処刑少女の生きる道のネタバレあらすじと登場人物!原作は小説家になろう作品?

2022年4月にアニメ化された「処刑少女の生きる道(バージンロード)」は、異世界に人災をもたらすと言われる迷い人の処刑を担う少女と、日本から召喚された迷い人の少女の旅を描いたファンタジー作品です。本文では、「処刑少女の生きる道」から、アニメのあらすじネタバレや登場人物・キャラ、「承継少女の生きる道」の原作や漫画、作品に関する感想などを、あらすじネタバレ紹介します。

処刑少女の生きる道のネタバレあらすじと登場人物!原作は小説家になろう作品?のイメージ

目次

  1. 処刑少女の生きる道とは?
  2. 処刑少女の生きる道のアニメあらすじネタバレ
  3. 処刑少女の生きる道の登場人物・キャラ一覧
  4. 処刑少女の生きる道の原作は?アニメは何巻まで?
  5. 処刑少女の生きる道に関する感想や評価
  6. 処刑少女の生きる道のあらすじネタバレまとめ

処刑少女の生きる道とは?

「処刑少女の生きる道」のイメージ画像

「処刑少女の生きる道」は、シリアスな世界観と主人公が処刑人という異色の設定が話題を呼んだライトノベル作品で、2020年に漫画化、2022年4月にアニメ化されました。以下では、「処刑少女の生きる道(バージンロード)」から、アニメのあらすじネタバレ、登場人物・キャラ、原作や漫画の概要、作品に関する感想や評価などを、あらすじネタバレ紹介します。

処刑少女の生きる道の概要

佐藤真登先生のライトノベルを原作とするアニメ「処刑少女の生きる道(バージンロード)」は、2022年4月~6月にかけて、TOKYO MX他で放送された、異世界ファンタジー作品です。原作は、第11回GA文庫大賞を受賞した人気作で、2020年には漫画版が発表されました。

処刑少女の生きる道の主題歌

「処刑少女の生きる道」の主題歌・イメージ画像

処刑少女の生きる道のアニメのOP主題歌はMiliの「Paper Bouquet」、ED主題歌はChouCho作詞・作曲・歌による「灯火セレナード」です。

処刑少女の生きる道のアニメあらすじネタバレ

「処刑少女の生きる道」のあらすじネタバレ紹介・イメージ画像

以下では、漫画連載も行われている「処刑少女の生きる道」から、2022年4月~6月にかけて放送された、アニメ版のあらすじネタバレを紹介します。

1話あらすじネタバレ

魔導という概念が存在するこの世界では、日本から召喚された異邦人・迷い人が世界を滅ぼすという言い伝えがあり、災いから世界を守るべく、迷い人は処刑人によって殺される運命にありました。その日も、グリザリカ王城へ、日本人の少年・ムトウミツキが招喚されます。彼はこの世界では無能力と判定を下され、王城を追い出されてしまいます。

見知らぬ世界で途方に暮れる中、ミツキは神官の少女・メノウに助け出されます。教会へ連れ込まれたミツキは、この世界で危険な存在である純粋概念の持ち主であり、助け出されたのも束の間、メノウの手で処刑されてしまいます。その後、王城に忍び込んだメノウは、日本から召喚された少女・アカリと出会います。

2話あらすじネタバレ

アカリも、この世界に存在してはいけない危険人物であり、メノウはアカリを連れて王城から抜け出し、アカリの処刑に取り掛かります。しかし、アカリの時間を戻す能力により、アカリの傷はすぐさま癒えてしまい、アカリ本人も処刑されたことに気づいていませんでした。自身の手には負えないと判断したメノウは、アカリを処刑するべく、オーウェルの儀式をするためにガルムを目指します。

3話あらすじネタバレ

アカリには日本へ帰すと嘘をつき、ガルム行の列車に乗り込んだメノウでしたが、列車には国王の娘で、女騎士のアーシュナも乗り合わせており、王女を狙ったテロ事件が列車内で勃発します。国王が異邦人を召喚することを受け、国王は異端尋問にかけられており、テロリストたちがアーシュナを狙った理由は、王女を人質にとって取引を行うためでした。

メノウ・モモは、列車をテロリストから開放させて主犯格を捕まえるも、テロリストたちは原色ノ赤石を取り出し、仲間の犠牲を払って甲殻騎士を出現させます。戦闘により制御部を破壊された列車は暴走しはじめるも、アカリの導力によって列車を止めることに成功します。

4話あらすじネタバレ

危うく大事故になりそうだったものの、アカリの能力で窮地を脱したメノウ一行は、振替の電車に乗り込みます。そして、大聖堂の大聖教・オーウェルと対面したメノウは、儀式まで2日あることから、街で発生した若い女性の連続行方不明事件に関する調査を頼まれます。

