【タコピーの原罪】あらすじ・感想をネタバレ解説!衝撃の鬱展開や登場人物まとめ

漫画「タコピーの原罪」のあらすじをネタバレしながら解説!ハッピーを広める宇宙人・タコピーと久世しずかの物語が描かれているタコピーの原罪。そんなタコピーの原罪の作品概要・あらすじや、衝撃の鬱展開をネタバレしながらまとめていきます。またタコピーの原罪に登場したキャラクターの情報や、タイトルに使用されている原罪の意味を考察していきます。その他には、タコピーの原罪に関する読者の感想なども一覧でまとめていきます。

【タコピーの原罪】あらすじ・感想をネタバレ解説!衝撃の鬱展開や登場人物まとめのイメージ

目次

  1. タコピーの原罪とは?
  2. タコピーの原罪の漫画あらすじネタバレ解説
  3. タコピーの原罪の面白い魅力を紹介!衝撃の鬱展開とは?
  4. タコピーの原罪の登場人物一覧
  5. タコピーの原罪のタイトルの意味やキャラの状況を考察
  6. タコピーの原罪に関する感想や評価
  7. タコピーの原罪のあらすじネタバレまとめ

タコピーの原罪とは?

タコピーの原罪の概要

あらすじネタバレや鬱展開の情報を知る前に、まずは「タコピーの原罪」の基本情報を紹介していきます。タコピーの原罪は2021年から2022年まで「少年ジャンプ+」で連載されていた漫画です。約3ヶ月という短期間の連載でしたが、第1話の閲覧数は270万回を突破しており、コミックが発売された時には記念PVが公開されています。

タコピーの原罪の作者

漫画「タコピーの原罪」の原作者は「タイザン5」です。タイザン5は2020年から活動している漫画家で、「ジャンプルーキー!」で賞を受賞してデビューしています。ストーリーの勉強のために映画を沢山見ているようで、気に入っている映画には「トレインスポッティング」「2人のローマ教皇」を挙げています。過去には「キスしたい男」「ヒーローコンプレックス」という漫画も発表しています。

タコピーの原罪 少年ジャンプ+

タコピーの原罪の漫画あらすじネタバレ解説

ここからは漫画「タコピーの原罪」のあらすじをネタバレしながら解説していきます。漫画「タコピーの原罪」は可愛い絵柄の作品ですが、切なすぎる鬱展開が読者の間で話題になっているようです。キャラクターの行動や結末をネタバレしながらまとめていきます。

1話あらすじネタバレ

漫画「タコピーの原罪」のあらすじを解説していきます。小学生の久世しずかは学校で虐めを受けており、ある日の公園でハッピー星人のタコピーと出会います。タコピーは久世しずかをハッピーにするために様々な道具を出しましたが、愛犬を失った事で絶望した久世しずかは自ら命を絶ってしまいます。

2話あらすじネタバレ

タコピーは世界を元に戻す道具を使いました。また久世しずかを理解するために学校へ行く事を決め、そこで久世しずかは虐めに遭っている事を知ります。また虐めの主犯格である雲母坂まりなの家庭も崩壊している事が明らかになります。

3話あらすじネタバレ

タコピーは道具を使って世界を元に戻していましたが、愛犬の散歩中に「もうすぐ久世しずかが命を絶つ日」という事に気付きます。また雲母坂まりなは久世しずかから愛犬を奪うために罠を仕掛けており、雲母坂まりなの思惑通りに愛犬は保健所に連れていかれてしまいます。

4話あらすじネタバレ

雲母坂まりなの父親は久世しずかの母親と不倫しており、それが原因で雲母坂まりなの母親は精神が不安定になっていました。そのため雲母坂まりなは久世しずかから愛犬を奪いましたが、タコピーが振りかざしたカメラで雲母坂まりなは頭を強く打って死亡してしまいます。

5話あらすじネタバレ

雲母坂まりなを殺したタコピーと久世しずかはその場から離れようとしましたが、その姿を東直樹が目撃していました。東直樹は死体を放置して帰ろうとしている2人に困惑したため、「他人に罪を擦り付ける」「隠す」という提案をしています。

6話あらすじネタバレ

死体を隠すためにタコピーが雲母坂まりなに変身しました。自宅に帰ったタコピーは両親の喧嘩を目の当たりにしますが、沢山話している両親が仲良しと勘違いしています。

7話あらすじネタバレ

雲母坂まりなに変身していたタコピーは父親から「パパの所に来る?」と問われ、「東京にいる久世しずかの父親」と勘違いしたタコピーは「行く!」と答えてしまいます。そのため自分の味方だと思っていた娘に裏切られた母親が激怒しています。

8話あらすじネタバレ

隠していた雲母坂まりなの死体が見つかってしまいます。それを知った東直樹は酷く動揺しており、東直樹から「どんな事をしてでも助ける」と言われた久世しずかは悪びれもせずに「自首して」と答えています。

