【BLEACH】大前田希ノ進は希千代の父！強さ・能力や登場シーンは？

「BLEACH（ブリーチ）」大前田希ノ進の父親で知られる大前田希ノ進は、約110年前に活躍していた死神であり、引退後は不動産業で成功を収めた異色のキャラです。以下では、「BLEACH（ブリーチ）」から謎多きキャラクター・大前田希ノ進のプロフィールや家族構成、番外小説版で描かれた大前田希ノ進の強さや能力、登場シーンなどを、あらすじネタバレ紹介します。

久保帯人先生の漫画「BLEACH（ブリーチ）」は、2001年～2016年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載された人気作品で、単行本・全74巻で構成されています。現在も連載が継続されている「ワンピース」や、ヤングジャンプで続編が開始された「NARUTO」と並び、2000年代のジャンプを代表する作品として人気を集め、国内累計発行部数は、2018年2月時点で9000万部を突破しました。

2021年に連載20周年を迎えた「BLEACH（ブリーチ）」は、2022年10月に新作のテレビアニメの放送が予定され、漫画原作の最終章にあたる「千年血戦篇」のアニメ化や、10年ぶりとなるアニメ放送に期待が高まっています。

霊感が強い高校生・黒崎一護は、ひょんなことから死神の朽木ルキアと出会い、悪霊退治での危機的状況を受け、ルキアから力を分け与えられ、死神となります。ルキアの予想を上回る力を手に入れた一護は、ルキアの回復を待つことや、家族を悪霊から救ってくれた恩に報いるため、ルキアの死神代行を引き受けることになり、やがて死神の世界での戦いに巻き込まれていきます。

大前田希ノ進は、本編の約110年前の元護廷十三隊・二番隊副隊長であり、警邏隊の隊長を務めていた人物です。公式プロフィールによると、誕生日は5月5日、身長・体重は210cm/151kgであり、リーゼントヘアが特徴です。

大前田希ノ進は外伝小説「Spirits Are Forever With You」に登場しており、二番隊副隊長に相応しい実力者であることや、鬼道に優れていること、かつての部下であった砕蜂からは、立場が逆転した現在でも敬意を持たれているなど、人柄の良さも垣間見えます。

大前田希ノ進は、「BLEACH（ブリーチ）」の護廷十三隊・二番隊副隊長の大前田希千代の父親であることが判明し、彼のプロフィールや外見も希千代と似ていることが特徴に挙げられます。また、子供たち名前には、「希」の字を入れており、美人でかわいい末娘・希代以外の子供たちは、希ノ進にそっくりと評されています。

「BLEACH（ブリーチ）」のおまけコーナー等から、ギャグキャラとも呼べる大前田希ノ進ですが、番外小説版では、鬼道を得意とする強さや難易度の高い技を難なく繰り出すなど、死神としての能力の高さを見せつけています。以下では、「BLEACH（ブリーチ）」の大前田希ノ進の強さ・能力や登場シーンをネタバレ考察しました。

すでに死神を引退し、斬魄刀も返納したため、大前田希ノ進の斬魄刀の詳細は不明とされるも、鬼道に優れていたことから、斬魄刀は鬼道系のものを使用していたと考えられます。また、希ノ進の能力に関しても、元副隊長という経歴から始解が出来ること、綾瀬川弓親の瑠璃色孔雀や雛森桃の飛梅などの能力に近いと考察できます。

BLEACH（ブリーチ）での登場回数の少なさから、大前田希ノ進の強さは不明とされるも、護廷十三隊・二番隊副隊長という経歴や、外伝小説で判明した鬼道の能力の高さ・隠密行動など、死神としてはかなり強い部類に入るでしょう。

「BLEACH（ブリーチ）」の本編ではすでに護廷十三隊を引退しているため、希ノ進の強さはまだ不明な点が多いものの、現二番隊副隊長・大前田希千代の父親であることから、希ノ進の霊圧は息子と同等、またはそれらを上回っていたと考えられるでしょう。

BLEACH（ブリーチ）の外伝小説で描かれた八十番台の鬼道の詠唱破棄と、六回分の能力を重ねがきする疑似重唱は、並みの死神では発揮することが難しい高度な能力と評されており、この技を難なくこなせた希ノ進は、かなりの実力者だったと推測されます。登場回数が少ないため、大前田希ノ進の強さは推測の域を出ませんが、難易度の高い能力を繰り出せることから、隊長クラスに匹敵する攻撃力を持っていたでしょう。

