【月刊少女野崎くん】堀先輩と鹿島くんは相思相愛？告白シーンをネタバレ

「月刊少女野崎くん」は、2011年から「ガンガンONLINE」で連載されている4コマ漫画です。作者は椿いづみ、毎月第2、第4木曜日に更新されます。コミックは2021年8月に発行部数が800万部を超え、2022年8月には最新刊14巻が発売されました。「動画工房」制作によるテレビアニメ放送は2014年7月～9月まで全12話、テレビ東京系列、他で放送されました。また、ドラマCDが2013年に発売されています。

「月刊少女野崎くん」は、作者の椿いづみにとって初となる4コマ漫画で、ガンガンONLINEの「毎週新連載16作品プロジェクト」という企画の第9弾ということです。「月刊少女野崎くん」はプロの少女漫画家で実は男子高校生の主人公とヒロインの物語を中心に、高校生の日常や恋をコメディ風に描いた作品です。

主人公・野崎梅太郎はプロの少女漫画家ですが、実は浪漫学園に籍を置く男子高校生です。野崎の同級生の佐倉千代は野崎に恋をしています。ある日、千代は想いを告白しようとしますが、野崎はファンの告白だと勘違いしてしまいます。それ以来、千代は野崎のアシスタントとなり、漫画しか頭にない野崎に翻弄されながらも明るく振舞います。野崎と千代の恋の行方と、彼らに関わる生徒たちの日常がコメディ風に描かれていきます。

「月刊少女野崎くん」の堀政行（ほりまさゆき）は浪漫学園に通う高校3年生です。クラスはC組、演劇部の部長で、後輩からは堀先輩と呼ばれています。誕生日は11月28日、血液型はAB型、身長は164㎝、家族構成は両親と高校生の弟です。数学や物理が得意で、苦手なのは古典。手作りの料理が嫌いです。演劇部の後輩である鹿島くんこと鹿島遊とは「堀鹿（ほりかし）」と呼ばれています。

「月刊少女野崎くん」の堀先輩と鹿島くんは「堀鹿（ほりかし）」と呼ばれ、二人の恋の行方に注目が集まっているということです。ここでは、「堀鹿」の二人の高校生活や恋について見ていきます。

堀先輩の演劇部の後輩、鹿島遊は身長176㎝に加えて、美しい容姿に文武両道ということで、演劇部では女の子にも関わらず王子様など男役を演じることが多いです。女子生徒のファンがたくさんおり、「鹿島くん」と呼ばれて大人気です。鹿島くんは自分の個性を生かして、女子を「お姫さま」のように扱うことが得意です。

まるで男性のように優しく接する鹿島くん。そんな鹿島くんのイケメンな言動を見ている男子生徒たちは、彼女を「学園の王子様」と呼びます。このような鹿島くんについて堀先輩は「理想の顔」だと言っています。直接、鹿島くん本人には言いませんが、何かにつけて「鹿島の方がイケメン」などと発言するので、他の生徒たちは堀先輩は鹿島くんの顔が好きということを知っています。

あまりにも鹿島くんの顔を褒めるので、野崎から「親バカ」と言われてしまいます。ただ、鹿島くんのことを気に入っている堀先輩ですが、鹿島くんを女の子として扱うことはありません。鹿島くんは、例えば部活に遅刻しては蹴られたり、練習をさぼっては殴られたりが当たり前の日常です。鹿島くんはたとえ荒っぽい扱いを受けても、自分は堀先輩にとって特別な存在だから、などと思い込んでおり、彼に懐いています。

堀先輩を慕っている鹿島くんはある時、ブランデーケーキを堀先輩のために手作りしました。しかし、ブランデーのアルコールを飛ばすことを忘れており、ケーキを食べた堀先輩は酔っぱらってしまいます。アルコールに弱い体質の堀先輩は、いつもとは違って鹿島くんに対して優しく接します。「私、かわいいですか？」と鹿島くんが堀先輩に言ってみると、堀先輩は可愛いと言い、「もっと一緒に部活がしたい…」と答えました。

演技者としての才能があり、見た目もイケメンな鹿島くんは演劇部のエースと言われていますが、真面目に練習をせず、さぼってばかりです。しかし、酔っているとはいえ堀先輩の言葉を聴いて、真面目に部活に参加するようになりました。

