【アオアシ】中野淳之介の弱点はメンタル？セレクション不合格の経緯とその後は？

『アオアシ』では主人公・アシトが「東京シティ・エスペリオンFC」ユースチーム監督の福田達也にサッカーの実力を見出され、ユースのセレクションを受けることになっています。そして、そのセレクションでは中野淳之介という人物が参加していたのですが、残念ながら不合格となってしまいました。

では、なぜ不合格となってしまったのか？ここからは中野がセレクション不合格になった原因とは何かを解説しつつ、不合格になるまでの経緯やその後を紹介していきます。それではまず中野が登場する『アオアシ』の作品情報からご覧ください。

『アオアシ』とは、小林有吾によるサッカー漫画です。『ビックコミックスピリッツ』にて2015年6号から連載中の作品で、2022年5月時点で単行本28巻が刊行されています。2021年7月12日には、主人公である青井葦人の兄・青井瞬を描いたスピンオフ作品『アオアシ ブラザーフット』が連載されました。さらに、2022年4月9日からはNHK Eテレにてテレビアニメが放送されています。

ここでは当記事で紹介する中野淳之介の登場回である『アオアシ』の単行本5～8巻のあらすじを簡単に紹介します。エスペリオンユース一軍との全体練習では、アシトが朝利マーチス淳と黒田勘平との連携に理解を示せなかったことが原因で、チーム全体にギスギスした雰囲気が伝播していました。

その後アシトは栗林の首振りに注目し、その特訓を開始。そんな中、ユース2軍が東京都リーグで4連敗を喫してしまいます。一方、6戦全勝トップという好成績を収める東京武蔵野蹴球団ユースには、アシトが参加していたセレクションにおいて同じチームでプレーした中野淳之介が入っており…

『アオアシ』に登場する中野淳之介とは、東京エスペリオンユースのセレクションにて初登場した人物です。ポジションはDF(ディフェンダー)で、背番号は27です。アシトたちと共にエスペリオンユースのセレクションを受けており、その際に「正直これがラストチャンスだと思ってる。プロになるための」と語っていることから、その真剣さとサッカーに関しての思いが熱いことが窺えます。

『アオアシ』の中野淳之介とは、エスペリオンユースのセレクションにて初登場した人物であることが分かりました。一方、本作の主人公であるアシトもユースのセレクションに参加しており、最終試験にて昨年のセレクション合格者である阿久津がいるユースチーム2軍との試合をおこなっています。

中野はそのアシトと最低限の関わりを持っているようですが、残念ながらセレクション不合格となったため、それ以降は登場頻度が少なくなりアシトと関わることもなくなっています。そもそも、中野が不合格となったのには彼の弱点が主な原因となっていました。では、その弱点とは何か？ここからは中野の弱点とアシトとの関係を具体的に解説していきます。

中野淳之介は温厚な性格をしており、エスペリオンユースのセレクションに参加した際は積極的にアシトたちとコミュニケーションを取ろうとしているシーンが描かれていました。しかし、その一方で少しネガティブでメンタルが弱いところが弱点となっています。

実際にセレクションの1次審査が終了した時点で、「僕らがよかったの最初の数分だけだし…」と口にしており、その自信のなさが際立っていました。ただ、そのすぐ後に青井と金田について、それぞれ青井がロングパスを出した、金田がゴールを決めたという二人のプレーの良さを素直に称賛シーンも見受けられるため、自己研鑽に励む上で大切な謙虚かつ真っ直ぐな長所も持ち合わせているのが窺えます。

中野淳之介とアシトはエスペリオンユースのセレクションを受けた仲間です。中野は最終審査の試合序盤からエスペリオンのユースチームの圧倒的なテクニックを前に翻弄されてしまいます。しかし、その時にアシトが中野に声掛けをしたおかげで、中野は最後まで戦う姿勢を見せることになりました。一時的にチームを組んでいたに過ぎませんが、中野とアシトは良き関係を築いていたと言えるでしょう。

