【処刑少女の生きる道】アカリの正体は召喚された迷い人!能力や目的をネタバレ

当記事では『処刑少女の生きる道』に登場するトキトウ・アカリ(時任灯里)についてまとめていきます。ネット上ではアカリが謎過ぎるという声があがっているのですが、やはりアカリの目的や死亡してもループするという能力が分かりづらいことが謎だと思われる理由となっているのでしょう。そこで、今回は『処刑少女の生きる道』のアカリについて、正体や能力、目的をネタバレ考察していきます。

【処刑少女の生きる道】アカリの正体は召喚された迷い人!能力や目的をネタバレのイメージ

目次

  1. 処刑少女の生きる道のアカリとは?
  2. 処刑少女の生きる道のアカリの正体は召喚された迷い人!能力は?
  3. 処刑少女の生きる道のアカリの死亡・ループや目的をネタバレ考察
  4. 処刑少女の生きる道のアカリのアニメ声優
  5. 処刑少女の生きる道のアカリに関する感想や評価
  6. 処刑少女の生きる道のアカリまとめ

処刑少女の生きる道のアカリとは?

累計発行部数が30万部を突破した人気作『処刑少女の生きる道』。4月からアニメが放送されたことでますます人気に拍車をかけるようになった本作ですが、作中ではメインヒロイン兼影の主人公とも言えるトキトウ・アカリ(時任灯里)が登場しています。ここからは『処刑少女の生きる道』のアカリについて、正体や能力、そして目的をネタバレありで解説していきます。それではまず『処刑少女の生きる道』の作品情報からご覧ください。

処刑少女の生きる道の作品情報

処刑少女の生きる道の概要

  • 作品タイトル:処刑少女の生きる道(小説)
  • ジャンル:ファンタジー
  • 著者:佐藤真登
  • レーベル:GA文庫
  • 刊行既刊:2019年7月12日

『処刑少女の生きる道(しょけいしょうじょのバージンロード)』とは、ライトノベル作家・佐藤真登によるファンタジー小説です。GA文庫にて2019年7月12日より連載中の作品で、2022年4月時点で単行本7巻が刊行されています。また、2020年からはヤングガンガンにて漫画が連載され、その後2022年4月2日よりテレビアニメが全12話で放送されました。

処刑少女の生きる道のあらすじ

ここでは『処刑少女の生きる道』のあらすじを簡単にネタバレしていきます。本作の世界では日本という異世界からやってきた迷い人を人知れず殺害する処刑人という存在がいました。なぜなら、迷い人が持つ純粋概念という能力が、世界的な大災害を幾度ももたらしてきた歴史があるからです。処刑人として活動するメノウは、ある日迷い人の少女アカリと出会い…

アカリのプロフィール

  • 名前:時任灯里(ときとうあかり)
  • 年齢:16歳
  • 学校:西彫学園高校1年3組

日本からやってきた迷い人であるトキトウ・アカリ(時任灯里)は、グリザリカ王国の王によって召喚されています。自分を救ってくれた処刑人のメノウのことを信じて共に行動する能天気でお気楽な性格をしていました。一方、メノウは処刑人として策を巡らせて任務を解決していく、論理的な考え方をしていたために無感情でしたが、天真爛漫なアカリとの旅を通して明るく優しい少女になっていきます。

処刑少女の生きる道

処刑少女の生きる道のアカリの正体は召喚された迷い人!能力は?

『処刑少女の生きる道』のアカリは天真爛漫・能天気でお気楽な性格をしていますが、ネット上では能力や目的が不明確であるためか、謎のキャラクターだと認識されているようです。果たして『処刑少女の生きる道』のアカリの正体とは?ここからはアカリの正体はもちろん、能力についても解説していくのでぜひご覧ください。

アカリの正体は召喚された迷い人

『処刑少女の生きる道』に登場するアカリの正体は、魔導と呼ばれる概念と、魔具と呼ばれる道具を介して魔法のような力を行使できる世界に日本という異世界からやってきた異邦人・迷い人です。あらすじネタバレにて簡単に触れていましたが、そもそも迷い人が処刑人から殺害対象として命を狙われるのは、魔具を用いなくても魔法を使うことができる「純粋概念」と呼ばれる能力を宿しているからです。

そして、純粋概念を使用し過ぎると精神が崩壊してしまいます。それによって暴走状態に至り、世界的な大災害をもたらすにことになるのです。さらに、純粋概念自体は本人が死亡しても、肉体そのものに魔具の素材としての利用価値がありました。そこで、処刑人はアカリのような迷い人の暴走と他者による人為的な悪用を防ぐために迷い人を殺害しています。