コミック9巻・87号で鹿島くんに、これまで着たたこともないような衣装を着せるという話になりました。「学園の王子様」、「鹿島くん」と呼ばれている鹿島くんは制服はスカートですが、雰囲気はイケメン男子そのものです。そんな鹿島くんに御子柴が、まるでプリンセスの様な衣装を着せてみました。その後、現れた堀先輩が、今度は自分が鹿島くんのコーディネートをすると言い、メイクも衣装も思うように鹿島くんを変身させました。

長身であることを最大限に生かし、大人っぽいメイクを施し、出来上がった鹿島くんはこれまでにない、凛々しさと美しさを兼ね備えた姿になりました。思い通りの鹿島くんにできた堀先輩が満足そうにしていると、今のこの鹿島くんこそ先輩の理想のタイプでは？という指摘を受けます。堀先輩は、「鹿島の顔が理想の男だと思っていたが、理想の女も鹿島かもしれない」と思い、顔を赤く染めるのでした。

コミック11巻では、野崎くんと佐倉千代の催眠術に掛かった鹿島くんが、堀先輩という存在を忘れてしまう事態になります。それでも鹿島くんは堀先輩と見事なコミュニケーションをとります。堀先輩も鹿島くんの状態などお構いなしに接しており、部活にも真面目に取り組む鹿島くんに喜んでいます。そんな堀先輩に部員が「鹿島くんを元に戻せるのは先輩だけだから」と言い、しっかり話し合ってみてと、説教します。

ところが、鹿島くんの前に現れた野崎くんと佐倉千代が、誰にも告げずに鹿島くんを元に戻してしまいます。そもそも堀先輩は、鹿島くんが催眠術のために記憶がおかしくなっていることも、元通りになったことも何も気づいていませんでした。そして、鹿島くんに話しかけた堀先輩は、「どんな鹿島でも好き」と告白します。

催眠術から覚めて、通常に戻っていた鹿島くんは、突如堀先輩に告白されました。日頃から自分に対する堀先輩の扱いが荒っぽくでも、それは特別な存在だからと思っていた鹿島くん。それでも、突如「好き」と告白された鹿島くんは驚いてしまいます。告白されて嬉しいはずの鹿島くんですが、驚きのあまり、喜びよりも混乱状態に陥り、うざい行動に出ます。

例えば、荷物を運ぶ鹿島くんを手伝おうとして堀先輩が声を掛けると、鹿島くんは「それは、私のことが好きだから？」と聞きます。堀先輩は「お前がさぼるからだ」と否定します。また、堀先輩は部員のみんなに飲み物を配っているのに、鹿島くんは「私のことが好きだから？」と聞きます。堀先輩のどんな言動にもこのように尋ねるので、堀先輩はそのたびに否定しなければなりません。

このように、堀先輩が告白したことで鹿島くんはうざい行動をとるようになってしまいました。鹿島くんとしては堀先輩からの告白を、本当は嬉しいはずなのに、すぐには信じることができずに混乱し、うざい行動に出てしまったのでした。

堀先輩に告白されたことで、うざい行動をとるようになった鹿島くん。その様子を見ていた御子柴が、堀先輩の愛情を分かりやすく鹿島くんに示してあげたら落ち着くのでは？と、堀先輩に助言します。その時、鹿島くんが練習をさぼろうとしたので、堀先輩が彼女に本を投げつけました。鹿島くんはいつものように「私が好きだから？」と言ってきます。そこで堀先輩は「好きだから」と肯定します。

この事がきっかけで、堀先輩は鹿島くんに対して行動を起こすとき、「好きだから」と口に出します。堀先輩の口から「好きだから」という言葉を聴いた鹿島くんは、自分も先輩が好きと、嬉しそうに答えるのでした。それでも相変わらず部活をさぼる鹿島くん。堀先輩はそのたびに、いつもと同じように手荒く連れ戻すのですが、その時「大好きだから」と言ってしまいます。

「好き」から「大好き」になったことで、ますます喜びをあらわにする鹿島くんです。やがて堀先輩はやけになって「好きだから」という言葉を誰に対しても言うようになってしまい、チャラい男、遊び人、という様な言葉でみんなに責められるようになりました。

ここまで、「月刊少女野崎くん」の「堀鹿」の堀先輩について紹介し、鹿島くんへの告白シーンや二人のやり取りなどを見てきました。ここからは、アニメ「月刊少女野崎くん」で、堀先輩を演じている声優について紹介します。堀先輩を演じているのは声優の間島淳司です。それでは、声優・間島淳司のプロフィールと主な出演作品と演じたキャラを紹介していきます。

