【見える子ちゃん】みこはヤバイやつがなぜ見える？能力が覚醒したのはいつから？

• 作者：泉朝樹
• 出版社：KADOKAWA
• 掲載誌：ComicWalker（WebComicアパンダ）
• レーベル：MFコミックス
• 発刊期間：2018年11月2日～連載中（2022年8月現在）
• 巻数：7巻（2022年8月現在）

『見える子ちゃん』は泉朝樹先生がSNSアプリ・Twitterで連載を開始したホラーコメディ漫画作品。『見える子ちゃん』の第1話は18万を超えるいいねが付き、一躍話題の作品となりました。また同年11月からはコミックポータルサイト・ComicWalkerでの連載が開始されています。

その後ComicWalkerに「いま読みたい、すべてがある。」をキャッチフレーズにした新レーベル・WebComicアパンダが開設されると、新たにそちらでの連載を開始しました。2021年10月からはAT-Xなどの放送局でアニメも放映されています。

いつからか幽霊のような正体不明の化け物が見えるようになった女子高生・四谷みこ。みこは日常に潜む幽霊のような化け物たちに度々声をかけられますが、その全てを無視します。ある日みこは友人と共に捨て猫を拾うと、そこに1人の男が現れます。しかし男の肩には動物のような姿をした化け物がいくつも取り憑いており、みこは男が動物虐待をしているのではないかと疑います。

『見える子ちゃん』で幽霊のような化け物を見ることができる主人公・四谷みこ。こちらの項目では、そんな『見える子ちゃん』の主人公・みこが幽霊をなぜ見えるようになったのか、またいつから見えるようになったのかその理由を考察していきます。まず1つ目の考察は「幽霊のようなヤバいやつの正体」について。

『見える子ちゃん』に登場する化け物は一見すると幽霊のように見えますが、『見える子ちゃん』の物語の中ではその正体についての明言はされていません。しかし人のような形をしていることから、幽霊の一種であるのではないかと考えられます。その禍々しい見た目や執拗にみこに気付いて欲しそうにしている姿から、悪霊や地縛霊、または妖怪といった類のものであると言えるでしょう。

『見える子ちゃん』の主人公・みこが幽霊をなぜ見えるようになったのか、またいつから見えるようになったのかの理由考察2つ目は、「みこには普通の幽霊も見えている」という件について。みこは悪霊、もしくは妖怪のような"ヤバイやつら"を見ることができます。一方でみこには悪意のない普通の幽霊たちも見る力があります。

みこの父親は『見える子ちゃん』の物語が始まる以前に既に他界していますが、物語の中で幽霊の父親を目撃しています。その時の父親はヤバイやつたちとは違い、人間の時と同じ姿をしていました。このことから、みこが見ているヤバイやつたちは父親を始めとする普通の幽霊とはまた違った存在ということが分かります。

『見える子ちゃん』の主人公・みこが幽霊をなぜ見えるようになったのか、またいつから見えるようになったのかの理由考察3つ目は、「みこが幽霊を見えるようになったのはいつからなのか」についてです。『見える子ちゃん』の主人公・みこは毎話恐ろしい形相をした化け物たちと出会います。

しかし、元々は幽霊が見えない普通の少女でした。そんなみこがなぜ見えるようになったのかというと、理由となったきっかけは『考察④みこに幽霊が見える理由は父親の死？』でご紹介する父親の死ではないかと思われます。

『見える子ちゃん』の物語ではいつから化け物を見えるようになったのか、その時期については判明していませんが、化け物を見たときの反応描写を見るに、ごく最近見え始めるようになったということが分かるため、父親が死亡したここ1年の間ではないかと予想されます。

『見える子ちゃん』の主人公・みこが幽霊をなぜ見えるようになったのか、またいつから見えるようになったのかの理由考察4つ目は、「幽霊のようなものが見えるようになったきっかけ」について。『考察③みこはいつから幽霊が見える？』でもご紹介したように、みこは元々は幽霊の見えない普通の少女でした。しかし、ある日を境に突然化け物が見えるようになってしまいます。

