2022年06月25日公開
2022年06月25日更新
【平家物語】アニメの平重盛が持つ亡者が見える目とは?びわとの関係や声優も紹介
アニメ「平家物語」に登場する平重盛について紹介します。アニメ「平家物語」の平重盛のキャラと史実での人物像を紹介すると共に、アニメでの平重盛が持つ亡者が見える能力について見ていきます。また、アニメ「平家物語」の主人公・びわには未来が見える能力があり、同じように特殊な能力を持つ平重盛とびわとの関係についても見ていきます。さらに、アニメ「平家物語」で平重盛を担当している声優・櫻井孝宏についても紹介します。
アニメの平重盛とは?史実も紹介
めちゃくちゃにかっこよく人格者な平重盛で声は櫻井孝宏という贅沢を味わえるのでぜひ平家物語見てくれ
— ぬ (@phan_tom_tom) May 21, 2022
びわとの同志としての関係性も良い pic.twitter.com/3rAqUM48De
2022年1月から3月にかけて放送されたアニメ「平家物語」に登場する平重盛について紹介します。平重盛は平安時代に実在した平清盛の長男ですが、ここではアニメで描かれた平重盛のキャラ、能力、父・清盛との関係や史実での平重盛について見ていきます。また、アニメ「平家物語」の主人公・びわと重盛との関係についても見ていきます。さらに、アニメ「平家物語」で平重盛の声優を務めた櫻井孝宏についても紹介します。
平家物語のアニメの作品情報
#平家物語 4話
— ゆうぐれ (@yuugurenozitenn) February 4, 2022
平家物語がどうしても気になる
一度見たアニメを見直す事は、そうそうない
びわの涙は
忘れたくなくて
でも
忘れたくて
両目の力で忘れる事ができない
落ちている白椿は平家の亡き姿だろう
人は忘れる事で生きていける
それでも生きると決めた
別れを、物語を残すと
そんな気がする pic.twitter.com/atg8scAhXo
アニメ「平家物語」は、2022年1月~3月にかけてフジテレビの「+Ultra」で全11話が放送された作品です。テレビアニメ化に先駆けて2021年9月からFODで配信が開始されており、話題となりました。アニメーション制作はサイエンスSARU、原作は平家の栄枯盛衰が書かれた鎌倉時代の軍記もの「平家物語」(古川日出男・訳)です。
平家物語のアニメの概要
帰宅したらこちらの本が届いていたので、平家物語を見直している(1〜2話)。
— 🐢元元々とらんね勘桂(低浮上開始) (@toranne33) April 12, 2022
それにしても、『光るとき』が流れるだけで、自分に突き刺さって……もう!! pic.twitter.com/d2Hb90hDfQ
アニメ「平家物語」は原作の「平家物語」を基に制作されました。歴史上の人物が登場しますが、アニメ「平家物語」では、琵琶法師の娘・びわという少女が主人公となっています。未来が見えるという不思議な能力を持つ少女・びわを中心に、平家の人々の生き様が描かれていきます。
平家物語のアニメのあらすじ
平家物語 1-2話
— シロ (@shirohitokukic) April 5, 2022
平家物語の語り部の琵琶法師が、未来が見える設定でその時代に存在しているが、全体のストーリーを邪魔してなくて普通に受け入れられる。
演出が細かくて節々に平家の栄華を感じられる!
