【魔法使い黎明期】あらすじをネタバレ解説!登場キャラやアニメの感想・評価は?

『魔法使い黎明期』の全12話のあらすじを、1話ずつネタバレ解説していきます。それぞれの話数での見どころをまとめているため、ぜひチェックしてみてください。個性の強い魅力的な登場キャラの性格や立場などもネタバレ紹介!前作の「ゼロの書」から引き続き登場するキャラもいます。また、『魔法使い黎明期』で頻繁に使用された用語についても、説明しているため必見です。アニメを実際に視聴した人の感想や評価も載せています。

【魔法使い黎明期】あらすじをネタバレ解説!登場キャラやアニメの感想・評価は?のイメージ

目次

  1. 魔法使い黎明期とは?
  2. 魔法使い黎明期のアニメあらすじネタバレ解説
  3. 魔法使い黎明期の主な登場人物・キャラ一覧
  4. 魔法使い黎明期の用語をネタバレ
  5. 魔法使い黎明期のアニメに関する感想や評価
  6. 魔法使い黎明期のネタバレまとめ

魔法使い黎明期とは?

魔法使い黎明期の原作の概要

『魔法使い黎明期』の原作は、虎走かける先生によって描かれたライトノベル作品です。イラストと原案は、いわさきたかしさん、しずまよしのりさんが担当しています。2019年9月より「月刊少年シリウス」によって連載スタートされました。

「ゼロから始める魔法の書(ゼロの書)」の第2部ともいえる作品で、本作と共有しているキャラクターや世界設定も、一部取り入れています。しかし、本作では物語の主人公や社会状況も一変しており、前作を知らなくても、独立した作品として楽しむことができます。

魔法使い黎明期のアニメの概要

『魔法使い黎明期』のテレビアニメ版は、2022年4~7月にTBS、BS11にて全12話が放送されました。また、監督は桑原智さん、キャラクターデザインは岩崎令奈さん、音楽は斎木達彦さんが担当しています。

TVアニメ「魔法使い黎明期」公式ホームページ|TBSテレビ

魔法使い黎明期のアニメあらすじネタバレ解説

1話あらすじネタバレ

『魔法使い黎明期』のアニメ第1話のタイトルは、「劣等生と杖の魔女」です。主人公セービルは、魔法学校に通いながらも、ほとんど魔法が使えないという劣等生でした。また、魔法学校へ入学する以前の記憶を失っています。

成績の悪いセービルは学長のアルバスに、魔女狩りのある地域で特別実習を受けるように、命じられました。引率を引き受けた聡明の魔女ロス先生(ロー・クリスタス)、優秀な生徒のホルトたちと共に、セービルは特別実習地へ出発しました。

2話あらすじネタバレ

『魔法使い黎明期』のアニメ第2話のタイトルは、「裏切り者と呼ばないで」です。実習先へ向かっているセービル一行は、魔女と対立している集団「デア・イグニス」に、後をつけられていました。

一方、獣堕ちのクドーは、引率などいらないと一人で離れて実習先へ向かっていました。しかし、クドーはデア・イグニスに襲撃されて、窮地に陥ります。クドーの叫び声を聞いたロス先生は、一人で救出へ向かいました。ホルトは逃げようと言いますが、セービルは助けに行こうとします。

3話あらすじネタバレ

『魔法使い黎明期』のアニメ第3話のタイトルは、「湯けむりの向こうがわ」です。無事にデア・イグニスを退けたセービルたち一行に、クドーも合流することになりました。目的地へ向かう道中、生徒たちはロス先生からさまざまなことを学びます。

また、セービルとホルト、クドーはお互いの素性や夢を打ち明けるなど、仲間としての絆が芽生えていきました。一行はある大きな町へ到着し、セービルとクドーは大浴場に浸かって、疲れを取ることにします。すると、湯けむりの向こうがわに、ある人物が現れました。

4話あらすじネタバレ

『魔法使い黎明期』のアニメ第4話のタイトルは、「僕は死ぬのは怖くない」です。セービルたちは実習先へ向かう道中で、今度は獣堕ちに追われている少年のライオスを助けます。そして、ようやく実習先へ辿り着き、村はずれにある教会で神父と出会いました。

