2022年04月04日公開
2022年04月04日更新
【平家物語】アニメのあらすじをネタバレ!見どころや感想・評価も一挙に紹介
アニメ「平家物語」のあらすじを1話から最終話の11話までネタバレで紹介します。アニメ「平家物語」は約800年前、栄華を誇った平家の栄枯盛衰と源氏との戦いを描いた「平家物語」をアニメ化した作品です。監督はアニメ「聲の形」などで高く評価されている山田尚子です。ここでは、ネタバレあらすじと共に、登場キャラクターの紹介、作品の見どころや名言・名セリフを紹介します。そして、アニメ「平家物語」についての感想・評価も紹介します。
目次
平家物語のアニメとは?
平家物語のアニメの概要
#平家物語 では字幕もナレーションも入らない。
— tsun (@tsuntsuku2) January 3, 2022
でもこれ『平家物語』の地の文は"びわが弾く琵琶の語り"そのものだから当然なんだな。 pic.twitter.com/hThH1OTaa4
アニメ「平家物語」は平家の栄枯盛衰、源平の戦いなどが描かれた軍記物語の「平家物語」を基に制作された作品です。原作は古川日出男の現代語訳による「平家物語」です。監督・山田尚子、アニメーション制作・サイエンスSARU、2022年1月13日からフジテレビの深夜、+Ultra(プラス・ウルトラ)、他フジテレビ系で放送されました。アニメ「平家物語」は各配信サイトでも鑑賞することができます。
平家物語のアニメの監督
dアニメストア #平家物語 第10話。
— 翔也 (@gracilistepuer) March 24, 2022
重衡生捕から壇の浦合戦へ。
原典は首渡、横笛から三日平氏まで小松三位中将維盛の最期を詳しく語る。このアニメ版が維盛を準主人公にしたのも肯ける。
悲劇の結末へ向けて絵が一段と華やいできたのは、季節の描写でもあるが、生命の輝きの象徴でもあろうか。 pic.twitter.com/ZpscSODqZE
アニメ「平家物語」の監督・山田尚子は2004年に京都アニメーションに入社しました。「AIR」や「CLANNAD -クラナド-」に関わり、アニメーターとして高く評価され、アニメ「けいおん!」では監督を務めました。この作品は様々な賞を獲得し、大ヒット作品となりました。その後も「響け! ユーフォニアム」、「聲の形」でも高く評価され、「日本アカデミー賞」の優秀アニメーション作品賞をはじめとする多くの賞を獲得しました。
2019年の京都アニメーションの事件の後、「サイエンスSARU」に参加し、アニメ「平家物語」を手掛けることになりました。山田尚子が「平家物語」をアニメ化するにあたって心を尽くしたことは、栄耀栄華を欲しいままにした平家の滅亡の軌跡ではなく、当時の人々の心情を繊細に表現することだと語っています。
平家物語のアニメあらすじネタバレ
1話あらすじネタバレ
アニメ「平家物語」1話のネタバレあらすじ、主人公の少女・びわは右の瞳がブルーというオッドアイで、未来を視る能力の持ち主です。ある時、びわが父親に連れられて京の都を歩いていると、平家に仕える禿たちが平家の悪口を言った者を捕らえているところに遭遇します。禿たちのひどいやり方に思わず「ひどい」と声を上げたびわ。その声を聞いた禿に目を付けられたびわを、父親がかばって禿たちに斬られてしまいました。
TVアニメ「#平家物語」
— 【公式】TVアニメ「平家物語」 (@heike_anime) January 6, 2022
第一話「平家にあらざれば人にあらず」あらすじ・場面写真が到着‼️
平安末期の京都。平家一門は、権力・武力・財力、あらゆる面で栄華を極めようとしていた。
野心を募らせる父・平清盛を危うく感じる長男の重盛はある夜、邸内で琵琶法師の少女・びわと出会い― pic.twitter.com/9s9DAx3x4k
平清盛邸では宴が開かれており、そこにやって来た平時忠が隆盛を極める平家を称えて、平家の者でなければ人ではないと言って清盛を喜ばせています。福原に壮麗な厳島神社を建立した清盛が都を離れたので、嫡男の重盛が平家の棟梁となります。重盛は生真面目で良識のある人物で、清盛は武家の棟梁としては物足りない性格だと考えています。ある晩、重盛はびわと出会います。
びわは未来を視ることができ、重盛に平家の末路が視えると告げます。特殊な能力は重盛にもあり、彼の目には死んだ者が視えます。重盛はびわを屋敷に住まわせます。ある日、重盛の二男・資盛が摂政・基房の御車を前にして礼を尽くさなかったとして基房の部下に痛めつけられました。この事件を知った重盛は言葉を失いますが、謝罪を試みます。しかし、清盛は激怒し、基房の部下を襲撃。彼らの髷を切ってしまいました。
2話あらすじネタバレ
アニメ「平家物語」2話のネタバレあらすじ、基房との事件で資盛は謹慎を命じられ、伊勢に赴きます。重盛は騒動の責任を取って権大納言の地位を辞任しました。騒動が一段落し、徳子(清盛の娘)がびわを清盛の屋敷に呼び出しました。徳子はもうすぐ高倉天皇に嫁ぐことになっており、未来が視えるびわは徳子に、嫁いではいけないと主張します。びわは清盛の屋敷で妓王という白拍子と出会います。
#平家物語 2話
— tsun (@tsuntsuku2) September 22, 2021
今回も引き込まれた。
事件の背景と後始末の説明が親切✨
「いつか」、「また今度」
この”いい言葉”はこの先どれだけ果たされるのだろうか。
びわが自ら先を見たのは驚きだった。清盛や法皇と白拍子らの出家のあり方は意味が違いすぎる。何を求めるかで幸せの形は変わるのだろう。
→ pic.twitter.com/KWkX4TQFF1
母親が白拍子だったと聞いていたびわは妓王に親しみを持ち、母と生き別れたことを話します。すると、妓王はオッドアイの特徴を備えた白拍子を知っていると言い、いつか会える日が来ると言ってびわに優しく微笑みます。いよいよ徳子が嫁ぐ日がやって来ました。徳子が嫁ぐ高倉天皇は父が後白河法皇、母が清盛の妻・時子の異母妹・滋子で、徳子と高倉天皇はいとこ同士になります。
徳子が高倉天皇に嫁いで6年、維盛が徳子の懐妊を祈るため、厳島神社で神事を行いました。引き潮になって歩けるようになった厳島神社の鳥居の下で、維盛たちは平家の栄華に酔いしれます。徳子は、生れてくる子どもの人生に想いを馳せます。そして、哀しい想いをさせるくらいなら生まれてこないほうがよい、などと言って、びわに微笑みかけるのでした。