流石、山田尚子監督。#平家物語 #アニメ好きな人と繋がりたい #アニメ好きと繋がりたい pic.twitter.com/IQlGTooHLt
アニメ「平家物語」のあらすじを見ていくと、平家一門が権勢を振るう時代、平家でなければ人ではない、とまで言われる都で、びわは父親を平家の者に殺されます。一人になったびわは朝廷の重臣・平重盛の邸宅に向かいます。びわは未来が見える能力を持っており、重盛に向かって「お前たちはじきに滅びる」と言い放ちます。これが、亡者が見えるという不思議な能力を持つ平重盛と、びわとの出会いでした。
平重盛のアニメでのキャラ
アニメ「平家物語」の放送が終わってからもう1ヶ月は経つけれど重盛は未だに好き。性格が穏やかで礼儀正しい上に戦いに強いし、平清盛と後白河法皇の間の難しい調整役を苦労しながら見事にこなすといった優秀さもまた素晴らしい。””平家の良心””と呼ばれるだけの人物だなと強く思うね。 pic.twitter.com/PQ3rsTlmoH
— クビナイ3世 (@Navy_mongoloid3) April 24, 2022
アニメ「平家物語」に登場する平重盛のキャラについて見ていくと、平重盛は穏やかで慈悲深い人柄のキャラとして描かれています。平清盛の長男として生まれた重盛は、茶色の左目で亡者が見えるという能力を持っています。
平重盛の史実での人物像
#平家物語
— ヤングこうの (@twohands9029) January 26, 2022
「天下の大事を聞き付けた、重盛を殉ずる者は参集せよ」
平家と朝廷の仲介役を務める重盛が覚悟を決めたこの台詞からは、兵を率いて清盛の計画に加担する様にも聞こえるんですよね。
でも重盛の狙いは、清盛の怒りを静めるという正に”仲介人“として動くのが良いんですよね。
#heike_anime pic.twitter.com/7fdUnuAEj4
アニメ「平家物語」に登場する平重盛の史実での人物像について見ていきます。史実の平重盛は平安時代後期、平清盛の長男として誕生。温和で情け深い人柄で、平家一門の中では良識を持つ人物として後白河法皇からも信頼されていたということです。東山に建てた御堂に48の灯篭を懸けて拝んでいたことから「灯篭の大臣(とうろうのおとど)」とも呼ばれていました。病気のため、42歳で逝去しました。
アニメの平重盛が持つ亡者が見える目とは?びわとの関係も紹介
歴史小説が大好きだった俺
— 黒うさぎ (@krousagi) January 28, 2022
特に源平合戦は好きな話
ただ源氏推しなんで 正直 今までは平家は敵役視点でしか見てなかった
唯一 運命に翻弄された悲劇のヒロイン徳子だけは好きでしたが
でも今回 重盛めっちゃ好きになりました
今回 最初から平家目線で見てるからかな 俺チョロいですw#平家物語 pic.twitter.com/0b39LM61Gy
ここからは、アニメ「平家物語」の平重盛のキャラでも紹介した亡者が見える目について紹介し、さらに、アニメ「平家物語」の主人公の少女・びわとの関係、父・清盛との関係について見ていきます。
平重盛が持つ亡者が見える目や能力
アニメ平家物語を4話まで視聴。見やすいし絵が綺麗で一気に惹き込まれた。
— ばんちゃん (@banchan_1192) June 10, 2022
個人的によかったのは宗盛と重盛の関係性が描かれてた所。
この作品では寿命を縮めるように祈願して病床につくけど、一節では宗盛は重盛に対して黒い話があるから。
嗚呼…駄目だ、平家の良心の重盛が死ぬ所は泣く。#平家物語 pic.twitter.com/YpafBGQ0tk
平重盛は茶色の左目で亡者が見えるという特殊な能力があります。その能力について見ていくと、戦で命を落とした武士など亡者が夜の闇の中で彷徨う姿が見えます。重盛は若い頃から父・清盛に従い、朝廷や高官たちが争った「保元の乱」や「平治の乱」で多くの武士や民衆が死んでいくのを目の当たりにしてきました。
このような修羅場を潜り抜けてきた重盛の目には、多くの亡者の無念の姿が目に映り、そのために辛く苦しい想いをしてきました。そんな中で出会ったのが、自身と同じ様に不思議な能力を備えている少女・びわでした。
平重盛とびわの関係