アカリの能力は「時間を巻き戻す」純粋概念

アカリの正体が能力「純粋概念」を宿す迷い人であると分かったことを踏まえ、アカリがどのような純粋概念の能力を持つのかをネタバレしていきます。まず、迷い人の導力適正は高いため、アカリは危険に対処しようとすれば能力が成長するという特徴があることをおさえておきましょう。

そしてアカリの能力は「時間を巻き戻す(ループ)」純粋概念です。この能力の特徴は死亡後に発動するというもの。肉体に致死率の高い損傷を受けて死亡しても、ループすることでその損傷を一切なかったことにするため、アカリに死亡するという概念がありません。

他にも時を止める停止や物質や物体を劣化させたりする風化など時間に関することであれば何でもできる能力が備わっています。実際にアカリはループ能力によって未来から過去に戻って旅をやり直していました。

また、アカリの能力には特定の条件を満たすと記憶が戻るという特徴も備わっています。その条件というのが、アカリの身に何かが起きて純粋概念が行使された彼女が降臨するというものです。そのため、『処刑少女の生きる道』の作中でメノウと旅を共にしているアカリは異世界に初めて来たアカリではありません。何度もループを繰り返した彼女の記憶を封印した姿になります。

処刑少女の生きる道のアカリの死亡・ループや目的をネタバレ考察

『処刑少女の生きる道』のアカリはメノウと出会った当初は、肉体に損傷してもその後元に戻っていたことから治癒能力の純粋概念だと思われていました。しかし、のちに死亡時にループする純粋概念であることが判明しています。

ただ、アカリの正体である迷い人の特徴は使用を重ねるたびに成長するため、ループし過ぎると世界規模でのループを引き起こすと予想されます。では、実際にアカリの純粋概念は人災化したのか?ここからは、『処刑少女の生きる道』のアカリの死亡・ループや目的をネタバレ考察していきます。

考察①アカリの純粋概念は人災化した?

それではまず、『処刑少女の生きる道』の作中にてアカリの純粋概念が人災化したのかをネタバレしていきます。結論から言うと、アカリの純粋概念は塩の大地で人災化しています。そんなアカリを助けたのがメノウです。彼女はアカリを助けるために砕かれた「塩の剣」の刃先でアカリの胸を突き刺します。

その結果、塩化現象が始まりますが、時の防衛本能によって世界を止めていた停止が胸に集中して塩化現象を止めました。それによってアカリの人災化を防ぐことに成功しますが、あくまでも世界を止めていた停止が胸に集中しただけであったため、停止した状態でした。そのため、アカリとメノウはその後も動力接続で繋がりお互いを感じています。

考察②死亡してループするアカリの目的

アカリは『処刑少女の生きる道』の作中で何度も未来と過去をやり直しています。では、なぜアカリは過去をやり直すのか?ここからはその目的をネタバレしていきます。結論から言うと、アカリの目的はメノウに殺してもらうことです。

アカリはメノウと出会った当初、彼女になら殺されてもいいと考えていましたが、結局メノウがアカリを庇って死亡してしまいます。それは何度ループしても変わりませんでした。

ではメノウの目的は処刑人としてアカリを殺すことではないのかというとそうではなく、世界のためだと信じて迷い人を殺害することに苦悩しているからこそ、最後にアカリを庇って死亡してしまっているのです。一方、アカリは大好きなメノウに殺してもらうことを目的にループを繰り返しているのですが、結局メノウにとってはアカリを殺す旅、アカリにとってはメノウに殺される旅といった覚悟の旅路となってしまっています。

考察③アカリは日本に帰ることができる?

ここまで『処刑少女の生きる道』のヒロインであるアカリについて、主に正体や能力、目的をネタバレしてきましたが、そもそも彼女の正体は異邦人・迷い人であるため、アカリに日本に帰るという選択肢があるはずです。では、果たしてアカリは無事日本に戻れるのか?その疑問に関してはまだ『処刑少女の生きる道』の原作が続いているため分からないということになります。

考察④純粋概念の召喚目的

『処刑少女の生きる道』の世界の魔導は純粋概念から生まれており、純粋概念を操るものが人災化して魔導として存在しています。つまり、アカリを召喚したグリザリカ王国の王は、アカリ個人の力を求めていたのではなく、異邦人・迷い人の純粋概念の力を求めていたのです。そして召喚の際に迷い人の魂に純粋概念を付与することで、星からの概念を引きずり出してそれを魔導として操れるようにするのが目的でした。

処刑少女の生きる道のアカリのアニメ声優

アニメ『処刑少女の生きる道』に登場するアカリの声を演じた声優は、直近(2022年7月現在)でゲーム初主演とWebアニメの初主演を務めるなど、これからが期待される新人声優です。そこで、ここからはアニメ『処刑少女の生きる道』にてアカリの声を演じた声優のプロフィールと主な出演作品や演じたキャラなどを見ていきましょう。

