダーニンジャ』の登場人物である桐生くんが、桐島っぽいと言われているのですが、おそらくこの桐島という人物は『桐島、部活やめるってよ』の主人公のことを指しているのでしょう。

『アンダーニンジャ』の桐生と『桐島、部活やめるってよ』の桐島は二人とも部活をやめたことで、周囲の人たちから噂されるようになっているという点で共通しています。興味のある方は『アンダーニンジャ』と『桐島、部活やめるってよ』の登場人物である桐生と桐島を比較してみると良いかもしれません。

『アンダーニンジャ』に登場する学校人気ナンバーワン男子の桐生くんについて、その正体や登場回をまとめてきましたがいかがでしたか？『アンダーニンジャ』の桐生くんの正体、それはUN側の忍者でした。

桐生くんは『アンダーニンジャ』の登場人物紹介にて、影のまま紹介されていたり、名前だけが登場したりしていたことから、一体誰なのかと気になっていた方もいらっしゃるかもしれません。そんな桐生くんの登場回は『アンダーニンジャ』の66～68話と22話です。興味のある方はぜひ桐生くんの『アンダーニンジャ』における登場回にて、彼に注目してみてください。