もちろん主人公(狂言回し)役のびわ(悠木碧)の百面相もアニメとしての魅力。日本一有名な幼稚園児っぽいところも(笑) 振り回される重盛(櫻井孝宏)の演技も実に味がある。 pic.twitter.com/VnkgE5G9fS
— 松田未来 「夜光雲のサリッサ」単行本第8巻6/13発売! (@macchiMC72) January 18, 2022
アニメ「平家物語」の主人公・びわと平重盛との出会いから見ていきます。琵琶法師である父親が平家の手下に殺されたびわは、父の死に際して、自身の右目に平家が滅亡する様が見えました。一人ぼっちになったびわが重盛の邸宅の前で琵琶を弾いていると、その音に気づいた重盛がでてきました。これが重盛とびわの初めての出会いでした。びわと出会ったとき、重盛の目に平家の手下に殺害されたびわの父親の姿が映りました。
一方、びわは平家の滅亡が見えると言い、父と同じ様に私も殺せと重盛に挑発するように言います。すると、重盛は自身も亡者が見えると打ち明けます。びわの父親の姿を見た重盛は、びわに謝ります。重盛は平家のためにも近くにいて欲しいと言い、びわを屋敷に住まわせることにしました。こうして、重盛に引き取られたびわは、次第に心を開くようになり、重盛の息子たち、維盛や資盛、清経たちとも心を通わせることになります。
平重盛と清盛の関係
#平家物語
— ヤングこうの (@twohands9029) January 26, 2022
“丸腰”の重盛と武装“済み”清盛の間に柱を置くことで2人の考えに境界線を表現して、重盛が清盛へ自分の覚悟を示し、互いに向かい合う時には柱がなくなってるの最高。
要するに、重盛の覚悟に清盛が押され始めてると解釈しました。
#heike_anime pic.twitter.com/adxyJUUfUF
アニメ「平家物語」の平重盛と清盛は親子でも、その性格や人柄は全く違います。父の清盛は武家の棟梁らしく豪気で勇ましい性格ですが、重盛は温和で繊細な性格です。清盛としては嫡男である重盛を自分の後継者に指名しますが、物足りなさを感じています。父・清盛の横暴な振る舞いを諫めるなど、常識や礼節を重んじる重盛の生真面目さを清盛は苦々しく思っています。
大胆不敵で朝廷さえも思うままにしようとする父・清盛の行いによって犠牲になった亡者を見てしまう重盛。平家の行く末を案じ、苦悩する日々を過ごす重盛は、ついに病を発症することになります。ここまで、アニメ「平家物語」の平重盛の能力と、びわとの関係、父・清盛との関係について見てきました。
アニメの平重盛の声優
櫻井孝宏のプロフィール
6月13日は櫻井孝宏さんのお誕生日🎂
— にじめん編集部 (@nijimen) June 6, 2022
ということで、「櫻井さんが演じる好きなキャラ投票」を開催!📢✨
やっぱり義勇さん?それともおそ松?🤔💭
ぜひアンケートにご協力お願いします✅https://t.co/rbDBmi0YHR#櫻井孝宏 pic.twitter.com/QMDCwwHB3c
アニメ「平家物語」の平重盛の声優は、櫻井孝宏です。櫻井孝宏は1974年6月13日生まれ、血液型・A型、身長・177㎝、愛知県岡崎市の出身です。所属事務所は「インテンション」です。
櫻井孝宏の経歴
【だが断る】『#ジョジョ』と岸辺露伴を語り尽くすッ! #櫻井孝宏 インタビューhttps://t.co/ndYa9VCvKU
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 29, 2020
露伴の第一印象は「すげえ嫌なやつ」。だが『#岸辺露伴は動かない』を通じて、よい作品を生み出すための彼の「覚悟」に感銘を受けたという。#jojo_anime pic.twitter.com/GYf6onbgcU
アニメ「平家物語」の平重盛の声優・櫻井孝宏は、高校を卒業後、代々木アニメーション学院と81演技研究所を経て、1996年から声優として活動を開始。アニメ声優のデビュー作は「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」です。2000年には「ゲートキーパーズ」ではキャラクターソングの歌唱を担当しました。「アニメグランプリ」で最優秀男性声優賞を2回、2022年には「声優アワード」でパーソナリティ賞を獲得しています。
櫻井孝宏の主な出演作品や演じたキャラ
