【彼女、お借りします】イライラする・気持ち悪いと言われる理由は？展開が遅い？

『彼女、お借りします』は、『かのかり』の略称で親しまれている宮島礼吏さんによる漫画作品で、2017年から「週刊少年マガジン」で連載中です。『かのかり』は、2021年12月時点でシリーズ累計発行部数が1000万部を突破し、2020年7月から第1期がテレビアニメ放送され話題となりました。また、2022年7月からアニメ第2期の放送が開始され、実写ドラマ化もされました。

主人公の木ノ下和也は初めてできた彼女に1か月でフラれたショックから「レンタル彼女」というサービスを利用し、水原千鶴と出会います。和也は家族や友人に千鶴を彼女だと紹介し、いつまでも千鶴がレンタル彼女であることを打ち明けることができません。最初は元カノである七海麻美とヨリを戻すことを願っていた和也でしたが、だんだん千鶴を意識するようになり、2人の距離は少しずつ縮まっていきます。

ここまで『彼女、お借りします』の概要とあらすじをまとめていきました。ここからは『彼女、お借りします』が、引き伸ばしすぎでストーリー展開が遅いことや主人公の性格がきつい・気持ち悪いと言われ、イライラすると批判される理由について紹介していきます。

『彼女、お借りします』がイライラすると批判される理由の1つ目が主人公や登場人物の行動です。主人公の和也は千鶴のことが好きで、一生懸命になることが多いものの、自分に好意を持っている女の子に対して優柔不断な態度をとることがあるため、イライラするという批判の声があります。また和也は作中において何度も土下座をする場面があります。ちょっとしたことでもすぐに土下座をすることから、批判されているようです。

そして、元カノである麻美に対してイライラすると批判する声もあります。和也を1か月でふって別れたにもかかわらず、和也に対していつまでも執着しているのです。その理由は、自分がふった和也がすぐに千鶴という彼女を作ったことで、プライドを傷つけられたからなのです。麻美は表裏が激しく性格が悪いことから、読者や視聴者の中には、嫌いだという人が多くいるようです。

『彼女、お借りします』がイライラすると批判される理由の2つ目が引き伸ばしすぎでストーリー展開が遅いことです。『彼女、お借りします』の物語は、同じようなことを繰り返しているように見え、ストーリー展開が遅いことに対して、イライラするという批判の声があったようです。また、和也と千鶴の関係がなかなか進展しないことも、ストーリーを引き伸ばしすぎで展開が遅いと批判される理由の1つになったようです。

『彼女、お借りします』がイライラすると批判される理由の3つ目がおばあちゃんが孫の恋愛に口出ししすぎているということです。和也はおばあちゃんである木ノ下和が倒れ、病院を訪れた際に、レンタル彼女である千鶴のことを彼女だと嘘をついて紹介してしまいます。

和の夢は、自分が死ぬまでに和也にいい人ができることであるため、和也が千鶴を連れてきたときには、うれし泣きしていました。和は両親以上に和也のことを気にかけているのです。そのため、温泉旅行へ行った際には、和也と千鶴を同じ部屋に泊めようと企んだり、和也を思うあまり、孫の恋愛に対してかなり口出ししてしまっているのです。

『彼女、お借りします』がイライラすると批判される理由の4つ目がヒロイン扱いされる元カノが嫌いだからです。和也の元カノである麻美は、男を翻弄する小悪魔女子です。麻美は人当たりの良い人間を装っていますが、本当は腹黒い性格をしています。作中において、和也と付き合っていた頃の話しをし、千鶴を牽制するという場面もあり、ヒロイン扱いされているような麻美のことが嫌いだという声が多くありました。

また、和也と千鶴が付き合っているということが嘘であることを知った麻美は、千鶴を苦しめました。そして2人の関係を話さないと約束したにもかかわらず、和也の家族や友達にに2人の関係をバラしてしまったのです。

『彼女、お借りします』がイライラすると批判される理由の5つ目が主人公の性格がきつい・気持ち悪いからです。主人公の和也はレンタル彼女である千鶴のことを本当の彼女だと家族や友達に嘘をつき紹介しました。和也はレンタル彼女を利用していることを知られたくないために、嘘を重ねていくのです。このような主人公・和也の見栄を張って嘘をつく性格に対して、きつい・気持ち悪いという批判の声があります。

また初めてレンタル彼女を利用して千鶴とデートをした和也は、彼女のサービスを勘違いして、自分のことが好きなのではないかと思うのです。そして、他の客にも千鶴が同じサービスを行っていることを知ると、彼女のレビューに最低評価をつけました。さらに、千鶴のことを再度レンタルした時には、自分のことを棚に上げて彼女に説教をしたのです。これらのことから、和也の性格がきつい・気持ち悪いと言われているようです。

『彼女、お借りします』の完結は何巻になるのかについては、様々な角度から考察されています。『彼女、お借りします』は2022年7月15日に27巻が発売されます。27巻には229話から236話までが収録されていることから、最終巻が30巻となった場合、270話くらいで完結し、300話くらいで完結した場合は33巻くらいまで続くと考えられるのです。

『彼女、お借りします』は、2022年7月にはアニメの2期と実写ドラマの放送が始まり、さらに人気が高まっていることから、漫画の連載が今後も長く続く可能性があります。また、『彼女、お借りします』の最終回がどのような展開になるのかによって、完結するのが何巻になるのかも変わってくると考えられます。

『彼女、お借りします』の最終回がどのような展開になるのかについては、和也と千鶴が結婚するのではないかと考えられています。和也が正式に告白して付き合い、ハワイアンズ編で登場した教会で結婚式を挙げるのではないかと予想する声もあります。

和也が千鶴にふられ、失恋して終わるという可能性もありますが、和也の家の「和酒店」や千鶴の女優業についても時折ふれられていることから、2人の将来に対して前向きな予想をすることができます。2人のその後のエピソードとして、幸せな家庭を築いていく過程が描かれる可能性も考えられます。

『彼女、お借りします』に関する感想や評価に主人公が単純に気持ち悪いという感想が寄せられています。『彼女、お借りします』の作品は面白いが、主人公の和也に対して、きつい・気持ち悪いという感想が多く寄せられています。

『彼女、お借りします』に関する感想や評価に元カノの分際で妨害しすぎている七海麻美が嫌いだという感想が寄せられています。『彼女、お借りします』の麻美のことをかわいいと評価するコメントもありますが、麻美みたいなキャラは嫌いだという読者や視聴者が多くいるようです。

『彼女、お借りします』に関する感想や評価に漫画としては面白いので読み続けたいが、ストーリーとしては山場なので、引き伸ばさず進んでほしいという感想が寄せられています。その他にも『彼女、お借りします』の展開が遅いというコメントが多く寄せられています。

いかがでしたか？『彼女、お借りします』がイライラすると批判される理由について詳しくまとめ、主人公の和也の性格がきつい・気持ち悪いと言われる理由について紹介しました。また『彼女、お借りします』の完結がいつになり、最終回はどうなるのかについて考察しました。アニメ2期の放送開始と実写ドラマ化でますます人気の『彼女、お借りします』を一度ご覧になってみてはいかがでしょうか？