魔法使い黎明期のキャラクター一覧！登場人物の名前・設定や相関図は？

『魔法使い黎明期』は、著者の虎走かけるによる小説のコミカライズ作品です。イラストは、いわさきたかしが担当しています。「ゼロから始める魔法の書」の第2部として制作された作品であり、登場するキャラクターや世界設定を、共有している部分が見られます。

しかし、新シリーズとして書き下ろしたことを著者は語っており、本作から読み始めても楽しめる作品です。2019年より「月刊少年シリウス」にて、漫画版の連載がスタートしました。また、2022年よりTBSなどでテレビ放送されて注目を集めています。

魔法学校に通うセービルは、入学する前の記憶が全くありません。また、自身がどうしてこの場にいるのかも理解できないまま、学校生活を送っていました。いつも心は空虚で、何をどう頑張って良いのかも分からず、成績も最下位という有様です。そんなある日、魔女狩りのある地域で魔法の有用性を広めるという課題実習を、学長に言い渡されました。そして、セービルは優等生のホルトたちと共に、実習が行われる村へと出発します…

『魔法使い黎明期』に登場するキャラクターの相関図を元に、重要キャラの名前や特徴を一覧にしています。まずは、相関図で明らかになったことを、いくつか紹介していきます。古の魔女のソレーナは、アルパスの祖母に当たる人物で、魔女借りで殺されてしまいました。また、相関図によると、13番はゼロの兄でセービルの父です。悪の魔術師でもあり、アルバスによって倒されています。

クドーが教魔兵団に憧れている理由は、破竜王に助けられたためです。裁定官は特別実習の生徒を襲撃しており、ロー・クリスタスはルーデンスの魔杖の契約者になります。ライオスとウルスが親子であることも、相関図で明らかにされています。

ウェアニス王国にある王立魔法学院の学長で、詠月の魔女です。前作の「ゼロから始める魔法の書」より引き続きの登場人物になります。特別実習という名目で、魔女のいる村へセービルたち生徒を派遣しました。前作では思慮不足で重大な過ちを犯しましたが、本作では立派に成長しており、英雄的な存在となっています。

狼の獣堕ちで、アルバス学長の傍で仕えている登場人物です。のちに魔女の村へ視察にも現れます。無茶な要求をするアルバス学長と、ワガママなロー・クリスタスの間に立ち、厄介ごとを押し付けられることが多いです。たまに、自身も迂闊な発言により、周囲から白い目で見られることもあります。

王立魔法学校の特別実習で引率をしている先生で、セービルたちからはロス先生と呼ばれています。アルバス学長からほぼ強制的に、実習生の引率を依頼されました。「ルーデンスの魔杖」により見た目は若いですが、実際は300歳を超えている黎明の魔女です。

杖の形をしている悪魔で、ルーデンスの魔杖に触れると魔力を全て吸い取られてしまいます。この杖が原因で、多くの魔女が犠牲になっている様子です。また、ロー・クリスタスとは契約をしているため、彼女がルーデンスの魔杖に触れても、魔力を吸われることはありません。

『魔法使い黎明期』の主人公で、愛称は「セブ」です。王立魔法学校に通っており、入学以前の記憶が全くありません。そのため、魔法は上達せず成績も最下位で、学校の中では劣等生と評されていました。しかし、ある理由によって記憶を自身で封じていることが、明らかになります。

王立魔法学校の生徒の一人で、学校で最も成績の良い秀才です。特別実習には、自ら率先して立候補しています。ホルトは新しい魔法を学ぶことで、今の自分から変わりたい、人の役に立ちたいという想いで学高に入学しました。一生懸命に笑うことを、特技としています。

『魔法使い黎明期』に登場するクドーは、王立魔法学校の生徒でトカゲの姿をした獣堕ちです。特別実習に参加しており、教魔兵団に入って人の役に立ちたいという目標を持っています。非常に高度な自己再生能力を持ち合わせている登場人物です。過去には、その自己再生能力を悪用されて、見世物小屋のショーで使われていました。

魔法学校で教科書として使用されている「ゼロの書」の著者です。前作「ゼロから始める魔法の書」のヒロインでもあり、成長した姿で本作に登場します。魔法学園の特別実習で、監督官も務めています。13番の妹で、セービルの叔母にも当たるキャラクターです。

魔女の村の傭兵で、白虎の獣堕ちの男性です。前作「ゼロから始める魔法の書」の主人公でもあり、本作では傭兵家業は行っていません。しかし、今でもゼロからは傭兵と呼ばれており、戦士としての豪腕は衰えてない様子です。