6/13は #櫻井孝宏 様の誕生日🎂
— みゅーま (@myuma20202) June 12, 2022
低音寄りの柔らかく心地良い
ナチュラルボイスの櫻井さん
好青年から艶のある美男子
クールも熱血も悪人もドSも
惚れ惚れしてしまう格好良さ💕
レジェンド級人気は健在です✨
数ある有名キャラの中から
今年は愛すべき悪役(好敵手)で⚔️ pic.twitter.com/8mTQjfpj9T
アニメ「平家物語」の平重盛の声優・櫻井孝宏の主な出演作は、「ファイナルファンタジー」クラウド、「おそ松さん」松野おそ松、「シドニアの騎士」岐神海苔夫、「ダイヤのA」御幸一也、「ジョジョの奇妙な冒険」岸辺露伴、「ベルセルク」グリフィス、「鬼滅の刃」冨岡義勇、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」アバン、「呪術廻戦」夏油傑、「聖女の魔力は万能です」アルベルト・ホーク、「モブサイコ100」霊幻新隆。
アニメの平重盛に関する感想や評価
#平家物語 4話
— yam太郎 (@yamsan0) February 2, 2022
重盛の永逝
2本の灯台に置かれた部屋を灯す灯心の火は、重盛が息を引き取った際に"右側"の火が揺れる。
右側の火が揺れる事には「加護を受ける」という意味が込められており、びわが重盛から"目"を受け継いだことに結びつく。
演出に込められたメッセージ性の深さに毎回心打たれる。
↓ pic.twitter.com/RygHEr1dVH
アニメ「平家物語」の4話についての感想です。4話では平重盛が死去するシーンが描かれます。重盛は亡者が見える目を持っていましたが、息を引き取った際、その能力がびわに受け継がれ、びわの左目が重盛と同じ色に変わりました。この様子が描かれたシーンに深いメッセージが込められていることに心を打たれたという感想です。
「平家物語」のアニメ化このタイミングでよかった
— もっこす (@moccosmoco) June 10, 2022
どんなに勇ましさが讃えられる世界であっても人を傷つけずにすむ道を模索する人は必ずいて今作では重盛が家族、一門を憂う姿が印象的だった
それが伝承でもそういう人がいた、いて欲しいと何百年も前から人は考えていたという事実が胸を打つんや
アニメ「平家物語」の平重盛についての感想です。平安時代後期、武家の台頭によって勇ましさが称賛されました。そんな時代でも人を傷つけたくないと思う人がいたという事実に胸が打たれるという感想です。そして、家族や一門のことを想う重盛の姿が印象に残っているということです。
第3話終盤、重盛から父清盛への訴えは何度見ても鳥肌立つ。「討ちたくて討つのではございません。我ら平家の繁栄は法皇様のご恩ゆえ、その恩の深さは幾度も染めた紅の色よりも深いと存じます」#平家物語
— ミナ (@applepie_mania) June 10, 2022
アニメ「平家物語」の3話についての感想です。3話の終盤では「鹿ケ谷の陰謀」事件で、清盛が後白河法皇の幽閉を決めたとき、重盛が清盛を諫めるシーンが描かれました。後白河法皇は平家の主であり、平家の栄華は後白河法皇の深い御恩あってのことだと言って父を止めようとする重盛。このシーンは鳥肌が立つほどだという感想です。
アニメの平重盛まとめ
平家物語4話観て泣いた…平家イチの良心が…重盛ぃぃぃ。゚(゚´Д`゚)゚。#平家物語 pic.twitter.com/eX2nKL8640
— なっつ (@border1218) February 18, 2022
いかがでしたか?アニメ「平家物語」の平重盛について紹介しました。平重盛はアニメでも史実でも温和で慈悲深い人物でした。平重盛は亡者が見える目を持っており、亡くなった武士や人々の姿が見えるという能力がありました。主人公のびわと重盛との関係は、同じように見たくないものを見てしまう、そんな辛く苦しい能力を備えた者同士でした。
また、重盛と父・清盛との関係については、清盛は重盛に対して平家の棟梁とするには物足りなさを感じていました。一方、重盛は横暴な振る舞いをする父に対して時には諫めたりもする、そんな関係でした。栄華を欲しいままにする平家の棟梁でありながら、人を慈しむ心を失わなかった平重盛に注目して、アニメ「平家物語」をお楽しみください。