「月刊少女野崎くん」の堀先輩の声優・間島淳司（まじまじゅんじ）は、1978年5月13日生まれ、愛知県出身、血液型・A型、所属は「アイムエンタープライズ」です。「代々木アニメーション学院」出身で、「日本ナレーション演技研究所」を経て声優としてデビューしました。1999年から声優として活動を開始し、ゲーム「Memories Off」の稲穂信が声優デビュー作品です。

「月刊少女野崎くん」の堀先輩の声優・間島淳司の主な出演作とキャラ、「ご愁傷さま二ノ宮くん」二ノ宮峻護、「とらドラ!」高須竜児、「宙のまにまに」路万健康、「花咲くいろは」宮岸徹、「緋弾のアリア」遠山キンジ、「アカメが斬る!」ラン、「一週間フレンズ。」井上潤、「暗殺教室」千葉龍之介、「モンスター娘のいる日常」来留主公人、「恋は世界征服のあとで」轟大吾（グリーンジェラート）。

ここまで、アニメ「月刊少女野崎くん」の堀先輩を演じている声優・間島淳司のプロフィールや主な出演作と演じたキャラを紹介しました。ここからは、「月刊少女野崎くん」の堀先輩の性格や演技についてと、主人公・野崎との出会いについて見ていきます。

「月刊少女野崎くん」の堀先輩の性格を見ていくと、真面目な性格で、演劇部の活動には妥協を許しません。後輩たちを鍛えるために学校内で出会っただけで即興で演技をさせるなど、演技に関して厳しい先輩です。

演劇部の部長である堀先輩の演技力について見ていくと、かなり上手い方だということです。しかし、身長が低めということで舞台に立たずに裏方の仕事と、部員たちに演技の指導をするなどしています。このように、誰よりも演技が上手く、演技に厳しい堀先輩を、部員のみんなは舞台に立たせたいと思っています。あの手この手で堀先輩をその気にさせようとしますが、堀先輩自身は嫌な事と思い、困っています。

「月刊少女野崎くん」の主人公・野崎は高校生でありながら「夢野咲子」というペンネームを持つプロの漫画家です。堀先輩は、漫画家として活動する野崎の背景を担当するアシスタントを務めています。堀先輩と野崎の出会いについて見ていくと、ある日、書きかけの演劇部の台本が校内に落ちていたのを拾って続きを書いたのが野崎でした。その台本は堀先輩が落としたもので、この事がきっかけで堀先輩と野崎は親しくなりました。

堀先輩はプロの漫画家である野崎が、背景が苦手なことを知ります。演劇部では脚本の執筆をしてくれる人を探しており、堀先輩は自分が背景を描く代わりに、野崎に脚本の執筆を頼むことになりました。堀先輩は鹿島くんを意識して、王子様を主人公にした物語を野崎に依頼しますが、鹿島くん本人には内緒にしています。堀先輩は、野崎のアシスタントをしていることも鹿島くんに言っていません。

「月刊少女野崎くん」の堀先輩と鹿島くんについて、二人の楽しいやり取りなどを紹介してきましたが、堀先輩と鹿島くんは「堀鹿」と呼ばれ、両想いだということでした。こちらの方は、堀先輩と鹿島くんに結婚ほしいと思うという感想です。

「月刊少女野崎くん」は高校生たちの恋模様も描かれていますが、登場人物がそれぞれカップルになりそうなコンビが分かっており、安心して読めるという感想で、みんな幸せになって欲しいということです。特に、「堀鹿」と呼ばれている堀先輩と鹿島くんについて、堀先輩はかっこよく、鹿島くんはとても可愛くて、好きだという感想です。

「月刊少女野崎くん」の「堀鹿」が最高だという感想です。また、各ペアがとても可愛くて最高、主人公の野崎くんも面白いということで、コミックを読んで欲しいという感想です。

いかがでしたか？「月刊少女野崎くん」の堀先輩について紹介すると共に、堀先輩を演じている声優・間島淳司について紹介してきました。堀先輩は演劇部の部長で、後輩の鹿島くんのことを気に入っていましたが、それが好きという気持ちだと気づきました。鹿島くんも、たとえどんなに手荒く扱われても、自分は堀先輩にとって特別な存在だからと思い、慕っていました。

堀先輩が鹿島くんに告白してから、ファンの間でもますます「堀鹿」の恋の行方が話題となり、二人の関係が好き、面白いという感想が寄せられていました。「堀鹿」の今後や堀先輩のこれからの活躍に注目して、「月刊少女野崎くん」をお楽しみください。