【異世界食堂】ラスティーナはかわいいネガティブ魔王！声優の花澤香菜も紹介

『異世界食堂』のラスティーナはかわいいネガティブ魔王です。ここではそんなラスティーナのプロフィールを紹介していきます。ラスティーナについての基本情報が分かる内容となっておりますので、『異世界食堂』について詳しい方もそうでない方もぜひチェックしてみて下さい！また、『異世界食堂』の作品概要やあらすじも解説していきます。

『異世界食堂』は食事・グルメを題材としたファンタジーライトノベルです。日本にある洋食屋『ねこや』の入り口の扉が異世界へと通じており、異世界人がおいしい料理を食べて感動し、常連になっていきます。作者は犬塚惇平で、『小説家になろう』にて2013年から連載が開始されました。2022年9月現在小説は6巻までが刊行されており、累計発行部数が110万部を突破しています。2017年にはアニメ化も果たしました。

オフィス街に近い商店街の一角にある洋食屋『ねこや』。平日は普通の洋食屋として営業をしている『ねこや』ですが、土曜日だけ扉が異世界に通じます。異世界のおいしい料理が食べられるという事で話題になった『ねこや』は、異世界人から『異世界食堂』と呼ばれるようになりました。今日もまた土曜日になり、店主は店員である魔族のアレッタと竜の黒(クロ)と共に営業を開始します。

ラスティーナは魔都を治めている現魔王です。先代の魔王である母・アルティーナが3年前に病気で死亡した事から魔王を引き継ぎました。強大な力を持っていた母とは違って邪神の加護が薄く、魔力・戦闘力は遥かに劣ります。魔王ではありますが、普段は前髪に隠れている2本の角と短い尻尾、パタパタと動かせるだけの小さい羽を持っているだけなので、ラスティーナ本人も気にしています。

母から武術と魔術、魔獣を手なずける技を教わっている事からある程度の実力を持ってはいますが、自他共に認める最弱王となっています。しかしラスティーナは非常に賢く、母が魔王だった頃から政務を補佐し、自分が魔王になってからは領地の税収や人口も少しずつ増え始めているなど政治家としてはかなり優秀です。『ねこや』にきたきっかけは扉が寝室の衣裳部屋に現れたからで、初めて食べたのはモカチョコレートパフェでした。

アニメ『異世界食堂』でラスティーナの声を担当した声優は花澤香菜です。東京都出身で1989年2月25日生まれの2022年9月現在33歳で、身長158センチ、体重45キロ、血液型はAB型、事務所は『大沢事務所』に所属しています。花澤香菜は美しい澄んだ声質が特徴の声優で、アニメ監督である下田正美は『超絶癒しボイス』と称していました。私生活では同じく声優である小野賢章と2020年に結婚しました。

花澤香菜は声優になる以前、幼稚園から子役として活動していました。きっかけは母親がオーディションのチラシを持ってきて『やる？』と聞かれた時に即答したからです。子役時代はバラエティ番組『やっぱりさんま大先生』や、堂本剛が主演を務めたドラマ『ガッコの先生』などにレギュラー出演していました。初めて声優に挑戦したのは14歳の時で、アニメ『LAST EXILE』でホリー・マドセインの声を演じました。

その後、高校3年生の時にアニメ『ゼーガペイン』のヒロインであるカミナギ・リョーコの担当声優となった事で、声優業を本気で志すようになります。大学進学を機に現在の声優事務所に所属する事になり、本格的に声優としての活動を始める事になりました。2012年にはオフィシャルサイトを開設し、同時に歌手デビューも果たしています。2015年には自身初となる主演実写映画『君がいなくちゃだめなんだ』に出演しました。

花澤香菜は無類のパン好きとして知られています。パンの香りの中で仕事が出来たらいいなと語っており、もしも声優でなかったらパン屋さんになりたかったのではないかという事を匂わせた発言をしていました。20年以上365日パンを食べ続けるという生活をしているほどのパン好きで、そのルーティンをするきっかけとなったのは中学時代に食べたデニッシュ食パンが美味しかったからだという事です。

