【名探偵コナン 異次元の狙撃手】あらすじと犯人・結末ネタバレ！映画の感想や評価は？

あらすじ・結末・犯人のネタバレを見る前に、まずは「名探偵コナン/異次元の狙撃手」の基本情報を紹介していきます。名探偵コナンは1994年から連載されている漫画が原作で、1996年からアニメの放送がスタートしています。異次元の狙撃手は2014年に公開されたアニメ映画で、興行収入は41億円を記録しています。20周年の記念作品で、第38回日本アカデミー賞を受賞しています。

アニメ映画「名探偵コナン/異次元の狙撃手」の主題歌は「柴咲コウ」の「ラブサーチライト」です。柴咲コウは1998年から芸能活動を行っている人物で、元々は女優でキャリアをスタートさせていますが、2002年に歌手デビューしています。これまでに「タイヨウのうた」「科捜研の女」「黄泉がえり」などの作品でも主題歌を歌っており、2016年に「レトロワグラース株式会社」のCEOに就任しています。

ここからはアニメ映画「名探偵コナン/異次元の狙撃手」のあらすじ・結末をネタバレで解説していきます。狙撃事件が起きた理由や犯人の情報をネタバレしながらまとめていきます。アニメ映画「名探偵コナン/異次元の狙撃手」では赤井秀一が活躍を見せているようです。

アニメ映画「名探偵コナン/異次元の狙撃手」は「ベルツリータワーのオープニングセレモニー」のシーンから始まります。江戸川コナンは毛利蘭たちとオープニングセレモニーに参加していましたが、途中で男性客が狙撃されて死亡するという騒動が起きています。そのため狙撃ポイントを突き止めた江戸川コナンは犯人を捕まえるために現場に急行しています。

江戸川コナンは現場に居合わせていた世良真純と犯人を追跡していましたが、あと一歩の所で犯人を取り逃がしており、現場には「空薬莢」と「サイコロ」が置かれていました。また世良真純は「殺された男性客の身辺調査の依頼」を受けており、後に「ティモシー・ハンター」が狙撃事件の容疑者として浮上しています。

ティモシー・ハンターは「元ネイビー・シールズの隊員」という経歴を持つ人物だったため、今回の狙撃事件の捜査は警視庁とFBIの合同で行われる事になりました。また狙撃事件が起きた時に江戸川コナンは犯人に狙われていましたが、間一髪の所でFBI捜査官のジョディに救われています。そんな中、「森山仁」という人物が次のターゲットになる可能性がある事が判明しています。

ティモシー・ハンターは中東の戦争で戦果を上げた事で英雄的な扱いを受けており、「シルバースター」という勲章を授与されていました。ですがティモシー・ハンターには「武器を持たない民間人を殺した」という疑いが浮上しており、シルバースターを剥奪された後にネイビーシールズを除隊しています。そして日本に渡ったという情報が流れた事でFBIが警視庁と合同で捜査を行う事になりました。

最初の狙撃事件で殺されたのは「藤波宏明」という人物です。藤波宏明は不動産の悪徳業者で、ティモシー・ハンターに不良物件を売りつけて破産の原因を作っています。そのため警視庁とFBIは「ティモシー・ハンターは私怨で動いている」と考えています。そして「今後狙われる3人の人物」を挙げ、江戸川コナンと世良真純が「森山仁」という人物の自宅に向かっています。

江戸川コナンと世良真純は森山仁の自宅を訪れましたが、その瞬間に森山仁は狙撃されて死亡しています。森山仁はティモシー・ハンターの妹と婚約していましたが、婚約を破棄した後に別の女性と結婚しているため、この狙撃事件もティモシー・ハンターによるものと考えられています。また森山仁は料理研究家の女性と結婚した時に姓を変えている事が分かっています。