メンタルの弱さが原因でエスペリオンユースのセレクションに不合格となってしまった中野淳之介ですが、彼がどのようにしてセレクション不合格になったのか？その経緯が気になります。またネット上ではセレクション不合格後の中野について高く評価されているのですが、それはなぜなのでしょうか？ここからは中野のセレクション不合格の経緯とその後をネタバレするので要チェックです。

中野淳之介はアシトと共にセレクション第1次審査を突破しています。しかし中野のメンタルの弱さがあだとなり、最終審査で不合格になってしまいました。最終審査にて中野の対戦相手となったのは、東京シティエスペリオンのユースチームでした。そして中野は右CBとして試合に臨みます。中野のメンタルでは耐えられなかった出来事が起きたのは、序盤の試合中にベンチにいた福田監督の口から衝撃の一言が飛び出てきたことです。

その一言とは、「ユースチームは全員普段とは違うポジションでプレーしていた」というものでした。中野はこの言葉を受け、「あと一年で彼らのようになれって…？無理だ」「僕らには才能がない」と完全に戦意を喪失してしまいます。結局、最後まで諦めずに戦う意志を見せなかった中野は、最終審査で不合格になります。

エスペリオンユースのセレクションに不合格となった中野淳之介は、その後しばらくの間本編に登場することはありませんでした。しかし、アシトが三鷹駅にお好み焼きを食べに行った際に、偶然アシトと再会を果たす形で登場しています。

そこで明らかになったのは、中野が東京武蔵野蹴球団ユースにスカウトされていたということです。さらに、この時の中野は以前のような弱気な雰囲気を纏っておらず、エスペリオンとの試合に対して「今の僕らは本当に強い。負ける気がしない」と強気の発言をしていました。セレクションに不合格した時の中野とは明らかに違っており、東京武蔵野蹴球団ユースに入団後はメンタル面も含めて成長していることが分かります。

中野淳之介が所属している東京武蔵野蹴球団ユースは捨て身のハイプレスのスタイルを確立しており、このスタイルについてアシトは「個の劣る自分たちと向き合って、深く理解して手に入れたサッカー」と高く評価しています。この東京武蔵野蹴球団ユースのスタイルは才能の無さに苦しんだ中野にピッタリだと言えるのではないでしょうか？

実際に東京武蔵野蹴球団ユースVSエスペリオンの試合では、中野がスタメン出場を果たしています。一年生ながらに右SBとして出場していることから、いくら東京武蔵野蹴球団ユースのスタイルとピッタリと言えども、中野のポテンシャルの高さは間違いありません。

中野淳之介は普段から落ち着いている雰囲気を纏っていますが、セレクションの際にはプロになるためのラストチャンスだということでセレクションに全力で取り組むなど、やはりサッカーに関しての思いは熱いものがあります。では、そんな中野をアニメ版『アオアシ』にて演じた声優は誰なのでしょうか？ここからはアニメ『アオアシ』にて中野の声を演じた声優のプロフィールと主な出演作品や演じたキャラを紹介していきます。

• 名前：西山宏太朗（にしやまこうたろう）
• 愛称：たろり、こうちゃん、こっぴー
• 生年月日：1991年10月11日（30歳）
• 出身地：神奈川県横浜市
• 職業：声優、歌手
• 所属事務所：81プロデュース

アニメ『アオアシ』にて中野淳之介役を演じたのは、声優事務所「81プロデュース」所属の声優・西山宏太朗(にしやまこうたろう)さんです。声優の他に歌手としても活動しているさんは、2011年から声優活動をスタートさせ、その後2020年に歌手デビューを果たしています。声優としては2018年に『学園ベビーシッターズ』にてテレビアニメ初主演を飾り、同年、第12回声優アワードにて新人男優賞を受賞しました。