花澤香菜は2007年に放送されたアニメ『ぽてまよ』のメインキャラであるぽてまよの担当声優を務めました。まだ声優として駆け出しであった花澤香菜はこの『ぽてまよ』に出演した事で声優としての楽しさを感じたという事で、彼女にとって大切な作品となったようです。ぽてまよは見た目は幼女に見えますが実は謎の生物という面白いキャラで、花澤香菜はアドリブを表現する楽しさを知ったという事でした。

花澤香菜はアニメ『五等分の花嫁』のヒロインの1人・中野一花の担当声優として知られています。一花は五つ子姉妹の長女で、ショートヘアーが特徴的なかわいい美少女です。主人公である風太郎の事を『フータローくん』と呼び、五つ子の中で一番数学が得意となっています。駆け出しの女優でもあり、家族に内緒で活動していましたが徐々に公になっていき、応援してくれた風太郎に好意を寄せるようになっていきます。

『異世界食堂』のラスティーナはかわいいルックスの魔王ですが、意外とネガティブな性格をしています。魔王でありながら戦闘能力が低いという事がコンプレックスとなっており、最大の悩みであるようです。先代の魔王である母が強力な戦闘能力を持っていたにもかかわらず、娘だという理由だけで後を継いだ自分ではなく、ライオネルの方がふさわしいのではないかと考えていました。

しかし、アニメ『異世界食堂2』の第10話でのラスティーナとライオネルのやり取りを見る限り、ライオネルはラスティーナを魔王と認めているようでした。自分の事を魔王として認めてくれる存在がいながらも、ラスティーナの少しネガティブな性格によって悩みが深くなっているようです。

『異世界食堂』のラスティーナは寝室に扉が現れた事で初めて『ねこや』を訪れます。そこでラスティーナはライオネルによってこの場所が食堂である事を知り、その後に先に入店していたアーデルハイドに誘われて同席する事になりました。アーデルハイドは皇帝の第1皇女で、以前からラスティーナとは顔見知りだったようです。アーデルハイドはラスティーナの好みを考えたうえでモカチョコレートパフェを勧めます。

モカチョコレートパフェを食べたラスティーナはその美味しさに感動し、それから『ねこや』の常連となりました。そしてこの時にラスティーナは自分が魔王でよいのかという悩みをアーデルハイドに打ち明けます。アーデルハイドは強くなくても自分らしい魔王になればよいという事と、皇帝が褒めていたという事をラスティーナに話しました。このアーデルハイドのアドバイスによってラスティーナの悩みは解消したのでした。

『異世界食堂』のラスティーナがかわいいというファンの感想があります。ラスティーナ自身は気にしていますが、小さい角と羽は非常にかわいく、彼女の魅力を引き上げてくれています。ネガティブな性格も守ってあげたくなると感じるファンも多く、人気となっている大きな理由です。

アニメ『異世界食堂2』にて共演したラスティーナの声優・花澤香菜とアーデルハイドの声優・上田麗奈はどちらも大人気声優です。アニメ『異世界食堂2』の第10話『チョコレートパフェ再び』ではラスティーナとアーデルハイドが一緒にパフェを食べながら会話をしますが、かわいい声で繰り広げられる会話に『耳が幸せ』と歓喜したファンが多くいました。

アニメ『異世界食堂2』でラスティーナがモカチョコレートパフェを食べている姿を見た事でパフェが食べたくなったというファンの感想があります。ラスティーナはモカチョコレートパフェの苦味を楽しみながら美味しそうに食べており、『異世界食堂』の中でも人気の食テロシーンとなりました。

『異世界食堂』のラスティーナについてまとめてきましたが、担当声優である花澤香菜も含めてかわいい魅力で溢れている事が分かりました。ラスティーナがかわいくモカチョコレートパフェを食べている姿はアニメ『異世界食堂2』にて見る事が出来ますので、この記事を読んでからもう一度観てみるというのはいかがでしょうか？