9話あらすじネタバレ

東直樹は優秀な小学生ですが、生まれながらに天才の兄に強い劣等感を抱いていました。また東直樹は母親と同じ「黒髪」「二重」を持つ久世しずかに惹かれていた事が分かっています。

10話あらすじネタバレ

兄から「なんでも聞く」と言われた東直樹は雲母坂まりなの事件について話しました。そのため東直樹は警察に相談に行きましたが、久世しずかはそれをまったく気にしておらず、タコピーに「夏休みだから東京に行こう!」と言っています。

11話あらすじネタバレ

久世しずかは東京にある父親の自宅に行きましたが、父親にはすでに別の家庭があり、自分の子供ではないような反応を受けてしまいます。そのため酷く落ち込んだ久世しずかは道具でタコピーを殴っています。

12話あらすじネタバレ

目を覚ましたタコピーは高校生になった雲母坂まりなと出会いました。そのため雲母坂まりなと行動を共にしていましたが、家庭環境はまったく変わっていなかったため、雲母坂まりなの彼氏候補探しをする事になります。

13話あらすじネタバレ

雲母坂まりなは高校で穏やかな生活を送っていましたが、そこに久世しずかが転校してきました。また雲母坂まりなは自分に向けられた凶器で母親を殺してしまいます。

14話あらすじネタバレ

雲母坂まりなは久世しずかに憎悪を抱いていましたが、2人共大切だと思っているタコピーは困惑してしまいます。そんなタコピーは東直樹と再会し、今までの出来事を全て東直樹に話しています。

15話あらすじネタバレ

タコピーは久世しずかと再会しました。この時にタコピーを足で踏みつけた久世しずかは「自分の恵まれない運命をどうすればよかったのか」と怒鳴り、タコピーは「1人にしてごめん」と言っています。そして久世しずかの笑顔を取り戻すためにタコピーは全てのハッピー力を使って最後のタイムリープを仕掛けています。

16話あらすじネタバレ

タコピーのいない世界でも久世しずかは雲母坂まりなの虐めを受けていましたが、ちょっとしたきっかけで2人は仲良くなりました。高校生になった2人は親の不倫を笑い話にできるほどの仲になっており、最後は笑顔を見せて物語の幕が降りています。

タコピーの原罪の面白い魅力を紹介!衝撃の鬱展開とは?

作品概要やあらすじネタバレを見た後は、漫画「タコピーの原罪」の面白い魅力を解説していきます。それぞれのキャラクターが抱えている闇や鬱展開の情報をまとめていきます。またタコピーの原罪が高い評価を受けている理由なども解説していきます。

面白い魅力①タコピーのキャラクターの良さ

タコピーの原罪の主人公・タコピーは語尾に「ピ」を付けて話しているため、ネット上ではタコピーの話し方を真似している読者が多いようです。また地球に来たばかりの頃のタコピーは人間の感情を理解できない部分があったため、地球で出会ったキャラクターから感情を学んでいきますが、そのほとんどが負の感情という恐ろしさがあります。

面白い魅力②登場人物の闇の深さ

タコピーの原罪は可愛い絵柄の作品ですが、キャラクターのほとんどが闇を抱えています。また子供たちがメインのストーリーが描かれていますが、「身勝手な親に振り回される子供たち」という闇深さがあります。そんな子供たちと出会ったタコピーも悪い影響を受けておかしくなっていきます。

面白い魅力③わかりやすい物語性

タコピーの原罪は斬新な設定と描写が話題になっていますが、ストーリーはとても分かりやすいです。世の中には凝った設定の作品がありますが、設定が分かりにくい事で面白さが伝わらない事も多いです。ですがタコピーの原罪はストーリーを単純にしている事で面白さが伝わりやすい作品になっているようです。

面白い魅力④鬱展開

漫画「タコピーの原罪」は鬱展開が多い作品です。特に1話のラストで描かれた「久世しずかが命を絶つシーン」に衝撃を受けた読者が多いようです。また間接的な加害者である雲母坂まりなも可哀想な人生を歩んでいるキャラクターのため、タコピーの原罪は「誰を憎んだらいいのか分からない」という気持ち悪さがあります。

タコピーの原罪の登場人物一覧

あらすじネタバレや面白い魅力を知った後は、漫画「タコピーの原罪」に登場したキャラクターを一覧で紹介していきます。漫画「タコピーの原罪」はキャラクターが少ない作品ですが、全てのキャラクターに魅力があると言われています。キャラクターのプロフィールや作中の行動を一覧でまとめていきます。

登場人物一覧①タコピー

タコピーはハッピー星出身の地球外生命体で、ハッピーを広めるために地球に到来しています。酷い虐めに遭っている久世しずかを助けようとしていましたが、自身が渡したリボンが久世しずかが命を絶つ道具になってしまいます。人間の感情や悪意を理解できない存在でしたが、最終的には幸せの意味を理解できるようになります。