『魔法使い黎明期』の登場人物のライオスは、魔女の村で生まれた唯一の子供になります。父親はウルスで、セービルとも親しい仲です。災厄の残滓が原因で瀕死の重傷を負いますが、セービルの行動や、ロスとゼロの助けで一命をとりとめました。

前作「ゼロから始める魔法の書」の登場人物でもあり、かつてクマの獣堕ちでした。人間の姿に戻って結婚をし、ライオスの父親となりました。人間に戻っても、どことなくクマっぽいところから「クマ」や「クマの兄さん」と呼ばれています。大変気さくな性格で、村人や子供たちからも慕われている存在です。

魔女のいる村で教会の神父を務めています。前作「ゼロから始める魔法の書」からの登場人物です。村では盲目として知られており、いつも眼帯で両目を覆っています。しかし、実際は光に敏感なために保護しているだけで、両目は健在の様子です。

『魔法使い黎明期』に登場するリーリは、ねずみの獣落ちの女性で、教会の手伝いをしています。人見知りのため、目深にフードを被っていることが多いです。見た目は子供ですが、すでに成人しています。また、盲目の神父を大変慕っており、毎日の食事など身のまわりの世話もしています。

『魔法使い黎明期』に登場するヒースは、白銀の竜の名前です。教魔兵団のゴーダという騎士を乗せて、空を飛ぶキャラクターとなっています。ゴーダは「破竜王」という異名を持っており、ゼロや傭兵とも旧知の仲です。

『魔法使い黎明期』の13番は悪の魔術師であり、アルバスによって倒されました。しかし、真実は違います。アルバスが犯した過ちによって、大きな反乱が起きました。そのことが理由で、13番は彼女を庇い命を落としたのです。巷では、アルバスが13番を倒したといわれています。

『魔法使い黎明期』のセービル役を演じたアニメ俳優の名前は、梅田修一朗（うめだ しゅういちろう）です。誕生日は10月11日で出身地は千葉県、賢プロダクションに所属しています。主演を演じた代表作は「魔法使い黎明期」のセービル役や、「可愛いだけじゃない式守さん」の和泉くん役です。

『魔法使い黎明期』のロー・クリスタス役を演じたアニメ俳優の名前は、岡咲美保（おかさき みほ）です。生年月日は1998年11月22日で出生地は岡山県、アイムエンタープライズに所属しています。2018年には「転生したらスライムだった件」のリムル役で、初主演を務めました。2020年には「第14回声優アワード」で、新人女優賞を見事に受賞しています。

『魔法使い黎明期』のホルト役を演じたアニメ俳優の名前は、鈴代紗弓（すずしろ さゆみ）です。生年月日は1998年2月4日で出生地は神奈川県、アーツビジョンに所属しています。2019年には「荒野のコトブキ飛行隊」のキリエ役で、初主演を務めました。2020年には「第14回声優アワード」で新人女優賞を受賞し、その後も活躍しています。

『魔法使い黎明期』のクドー役を演じたアニメ俳優の名前は、八代拓（やしろ たく）です。生年月日は1993年1月6日で出生地は岩手県、ヴィムスに所属しています。2016年には「タイガーマスクW」のタイガーマスク（東ナオト役）で初主演を務めました。2018年には「第12回声優アワード」にて、新人男優賞を受賞した人気声優です。

『魔法使い黎明期』の泥闇の魔女役を演じたアニメ俳優の名前は、花守ゆみりです。生年月日は1997年9月29日で出生地は神奈川県、m&iに所属しています。2016年に公開された劇場アニメ「ガラスの花と壊す世界」で初主演を務めました。

『魔法使い黎明期』を読み終え、魅力的なキャラが多くて面白かったという感想が上がっています。予想外の展開もあり、ビックリさせられたという声もありました。全体的にほんわかとした気持ちになり、安心感があって良かったという評価もあります。

『魔法使い黎明期』は、登場するキャラクターの心情を深く掘り下げているため、リアル感があってスゴイという評価がありました。中でも、ホルトと暴虐のやりとりは、見応えがあったという感想も上がっています。

『魔法使い黎明期』を視聴中に見たことのあるキャラクターだと思ったら、「ゼロの書」と繋がっていることが分かって嬉しいという感想が多く上がっています。また、本作だけでも充分面白いけれど、前作も観るとさらに楽しめるという声もありました。

『魔法使い黎明期』には、多くの魅力的なキャラクターが登場します。また、前作の「ゼロから始める魔法の書」から引き続き登場するキャラもいます。物語の内容はもちろんのこと、一人一人のキャラの性格や背景などにも注目すると、さらに作品を楽しめるでしょう。