護廷十三隊・二番隊副隊長としての活躍や、外伝小説にて縛道を繰り出していた様子から、大前田希ノ進は、頭脳戦にも優れていたと考察されます。

息子と瓜二つのキャラデザの大前田希ノ進は、恵まれた体格を駆使したタフネスさだけでなく、精神面での強さも息子・希千代を上回るでしょう。

体格の良さから動きが鈍そうなイメージもなくもない大前田希ノ進ですが、隠密機動隊・副隊長としても活躍していた経歴があり、そこから俊敏な動きにも優れていたと推測されます。また、息子の希千代は、隠密機動であれば動きが鈍いわけがないと発しており、隠密機動隊の隊員は、速力が高くなければつとまらず、副隊長の希ノ進も、機動隊の中ではトップクラスの速力の持ち主だったと考えられるでしょう。

大前田希ノ進は、外伝小説版では元二番隊副隊長としての実力の高さを見せつけた一方、ブリーチ本編では、おまけコーナーなどの断片的な登場となっており、劇中での出番がかなり少ないです。以下では、大前田希ノ進の数少ない登場シーンを紹介します。

番外小説では、大前田希ノ進の知られざる実力が描かれ、死神の中で高度と言われる縛道の八十一・断空の詠唱破棄と、その能力を6回分発揮したようにする疑似重唱と合わせた離れ業を繰り出しています。難易度の高い鬼道を連続して使うことは至難の技であり、本編では鬼道衆のトップであるハッチや、ブリーチ最強と謳われる浦原喜助と並ぶ、実力者だったことも想像できるでしょう。

番外小説にて死神としての実力の高さを垣間見せた大前田希ノ進でしたが、BLEACH（ブリーチ）の漫画の番外編や、アニメのおまけコーナーでは、以外な一面を見せています。その1つが、大前田希千代の家族構成を紹介するコーナーにて紹介された、末妹・希代以外の家族のキャラデザがそっくりという驚愕の事実であり、ギャグネタを思わせるような面白い展開で、観る者の笑いを誘いました。

アニメではおまけコーナーにて登場した大前田希ノ進ですが、彼の声は、息子・大前田希千代を演じる樫井笙人さんが演じました。以下では、大前田希ノ進・希千代親子のアニメ声優・樫井笙人さんのプロフィールや出演作品を紹介します。

大前田希ノ進の声優・樫井笙人さんは、1968年生まれ、神奈川県出身の声優で、1990年代から活動を行っています。バスからテノールという幅広い声域を生かし、アニメから海外作品の吹き替えなど、数多くの作品に出演するバイプレイヤーです。

声優・樫井笙人さんの主な出演作品は、近年はアニメ「タイムボカン」菅原道真役や、「転生したらスライムだった件」カイドウ役、「ありふれた職業で世界最強」イシュタル・ランゴバルド役、「アオアシ」双海浜監督役を演じています。また、10年ぶりとなるアニメ放送に期待が高まる「BLEACH 千年血戦篇」にて、鳳橋楼十郎役に起用されました。

以下では、番外小説版での登場キャラとして広く知られる、BLEACH（ブリーチ）の大前田希ノ進に関する感想や評価を紹介します。

BLEACH（ブリーチ）の大前田希ノ進と言えば、大前田希千代の父親であり、外伝小説で驚異的な能力・強さを見せつけたことで、読者に広く知られています。一方、アニメ版では本編ではなく、おまけコーナーでの登場が多く、アニメ版では大前田家に関するギャグネタとして注目されていました。

BLEACH（ブリーチ）本編では、ギャグのイメージが強い大前田希ノ進ですが、シリーズ屈指の鬼道系の遣い手であり、かつ番外小説での登場シーンから、全死神の中でトップクラスの実力の持ち主とも呼べるでしょう。一方、小説版を読んだファンからは、大前田希ノ進の強さや能力はかなり盛られているとの指摘も見られ、希ノ進の強さについて、様々な意見が飛び交っています。

BLEACH（ブリーチ）の大前田希ノ進・希千代は、劇中では珍しい親子キャラであり、顔から体格まであらゆる面において瓜二つであるものの、死神の能力としては父・希ノ進の方が上と推測されています。また、SNS上では、大前田親子の誕生日を祝福するメッセージも投稿され、本編での登場シーンが多い大前田希千代の父親としてファンに認知されています。

「BLEACH（ブリーチ）」の大前田希ノ進のプロフィールや能力・強さ、番外小説での登場シーンなどを、あらすじネタバレを交えながら紹介しました。ブリーチ本編では、大前田希千代の父親として、ギャグ要素の強いキャラとして描かれた希ノ進でしたが、番外小説版では彼の知られざる経歴や、鬼道の遣い手としての実力の高さなど、知る人ぞ知る最強死神としても注目されています。