【ワンピース】ミヤギはワノ国編にも登場？チョッパーとの関係や声優は？

海洋ファンタジー・バトル漫画ワンピースは、作者・尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプで連載中です。1997年から続く漫画ワンピースは2022年8月にコミック最新刊103巻が発売されました。1999年に始まったテレビアニメ版ワンピースは、原作漫画のストーリーにアニメオリジナルストーリーを交えながらフジテレビ系でロングラン放送中です。2022年8月6日には劇場版最新作「ONE PIECE FILM RED」が公開されました。

ワンピースは原作漫画の他にも主要キャラによるスピンオフ（最強ジャンプ、ジャンプ＋）、総集編シリーズがコミック化されています。さらに、ワンピースの各エピソードごとに集めたボックスセット、ファンブック、小説版など、様々な形でワンピースを楽しむことができます。また、2021年には連載が1000話となった記念企画「ONE PIECE キャラクター世界人気投票 WT（ワールドトップ）100」が行われました。

伝説の海賊王ロジャーは「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を遺してこの世を去りました。彼が遺した秘宝を狙う海賊たちが争う時代、主人公のルフィは赤髪のシャンクスという海賊と出会います。命の恩人となったシャンクスに憧れ、ルフィは海賊王への志を抱いて旅立ちます。行く先々で仲間を増やし、「麦わらの一味」を作ったルフィは、バトルや挫折を繰り返す中で友情を深め、絆を結び、別れも経験しながら成長していきます。

ワンピースのミヤギの初登場はゾウ編が描かれているコミック81巻、807話「10日前」です。ミヤギはゾウのモコモ公国出身で、この国の昼の王・イヌアラシ公爵側の医師です。生まれは12月22日。医師ということで白衣を着用し、外見はヤギにそっくりな姿をしています。

ワンピースのモコモ公国の医師、ミヤギの種族はミンク族です。ミンク族は動物と同じような姿、形をしており、さらに純毛で全身が覆われています。これらの特徴から、動物（ゾオン）系の能力者と思われがちですが、違うようです。彼らミンク族は生まれつき動物の様な容姿と能力を備えている種族だということです。

また、ミンク族は「戦闘種族」と言われるほど戦うための身体能力が高く、赤ちゃんでも自身を守る技術を持っていると言われています。ミンク族の最大の特徴は、満月を見つめると「月の獅子」に変化します。これはスーロン化と呼ばれ、この姿になると身体は大きく、眼光が鋭くなるなど、身体能力が一段とパワーアップします。

ただし「月の獅子」は修行によって能力を発揮できますが、修行を済ませていない者がなると制御が難しく、暴走します。ミヤギもミンク族ですが、彼が修行を済ませたかは分かりません。しかし、ミヤギは医師として能力を発揮しています。戦闘種族と言われるミンク族でもそれぞれが自身の能力を発揮する場は違うということです。

ワンピースのミヤギの性格を見ていくと、医師であるミヤギは傷ついた者、病気に苦しむ者だけでなく、弱い者を救うために懸命に務めを果たそうとします。ミヤギは敵も味方も関係なく救おうとする、優しく正義感にあふれた性格だということです。外から来たチョッパーを受け入れ、協力し合いながら責務を果たす、そんな人物です。

ワンピースのトリスタンもミンク族で、看護師をしています。医師のミヤギのそばで看護師として手伝っています。モコモ公国の危機のとき、敵も味方も関係なく医療活動を行うミヤギのそばで看護師として助手を務めています。このことから、トリスタンもミヤギと同じ優しく正義感にあふれた性格と思われ、ミヤギとは良い関係を築いていると考えられます。

ワンピースのミヤギの初登場となったゾウ編での活躍を見ていきます。百獣海賊団の大看板ジャックの襲撃によって、ゾウのモコモ公国はことごとく破壊され、毒ガスが充満する危険な状況です。そんな中、モコモ公国にやって来たのがルフィよりも先に「ゾウ」に向かっていたサンジ、ナミ、チョッパーたちでした。サンジたちは途中、ビッグマムの船と遭遇し、どうにか逃げることができ、ゾウにたどり着きました。