登場人物一覧②久世しずか

久世しずかは本作ヒロインの1人で、小学校に通っている小学4年生です。父親は家庭を捨てて東京に出ており、水商売をしている母親は子供に感心がないため、久世しずかは貧困と虐めという酷い状況で生きています。1話で自ら命を絶っていますが、タコピーの道具で違う世界が始まっています。

登場人物一覧③雲母坂まりな

雲母坂まりなは本作ヒロインの1人で、久世しずかの同級生です。父親が久世しずかの母親と関係を持っており、それが原因で自身の母親がおかしくなったため、逆恨みしている久世しずかを学校で虐めています。物語途中にタコピーの道具で命を落としていますが、別の道具を使って別の世界が始まっています。

登場人物一覧④東直樹

東直樹は久世しずかの同級生で、医者の家庭に生まれた成績優秀な小学生です。母親の束縛や優秀な兄に対する劣等感にストレスを感じており、虐めを受けている久世しずかを気に掛けています。雲母坂まりなは東直樹に好意を抱いていますが、東直樹は久世しずかに好意を抱いています。

タコピーの原罪のタイトルの意味やキャラの状況を考察

切ない鬱展開やあらすじの解説を見た後は、漫画「タコピーの原罪」の「タイトルの意味」を考察していきます。また不幸を背負ったキャラクターたちの結末とその後を考察していきます。

考察①原罪の意味

アダムとイブは禁断の実を食べており、2人が犯した罪が人類に引き継がれたものが「原罪」と言われています。タコピーの原罪では「親が犯した罪を子供が背負う状況」になっているため、それがタイトルに原罪が使用されている理由と考察されています。そのためタコピーの原罪は「子供だけでなく大人も読むべき作品」なのかもしれません。

漫画「タコピーの原罪」ではタコピーが様々な道具を使用していますが、この道具には「ハッピー星人の目の届く所で使用する」というルールがあります。ですがタコピーは久世しずかにリボンを渡しており、久世しずかはタコピーがいない所でリボンを使用しているため、この描写がタコピーの原罪という考察がなされているようです。

考察②2016年のきみへの意味

漫画「タコピーの原罪」の1話では「2016年のきみへ」というサブタイトルが使用されています。1話の時点では意味が分からないサブタイトルでしたが、物語途中に「2022年から2016年にタイムリープした事」が判明しています。また最終話は「2016年のきみたちへ」というサブタイトルになっているため、キャラクターたちが手を取り合う事の伏線だったという考察がなされています。

考察③しずかちゃんの状況

久世しずかの母親は雲母坂まりなの父親と関係を持っているため、久世しずかを逆恨みしている雲母坂まりなは酷い虐めを行っています。また久世しずかの家庭は生活保護を受けるほどに困窮しているため、それも学校の虐めの原因になっています。久世しずかの母親は水商売をしているため、自分は給料で楽しい生活を送り、久世しずかは生活保護でギリギリ暮らしているという考察がなされています。

考察④まりなちゃんの事情

雲母坂まりなの父親は不倫をしており、それを知った母親は精神が不安定になっています。そのため雲母坂まりなが母親の世話をしており、家庭を滅茶苦茶にした久世家に憎悪を抱いています。物語ラストには雲母坂まりなと久世しずかが仲良くなっているため、単行本の表紙のリボンは「2人を繋いでいた」という考察がなされています。

タコピーの原罪に関する感想や評価

鬱展開やあらすじの解説を見た後は、漫画「タコピーの原罪」に関する感想を一覧でまとめていきます。漫画「タコピーの原罪」は「少年ジャンプ+」でトップクラスの人気を誇る作品のため、読者から様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介したキャラクターや鬱展開に関する感想などをまとめていきます。

感想まとめ:鬱展開が切ない

本記事で解説したように、漫画「タコピーの原罪」は鬱展開が多い作品です。そのため「タコピーの原罪は切ない」という感想が挙がっているようです。またタコピーがだんだんとおかしくなっていく事が怖いという感想も挙がっているようです。

感想まとめ:親が全ての元凶

漫画「タコピーの原罪」では学校の虐めが描かれていますが、全ての元凶は子供に責任を持たない親です。そのため不幸を背負わされた子供たちが可哀想という感想や、その後の世界では幸せになって欲しいという感想が挙がっているようです。

感想まとめ:アニメ化して欲しい!

タコピーの原罪は「少年ジャンプ+」でトップクラスの人気を誇っているため、読者から「アニメ化して欲しい」という感想が挙がっているようです。また「アニメ化して欲しいけれど、鬱展開が凄くて見る勇気がない」という感想も挙がっているようです。

タコピーの原罪のあらすじネタバレまとめ

本記事では漫画「タコピーの原罪」のあらすじネタバレや鬱展開を解説していきましたがいかがだったでしょうか?タコピーの原罪は鬱展開が目立っている作品ですが、虐めや虐待などの現実に起こっている問題と向き合う側面があるようです。そんなタコピーの原罪を見た事がない方も、本記事のあらすじ解説を参考にしながら是非ご覧下さい。

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