佳原萌枝のプロフィール

  • 名前:佳原萌枝(かはらもえ)
  • 愛称:もえちゃん、もえもえ、かもちゃん
  • 生年月日:2000年12月18日(21歳)
  • 出身地:大阪府
  • 職業:声優
  • 所属事務所:ホーリーピーク

アニメ『処刑少女の生きる道』にてアカリ役を演じたのは、主に歌手や声優のマネージメントを行っている芸能事務所「ホーリーピーク」所属の声優・佳原萌枝(かはらもえ)さんです。佳原萌枝さんは2021年7月4日から9月26日(第一部)と2022年1月9日から4月3日(第二部)に放送されたテレビアニメ『現実主義勇者の王国再建記』のトモエ・イヌイ役にて初めて役名付きで出演しています。

声優業を意識し始めたのは、自身が好きだった小説のアニメ化を知った際に「キャラクターはどんな声なのか」が気になり、キャスト名を調べたことがきっかけとなっているようです。その後、高校卒業後に上京してゆーりんプロに所属しています。また、2022年4月にゆーりんプロを退所し、同年7月1日付けでホーリーピークへ移籍。声優業としての初仕事はブラウザゲームのキャラクターボイスです。

佳原萌枝の主な出演作品や演じたキャラ

  • 2020年~:シャドウバース(アリスファン 役)
  • 2021年~:幼なじみが絶対に負けないラブコメ(女子生徒 役)
  • 2021年~:現実主義勇者の王国再建記(トモエ・イヌイ 役)
  • 2021年~:死神坊ちゃんと黒メイド(ベト 役)
  • 2021年~:無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜(獣族の子供、子供B 役)
  • 2022年~:舞妓さんちのまかないさん(舞妓 役)
  • 2022年~:失格紋の最強賢者(リーリア 役)
  • 2022年~:くノ一ツバキの胸の内(ハス 役)

処刑少女の生きる道のアカリに関する感想や評価

ここまで『処刑少女の生きる道』に登場するアカリについて、正体や能力、死亡・ループや目的をネタバレ考察し、最後にアニメ声優を紹介してきました。では、『処刑少女の生きる道』のアカリに関して、ネット上でどのような声があがっているのでしょうか?ここでは『処刑少女の生きる道』のアカリに関して寄せられたネット上の感想や評価を紹介するのでぜひ最後までご覧ください。

『処刑少女の生きる道』に登場するアカリとメノウに関する声があがっています。どうやら、この方はアカリとメノウの歪な関係性を高く評価しているようです。感想では「メノウから出る自己嫌悪も包め込むように生きる道を見出してくれるアカリ」と言われているのではすが、これはアカリの包容力に魅力を感じているということでしょうか?これを機にアカリのメノウに対する接し方に注目してみると良いでしょう。

『処刑少女の生きる道』に登場するアカリの純粋概念とメノウとの関係性に関する声があがっています。どうやら、この方はアカリのメノウとの関係性や純粋概念を高く評価しているようです。感想では「想う相手のために時を巻き戻すというのは良い」と言われているので、アカリがどういった気持ちでメノウのために純粋概念を使ったのかに注目してみると良いかもしれません。

『処刑少女の生きる道』に登場するアカリのミステリアス性に関する声があがっています。こちらでは「アカリが謎すぎて一番怖い」と言われているのですが、なぜ謎に感じているのかが気になるところです。やはり、アカリが何を目的にしているのかが分かりづらいからでしょうか?また、『処刑少女の生きる道』のアニメ2期が放送されそうな予感がするとのことなので、アニメ2期の放送時はアカリの謎に迫ってみると良いでしょう。

処刑少女の生きる道のアカリまとめ

『処刑少女の生きる道』に登場するアカリの正体や能力、死亡・ループ、目的をネタバレ考察してきましたがいかがでしたか?『処刑少女の生きる道』に登場するアカリの正体は、純粋概念と呼ばれる能力を宿しているという性質を持った迷い人です。そして日本からやってきているため、もともとは西彫学園高校1年3組に所属する女子高生でした。

そんなアカリの能力は「時間を巻き戻す」純粋概念であり、時を止める停止や物質や物体を劣化させたりする風化など時間に関することであれば何でもできる能力が備わっています。ネット上では「アカリが謎」と言われているのですが、やはりアカリの純粋概念と目的が分かりづらいことが謎を生み出しているのでしょう。これを機に『処刑少女の生きる道』に登場するアカリの動向や活躍に注目してみてください。

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