• 2014年～：もっふりモフ☆モフ(ブラモフ 役)
• 2015年～：ジュエルペット マジカルチェンジ(雲母朔太郎 役)
• 2015年～：探偵チームKZ事件ノート(上杉和典 役)
• 2015年～：美男高校地球防衛部LOVE!(鬼怒川熱史 役)
• 2016年～：キズナイーバー(日染芳春 役)
• 2016年～：91Days(フラテ 役)
• 2017年～：コンビニカレシ(美木圭一 役)
• 2017年～：TSUKIPRO THE ANIMATION(堀宮英知 役)

• 2018年～：学園ベビーシッターズ(鹿島竜一 役)
• 2018年～：メジャーセカンド(佐藤光/坂口光 役)
• 2018年～：ゾイドワイルド(ガーリック 役)
• 2018年～：ガイコツ書店員 本田さん(ケンドウ 役)
• 2019年～：B-PROJECT〜絶頂*エモーション〜(寺光唯月 役)
• 2019年～：ジモトがジャパン(安孫子時生 役)
• 2019年～：あんさんぶるスターズ!(深海奏汰 役)
• 2020年～：GETUP! GETLIVE! ＃げらげら(東沢楓 役)

ここまで『アオアシ』に登場する中野淳之介について、セレクション不合格になった原因である弱点とは何かを具体的にしつつ、同じくセレクションに参加していた主人公・アシトとの関係性やセレクション不合格の経緯とその後をネタバレし、さらにアニメ声優を紹介してきました。では、最後に中野に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

『アオアシ』に登場する中野淳之介の活躍に関する声があがっています。こちらでは中野について「心が折れた状態でナイスファイト！」と言われているのですが、これは中野がエスペリオンユースのセレクションに不合格になったものの、その状態で東京武蔵野蹴球団ユースのメンバーとして実力をつけていったことを言っているのでしょうか？

今後、中野は東京武蔵野蹴球団ユースの主要メンバーとして活躍する可能性が高いので、ぜひ彼の活躍に注目してみてださい。

『アオアシ』に登場する中野淳之介が所属する東京武蔵野蹴球団ユースと主人公・アシトが所属するエスペリオンユースとの対戦に関する声があがっています。こちらでは、FWからCBになってからアシトの視野が広がったため、その状態で始まる東京武蔵野蹴球団ユースとの対戦にてどのように活躍するのかと注目されているようです。

さらに、「金田と中野率いる東京武蔵野蹴球団ユース」と言われていることから、中野が主要メンバーとして認識されているのが窺えます。アシトと中野はエスペリオンユースのセレクションに参加した者同士なので、その要素も東京武蔵野蹴球団ユース戦が注目される理由となっているのかもしれません。

『アオアシ』に登場する中野淳之介と『メジャー』の小森に関する声があがっています。こちらでは『メジャー』の小森がもしサッカーをしていたら、『アオアシ』の中野みたいになっていなんだろうなと言われているのですが、これと同じような感想を抱いた方が何人かいらっしゃるようです。

他の感想では『メジャー』の小森と『アオアシ』の中野の顔画像が投稿されているため、おそらく顔が似ているという理由があるからなのでしょう。小森と中野を比較してみると確かに顔が似ているので、興味のある方は二人の顔を比較してみてはいかがでしょうか？

今回は『アオアシ』に登場する中野淳之介の弱点やセレクション不合格の経緯とその後を紹介してきました。『アオアシ』の中野淳之介とは、エスペリオンユースのセレクションにて初登場したものの、物事をネガティブな方向に考えてしまうという弱点によってセレクション不合格となってしまったキャラクターです。

どうやら、ネット上ではそんな特徴を持ちながらも、東京武蔵野蹴球団ユースに入団後、メンタル面も含めて成長していたという理由で、中野のキャラクター性に魅力を感じている方が多くいらっしゃいました。これを機に隠れファンも多い中野の活躍に注目してみてはいかがでしょうか？