神父は眼帯で両目を覆っており、セービルたちに引き返すように言います。なぜなら、この村には実習生の監視官となる魔女はすでにおらず、別の魔女が支配しているためです。しかし、ロス先生は、神父が魔女の手下かもしれないと疑います。

5話あらすじネタバレ

『魔法使い黎明期』のアニメ第5話のタイトルは、「ふさわしいかは自分で決める」です。セービルとロス先生は、さらわれたホルトのいる洞窟へ突入しました。すると、そこにはセービルの記憶喪失に関わる人物である、泥闇の魔女ゼロがいたのです。ゼロはセービルのことが大切な存在であると共に、村を奪ったのも彼のためだったことを明かします。

セービルは自分のために仲間が傷つけられたことに怒り、ロス先生と共に立ち向かいました。しかし、これには特別実習に仕組まれた真実があったのです。

6話あらすじネタバレ

『魔法使い黎明期』のアニメ第6話のタイトルは、「無知の知」です。セービルとホルト、クドーは、特別実習の試験に合格しました。泥闇の魔女ゼロが生徒たちの指導官となり、改めて特別実習が開始されます。魔法を使った仕事で村に貢献することが、実習の新しい課題です。

ホルトは便利屋を開業することに決め、クドーは診療所で働くことにしました。セービルは魔力を供給する仕事を始めますが、店の中に引きこもることが多くなります。ロス先生はセービルの様子を見て心配し、用事を頼んで外出させようとしました。

7話あらすじネタバレ

『魔法使い黎明期』のアニメ第7話のタイトルは、「僕には何も救えない」です。誤って魔法を仲間に当ててしまったホルトと、魔力切れをして倒れてしまったクドーは、自身の力不足に落ち込みます。2人はどうすれば成長できるかゼロに相談しました。

一方、セービルの行っている魔法の供給屋に、学びを得るものはありません。セービルが魔法使いを目指していないのであれば、この村で学べることは何もないと、ゼロに厳しく言われます。自分の進む道に悩むセービルは、ライオスと森へ出かけました。そこで危険な出来事が起こります。

8話あらすじネタバレ

『魔法使い黎明期』のアニメ第8話のタイトルは、「それぞれの代償」です。森の中でセービルとライオスを襲撃したのは、災厄の残滓でした。誰かによって放たれた危険な存在に、一同は警戒心を一層強めます。

そんなある日、魔法学校から視察目的で、ホルデムがやってきました。ホルトたちは、ホルデムにも疑いの眼差しを向けます。セービルは自身が無力なため、ライオスを守ることができませんでした。そのことで、魔法使いを本気で目指す決心を固めます。

9話あらすじネタバレ

『魔法使い黎明期』のアニメ第9話のタイトルは、「投げ込まれた石」です。セービルはついに記憶を取り戻すことができました。しかし、誰かを好きになるという気持ちは、未だに分かりません。そんな中、ホルトがセービルに、好きという感覚がどのようなものかを教えます。

セービルは、もしかすると自分はロス先生を好きかもしれないと、自覚し始めます。また、一方で、ゼロは自身の兄が13番で、セービルの父でもあることを打ち明けました。つまり、泥闇の魔女ゼロは、セービルの叔母であることが判明します。

10話あらすじネタバレ

『魔法使い黎明期』のアニメ第10話のタイトルは、「おやつのじかん」です。魔女の村へ送り込まれたカディを、クドーたちは看視することになります。少年カディは反魔女派によって洗脳されており、魔女や獣堕ちを敵視していました。しかし、リーリの美味しい手料理と村で過ごす穏やかな日々に、カディの頑なだった心は穏やかになっていきます。

一方、セービルは恋する気持ちをストレートに表現するため、ロス先生はタジタジになっていました。しかし、穏やかな日々に終わりを告げる出来事が、勃発するのです。

11話あらすじネタバレ

『魔法使い黎明期』のアニメ第11話のタイトルは、「殺す決意」です。ホルトとクドー、暴虐は、怪物と化したカディを命がけで止めようとしました。その際、セービルはその場におらず、仲間の力になれなかったことを悔やみます。