森山仁が殺された後すぐに第3の狙撃事件が起きています。ですがこの狙撃事件では容疑者のティモシー・ハンターが殺されているため、無差別狙撃事件として報道された事で東京の人々がパニックに陥っています。そんな中、ティモシー・ハンターの情報を得た江戸川コナンは「日本の狙撃事件の犯人はティモシー・ハンターではない」と気付きました。

江戸川コナンは第4の狙撃事件は「ビル・マーフィー」が狙われていると考えました。そのため狙撃ポイントに向かいましたが、犯人に狙われた江戸川コナンを庇った世良真純が負傷してしまいます。またビル・マーフィーは「自分が狙われている事」に気付いていたため、逆に犯人を狙撃で殺そうとしています。

第1から第4の事件では現場にサイコロが残されており、江戸川コナンは「次の狙撃が最後になる」と考えました。また狙撃ポイントが割り出せない事で悩んでいましたが、世良真純のお見舞いに来た少年探偵団のジオラマを見て「最後の狙撃はベルツリータワーである事」に気付いています。そんな中、命を狙われているジャック・ウォルツが狙撃用のライフルを用意して犯人を殺そうとしています。

一連の狙撃事件の犯人は「ケビン・ヨシノ」である事が判明しています。ケビン・ヨシノはティモシー・ハンターの友人・弟子で、余命が僅かになっていたティモシー・ハンターに頼まれて殺害を実行しています。また嘘の情報でティモシー・ハンターを失墜させた男たちを恨んでおり、恨みを晴らすために狙撃事件を起こしています。

ビル・マーフィーはケビン・ヨシノを狙撃しましたが、江戸川コナンの活躍で狙撃は失敗しています。また江戸川コナンはケビン・ヨシノの狙撃で負傷してしまいますが、別のビルで待機していた沖矢昴が江戸川コナンを救っています。そして沖矢昴の狙撃で負傷したケビン・ヨシノは下の階に降り、たまたま観光をしていた毛利蘭たちを人質にしています。

沖矢昴はケビン・ヨシノを狙撃できるポイントで待機していましたが、暗すぎる事で狙撃を躊躇っていました。それに気付いた江戸川コナンが「花火ボール」を空に蹴り上げ、花火が上がった瞬間に沖矢昴がケビン・ヨシノを狙撃しています。そして怯んだケビン・ヨシノを毛利蘭が気絶させて一件落着という結末を迎えています。

あらすじ・結末・犯人のネタバレを見た後は、アニメ映画「名探偵コナン/異次元の狙撃手」に登場したオリジナルキャラクターを一覧で紹介していきます。キャラクターのプロフィールや声を演じた声優の情報をまとめていきます。

アニメ映画「名探偵コナン/異次元の狙撃手」でティモシー・ハンターの声を演じたのは声優の中井和哉です。中井和哉は1995年から声優活動を行っている人物で、これまでに「ONE PIECE」「銀魂」「黒子のバスケ」などの作品でキャラクターの声を演じています。ティモシー・ハンターはネイビー・シールズの元狙撃兵で、腕にサイコロマークのタトゥーを彫っています。

アニメ映画「名探偵コナン/異次元の狙撃手」でマーク・スペンサーの声を演じたのは声優の大塚周夫です。大塚周夫は1948年から芸能活動を行っていましたが、2015年に病気で亡くなっています。生前には「ぬらりひょんの孫」「機動戦士ガンダム00」「忍たま乱太郎」などの作品でキャラクターの声を演じていました。マーク・スペンサーは横須賀基地の元司令官で、退役後は元米兵の相談相手になっています。

アニメ映画「名探偵コナン/異次元の狙撃手」でスコット・グリーンの声を演じたのは声優の辻親八です。辻親八は1980年代から声優活動を行っている人物で、これまでに「史上最強の弟子ケンイチ」「キングダム」「シャーマンキング」などの作品でキャラクターの声を演じています。スコット・グリーンはネイビー・シールズの元兵曹長で、退役後はバイク店を営んでいます。