5話あらすじネタバレ

メノウの依頼を受け、連続行方不明事件の調査に乗り出したモモは、旧王城に怪しい人影がいるとの情報を受け、旧王城の地下を調査中に隠し通路を発見し、再び王女・アーシュナと出くわします。その後、行動を共にした2人は、儀式のために作られたと思われる秘密の空間に到達し、ノブレス、騎士や王侯貴族による転移術式の実験場だと推測します。

実は、ノブレスやファウスト(聖職者)は、この地下通路を通じて王城と大聖堂を行き交いしており、その裏には黒幕がいると思われました。一方、地上ではアカリを日本に戻すための儀式が執り行われるも、メノウを利用することを目論んでいたオーウェルが本性を表し、戦いが勃発します。大聖堂の床が崩壊し、地下へ落ち逃げたメノウは、その先で赤い素材共に横たわる複数の遺体を目の当たりにします。

日本人が異世界に召喚される原因がオーウェルだと気づいた頃、オーウェルは大聖堂に防護結界を張り、アカリの純粋概念を用いて若返りを目論み、その実験台としてメノウを利用します。

6話あらすじネタバレ

大聖堂の地下にあった儀式場は、実は人格漂白の実験場であり、オーウェルは、人体実験と異世界人の移転という禁忌を犯しながらも、自らの若返りを求めてアカリとメノウをこの場所へ引き寄せました。大聖堂の地下に落ちたメノウは、オーウェンが呼び起こした魔動兵に襲われ、旧王城の地下で移転術式の空間を発見したモモ・アーシュナ一行も、空間の奥から出現した魔物との戦いに追われていました。

その時、アカリの純粋概念が働き、モモが暴走をはじめ大聖堂の結界ごと破壊してしまいます。それにより、メノウとアカリは合流を果たし、オーウェルを倒すことに成功します。この戦いを通じて、アカリは、メノウに処刑されなかった未来から回帰してきたことが判明し、メノウはアカリを確実に処刑するべく、聖地を目指して旅に出ます。

7話あらすじネタバレ

アカリの精神をのぞいたメノウは、彼女はメノウとの日々をやり直すべく、数ヶ月後の未来から回帰してきたこと、また、アカリの回帰理由は、メノウが死ぬことを回避するためだったことを知ります。一行は、港町リベールに到着、アーシュナを古代遺跡の危険地帯に閉じ込めてきたモモも、2人に先回りしてリベールに着きました。

モモによると、この町には第四身分のフォースを名乗るテロリスト集団が潜んでおり、盟主をフレアに拘束されたことから、その弟子・メノウにも危害が及ぶかもしれないと忠告します。また、パンデモニウムにアカリを閉じ込めておけば、彼女を処刑できるのではと提案されるも、ここに来るまでメノウは、アカリの処刑について考えておらず、アカリのことを処刑できずにいるのではと、自身を疑い始めます。

翌日、メノウはアカリを眠らせてゴムボードに乗せ、パンデモニウムを利用して彼女の処刑を試みるも、ここでもアカリの純粋概念が発現し、アカリは生きていました。一方、リベール島の城では、当主代理の娘・マロンが、この町を訪れているある人物について話し合っていました。

8話あらすじネタバレ

アカリを連れて町に戻ったメノウは、ガルム行の列車で出くわしたテロリスト集団に再び襲われるも、彼らを何とか倒し、今後の旅費を申請するべく教会に向かいます。教会から、町で出回っている魔薬の調査を依頼されたメノウは、魔薬の原材料は人間の肉体であるものの、町で行方不明者がいないことに目をつけ、モモに魔薬の流通経路について調べるように指示し、メノウも特別なルートで調べに入りました。

調査の結果、魔薬を広めたのは、あの方と通じるリーベル伯爵の当主代理の娘・マノンであり、自身に逆らうものを見せしめとして魔薬で殺害し、魔薬の生成には少女たちが利用され、アイアンメイデンで殺害されていました。一方、モモも、魔薬の流通の裏にはアーシュナが関与していたことを突き止め、まずは、マノンの身辺を調べるべく、彼女が主催する夜会へ紛れ込みます。

9話あらすじネタバレ

魔薬の生成に携わるフォースとの繋がりが示唆されるマノンの夜会には、各地の富裕層が出席していました。参加者の中にはアーシュナの姿もあり、ひょんなことからメノウとアーシュナは激しい戦いを繰り広げ、異変を察したアカリも、マノンとの対面を含め、初めて経験することの多さに違和感を覚え始めながらも、独自にマノンの調査に取り掛かります。

一方、モモは魔薬の生成拠点へ侵入し、生成導器のある場所へ向かいます。その先には、生成導器として使用された鉄の処女と魔薬、生成の材料とされた瀕死の少女の姿がありました。モモが少女を救い出そうとした瞬間、瞬間爆裂が発動し、爆風に飛ばれてしまいます。トゲの毒に冒されながらも、何とか拠点を脱出したモモは、メノウ宛てのメッセージを送ると力尽きました。

その後、モモを救助したメノウは、ここまでの調査結果を教会に報告し、フォースの拠点であるリベール城の封鎖を依頼します。一方、リベール城に閉じ込められたアカリは、純粋概念を発動させてフォースたちの時間を止め、マノンと対面します。

10話あらすじネタバレ

魔薬の生成にマノンが関与していることを受け、リベール島は封鎖され、メノウは明かりを救出するべく島へ向かいます。その頃、アカリと対峙するマノンは、彼女の純粋概念をパンデモニウムでの出来事で知ったこと、自分の母親は迷い人であったが、フォースに匿われた後、マノンの父親と結婚したこと、10年前にフレアに見つかり、目の前で処刑された過去を明かします。

その後、マノンは駆けつけたメノウによって拘束されるも、メノウが本当は人を殺したくないという本性を見透かすと自ら命を絶ち、マノンの肉体から新たな少女・パンデモニウムが出現します。死を迎えるたびに、古い肉体を引き裂いて新たな自分へ生まれかわるパンデモ二ウムは、自身の蘇りと引き換えに、リベールの町の人を生贄にしていました。

11話あらすじネタバレ

メノウとパンデモ二ウムの戦いが繰り広げられる頃、リベールの町では、100名ほどの人間がパンデモニウムの原罪魔法の生贄となっており、それぞれが魔薬を服用していたことが判明します。召喚した生物を食らうことでどんどん巨大化していくパンデモ二ウムにメノウ・アーシュナが苦戦を強いられる中、アカリはパンデモ二ウムの少女と対面し、日本でも思い出話をするように要求されます。

しかし、アカリはその要求を拒否し、メノウに殺される未来さえあれば、その他の記憶はいらないと言います。一方、パンデモ二ウムは、アカリの純粋概念・時間回帰によって封印された場所から出てこれたこと、町の元凶はアカリにあると指摘し、日本に帰る方法があることをほのめかします。

12話あらすじネタバレ

パンデモ二ウムは、この世界でいう四大ヒューマンエラーに数えられ、パンデモ二ウムを含めた迷い人たちは、異世界で厄災を起こしながら、日本へ帰る方法を探し求めていました。そして、パンデモ二ウムの戦いはメノウとの一騎打ちに突入し、教典と短剣を奪われたメノウは窮地に陥ります。絶対絶命のピンチかと思いきや、駆けつけたアカリの純粋概念によって救われ、パンデモ二ウムの封印にも成功しました。

消滅直前、パンデモ二ウムは、「塩の剣」を使えばアカリを処刑できると言い残し、それらを聞いたメノウは、アカリの処刑を決意します。一方、パンデモ二ウムの戦いを終え、意識を失ったアカリは、夜会の途中から気絶するまでの記憶を失っていたものの、メノウとアカリは聖地を目指す旅に出ました。

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処刑少女の生きる道の登場人物・キャラ一覧

「処刑少女の生きる道」の登場人物・キャラ紹介・イメージ画像

以下では、謎多き登場人物・キャラクターの知られざる過去にも注目が集まった、「処刑少女の生きる道」の登場人物・キャラ一覧を紹介します。

トキトウアカリ

「処刑少女の生きる道」の登場人物・キャラで、日本から異世界に召喚された迷い人です。純粋概念は、時を巻き戻す能力で、無意識に能力が発動されることから、アカリ自身は傷を癒す能力と認識しています。

メノウ

「処刑少女の生きる道」の主人公で、迷い人を殺害する処刑人です。過去に迷い人の純粋概念による人災で故郷を失い、自身も人格漂白された経緯があり、フレアに救われたことで処刑人の道を決意しました。処刑人でありながら、無実である迷い人を殺害することに罪悪感を持っています。

モモ

「処刑少女の生きる道」の登場人物・キャラで、メノウを慕う補佐役の少女です。かつて処刑人候補を育成する施設におり、そこから抜け出したいと思っていた矢先、他の候補者の開放を条件にメノウが処刑人となり、モモも処刑人の道を選びました。

ムトウミツキ

「処刑少女の生きる道」序盤の登場人物・キャラで、アカリと共に異世界に召喚された日本人の少年です。対象を消し去る純粋概念から王から無能と判断され、メノウの手で処刑されました。

アーシュナ・グリザリカ

「処刑少女の生きる道」の登場人物・キャラで、騎士の称号を持つグリザリカ王国の王女です。純粋概念を持つ日本人を召喚した国王の娘でありながら、アーシュナ自身はそれらに関与しておらず、迷い人の召喚に加担する黒幕の正体を追っています。

フレア

「処刑少女の生きる道」の登場人物・キャラで、メノウの育ての師である処刑人です。過去にマノン・リーベルの母親である迷い人を処刑しています。

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処刑少女の生きる道の原作は?アニメは何巻まで?

「処刑少女の生きる道」の原作紹介・イメージ画像

以下では、「小説家になろうよ」が原作ではとささやかれる、「処刑少女の生きる道」の原作や漫画の概要、アニメは原作何巻までかを紹介します。

処刑少女の生きる道の原作は小説家になろう作品?売上は?

異世界系のアニメの原作と言えば、「小説家になろうよ」が挙げられますが、今回紹介した「処刑少女の生きる道」の原作は、第11回GA文庫大賞に輝いたGA文庫の作品です。「処刑少女の生きる道」の原作小説は、2022年4月時点で計7巻が刊行され、累計発行部数は、2022年2月時点で30万部を突破しました。

処刑少女の生きる道の漫画もある?

「処刑少女の生きる道」は、三ツ谷亮漫画・ニリツキャラクター原案による漫画化も発表されており、2020年から「ヤングガンガン」で連載、漫画単行本は2022年6月時点で計4巻が刊行されています。

処刑少女の生きる道のアニメは原作何巻まで?

「処刑少女の生きる道」は、アニメのクールが判明していないものの、過去のライトノベル作品のアニメ化の傾向から、原作の3巻~4巻までの内容がアニメ化されたと推測されます。

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処刑少女の生きる道に関する感想や評価

「処刑少女の生きる道」に関する感想や評価・イメージ画像

以下では、シリアスな世界観や、異色の登場人物・キャラが魅力的な「処刑少女の生きる道」に関する感想や評価を紹介します。

感想1:アニメが面白い

異世界系の作風と言えば、見知らぬ世界に転生した主人公が、その世界での生活に馴染もうと奮闘する、明るい雰囲気が多い一方、今回紹介した「処刑少女の生きる道」は、主人公が処刑人という異色の設定が注目を集めました。メノウが処刑を下す迷い人の正体や、アカリの能力の謎など、考察ポイントのある奥深いストーリーが面白いとの感想が寄せられています。

感想2:何気なく観ていたら好みの作風だった

「処刑少女の生きる道(バージンロード)」は、異世界ものでありながら、シリアスな雰囲気も醸しており、タイトルの先入観から、何気なくアニメを観始めたという感想も見られました。一方で、自分好みの作風や、先の読めない展開、百合要素を彷彿させる登場人物・キャラのやり取りから、以外なところで自分の好きな作品を見つけられたことを喜ぶ声や、アニメが面白いとの感想が寄せられています。

感想3:怒涛の展開に圧倒された

「処刑少女の生きる道」は、迷い人の少女と、彼女の命を狙う処刑人の少女の旅を描いたストーリー展開であり、他の異世界ものにはないシリアスなやり取りが見どころです。「処刑少女の生きる道」は、ライトノベルが原作であるものの、アニメをきっかけに作品を知った方も多く、異世界系とは思えないストーリー展開が観る者を圧倒し、原作や漫画版も読んでみたいという感想も見られます。

感想4:ドキドキさせる展開が面白い

未来から異世界に回帰した迷い人・アカリと、彼女の処刑を決意する処刑人・メノウの旅路を描いた「処刑少女の生きる道」の原作小説は、2022年7月現在も続いており、何かしらの繋がりがあると推測されるアカリ・メノウの関係に注目が集まっています。また、「処刑少女の生きる道」と言えば、観る者の予想を上回る展開も魅力であり、ドキドキさせられる展開が面白いとの感想も見られます。

処刑少女の生きる道のあらすじネタバレまとめ

「処刑少女の生きる道」のあらすじネタバレまとめ・イメージ画像

「処刑少女の生きる道」のアニメのあらすじネタバレ、登場人物・キャラ一覧、原作や漫画の概要、作品に関する感想や評価を、あらすじネタバレ紹介しました。異世界ものと言えば、現実世界から転生した主人公の異世界での生活が面白い一方、「処刑少女の生きる道」では、迷い人として処刑の対象と見なされており、不思議な関係を築くアカリ・メノウの今後が注目されています。

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