3話あらすじネタバレ
アニメ「平家物語」3話のネタバレあらすじ、後白河法皇の妃として愛され、平家と法皇の間を上手く取り持っていたとされる滋子が亡くなります。母・滋子の死によって気力を失った高倉天皇は寵姫の小督局のもとに入り浸り、孤独を噛みしめる徳子です。そんな中で、加賀で藤原師経が延暦寺の末寺の白山を焼いてしまうという事件が起こります。師経は後白河法皇の寵臣・西光の息子です。
アニメ『平家物語』第3話「鹿ケ谷の陰謀」あらすじ・先行場面カット公開 https://t.co/rHYM6AuWWO 【BDBOX】 https://t.co/4MUPz0t555 pic.twitter.com/kdJQYap8h4
— AnimeVoice lite (@Anime_Voice) January 20, 2022
そのため、延暦寺の僧侶たちはこれ見よがしに神輿を奉じて朝廷に押し掛けました。延暦寺側に対して重盛が出陣することになります。神輿にだけは矢を射るなと命じられたにも関わらず、重盛の部下が矢を放ち、神輿に命中。延暦寺の怒りは頂点に達します。後白河法皇は一度は延暦寺側の要求をのみますが、結局は延暦寺の討伐を平家に命じます。この騒動の頃、後白河法皇とその側近らによって平家打倒の陰謀が企てられました。
史実でも有名な「鹿ケ谷の陰謀」です。俊寛の邸宅で後白河法皇、西光、重盛の妻の兄である藤原成親、成経、平康頼らが平家を倒すための謀議を行ったのでした。陰謀を知った清盛はすくさま西光を処刑し、俊寛、成親、成経は流刑とします。さらに、清盛は後白河法皇を幽閉するつもりでいましたが、重盛が体を張って清盛を止めたので、法皇の幽閉は見送られました。
4話あらすじネタバレ
アニメ「平家物語」4話のネタバレあらすじ、「鹿ケ谷の陰謀」の後、罪人たちはそれぞれの刑に服しました。高倉天皇に嫁いだ徳子が懐妊しますが体の調子が悪く、寝込んでしまいます。重盛は鹿ケ谷の陰謀で刑に服した者たちの霊が徳子の側にいるのを視ます。重盛は安産のために流刑になった者たちの特赦を提案し、清盛は仕方なく俊寛だけを残して成経らを都に戻しました。
アニメ「平家物語」第4話を視聴。(平)重盛は終始「良い人」で没する。鎌倉殿…とのコントラストがハッキリしすぎていてこれはこれですげーなぁと。前も呟いたけどこれが同じ一週間で観れるのはある意味「奇跡」だな。#平家物語#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/mNGtDCCsgY
— 越谷公方@軍曹亭(武士ライフ) (@koshigayakubou) February 4, 2022
こうして徳子は無事に出産を迎えることができ、男の子を産みました。次期天皇の誕生と言って手放しで喜ぶ清盛。しかし、徳子の心には一抹の不安があり、この子の将来の姿をびわに聴きます。拒絶したびわですが、徳子が席を立ったとき、この子が将来海に沈む様子を視てしまいます。一方、重盛が鹿ケ谷の陰謀に加わっていたのが妻の兄(成経)だったことで失脚し、病のために寝込んでしまいました。
重病の重盛を心配した後白河法皇が見舞い、「生きてくれ」と声を掛けます。しかし、病状は悪くなるばかりで、平家が滅亡する悪夢にうなされる重盛。自身の死期を悟った重盛は「無文の太刀」を維盛に託し、びわには琵琶を弾いて欲しいと頼みます。重盛のために琵琶を奏でるびわ。こうして重盛は静かにこの世を去りました。すると、びわの左の瞳に重盛が備えていた霊視の能力が移り、びわはこの先、亡者を視ることになります。
5話あらすじネタバレ
アニメ「平家物語」5話のネタバレあらすじ、重盛が逝去し、清盛の二男・宗盛が平家を率いる棟梁となりました。重盛とは母が違う宗盛は現在の正妻である時子の息子で、重盛の息子たちに対して何かにつけて嫌な態度を取ります。一方、重盛を失ったことで清盛はすっかり気落ちしています。清盛が弱っていることを知った後白河法皇は、重盛が遺した領地を勝手に他人に与えてしまい、重盛の息子たちの生活が脅かされます。
平家物語5話
— カニアシとカイアシ (@18j30) October 14, 2021
以仁王の乱の戦場、橋と背景の山並みが平安時代なのにデジャブ感あるユ-フォ勢
動画カロリーのこめられた安徳天皇の所作とそれにデレデレのびわが憩いです pic.twitter.com/9pztNdBuqE
また、松殿基房を重用し、まだ8歳という基房の息子に高い地位を与えるなど、後白河法皇は喜々として平家を追い込んでいきます。後白河法皇の所業に激怒した清盛は一門の者たちに高位の官職を与え、後白河法皇を幽閉します。さらに清盛は徳子が産んだ、まだ幼い子(安徳天皇)を天皇の位につけました。その最中、以仁王(後白河法皇の皇子)が平家を討つ令旨を発布します。
以仁王は各地にいる源氏を集めようとしますが、この企みはすぐに清盛に伝えられ、平知盛、重衡、維盛らが以仁王討伐に駆けつけます。平家に追われた以仁王は平等院に逃げ込んだところを攻めこまれ、矢で射られて死亡します。一方、朝廷では徳子が産んだ安徳天皇が即位したため、高倉天皇は上皇となりました。その高倉上皇に2番目の皇子が誕生しますが、この皇子の母は徳子ではなく上皇の側室です。
6話あらすじネタバレ
アニメ「平家物語」6話のネタバレあらすじ、清盛は福原への遷都を思い立ち、安徳天皇をお連れして福原に移ります。びわも平家と共に福原へ行き、敦盛という若武者と出会います。敦盛は清盛の弟・経盛の息子です。敦盛は笛が得意で、小枝(さえだ)の笛を所有しており、笛の名手と言われる清経と会えたことを喜んでいます。その夜、敦盛と清経、重衡はそろって笛の演奏を楽しみました。
アニメ『平家物語』第6話
— Words of Gold (@wordsofgold9) February 19, 2022
栄華を極めた平氏であっても不幸な者もいたことを淡々と描いている。自らに向いていないことを強いられ、人が壊れていくのを見るのはつらい。今も昔も。 pic.twitter.com/SAGmY0rDx8
高倉上皇も福原に移ってきたのですが、病に倒れてしまい、徳子は心を込めて看病するのでした。一方、清盛は毎晩、夢に亡者たちが現れるため、眠れず苦しい日々を送っています。びわが清盛にせがまれて琵琶を弾くことになり、維盛と資盛がびわに付き添ってやって来ました。維盛は今更ながら平家の隆盛を好ましく思わない者たちがいることが気がかりでした。その頃、後白河法皇はついに平家討伐の院宣を伊豆にいる源頼朝に下します。
頼朝の挙兵に対して清盛は維盛に総大将を任せます。維盛は富士川に陣を取り、翌朝の戦闘に備えます。しかし、夜中に突然、水鳥の集団が羽ばたきを始め、飛び立ちました。その音を聞いた維盛軍は敵が一気に押し寄せると勘違いし、その場から逃走します。この大失態を知った清盛は維盛を島流しにせよと激怒します。清盛が心の優しい維盛を総大将にしたのは、父・重盛という後ろ盾を失った維盛に手柄を上げさせたかったからでした。
7話あらすじネタバレ
アニメ「平家物語」7話のネタバレあらすじ、福原に都を遷して半年、平家一門は再び京に戻ることになりました。平家が戻ったことが気に入らない興福寺は、敵対する気はないという清盛からの使者を斬り捨てます。この事を知った清盛は怒りにまかせて重衡に興福寺を攻めさせます。戦闘は夜になっても収まらず、明かりをとるために重衡は民家に火をつけますが、炎は興福寺や東大寺まで焼き尽くしてしまいました。
アニメ平家物語の第7話を録画視聴
— ふるゆき (@natumey) March 3, 2022
その思いを清盛にはっきりと言う徳子に瞠目した。重盛なき今、平相国に臆することなく意見を言える者はまれ…
早見沙織さんの優しく静かだが意志強い演技が素晴らしい。
だが反平家の挙兵は各地に続き、重衡軍が南都の鎮定で失火して情勢は坂を転がるように……。 pic.twitter.com/DJivusA07b
一方、病に臥せっていた高倉上皇はついに危篤状態となります。清盛は上皇亡き後、後白河法皇の側室になることを徳子に告げます。しかし、徳子はきっぱりと拒絶します。出家すると言い、髪を切ろうとする徳子を慌ててなだめた清盛は、この話を諦めました。その頃から清盛は高熱で苦しむようになり、頼朝の首を墓前に供えよという言葉を遺してこの世を去りました。
清盛の死後、維盛がびわに平家の未来を問い詰めますが、資盛が未来を知っても何もできないと言います。そして、滅びていく平家に関わらせたくないという思いから、びわに平家から去っていけと言う資盛。何もかも承知しているびわは静かに去って行きました。
8話あらすじネタバレ
アニメ「平家物語」8話のネタバレあらすじ、平家を去ったびわは母を探すことにします。いろいろと訪ね歩いた結果、母は越後にいることが分かりました。母は浅葱(あさぎ)と呼ばれており、越後の平氏の側室でしたが、今は京に戻っているということです。関東では木曽義仲が挙兵しますが、平家の棟梁・宗盛は毎晩宴を開くなど気楽に過ごしています。
アニメ『平家物語』第8話「都落ち」あらすじ・先行場面カット公開 https://t.co/MnwYmcWf49 【BDBOX】 https://t.co/4MUPz0aVQX pic.twitter.com/8DYfkf95Jg
— AnimeVoice lite (@Anime_Voice) February 25, 2022
仕方なく維盛が義仲を討ちに行きますが、したたかな義仲の策にはまり、敗走することになります。越中に入った義仲軍を平家は迎え撃とうとしますが、義仲軍の襲撃により平家軍は加賀の手前、倶利伽羅峠に追い詰められます。そこで義仲軍は意表をついた夜襲を掛け、混乱した平家軍はまたも敗走。その後の戦いでも平家軍は散々に打ち負かされます。源氏の軍勢はいよいよ京の都に迫ります。
源氏の兵力を前にして京の都を諦めた平家は安徳天皇と共に三種の神器を持って福原へと落ちていきました。しばらく離れていた間に福原はさびれており、敦盛と清経は一緒に笛を奏でたころを懐かしく思い返します。源氏の勢いに恐れをなした清経は平家の行く末が心配でなりません。そんな清経を敦盛は、これからは我らが戦わねばと言い、励まします。平家一門はこの福原も諦め、海路で大宰府を目指すことになりました。
9話あらすじネタバレ
アニメ「平家物語」9話のネタバレあらすじ、静御前と出会ったびわは、母親らしき人物が丹後にいると聞き、丹後を目指します。大宰府に到着した平家は、後白河法皇が新たな天皇として後鳥羽天皇を即位させ、さらに平家討伐の院宣を下したことを知ります。一方、丹後に到着したびわは、清経が入水自殺をする姿を右の目で視てしまいます。大宰府は遠く、清経を止めることもできないびわですが、思わず叫び声をあげてしまいます。
1月にテレビ放送と他各種配信サービスでの配信がスタートしているアニメ『平家物語』。第9話“平家流るる”、本当に原作の情景を美しく、また悲しく描かれています。次は、いよいよ「壇ノ浦」…平家一門の滅亡、胸が熱くなります!#heike_anime #平家物語#清経#敦盛 pic.twitter.com/ixPhW0FWBN
— 角倉覚司 (@suminokura) March 15, 2022
びわが視たとおり、海に身を投げた清経。敦盛が船の上から清経の笛を回収しました。敦盛は共に勇ましい姿で戦うことを清経と誓ったことを思い出し、涙にくれます。この後、びわはようやく母と会うことができました。母はいつもびわのことを祈っていたと言います。びわは、自分も平家のために祈り、平家のために琵琶を奏でることを決意し、再び平家のもとに戻りました。
平家は一ノ谷の合戦で義経の軍に敗れます。逃げる途中、敦盛は清経の笛が無いことに気づき、戻ります。一人馬で駆ける敦盛に源氏の熊谷直実が声を掛けます。直実と戦うことになった敦盛ですが、力及ばず押さえつけられました。直実は敦盛の若さに驚き、首を取ることをためらいます。そこで敦盛は、武士らしい最期を迎えさせてくれと直実に言います。こうして、敦盛は清経と誓い合った通りに武士らしい最期を遂げました。
10話あらすじネタバレ
アニメ「平家物語」10話のネタバレあらすじ、一ノ谷の合戦で大敗を喫した平家は船で海に逃れました。京の都では源氏に討ち取られた平家の首がさらされるなか、重衡は生きたまま捕らえられます。後白河法皇は平家が持ち去った三種の神器と重衡を交換しようと画策します。しかし、この策は失敗します。そして重衡は頼朝がいる鎌倉へと護送されました。重衡は武士らしい潔い姿で刑が決まるのを待っています。
平家一門から離脱し出家した平維盛。念仏を唱えながら入水自殺を遂げるけど、維盛の最後の姿が神々しく紫色の雲は極楽浄土への誘いを意味する紫雲を描写していると思う。#平家物語 #アニメ平家物語 #仏教 pic.twitter.com/0OwWAjWvVt
— じょうかん (@1LAS85yDuucnEFi) March 25, 2022
頼朝はその凛とした姿に処罰をためらいます。一方、海へ逃れた平家は瀬戸内海の屋島(香川県高松市)に到着。びわは屋島を訪れ、出家した維盛と再会。維盛は入水する決意でおり、びわと会話を交わした後、海に沈みました。びわは京で資盛の恋人だった伊子(建礼門院右京太夫)から手紙を託されており、資盛に渡します。びわはこれまで見聞きした平家一門の話を琵琶の音色と共に語っていくことを資盛に告げます。
屋島も安らぎの地ではなく、背後から義経の軍が迫り、平家は海に逃れます。陸地に戻りたい平家ですが、戦況が膠着し、休戦状態となりました。この時に行われたのが那須与一のエピソードです。船の上に立てられた扇を見事射落とした那須与一。その技術に感心した平家の人々は油断していました。そこに義経が攻撃を仕掛けたので、平家はたまらず敗走。そして、とうとう壇ノ浦に追い詰められました。
11話あらすじネタバレ
アニメ「平家物語」11話のネタバレあらすじ、平家の総大将・平知盛、源氏の総大将・源義経で始まった壇ノ浦の戦いは序盤、海での戦いに慣れている平家が優位に立ちます。しかし、突然イルカの大きな群れが現れます。平家側の陰陽師・安倍晴信によると、源氏側にイルカが向かえば源氏が敗北し、平家側に向かえば平家が敗北すると言います。潮の流れにまかせて押し寄せるイルカは平家側に向かってきます。
平家物語 10・11話
— アニメマンガ名探偵すやまたくじ (@suyamatakuji) March 24, 2022
見るべきものはすべて見た
偶然か?必然か?
平家が滅びた壇ノ浦と同じ日に、平家物語でもその結末が描かれる
那須与一などの有名なエピソードはそこそこに、平家の散り際と、びわと徳子のつながりに重きを置くいい最終回でした。#平家物語 pic.twitter.com/bY9sK7SMZ5
この好機を逃さなかった義経が平家の船の漕ぎ手を射よと命令します。漕ぎ手を狙うのは卑怯な手段で、タブーとされています。この大胆な義経の策によって平家は瞬く間に追い詰められます。もはやこれまでと悟った清盛の妻・時子は「波の下にも都があります」と言って、幼い安徳天皇をしっかりと抱いて海に沈んでいきました。総大将の知盛をはじめとする平家の者たちは次々と入水しますが、徳子は源氏の手の者に引き揚げられました。
源平の戦いは源氏の勝利によって終わりました。一人生き残った徳子は京の大原にある寂光院で暮らすことになりました。そこに後白河法皇が訪れ、二人はしみじみと語り合います。徳子は平家一門の話はびわが語り、遺していってくれると話します。こうして徳子は、我が子である安徳天皇や平家一門のために祈りを捧げる日々を送るのでした。ここまで、アニメ「平家物語」の全11話・最終話までのあらすじをネタバレで紹介しました。
平家物語のアニメの見どころ
見どころ①およそ800年前が原作
アニメ「平家物語」の見どころの一つは、約800年前に起こった史実、源氏と平家の戦いを物語にした「平家物語」を原作としているところです。平家が成りあがっていく過程や源平の戦い、平家滅亡が書かれた「平家物語」は歴史や古典の授業で学びます。「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり…」という有名な文章は多くの人が目にしたり聞いたりしていると思われます。
この原作の「平家物語」は平家が滅亡した後、鎌倉時代に書かれた軍記物語で、作者は不明です。アニメ化された「平家物語」にはアニメだけのキャラクターで、びわという不思議な能力を持つ少女が登場します。びわは平家一門と交流し、最後まで見届けます。そして、平家の盛衰を語り、遺していくことになります。びわと平家一門の交流も見どころの一つとなっています。
見どころ②実在した場所が登場する
アニメ平家物語を見られた方に布教です。兵庫県須磨区の須磨寺というお寺さんに平敦盛公のお墓と敦盛公が生涯携えていたと伝わる名笛「小枝」が所蔵されています。境内にはアニメでも登場した熊谷直実との一騎打ちの場面を再現した「源平の庭」もありますのでぜひ1度ご参拝ください…#平家物語 pic.twitter.com/u0YJ9fUfM4
— 山田 (@onhrn) March 11, 2022
史実である「平家物語」には多くの実在する地名、寺、神社などが登場します。例を挙げると、広島県の「安芸の宮島」と呼ばれる「厳島神社」は平清盛によって、より大きく壮麗な社殿が創建され、現在では国宝、重要文化財となっています。また、源平合戦の「屋島の戦い」の屋島は現在の香川県高松市にある地名で、平家物語の頃は島でしたが、江戸時代以降に埋め立てによって陸地と繋がりました。
現在の山口県下関市にある赤間神宮は、壇ノ浦で時子に抱かれて海に沈んだ安徳天皇と平家一門の御霊が祀られています。このように、史実である源平の戦いは、様々な土地に両家の足跡が遺されており、約800年の昔に想いを馳せながら訪れてみてはいかがでしょうか。
見どころ③名言や名セリフが多い
#平家物語 10-11話見ました。学校で習って、わかってはいましたが平家が滅びます。
— 翔太郎@アニメ (@shotaro_anime) March 26, 2022
その滅びを極上の演出で描くのが、このアニメです。見入ってしまいました。
びわというキャラを登場させ、平家の繁栄と衰退を見届けさせ、語り継がせる。琵琶の語り継ぐ決意が、カッコよかったです。良い作品でした pic.twitter.com/HnIRXSJ9kF
こちらの名言はアニメ「平家物語」の2話で、びわが清盛の屋敷を訪れたとき、徳子と祇王(白拍子)の3人で会話したときの名言です。びわの母親の話になり、祇王が「いつか、きっと逢える」と言ってくれたことに対して、びわが答えた言葉がこちらの名言です。
いつか、というのはいい言葉だの。明日、明後日、先のことが少し楽しみになるの
娘とアニメ平家物語を楽しんでるんだけど、、平清盛を親の仇の如くに憎む娘が爆誕してしまっておる…😂💦💦
— 🦍桜子🦍育児とか生息状況🦍 (@nvWo15NLX0AXp2J) March 21, 2022
清盛入道ばかりに目を向けてないで、物語全体やそれぞれの登場人物の関わりや何やの生き様を楽しんでおくれ…😂😂😂💦 pic.twitter.com/2X3viCCezL
こちらの名言はアニメ「平家物語」の1話での平時忠の名言です。平家の栄華を語る上で欠かせない名言です。この名言は、清盛の屋敷で行われた宴で、清盛の正妻・時子の同母弟である時忠が口にした名言です。
この平家の一門でない者なぞ、人にあらず
📖【敦盛の最期】
— 【公式】TVアニメ「平家物語」 (@heike_anime) March 15, 2022
九話の最後にびわが奏でるのは #平家物語 の重要な見せ場の一つ「敦盛最期」。逃げる中「敵に後ろをお見せなさるのは卑怯!」と招かれた敦盛は、熊谷直実(CV. #田中美央 )と一騎打ちに。自身の討った武将が十七歳だったと知った直実は驚愕、後に出家します。#平家物語用語集 pic.twitter.com/1aqugNgc08
こちらの名言はアニメ「平家物語」の9話での敦盛の名言です。この名言が登場した9話は、笛の名手である平敦盛の最期が描かれました。平家が敗走するなか、ただ一人で笛を探しに戻った敦盛を、源氏の熊谷直実が発見します。熊谷直実は敦盛があまりにも若いので、止めを刺すことにためらいます。その熊谷直実のためらいを見た敦盛が叫んだ名言です。
私の首を取れば…そなたの名も上がろう
誓ったのだ…誓ったのだ。私は…武士として…立派に…
平家物語のアニメの登場人物・キャラクター一覧
びわ
アニメ『平家物語』、また1から観返そう😊✨歴史の勉強もしてて思うけれど、私はやっぱり平安時代から鎌倉が好きだな😍三大随筆や和歌や貴族の暮らしが雅な時代やし、起きたことは決して平安ではなかったけど、人が一生懸命生きた時代なのかなとも思う。 #アニメ平家物語 #枕草子 #平安時代 pic.twitter.com/VOwheFwaiQ
— Mai🌻読書と日常 (@booklover20211) March 24, 2022
アニメ「平家物語」のオリジナル・キャラクター、びわは右のブルーの瞳で未来を視ることができる少女です。父は琵琶法師でしたが、平家の禿に斬殺されました。その後、平重盛の屋敷に身を寄せ、平家一門と親しくなります。平家の未来の姿を視てしまい、苦悩します。
平重盛
#平家物語 3話
— yam太郎 (@yamsan0) January 26, 2022
後白河法皇と清盛の間で板挟みになる重盛の心中を「忠ならんと欲すれば〜」の名言と、互いの陣に混ざり合う"双六"の駒の演出で表現。
また、灯心の火が強まることで重盛の"神国観"と親子の"孝"に反抗する決意の二重の意を含ませる演出が良かった。当時の小道具を用いた演出が面白い。
↓ pic.twitter.com/QQBQ2ZhVp7
アニメ「平家物語」のキャラクター、平重盛は左の茶色い瞳で死者が視えます。平清盛の嫡男ですが、母は平時子ではありません。傍若無人な父・清盛の振る舞いを諫めたり、揉め事を収めたりする常識人で、人柄も良く、朝廷からの信頼も厚い人物です。
平徳子
dTV にて #平家物語 を全話視聴できました。
— ボードゲーム研究助手 (@AltesCoar) March 25, 2022
久々に深い感銘を受けたアニメ作品でした。
私達の行く末は決まっているかもしれない。
でも「いつかは」と明日への希望の灯を胸に、今を精一杯生きることが大切なんだと訴えている作品だと感じました。
この物語は徳子の物語だったような気がします。 pic.twitter.com/MDZZBbWPwl
アニメ「平家物語」のキャラクター、平徳子は父・清盛、母・時子、重盛とは異母兄妹です。高倉天皇の妃となり、安徳天皇を産みます。穏やかで優しい女性ですが、過酷な運命を受け入れる強さも持っています。びわの良き相談相手です。出家して建礼門院という院号を賜ります。
平維盛
TVアニメ「#平家物語」キャラクター紹介
— 【公式】TVアニメ「平家物語」 (@heike_anime) February 3, 2022
平維盛(CV. #入野自由 )
重盛の長男。心優しいが臆病な一面も。舞を得意としています。 pic.twitter.com/et4lOUqLAc
アニメ「平家物語」のキャラクター、平維盛は平重盛の嫡男です。武術を鍛えるよりも舞を好み、その優雅な舞は誰もが認めるものでした。戦場で死を間近に感じることが恐ろしく、心を病むようになります。
平資盛
#平家物語 10話
— ふたみん@いろいろアカウント (@kumirei_shion) March 24, 2022
悲しき今生の別れが続く中、びわと資盛の幼なじみ悪友感に安堵するが、兄弟の中では資盛が平氏一門としていちばん現実が見えていたんだなぁ…と思ったり。そして決戦前夜。滅びの予感や揺らぐ心情が、水面に影に花に…と巧みな比喩的アニメ演出で描く精鋭制作陣の手腕に感服。 pic.twitter.com/WrrwWjxfET
アニメ「平家物語」のキャラクター、平資盛は重盛の二男です。活発で負けん気の強い性格で、びわとは良い喧嘩友達です。精神的に病んでしまった兄の維盛の分も平家一門の役に立とうとします。
平清経
#平家物語
— マッカン (@DinosauroidK) March 24, 2022
先がネタバレしてるけど、アニメ面白い🤗
平重盛が、主人公びわに子供たちを紹介した時の場面で、左から維盛、資盛、清経…?一番右の子は誰ですか?🤔 pic.twitter.com/nMvAWL3PgN
アニメ「平家物語」のキャラクター、平清経は重盛の三男です。笛の名手で、同じく笛が得意な平敦盛とは親しくしていました。大らかな性格ですが、平家の敗色が濃くなると耐えきれずに自殺します。
藤原経子
アニメ「平家物語」のキャラクター、藤原経子は重盛の正妻です。兄は「鹿ケ谷の陰謀」で捕らえらえ、流刑地で死亡した藤原成親です。
平清盛
#平家物語 1話
— tsun (@tsuntsuku2) January 14, 2022
一度も「清盛」と呼ばれていないのに、その人だとわかる
圧倒的存在感。
→ pic.twitter.com/MSdM6fke92
アニメ「平家物語」のキャラクター、平清盛は一門の棟梁として平家の栄華を築き、出家した後も大きな影響力を持つ人物です。貴族社会を変えたいとして朝廷でのし上がり、後白河法皇との権力争いに終始しました。
平時子
アニメ【平家物語】見たなぅ。2話は女達の戦いって感じの印象。重盛は平家に権力の無かった頃の子で後白河法皇と父の板挟み苦しみ。法王の妻は平家を利用しろと言うが実は時子の異母妹なので平家側。清盛の寵愛を受けた仏御前と祇王の出家や徳子の政略結婚。語り部の琵琶の生まれは誰かに繋がるのかね pic.twitter.com/M7cHvriWYx
— ふみずきけい (@9_CanisMajor) January 21, 2022
アニメ「平家物語」のキャラクター、平時子は清盛の正妻です。平時忠の姉で、宗盛、徳子、知盛、重衡たちの生母です。出家後は二位尼(にいのあま)と呼ばれ、清盛亡き後は一門の子や孫たちを精神的に支えました。
平宗盛
TVアニメ「#平家物語」キャラクター紹介
— 【公式】TVアニメ「平家物語」 (@heike_anime) February 8, 2022
平宗盛(CV.#檜山修之 )
重盛の弟。傍若無人な部分もあるが、どこか憎めないキャラクター。重盛・清盛亡きあと、平家の棟梁となります。 pic.twitter.com/OXHSNYI0x2
アニメ「平家物語」のキャラクター、平宗盛は時子の第一子で、重盛とは異母兄弟です。現・正妻の第一子ということで、一門の嫡男として振舞い、重盛やその息子たちにも横柄な態度を取ります。
平時忠
#平家物語
— tsun (@tsuntsuku2) November 28, 2021
第一話で
「この平家の一門でないものなぞ人にあらず」と言った平時忠は源氏に八咫鏡を渡し、娘を源義経に嫁がせて生き残った。 pic.twitter.com/S7RoJtjXZ2
アニメ「平家物語」のキャラクター、平時忠は清盛の正妻・時子の同母弟で、異母妹は後白河法皇の側室・滋子です。時忠の一族は同じ平家でも桓武平氏・高棟流という血筋で、昇殿を許された公家の家柄です。ちなみに清盛の血筋は桓武平氏の中でも伊勢平氏と言われる武家です。
平敦盛
アニメ「平家物語」第6話を視聴。
— ボードゲーム研究助手 (@AltesCoar) February 18, 2022
こちらでも頼朝もいよいよ挙兵、富士川の合戦まで話が一気に進み、大河の筋を追い抜きました。
また今回は「青葉の笛」の敦盛が登場し、その美童っぷりを見せつけてくれました。
平家の若武者達のその後を知っているだけに不憫でなりません。 pic.twitter.com/LNC5dxfDRw
アニメ「平家物語」のキャラクター、平敦盛は経盛(清盛の弟)の末子です。笛が得意で「小枝の笛」という由緒ある笛の持ち主です。十代で戦に参加し、一ノ谷の戦いに平家が敗北し、一人になったところを源氏の熊谷直実に討たれます。
平知盛
アニメ平家の知盛の声が、大河で以仁王を演じた木村昴さん、というのが何とも楽しい🤗 https://t.co/qBQr0l4j4r
— しの (@shino_zt) February 12, 2022
アニメ「平家物語」のキャラクター、平知盛は清盛の第四子で、母は時子です。宗盛は同母の兄、徳子は同母の妹です。勇猛果敢な武者で、兄の宗盛を助けて平家一門を引っ張る存在です。
平重衡
重衡の園城寺焼き討ちと南都焼き討ち。アニメ平家物語でもやってたわね…。#鎌倉殿の13人 #平家物語
— ┏┛旧支配者のくとぅるふ君┗┓ (@Kutuluu_iaia) March 20, 2022
アニメだと重衡が焼き討ちトラウマになったし、びわが夜中に赤い目で焼き討ちの犠牲者の霊を屋敷で視てしまった頃か… pic.twitter.com/ezBOaRrCjn
アニメ「平家物語」のキャラクター、平重衡は清盛の第五子で、宗盛、知盛の同母の弟です。一ノ谷の戦いで源氏方に捕らえられ、捕虜として鎌倉に送られました。潔く凛とした姿に頼朝が心を打たれ、処罰をためらいます。しかし、平家が滅んだ後、処刑されました。
後白河法皇
アニメ #平家物語 の後半に登場した
— 駿河yaman (@yaman5142) March 26, 2022
後白河法皇の孫でわずか4歳で践祚(せんそ)する後鳥羽天皇
実は大河ドラマ #鎌倉殿の13人 の主人公・小四郎こと北条義時の最大の宿敵として鎌倉幕府の前に立ちはだかるヴィランとなる人物です。#尾上松也 #承久の乱 pic.twitter.com/t3UeGPrCDJ
アニメ「平家物語」のキャラクター、後白河法皇は長年にわたって院政を行った人物です。清盛とは対立し、幽閉などの目に遭います。しかし、その度に復活し、ついには平家討伐の院宣を下します。清盛には対抗心を持っていましたが、重盛には信頼を寄せており、また、側室の滋子を寵愛していました。
高倉天皇
TVアニメ「#平家物語」キャラクター紹介
— 【公式】TVアニメ「平家物語」 (@heike_anime) February 6, 2022
高倉天皇(CV. #西山宏太朗 @Koutarotaro )
後白河法皇の息子。8歳で天皇に即位しました。徳子とは従姉弟の関係にあたります。 pic.twitter.com/yT5gF9PaTm
アニメ「平家物語」のキャラクター、高倉天皇は後白河法皇と平滋子との間に生まれた子で、清盛の娘・徳子を正妃として迎えました。後に小督局という藤原信西の孫を寵愛します。後白河法皇と清盛との板挟みで苦悩します。
安徳天皇
【📝ニュース🍀】2月9日(水)放送のTVアニメ『平家物語』第5話「橋合戦」より、あらすじ・先行場面カットが公開
— moca (@moca_news) February 5, 2022
🔗https://t.co/LiG3n5cz0L pic.twitter.com/c61LRcAX2M
アニメ「平家物語」のキャラクター、安徳天皇は高倉天皇と正妃・徳子の皇子です。幼少期に天皇に即位します。清盛が幼い天皇を補佐し、政治を行いました。7歳で都を逃れ、平家と運命を共にします。
平滋子
#平家物語 「建春門院(平)滋子」
— アダムスキー (@adamu_sky) January 29, 2022
1142年~1176年(享年35歳)
出自は父・平時信(兄は平家に非ずんば
と言った時忠)、1161年、高倉天皇出産
皇太后には珍しく後白河の御幸に付添う
ことがあり厳島も同行、仲睦まじい様子
その死後、20歳の高倉天皇を見て滋子に
似ていると後白河、涙したという pic.twitter.com/Niwqud2blk
アニメ「平家物語」のキャラクター、平滋子は清盛の正妻・時子の異母妹です。後白河法皇の側室として入内し、高倉天皇を産みました。後に建春門院と呼ばれます。後白河法皇とは仲睦まじく、清盛と法皇の橋渡しの役目を果たした功労者です。
平家物語のアニメ主題歌
平家物語のOP主題歌
何回だって言うよ
— 茶菓子 🇯🇵 (@vvcyakakovv) March 26, 2022
世界は美しいよ
君がそれを諦めないからだよ
混沌の時代に、泥だらけの君のままで輝きを見つめていて⁰悲しみに向かう夜も
揺るがずに光っていてよ...✨
羊文学「光るとき」
Official Music Video
テレビアニメ「平家物語」OPhttps://t.co/IRNM9pgsOa pic.twitter.com/NrBdJJlyhK
アニメ「平家物語」の主題歌を紹介します。オープニング曲は、羊文学(ひつじぶんがく)の「光るとき」(2022年1月12日発売)です。羊文学は、塩塚モエカ(ボーカル、ギター)、河西ゆりか(ベース)、フクダヒロア(ドラム)によるロックバンドです。「光るとき」の作詞、作曲は塩塚モエカが担当しました。
平家物語のED主題歌
【アニメ】平家物語11話(最終回)感想・考察・解説!びわは未来を変えた? https://t.co/zZmTvJ2vKo pic.twitter.com/MN2glSrtKP
— 光海ゆう@なろう読み専 (@YuuLSea) March 26, 2022
アニメ「平家物語」のエンディング曲は、agraph feat.ANIの「unified perspective」です。ANIが作詞、agraphが作曲と編曲を担当しました。ANIはスチャダラパーのメンバー、スチャダラアニです。
平家物語のアニメの用語一覧
用語①琵琶
アニメ平家物語ものすごくいい作品でしたワンクール一番ということではなくもっとここ数年来で一番良い作品だと私は思います pic.twitter.com/0XbhVNYhYx
— さくた@(*´ー`*) (@sakuyassss) March 26, 2022
アニメ「平家物語」でびわが持っていた琵琶とは、東アジア発祥の弦楽器です。日本に伝わったのは7~8世紀頃で、正倉院には奈良時代に伝来した五弦琵琶が収蔵されています。
用語②琵琶法師
琵琶法師とは、様々な物語を琵琶を奏でながら語った者のことです。「平家物語」が語られたのは鎌倉時代で、目の不自由な僧によって語られ始めました。「平家物語」は様々な流派が生まれ、それらを「平曲(へいきょく)」と総称するようになりました。
用語③禿
話は前後したけど、アニメ「平家物語」ものすごくよかった。この有名すぎる古典をアニメ化しようとした勇気と、「びわ」という語り部を入れるアイディア力、そして本気度が伝わる絵と声優の演技の素晴らしさ、全てに満点をあげたい。#平家物語 pic.twitter.com/S4PQQAQlsy
— ヤマザキ静電気💉💉💉 (@NbTtdAoryV7eGDf) March 24, 2022
禿(かむろ)とは、アニメ「平家物語」では平家への批判や悪口、謀り事などを探る密偵です。元々は髪の長さが肩までの童子のことを指します。
用語④恩赦
恩赦とは、国が刑罰を軽くすることで、通常ではない特別な出来事(国家的な祝い事や弔事など)に行われることがあります。現代日本では内閣が恩赦の決定を行い、天皇陛下が国事行為として認証を行うことになっています。
用語⑤令旨
令旨(りょうじ)とは、皇太子から下された命令が書かれた文書で、唐(中国)から日本へと伝わりました。日本では皇太子の他に太皇太后、皇太后、皇后という三后と言われる皇族も含まれます。平安時代の中頃には親王、女院も含まれるようになります。令旨といえば「平家物語」に登場する「以仁王の令旨」が有名です。
用語⑥小枝の笛
6話の月見場面は本当に最高だったけど敦盛、資盛、清経、重衡達のこれからを思うとあまりにも切なかった。とにかく今は現行金カムとアニメ平家物語のこれからを観るのが辛すぎる😭 https://t.co/W64XvN4JGw
— さらぽんぬ@サケヌキ35日2022 (@SALA_PON) March 1, 2022
小枝の笛(さえだのふえ)は平敦盛が愛用していた笛で、別名を「青葉の笛」と呼ばれるこの笛は、熊谷直実が敦盛を討った際、持ち帰りました。その後、敦盛の遺品として須磨寺(神戸)に預けられ、現在も大切に所蔵されています。
用語⑦棟梁
記事の通り、「鎌倉殿」でのあっさりした清盛の最期と違い、平家物語では無間地獄の絡みか、相当大袈裟に描かれてる。これもある意味アニメだからこそ出来た原作再現かと。アニメでは一門思いな側面で"憎めないおじさん"として描かれる点も好印象。とても一言では語れない人物https://t.co/sgOPD4B61g pic.twitter.com/t9emtxOdzm
— ラヴェル (@opus_avantra) March 21, 2022
棟梁とは、アニメ「平家物語」では平家の総帥、当主という意味で使われています。清盛から重盛へと受け継がれ、重盛の死後は宗盛が継ぎました。現代では建物の重要な役割を果たす棟(むね)と梁(はり)を合わせた熟語で、大工職の親方のことを指します。
用語⑧摂政
平家物語「山門御幸(前)」https://t.co/zyGPVLoK9O
— みおつくし (@miotsukushi_e) March 20, 2022
鞍馬から比叡山へ転々とした後白河法皇は、帰京して木曽義仲・行家に平氏追討の院宣を下す。pic.twitter.com/0qaEeCJNKt
摂政とは、天皇の代理で政治を行う役職です。天皇が未成年である、病床にある、女性である、または天皇がいないときに置かれます。