アニメ映画「名探偵コナン/異次元の狙撃手」でケビン・ヨシノの声を演じたのは声優の福士蒼汰です。福士蒼汰は2010年から芸能活動を行っている人物で、これまでに「仮面ライダーシリーズ」「神様のカルテ」などの作品に出演しています。ケビン・ヨシノは海兵隊の元2等軍曹で、退役後はミリタリーショップを経営しています。

あらすじ・結末・犯人のネタバレを見た後は、アニメ映画「名探偵コナン/異次元の狙撃手」で描かれた謎を考察していきます。犯人が犯行現場にサイコロを残した理由や、沖矢昴の「了解」というセリフの意味を考察していきます。

前述したように、犯人のケビン・ヨシノは狙撃現場にサイコロを残していました。当初は「サイコロでカウントダウンしている」と考えられていましたが、江戸川コナンはサイコロは「シルバースター」を表している事に気付いています。サイコロの1から6を繋ぐと星の形になり、その形に気付いた事で最後の狙撃ポイントはベルツリータワーである事が判明しています。

ティモシー・ハンターはネイビー・シールズの英雄でしたが、ビル・マーフィーが嘘の情報を流した事でシルバースターを剥奪されています。また「マスコミが疑惑の英雄と報道」「薬物依存になった妻が死亡」「婚約者に裏切られた妹が死亡」という酷い仕打ちを受けています。

ティモシー・ハンターはネイビー・シールズに復帰していますが、戦場で負傷した事で狙撃ができない体になっています。そのため狙撃を教えたケビン・ヨシノに自分の殺害を依頼しており、ケビン・ヨシノは依頼通りにティモシー・ハンターを殺害しています。ですが狙撃を躊躇した事でティモシー・ハンターの部屋に弾痕が残っていました。

赤井秀一は「赤と黒のクラッシュ」というエピソードでキールに撃たれており、この時に死亡したと思われていました。ですが生きていた赤井秀一は「沖矢昴」という大学院生に変装しており、異次元の狙撃手で生存が確定しています。沖矢昴の声は置鮎龍太郎が演じていましたが、異次元の狙撃手では赤井秀一の声優の池田秀一が「了解」というセリフを言っています。

あらすじ・結末・犯人の情報や沖矢昴の「了解」について知った後は、アニメ映画「名探偵コナン/異次元の狙撃手」の感想・評価をまとめていきます。名探偵コナンのアニメ映画はほとんどが大ヒットを記録しているため、異次元の狙撃手に関してもファンから様々な感想・評価が挙がっているようです。

名探偵コナン/異次元の狙撃手は面白いという感想・評価が多く挙がっているようです。名探偵コナンには利己的な動機を持つ犯人も登場していますが、今回はケビン・ヨシノが友人の仇を取ろうとしているため、犯人の背景に人間ドラマがあって面白いという感想・評価が挙がっているようです。

本記事のあらすじ・結末で紹介したように、異次元の狙撃手の終盤では江戸川コナンと赤井秀一の共闘が描かれています。そんな2人の共闘や連携がかっこいいという感想・評価が挙がっているようです。また配管を使って着地する江戸川コナンの身体能力が凄すぎるという感想も挙がっているようです。

名探偵コナン/異次元の狙撃手の鑑賞者からは「沖矢昴の了解というセリフに感動した」という感想・評価が挙がっているようです。沖矢昴のセリフはアニメ映画で赤井秀一の生存を確定するという大胆な演出だったため、その演出に感動したという感想・評価が挙がっているようです。

本記事ではアニメ映画「名探偵コナン/異次元の狙撃手」のあらすじ・結末を解説していきましたがいかがだったでしょうか？異次元の狙撃手では「派手なアクション」「江戸川コナンと赤井秀一の共闘」が描かれているため、クライマックスシーンがかっこいいという意見が挙がっているようです。そんな異次元の狙撃手を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧ください。