【魔法使い黎明期】セービルの正体と過去は？母親や記憶喪失になった理由は？

本記事は『魔法使い黎明期』の主人公であるセービルにスポットを当てて、どのような人物であるのかを紹介します。セービルが記憶喪失になった理由や、母親の死、偉大なる父の存在など気になる情報が満載です。主人公のセービルについて知識を深め、さらに『魔法使い黎明期』の物語を堪能してください。

セービルが登場する『魔法使い黎明期』は、虎走かける先生の原作によるライトノベル作品です。前作の「ゼロから始める魔法の書」と同じ世界観で、ウェニアス王国が舞台となっています。「ゼロから始める魔法の書」から数年後の設定で、物語の社会情勢は大きく変化しました。登場人物においては続投しているキャラもいますが、メインキャラはほぼ一新されています。

本作の『魔法使い黎明期』は、主人公のセービルの目を通して描かれた物語です。また、2019年9月号より「月刊少年シリウス」にて連載スタートしました。2022年4月からはテレビアニメも放送され、注目を集めている作品です。

『魔法使い黎明期』のウェニアス王国では、魔女と人間が共存する世界になることを望み、アルバスが日々奔走しています。しかし、それを快く思っていない者も存在し、対立の下火はなかなか消えません。ある日、魔法学校の落ちこぼれ生徒セービルは、学長アルバスの命令により「特別実習」に参加することになりました。セービルは、同級生のホルトやクドーたちと、実習現場である魔女の村へ出発します…

• 名前：セービル
• 愛称：セブ君
• 学校：王立魔法学校
• 年齢：16歳
• 性格：内向的、優しい、素直
• 特徴：10数年間の記憶が喪失している
• 魔法：無限の魔力量、最も長寿の魔法使いになる可能性がある

セービルは、『魔法使い黎明期』の物語の主人公です。魔法学校に通っている男子生徒で、3年前までは文字も読めず、成績は最下位という劣等生になります。セービルが魔法を使うと、決まって失敗、暴走、無反応という結果で終わるのでした。しかし、セービルがまともに魔法を使えないのは、理由がありました。それは、魔力量が多いことと、入学以前の過去の記憶がないためです。

『魔法使い黎明期』の主人公セービルは、魔法学校では落ちこぼれの学生です。その理由の一つに、過去の記憶を失っていることが挙げられます。ここでは、セービルの正体や過去の記憶、死んでしまった母親についても考察していきます。誰がセービルの記憶を消したかも載せているため、チェックしてみてください。

『魔法使い黎明期』のセービルの正体は、悪の魔術師といわれる「13番」の息子です。また、父親の13番の正体は、泥闇の魔女から「ゼロの書」を盗んで、ウェアニス王国に持ち込んだ魔術師です。そのため、魔法が広められ、ウェアニス王国は大反乱になりました。セービルの正体は、戦争の元凶となった人物の息子といっても良いでしょう。

この戦争で多くの命が犠牲になったため、セービルの父親の13番は、極悪な魔術師として知られていました。13番はさらに魔法を広めるように魔女へ協力を求め、見返りとしてある女性に子供が授けられました。そのときの女性が、セービルの母親になります。つまり、授けられた子供がセービルだったのです。

『魔法使い黎明期』のセービルが持つ魔力量は、群を抜いて凄まじいです。ロス先生のルーデンスの魔杖よりも、多いとされています。実際にセービルの魔力量が多すぎたために、母親が死んでしまったのです。ちなみに、ルーデンスの魔杖は「魔女食いの杖」とも呼ばれており、触った者は魔力を全部吸い取られて死亡するといわれています。セービルは、魔女に恐れられているルーデンスの杖にも勝ちました。

異常なほどの魔力の多さは肉体からも溢れ出し、周囲の魔法の調子も良くなるほどです。セービルの魔力量がなぜ凄いのかは、まだ物語で明かされていません。今後の『魔法使い黎明期』の鍵ともなっていくため、注目していきましょう。

『魔法使い黎明期』に登場するセービルの過去の記憶は、何だったのでしょうか？セービルの魔力量が多いという特異体質は、生まれ持ったものでした。そのため、いつも魔女に狙われていたのです。ある日、魔女が魔力欲しさに、目の前で母親を殺して奪おうとしました。しかし、魔力過剰で肉体から溢れてしまい、魔女は自爆して死亡します。

目の前で起こった惨劇に、自分のせいで母親が殺されてしまったと、ルービスは自責の念に駆られます。また、魔力を奪おうとした魔女も、自分に触れて自爆し死んでしまいました。そのため、セービルは罪深い自分の記憶を封じ込め、罪悪感だけが彼の心に残ったのです。

セービルは自分のせいで母親も魔女も死んだことに、罪深さを感じていました。その様子を見ていた学長のアルバスとゼロは、どうすれば良いか考えます。そして、幼いセービルの心に受けた深い傷を封じるために、記憶を消すことにしたのです。また、失った記憶を相殺させるだけの、新しい記憶を作る目的もありました。セービルが記憶喪失になったのは、壮絶な過去を消すためだったのです。

• 名前：梅田修一朗（うめだ しゅういちろう）
• 出身地：千葉県
• 誕生日：10月11日
• 職業：声優
• 所属事務所：賢プロダクション
• 特技・趣味：イラストを描くこと、音楽ゲーム

『魔法使い黎明期』のセービル役を演じたアニメ俳優は、梅田修一朗さんです。大学時代に演劇サークルで声優を目指す仲間たちと出会ったことを機に、自身も誘発され本気で声優になろうと決心します。そして、スクールデュオ卒業後、賢プロダクションに所属しました。初アニメメインキャラでは、同時期に2作の主役に抜擢されるという、インパクトの強い経歴の声優です。

• 2018年：BANANA FISH（仲間役）
• 2019年：ちはやふる3（係員役）
• 2020年：ふしぎ駄菓子屋 銭天堂（～2022年 児童役、新郎役、他）
• 2021年：すばらしきこのせかい The Animation（マコト役）
• 2021年：遊☆戯☆王SEVENS（～2022年、特ダネデュエル派の少年役）
• 2022年：魔法使い黎明期（セービル役）
• 2022年：可愛いだけじゃない式守さん（和泉くん役）

『魔法使い黎明期』で物語の始めのほうは、セービルの目が死んでいるという声が上がっていました。入学前の記憶がないため目標や頑張る術も知らず、セービルは無気力だったと考察できます。ただ、外見はかっこいい、目が死んでてもかわいいというセービルファンの感想も上がっていました。今後、セービルはどのようにして自分を取り戻していくのか、注目していきましょう。

『魔法使い黎明期』のセービルは、学校の成績が最下位という劣等生です。学長のアルバスによって、魔法の村へ実習に行かされます。そこで、セービルがどのように挽回していくのか、非常に楽しみであるという感想が上がっています。人より劣っている主人公が、さまざまな苦難を乗り越えて活躍していくのが、ワクワクするという声もありました。

『魔法使い黎明期』のセービルは、常識を超えた天然キャラという印象が強いようです。また、セービルと仲間たちのほど良い距離感も魅力的だという感想が上がっています。セービルの仲間たちのキャラも個性的で、絆が深くなっていく様子も見どころです。種族の差別や、戦いのグロテスクな描写からも、作品の方向性を明確に感じるという評価もありました。

『魔法使い黎明期』の物語は、主人公が内気でしかも劣等生というのが珍しいという感想もありました。「魔法の劣等生」というアニメで興奮するという、今後の期待の声も上がっています。また、セービルをはじめ、他の学生たちも闇が深そうだという感想も寄せられていました。

『魔法使い黎明期』のセービルは、物語の主人公で魔法学校に通う男子学生です。入学前の10数年の記憶がなく、何をどう頑張って良いのかも分からず、学校の成績は最下位でした。記憶がなくなった理由は、壮絶な過去のためです。物語が進むにつれて、無気力なセービルが少しずつ成長していく姿も、見どころの一つとなっています。

セービルの過去や家族構成などの背景も踏まえながら、『魔法使い黎明期』を楽しむと、さらに物語の世界へ浸れるかもしれません。また、今後のセービルの成長も、ぜひ注目してみてください。