用語⑨白拍子
TVアニメ「#平家物語」キャラクター紹介
— 【公式】TVアニメ「平家物語」 (@heike_anime) March 1, 2022
静御前(CV. #水瀬いのり @inoriminase )
びわが京の町で出会った白拍子の少女。同じ白拍子の月・あかりと連れ立って旅をしています。 pic.twitter.com/MQkkzE1kY3
白拍子(しらびょうし)とは、女性が男装して舞う芸人のことです。活躍したのは平安時代~鎌倉時代です。主に遊女や子どもが男装して当時の今様(流行り歌)などを歌い、舞う者たちのことです。
用語⑩強訴
アニメ『平家物語』第5話。合戦の描き方ひとつとっても、歴史ものでよく見られるマッチョな描き方がなくて感心しながら惹き込まれた。イージーな答えに飛びつかず、安易に闇も持ち出さない。素晴らしい脚本、演出でした。 pic.twitter.com/aoybthpjIV
— Words of Gold (@wordsofgold9) February 11, 2022
強訴(ごうそ)とは、平安時代、僧や神に仕える人が仏や神の権威をかざし、集団となって朝廷、幕府に願い出ることです。例えば、興福寺は春日神木(春日大社)を、延暦寺は日吉大社の神輿を掲げて集団で朝廷に押し寄せます。僧たちは僧兵と呼ばれ、要求が通らない場合は神木や神輿をその場に置き去りにして政治の混乱を招きます。
平家物語のアニメに関する感想や評価
今、アニメの平家物語にはまっているのですが、本当にいい。脚本も見事。無駄な言葉もなく、それでいて使い古された言い回しや、シーンもなくて、本当に素晴らしい。
— 藤沢文翁(Bun-O FUJISAWA) (@FujisawaBun_O) March 18, 2022
アニメ「平家物語」がとても良いという感想・評価です。特に脚本が見事で、無駄な言葉、使い古されたセリフ、シーンの無い、本当に素晴らしい作品だという感想・評価です。
#平家物語 10話、11話。
— とうこ (@kamo41261) March 26, 2022
なんかもういろいろな思いで胸がいっぱい。感想書けない…。
ただとても素晴らしい作品なので普段アニメは見ないという方にもぜひおすすめしたい気持ちです。
心に響いた中の一つは10話の維盛出家の場面。
「人が耐えられる苦しみに自分が耐えられるとは限りませぬ」
本当に。
アニメ「平家物語」に関する感想・評価で、言葉にできないほど胸がいっぱいになる作品ということです。是非、アニメを観ない方にもおすすめの作品という感想・評価です。また、ここでは、びわと平時忠、敦盛の名言を紹介しましたが、こちらの方は維盛の名言が心に響いたという感想・評価です。
アニメ平家物語、素晴らしかった!史実通りに淡々と話が進む反面、描かれる群像劇は涙無しには見られない。栄枯盛衰の宿命を背負った人々の生き様は心に刺さるし、学びもあった。
— Foci (@Foci68410365) March 26, 2022
聲の形でも才能を垣間見たが、山田監督は人の想いや尊さを描写に込める技術に長けていると思う。おすすめ!#平家物語 pic.twitter.com/uLZUMcElLH
アニメ「平家物語」が素晴らしいという感想・評価です。平家の栄枯盛衰は史実で、その通りに物語は進みますが、様々な宿命を背負った各キャラクターたちの生き様に学ばせてもらったという感想・評価です。監督を務めた山田尚子さんは繊細な心情を描く技術を持っているという感想・評価です。
『平家物語』最終話を見届けた。この作品は自分には言語化できない素晴らしさだったし、この作品の伝えたいことが本当に心に染みた。平家物語はただ見るだけで終わるのでなくて、それを後世に伝えることで作品として完成されるものだと思う。大河アニメという難しいジャンルでここまでの完成度を
— ラーボ2nd (@rarbo_Sub) March 24, 2022
アニメ「平家物語」に関する感想・評価です。言葉では表現できないほど素晴らしい作品だという感想・評価です。アニメ「平家物語」は最終話を迎えましたが、そこで終わらず、後世へと伝えていくことで完成するという感想・評価です。
#平家物語 総括
— さつき (@Resatsuki0) March 23, 2022
歴史の側面でしか捉えてなかったけどそこに生きた人達に寄り添うアニメ平家物語を見終えて感じたことは"友達"。
なんだそれと思うかもだけど時代が違えば一緒に笑い合えていたのかなとか想像したりそれ程までに人情味を感じる全話だった
見て本当に良かった
ありがとうございました pic.twitter.com/v8HL4pjx6O
アニメ「平家物語」に関する感想・評価です。歴史上のものとして捕らえていた物語でしたが、当時の人々に寄り添った描き方で、「友達」を感じたという感想です。一緒に笑い合える友達になれたのかもしれない、それほど人情味を感じたという感想・評価です。
平家物語のアニメあらすじまとめ
TVアニメ「#平家物語」
— 【公式】TVアニメ「平家物語」 (@heike_anime) March 23, 2022
第十話「壇ノ浦」、第十一話「諸行無常」ご視聴ありがとうございました。
約15年間のできごとを3か月で駆け抜けましたが、お楽しみいただけたでしょうか?
放送は一旦終了しますが、書籍やBDの発売も予定しています。
引き続きアニメ「平家物語」をよろしくお願い致します。 pic.twitter.com/AYJg5Bz3Ig
いかがでしたか?アニメ「平家物語」の1話から11話(最終話)までのあらすじをネタバレで紹介してきました。約800年前に実際に起こった源平の戦いを描いた「平家物語」を原作に、山田尚子監督によってアニメ化されました。見どころは、史実ということで、物語に登場する地名や寺、神社などが今でも現存していることや名言・名セリフが多いところが見どころでした。
また、アニメ「平家物語」の感想・評価も紹介しました。各キャラクターの生き様が心に刺さるという感想・評価や、「平家物語」を後世に伝えていくことで完成するという感想・評価もありました。まだ観ていない方にもおすすめしたいという感想もありました。心に染みる素晴らしい作品と言われるアニメ「平家物語」をどうぞお楽しみください。