そのきっかけとなったのは、1年前に他界した父親に会いたいという強い想いなのではないかと考えられます。みこは父親が死亡した当日、父親と喧嘩をしてしまいます。たわいもない事から父親と喧嘩をしてしまったみこ。そのまま帰らぬ人となった父親への想いが強まり、幽霊やその他の怪異を見ることができるようになってしまったのではないでしょうか？

『見える子ちゃん』の物語の中で、父親の幽霊は死亡し幽霊になったあともそのことを気に病んでいました。そんな父親の姿が見えている分、みこはさらに幽霊となった父親への想いが強まり、怪異を見る力が増していっているのではないかと考えられます。化け物をなぜ見えるのかは不明ですが、父親とのわだかまりが消えればみこの能力にも何かしらの変化が起こるのではないかと考えられます。

『見える子ちゃん』の主人公・みこが幽霊をなぜ見えるようになったのか、またいつから見えるようになったのかの理由考察5つ目は、「みこと父親が喧嘩した理由」についてです。『見える子ちゃん』の主人公・みこが化け物を見られるようになったきっかけの可能性が高い父親との喧嘩。

この時みこが父親と喧嘩をした理由というのは、父親がみこのとっておいたプリンを食べたというささいなことでした。数量限定でなかなか手に入らないプリンを父親が勝手に食べてしまったことで、みこは激怒します。本当ならすぐ仲直りができるようなそんな小さな喧嘩。しかし、父親がその直後に死亡してしまったことで、いつまでもみこの心に残る傷となってしまったのでした。

上記では『見える子ちゃん』の主人公・四谷みこが幽霊がなぜ見えるのかについて考察を交えてご紹介してきました。次にこちらの項目では『見える子ちゃん』に登場するメインキャラをご紹介していきます。まずは主人公の四谷みこ。ある日から突然化け物を見ることができるようになった少女で、化け物たちと目があっては無視をしつつも恐怖のあまり陰で泣いている普通の女子高生です。

泣いてしまうほど化け物たちを恐がっていますが、身の回りの人たちに化け物がちょっかいをかけると一生懸命追い払おうと努力する心優しい女の子です。父親は他界していますが、母と弟は健在で仲の良い家族です。ファンの間では苗字の由来は"四谷怪談"からとられているのではないかと予想されています。アニメでは雨宮天さんが声を担当しています。

『見える子ちゃん』に登場するメインキャラクター2人目は、みこの親友・百合川ハナ。みこの同級生で元気で明るい女の子です。本人は幽霊やオカルト系の話は大の苦手ですが、化け物を引き寄せてしまう体質の持ち主で、度々みこが守ろうとする姿が見られています。占い師のゴッドマザーによると"生命オーラ"が強力で、悪霊を寄せ付けない手助けとなっているようです。

しかし、生命オーラが多いためにエネルギーを消耗してしまいお腹が空きやすいという体質も持っています。日常生活では流行ものに敏感で、ラムダラビットというキャラクターにハマっています。アニメでは声優の本渡楓さんが声を演じています。

『見える子ちゃん』に登場するメインキャラクター3人目は、みこの同級生の二暮堂ユリア。みこの隣のクラスに在籍しており、ツンデレな一面を見せています。みこのことを強力な力を持つ霊能力者だと疑わず、みこの親友・ハナはその助手だと思い込んでいます。『見える子ちゃん』に登場する霊能力を持つキャラの1人で、その能力がきっかけで友人たちに気味悪がられみこたちと友人になるまでは便所飯の学校生活を送っていました。

霊感は幼い頃から持っており、生まれついての霊能力保持者です。しかしみこの持つ能力よりは弱く、害の無い霊のみを見る事ができるためみこのように恐がる素振りはありません。アニメでは佐倉綾音さんが声を演じられています。

