タコピーの原罪はやばいしグロくて怖い？面白い・面白くない感想や評価まとめ

やばい・グロい・怖いと言われている理由を知る前に、まずは「タコピーの原罪」の基本情報を紹介していきます。タコピーの原罪は2021年12月から2022年3月まで「少年ジャンプ＋」で配信されていた漫画で、1日あたりの閲覧数が200万を超えて話題になっています。原作者の「タイザン5」は「ジャンプルーキー」の読切漫画で賞を受賞しており、タコピーの原罪は「日本漫画家協会賞」を受賞しています。

漫画「タコピーの原罪」の主人公は「タコピー」です。タコピーはハッピー星から地球に来た生命体で、地球で久世しずかという少女と出会っています。久世しずかは親に恵まれなかった事で辛い人生を送っており、学校では雲母坂まりなから酷い虐めを受けていました。そのため久世しずかは自ら命を絶っていますが、タコピーが特殊な道具で時間を巻き戻しています。

ここからは漫画「タコピーの原罪」がやばい・グロい・怖いと言われている理由を考察していきます。またキャラクターたちが置かれている辛い状況や、作中で描かれたトラウマシーンもネタバレしながらまとめていきます。タコピーの原罪は話題になった作品ですが、やばい・グロい・怖いという否定的な意見も挙がっているようです。

漫画「タコピーの原罪」のヒロインは久世しずかで、久世しずかは母親から育児放棄を受けています。また父親は家庭を捨てて東京に出ており、久世しずかが東京の自宅を訪れた時に他人のように接しています。そんな久世しずかの辛い人生が淡々と描かれているため、それが「タコピーの原罪は怖い」と言われている理由のようです。

漫画「タコピーの原罪」の雲母坂まりなはヒロインの1人で、学校で久世しずかに酷い虐めを行っています。そんな雲母坂まりなの父親は久世しずかの母親と不倫しており、不倫を知った雲母坂まりなの母親は精神が不安定になっています。そのため雲母坂まりなの家庭も育児放棄のような状況のため、ヒロインたちの人生が辛いと言われているようです。

漫画「タコピーの原罪」は「子供たちがクズな親の血を受け継いでいる」という怖さがあります。雲母坂まりなの家庭環境には同情する部分がありますが、自身のストレスを久世しずかにぶつけているため、雲母坂まりなも親のクズな部分を受け継いでいる事が分かります。そんな親を選べない辛い状況も「タコピーの原罪は怖い」と言われている理由のようです。

漫画「タコピーの原罪」の連載が始まった当初は「久世しずかが可哀想」という印象がありました。ですが久世しずかも「親譲りの狂気」を秘めており、雲母坂まりなを殺害した時には喜びを感じています。また久世しずかは母親と同じ「男性を翻弄する魔性」を持つため、普通の少女ではない事が分かります。そんなヒロインたちの怖さが「タコピーの原罪がやばい」と言われている理由のようです。

漫画「タコピーの原罪」の読者からは「タコピーの存在が意味不明」という声が挙がっているようです。タコピーはハッピー星から地球に来た生命体で、「ハッピーを広める」という目的を持っています。ですがタコピーの存在がキャラクターたちの人生を狂わせている部分があるため、タコピーの存在自体が怖いと言われているようです。

漫画「タコピーの原罪」は「久世しずかと雲母坂まりなが友人になる」という最終回を迎えています。2人はタコピーと出会った事でお互いを理解する事ができたため、「タコピーの犠牲が2人を友人関係にした」という意見も挙がっているようです。またタコピーは読者のヘイトを集める役になっていたという考察もなされているようです。

漫画「タコピーの原罪」の読者からは「久世しずかのキャラクター設定が意味不明」という声が挙がっているようです。登場当初の久世しずかは「虐めを受けている可哀想な少女」でしたが、物語途中に作中で一番の狂気を見せています。また二重人格のような怖さも見せているため、久世しずかの行動が意味不明で怖いと言われているようです。