そのような状況下、魔女の村で反魔女派と戦争をするという通達がありました。そのため、セービルたちはウェニアス王国へ帰還するように命じられます。セービルたちは帰還せずに魔女の村で戦おうとしますが、ゼロは命令に背けば退学だと告げました。戦争開始直前にセービルたちが下した決断は…

12話あらすじネタバレ

『魔法使い黎明期』のアニメ第12話のタイトルは、「冒険の幕開け」です。敵は殺す準備を整えている一方で、魔女の村側は殺さない準備を整えていました。敵は1万もの反魔女派の兵士を連ねて、魔女の村へ侵入してきます。しかし、セービルたちの仕掛けた罠にはまり、次々に敵を敗走に追いやることができました。

そんな中、獣堕ちの傭兵集団は、罠を交わしながらさらに進軍を続けてきます。セービルたちは魔女の村を守るために、命を懸けて正面から戦う決心をするのでした。そして、この戦争を招いた黒幕の正体は…

魔法使い黎明期の主な登場人物・キャラ一覧

セービル

『魔法使い黎明期』の主人公で、ウェニアス王立魔法学校に通っている男子学生です。魔法学校では成績の悪い劣等生で、無気力な上表情も乏しく、性格も暗めのキャラになっています。また、入学前の記憶を失っており、物語が進むにつれて理由が明かされます。特別実習に参加してさまざまな経験をすることで、セービルが成長していく姿も見どころです。

ロー・クリスタス

「黎明の魔女」という異名を持つ魔女で、生徒たちからはロス先生と呼ばれて親しまれています。年寄りじみた話し方をするのが特徴のキャラです。金髪のロングヘアで少女のような可愛らしい外見ですが、実年齢は300歳を超えています。「ルーデンスの魔杖」という杖の姿をした悪魔と契約をしています。その杖を持っている限り、不老不死で食事も睡眠も不要です。

ホルト

魔法学校に通う成績優秀な学生で、自ら立候補をして特別実習に参加しました。にこやかで愛想が良いですが、人の好き嫌いは激しく、場合によっては非常に辛辣な態度をとることもあります。鹿の角を持っている獣堕ちで、両親から捨てられて「悪魔の子」として教会で育てられました。

クドー

魔法学校の学生で、トカゲのような姿をしている獣堕ちです。尻尾を切られても再び生えてくるような、非常に高い再生能力を持ち合わせています。正義感が強いキャラで、人を危険から守るために、教魔兵団に入団することを目標としています。感情が変化すると鱗が変色するため、嘘がつけない体質です。

泥闇の魔女

泥闇の魔女はゼロと呼ばれており、前作「ゼロから始める魔法の書」のヒロインでした。本作では特別実習の監督官を務めると共に、アルバスの依頼で村づくりも行っています。外見は銀髪のロングヘアで、誰もが惹きつけられる絶世の美女です。13番の妹で、セービルの叔母に当たる人物になります。

傭兵

前作「ゼロから始める魔法の書」にも登場したキャラで、ゼロの相棒です。白い猫科の獣堕ちで、かつては凄腕の戦士でした。本作では村で唯一の酒場を経営しています。まだ、戦士としての腕は衰えていないようで、本作でもゼロから傭兵と呼ばれていました。

神父

魔女の村にある教会で神父を務めており、かつては女神の浄火(デア・イグニス)と呼ばれた教会の裁定官でした。毒舌キャラで、傭兵と互角に戦える腕前を持っている人物です。光に弱く日差しから保護するため、いつも両目を眼帯で覆っています。

アルバス

主人公セービスが通う魔法学校の学長を務めている魔女です。前作「ゼロから始める魔法の書」にも登場していたキャラで、いろいろと大騒動を引き起きした人物でもあります。本作では過去の自身の行いを反省して、国家のために尽力している様子です。