しかし、上陸したゾウは酷い状態で、チョッパーは毒ガスで苦しむ人々のために治療を始めます。しかし、人手、薬品、医療用器具など何もかも足りません。そこにミヤギが看護師のトリスタンと共に現れました。このような惨状でも比較的ダメージが少なかったミヤギとトリスタンは、毒ガスの製造者シーザーに協力させて中和剤となる薬品を作り上げます。そして、毒ガスによって苦しむ人々を救いました。

危機的状況に陥っていたモコモ公国では、王であるイヌアラシ公爵（昼の王）とネコマムシ公爵（夜の王）も一時、昏睡に陥って危険な病状でした。しかし、ミヤギやチョッパーの賢明の治療のおかげで回復しました。その後、上陸してきた錦えもん、カン十郎らワノ国の侍たちと会ったイヌアラシとネコマムシは、ワノ国の現状について聴きます。ワノ国は四皇カイドウと黒炭オロチ将軍の支配によって酷い状況です。

錦えもんたちはワノ国を元に戻す戦いに、昔から光月家と兄弟の絆で結ばれているミンク族の応援を求めに来たのでした。ワノ国の現状を知ったイヌアラシとネコマムシ、ミンク族は、麦わらの一味、ハートの海賊団、光月家の侍たちによる侍同盟に加入します。この同盟に同行したミヤギとトリスタンは、ワノ国の戦いで重傷を負ったゾロの治療をしたり、薬品を製造したりと、医療チームとして活躍しました。

麦わらの一味で船医をしているチョッパーは、上陸したゾウで、毒ガスによって危機的状況にあったモコモ公国の人々を救いました。モコモ公国の医師であるミヤギはチョッパーを受け入れ、共に協力して人々の治療にあたりました。ミヤギとチョッパーはモコモ公国だけでなく、ワノ国でも医師同士、アドバイスをし合ったり、手を貸したりする良い仲間という関係です。

アニメ版ワンピースのミヤギの声優・西村知道（画像右から2番目）は1946年6月2日生まれ、千葉県出身、「アーツビジョン」に所属する声優、俳優です。俳優として「劇団櫂」の創立に関わり、その後、1974年から声優活動を始めました。声優デビュー作は、アニメ「ゼロテスター」のアナウンサー役でした。アニメ版ワンピースではワノ国編のヒョウ五郎も演じています、穏やかな役柄から悪役まで演じることができる声優です。

アニメ版ワンピースのミヤギの声優・西村知道の主な出演作品とキャラは、「機動戦士Ζガンダム」ジャミトフ・ハイマン、「幽☆遊☆白書」ジョルジュ早乙女、「スラムダンク」安西先生、「頭文字D」立花祐一、「魔神英雄伝ワタル」剣部シバラク、「NARUTO -ナルト- 疾風伝」三代目土影オオノキ、「不機嫌なモノノケ庵」猪柄嶽夕日滝翁神、「THE REFLECTION」ミスターミスティック、「焼肉店センゴク」遠藤まめ吉。

ワンピースのミヤギは医師で、チョッパーとはモコモ公国の危機の際、共に人々を救いました。ミヤギとトリスタンがチョッパーのことを「チョッパー先生」と呼ぶところがかわいいという感想です。

ワンピースのミヤギはワノ国へ医師として同行しました。ワノ国を支配しているのは四皇カイドウと黒炭オロチで、ワノ国を取り戻そうとする光月家の侍たちや麦わらの一味たちとの戦いなど、激しい戦闘が行われています。ミヤギとトリスタンはそんなワノ国へ医師として入りました。それはとても勇敢で凄いという感想です。

ワンピースのミヤギは、ワノ国でカイドウの攻撃をまともに受けて重傷を負ったゾロの治療を行いました。ゾロの包帯姿が描かれているシーンのミヤギとチョッパーの顔がかわいい、ミヤギは最高だという感想です。

いかがでしたか？ワンピースのミヤギについて紹介してきました。ミヤギはゾウのモコモ公国で医師をしているミンク族でした。昼の王イヌアラシ側の医師として活動しているミヤギは、看護師のトリスタンと共に人々のために働く優しい正義感溢れる人物です。モコモ公国が滅亡の危機に陥ったときも、チョッパーと協力して苦しむ人々を救いました。ミヤギは医師としてワノ国へも同行しています。今後もミヤギの活躍に期待しましょう。