前述したように、久世しずかはクズな親の血を受け継いでいるため、普通の幸せな家庭で育った場合には狂気を持たなかった可能性があります。そのため久世しずかは「家庭環境で子供の人格が形成される」というメッセージが詰まったキャラクターなのかもしれません。最終的には友人関係になった久世しずかと雲母坂まりなが笑顔を見せているため、2人は理解し合える存在が必要だったのかもしれません。

漫画「タコピーの原罪」では雲母坂まりなの父親が母親に怒りを見せるシーンが描かれていますが、この時に何故か「タッセルってなんだよ！」という意味不明な怒りを見せています。ここまではシリアスな展開が続いていたため、父親が急に意味不明な言葉を発した事に困惑した読者が多いようです。ちなみに「タッセル」は房飾りの事で、カーテンを止める道具として使用されています。

漫画「タコピーの原罪」の1話では「久世しずかが命を絶つ」というトラウマシーンが描かれています。家族や同級生から酷い仕打ちを受けている久世しずかは人生に絶望しており、命を絶つためにタコピーに道具を貸してほしいと頼んでいます。そしてタコピーは「久世しずかはハッピーになるために道具を使う」と思い込んでいたため、その道具で首を吊るという地獄のような描写がされています。

漫画「タコピーの原罪」の4話では「雲母坂まりなの死亡」というトラウマシーンが描かれています。タコピーは久世しずかを助けるために「ハッピーカメラ」を渡しましたが、雲母坂まりなの頭部にハッピーカメラが当たった事で死亡してしまいます。この時に久世しずかは焦る様子も無く、逆に嬉しそうな笑顔を見せていたため、久世しずかの狂気が見えたトラウマシーンになっています。

漫画「タコピーの原罪」の11話では「久世しずかがタコピーを殴る」というトラウマシーンが描かれています。久世しずかは父親に会うために東京に行きましたが、新しい家族を作っていた父親は久世しずかを拒絶しました。そのため酷く落ち込んだ久世しずかはタコピーにも裏切られたと感じ、石でタコピーを殴り付けています。

やばい・グロい・怖いと言われている理由やトラウマシーンを知った後は、漫画「タコピーの原罪」が面白いと言われている理由を紹介していきます。キャラクターが持つ魅力やストーリーのテンポ・伏線をネタバレしながらまとめていきます。タコピーの原罪は怖い・辛い描写が多いですが、シンプルにストーリーが面白いと言われているようです。

物語が始まった時点では雲母坂まりなが悪役の立ち位置でしたが、物語途中にタコピーは雲母坂まりなをハッピーにするために行動しています。また久世しずかと雲母坂まりなは似たような家庭環境で生きているため、2人の対比が面白いと言われているようです。

漫画「タコピーの原罪」は「見る角度で印象が変わる作品」です。タコピーにとって久世しずかは未来がある可愛い女の子ですが、父親はボロボロの娘の姿に嫌悪感を抱いていました。また久世しずかにとって雲母坂まりなは虐めっ子ですが、雲母坂まりなにとって久世しずかは「父親の不倫相手の娘」です。そんなキャラクターの視点の違いが面白いと言われているようです。

漫画「タコピーの原罪」は救いのない鬱展開が多い作品のため、単純に感情が揺さぶられる面白さがあります。最終的には久世しずかと雲母坂まりながお互いを理解し合う関係になっているため、最終回の2人の笑顔が読者にとって救いになっているようです。

漫画「タコピーの原罪」の久世しずか・雲母坂まりなは複数の顔を持つキャラクターのため、予測不可能な行動が面白いと言われているようです。特に圧倒的被害者だった久世しずかが加害者になっていく展開が面白いという意見が挙がっているようです。