『見える子ちゃん』に登場するメインキャラクター4人目は、みこたちの住む町の商店街で占い屋を営む老婆・ゴッドマザー。かつては"下町のゴッドマザー"と呼ばれていたこともありましたが、その実態はインチキの霊感商法のようなもの。しかし実際に幽霊を見る力は備わっており、ハナの持つ生命オーラのことを認識していました。

みこに取り憑いているモノに自身の力を込めた特製の数珠を破壊されたことによって、息子夫婦のいる田舎に帰ることを決めますが、その後みこの身に危機が迫っていると知った際には自らの能力を使ってみこを助けようと動きます。アニメでは声優の谷育子さんが声を演じています。

『見える子ちゃん』に登場するメインキャラクター5人目は、霊感商法で金稼ぎをする怪しい男・神童ロムです。神童ロムはネットサロンや動画配信サイトなどでファンを集め、怪しい石などを販売している人物。みこが初めて会った時にも石を渡され不審者だと思われてしまいましたが、その石には実際に悪い者を寄せ付けない力があり、後に神童ロムが本当の霊能力者であることが判明します。

Twitterから始まった漫画作品『見える子ちゃん』。始めは作者・泉朝樹先生のTwitterアカウントで公開される細々としたスタートとなりましたが、現在はアニメ化もされている人気作品です。そんな『見える子ちゃん』の人気の理由の1つはホラーとコメディが掛け合わされたストーリー。

本格的なホラーデザインの化け物たちが登場する一方、主人公の巫女がうまくその化け物たちをあしらう温度差が、見る人の恐怖と笑いを誘います。普通のホラー漫画であれは主人公が危機に陥るところですが、みこの機転によってうまくくぐり抜ける展開が評価されています。

『見える子ちゃん』では様々な化け物がみこの前に立ちはだかりますが、みこは恐がりながらもその都度化け物たちをやり過ごします。雨のバス停で眼前に化け物が現れた時にはメールの返信をするふりをして視線を逸らしたりと、豊富なバリエーションで化け物との接触を断つみこの機転が物語を面白くしています。

『見える子ちゃん』はストーリーも人気ですが、そのストーリーを作り上げている登場キャラクターも魅力の1つとなっています。みこを始めとする女子高生たちは年齢相応の元気な姿や初々しさを見せています。恐ろしい化け物たちが蔓延るストーリーの中で、そういった女子高生たちの何気ない日常の姿が描かれているのも癒しのワンシーンとして人気となっているようです。

日常のふとした瞬間に主人公のみこの隣に現れる『見える子ちゃん』の化け物たち。こちらのかたのツイートでは、現実の日常生活の中でそんな『見える子ちゃん』のような体験に遭遇したと恐怖体験を報告されています。

ホラー漫画でありながらも、コミカルなコメディ要素も描かれている『見える子ちゃん』。ファンの間では「面白い」と話題となっていますが、中には化け物たちの見た目が怖いという感想も多いようです。本格的なホラー描写もある作品なので、ホラー作品が苦手な人は閲覧の際に注意が必要なようです。

こちらのかたのツイートでは、『見える子ちゃん』のアニメが合わなかったと評価されています。原作漫画の『見える子ちゃん』は幅広い層が見られる作品として人気ですが、アニメ版ではセクシーシーンなども含まれており、苦手だと感じる人も少なくないようです。

以上、『見える子ちゃん』の主人公・四谷みこは幽霊のような化け物がなぜ見えるのかについてご紹介してきました。みこが化け物を見えるようになったきっかけについては物語の中で明確には描かれていませんが、喧嘩別れのまま死別した父親への想いが膨らみ、幽霊や化け物が見えるようになったのではないかと予想されます。

またいつから見えるようになったのかについても2022年8月現在では作中に描かれていませんが、みこの父親が死亡した1年の間に見えるようになったのではないかと考えられます。『見える子ちゃん』は現在コミックポータルサイト・ComicWalker内のWebComicアパンダにて読むことができるので、アニメの続きが気になる人はチェックしてみてください。