ホルデム

狼の獣堕ちで、アルバスをサポートするために、いつも傍で控えています。本作では、魔女の村へ視察として訪れます。その際、捕らえていた暴虐を利用しようとしますが、失敗して惨事になりかけたため、ゼロたちから非難されました。

リーリ

ネズミの獣堕ちで、教会の手伝いをしています。また、見た目は幼い少女のようですが、すでに成人しているキャラです。人見知りの性格で神父を大変慕っており、毎日の食事など献身的に身のまわりの世話をしています。

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魔法使い黎明期の用語をネタバレ

用語①魔術

物語で使用される「魔術」の用語は、古の時代に魔女が扱うすべての奇跡のことです。魔術を身に付けるために、数十年もの歳月がかかります。また、魔術を使用する場合は、数日から数年に及ぶ儀式を求められるのです。

用語②魔法

物語で使用される「魔法」の用語は、ゼロによって編み出された、魔術の替わりとして使用できる技術です。魔術の習得年数と比べたら、魔法は5年程度で可能となります。悪魔を召喚する手順を省くことができ、魔術よりも手軽なのが魔法の特徴です。

用語③悪魔

物語で使用される「悪魔」の用語は、魔術や魔法によって契約する「人ならざる者」の総称です。所謂地獄の住人だけでなく、神や妖精なども同様に括られます。物語での悪魔の定義を知っておくと、さらに深く本作の魔女の世界を楽しめるでしょう。

用語④ゼロの書

物語で使用される「ゼロの書」の用語は、ゼロによって著された魔法の指南書のことです。「ゼロの書」が盗まれたことで、魔法についての知識が世間に広まってしまい、大騒動が起きたという過去があります。本作では、ウェニアス王立魔法学校で、禁書として厳重管理されている設定です。また、ゼロの書を簡略化して、学校の教科書として活用しています。

用語⑤獣堕ち

物語で使用される「獣堕ち」の用語は、さまざまな獣の特徴を持っている半獣人のことです。獣堕ちは1000年以上前に、魔女によって生み出された「獣の戦士」に由来しています。獣の戦士の魂を受け継いだ魔女には、その特徴を持った子供が生まれるとされています。

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魔法使い黎明期のアニメに関する感想や評価

『魔法使い黎明期』のアニメを視聴した人の感想や評価はどうだったでしょうか?ここでは、SNS上で多く見られた感想や評価をピックアップして紹介するため、ぜひチェックしてみてください。

『魔法使い黎明期』の世界観は独特のため、初回のほうは分かりにくいという評価もありました。しかし、4~5話目くらいから面白くなってくるため、そこまではぜひ視聴してほしいという感想もあります。前作を知らなくても充分に楽しめるという評価も見られました。また、前作を観ておくと、さらに楽しめるという感想もあります。

本作の「魔法使い黎明期」が非常に面白かったため、前作も観てみたいという感想も上がっていました。また、魔女、魔術、獣堕ちなど物語の設定が秀逸過ぎるという高評価もあります。ファンタジー物語として最高の作品という評価もありました。

『魔法使い黎明期』には、魅力的なキャラクターが多いという評価が上がっています。メインキャラは全部好きという感想もありました。また、「ゼロの書」でもお馴染みのキャラが登場すると、テンションが上がるという感想も多いです。設定の積み方が好みという評価もあります。

物語の主人公が劣等生で暗めというキャラは珍しく、どのように成長していくか期待しているという感想がありました。また、中盤からは主人公をはじめ、各キャラクターがトラウマを克服するなど、精神的成長も感じて良かったと評価されています。不器用な子たちの成長が上手に描けていて面白かったという感想も上がっていました。

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魔法使い黎明期のネタバレまとめ

『魔法使い黎明期』は、魔法学校に通う生徒たちが特別実習を通して成長していく姿が、見どころの一つです。魔女や魔法、獣堕ちなど独特の世界観を、主人公の目を通して見事に描かれています。また、ハラハラするシーンだけでなく、恋愛や魔法バトル、記憶喪失など、さまざまな要素が盛り込まれています。よくある流行りの異世界系アニメとは一味違った作品のため、興味のある方は『魔法使い黎明期』をぜひ視聴してみてください。

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