漫画「タコピーの原罪」は16話という短期間で完結しているため、ストーリーのテンポが良くて無駄がないと言われています。長期間の連載になると中だるみが発生するため、タコピーの原罪はストーリーが短い事も面白さに繋がっているようです。

タコピーは1話で久世しずかと出会っていますが、この時すでに久世しずかの名前を知っていました。このような伏線が各所に散りばめられているため、タコピーの原罪は伏線が凄いと言われているようです。また物語終盤には衝撃の真実が明かされています。

漫画「タコピーの原罪」は難解な部分が多々あるため、「考察が面白い」という特徴があります。また「読者にその後のストーリーを考えさせる」という最終回を迎えているため、完璧な最終回を迎えていない事も人気がある理由のようです。

やばい・グロい・怖いと言われている理由や面白い魅力を知った後は、漫画「タコピーの原罪」が面白くないと言われている理由を考察していきます。漫画「タコピーの原罪」は見ていて辛いシーンが多いため、読者から面白い・面白くないという賛否両論の意見が挙がっているようです。

漫画「タコピーの原罪」は「キャラクターに共感できない事」が面白くないという意見に繋がっているようです。当初は育児放棄や虐めを受けている久世しずかに感情移入する事ができましたが、途中で久世しずかは豹変しているため、それが共感・感情移入できない理由のようです。またクズなキャラクターが多いため、それも面白くないという意見に繋がっているようです。

タコピーの原罪は単純にストーリーが面白くないという意見も挙がっているようです。タコピーの原罪の面白さは「先の読めないストーリー」ですが、難解な部分が多々あるため、ストーリーを上手く理解できないと言われているようです。また久世しずかと雲母坂まりなは友人関係になっていますが、クズな親から離れた訳ではないため、本当のハッピーエンドには到達していないという意見が挙がっているようです。

前述したように、漫画「タコピーの原罪」は怖い描写が多い作品のため、面白い・面白くないという賛否両論の意見が挙がっているようです。また「まともな人間性を持つキャラクター」がほとんど存在していないため、タコピーの原罪は胸糞悪くて面白くないと言われているようです。そのためタコピーの原罪は読者の好き嫌いが分かれる作品のようです。

やばい・グロい・怖いと言われている理由やキャラクターの辛い人生について知った後は、漫画「タコピーの原罪」に関する感想を一覧でまとめていきます。本記事で紹介したキャラクター・ストーリーに関する感想をまとめていきます。タコピーの原罪は賛否両論がある作品のため、読者から様々な感想が挙がっているようです。

大勢の読者から「タコピーの原罪は面白い」という感想が挙がっているようです。タコピーの原罪は怖い・辛い描写が多い作品ですが、時折笑えるシーンも描かれているため、シリアスとギャグのバランスが絶妙と言われているようです。また「タッセルのシーン」「タコピーが踏まれるシーン」が面白いという感想も挙がっているようです。

漫画「タコピーの原罪」は辛いシーンが多いけれど面白いという感想が挙がっているようです。また子供の虐待や育児放棄は現実世界でも起きている出来事のため、「タコピーの原罪は読むべき作品」という感想が挙がっているようです。前述したように、タコピーの原罪には面白い・面白くないという賛否両論の意見が挙がっていますが、読む事で現実世界の悲しい出来事を減らす事ができる作品かもしれません。

漫画「タコピーの原罪」は友人関係になった久世しずかと雲母坂まりなが笑顔を見せるシーンで完結しているため、読者から「2人のその後が気になる」という感想が挙がっているようです。またクズな親が更生した訳ではないため、親から離れて幸せになってほしいという感想も挙がっているようです。

本記事では漫画「タコピーの原罪」がやばい・グロい・怖いと言われている理由やキャラクターの辛い人生を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？タコピーの原罪は怖い・辛い描写が多い作品ですが、現実世界でも同じ出来事が起きているため、子供だけでなく大人も読むべき作品という意見が挙がっているようです。そんなタコピーの原罪を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧ください。