ムーランはどんなディズニー映画?あらすじや登場キャラクターを紹介

ディズニー映画で、史上初めてアジア人女性を主人公キャラクターにした『ムーラン』のあらすじや登場キャラクターを紹介します。1998年公開のディズニー映画『ムーラン』は、中国古代を舞台にした女性のサクセスストーリーで、中国の伝統『花木蘭』をモデルに制作されました。日本ではディズニー映画なのに、あまり知られていない『ムーラン』ですが、『アニー賞作品賞』を受賞しています。今回はディズニー映画『ムーラン』のあらすじや登場キャラクターと共に作成の裏話も一緒に紹介いたします。

ムーランはどんなディズニー映画?あらすじや登場キャラクターを紹介のイメージ

目次

  1. ディズニー映画ムーランを徹底調査!
  2. ディズニー映画ムーランとは?
  3. ディズニー映画ムーランのあらすじをネタバレ!
  4. ディズニー映画ムーランの登場キャラクターを紹介!
  5. ディズニー映画ムーランの裏話は?
  6. ディズニー映画ムーランのあらすじや登場キャラクターまとめ!

ディズニー映画ムーランを徹底調査!

ディズニー映画『ムーラン』は主人公ムーランが、自分の道を切り開いていき、女性だが国を守っていくお話です。『ムーラン』のように自分らしく生きていくことに誇りを持って生きていけるように、ぜひ女性に見て欲しいディズニー名作映画です。今回はそんな女性のサクセスストーリーであるディズニー映画『ムーラン』のあらすじや登場キャラクターを紹介します。

ムーラン|ブルーレイ・デジタル配信|ディズニー

ディズニー映画ムーランとは?

ディズニー映画『ムーラン』は日本では1998年9月に公開された長編アニメーション映画です。『ムーラン』は中国伝説の女性将軍『花木蘭』をモデルにしており、ディズニー映画『ムーラン』のあらすじとは、一部『花木蘭』のあらすじから変更していますが、基本同じあらすじです。ディズニー史上初めて古代中国をモデルにし、アジア人女性を主人公キャラクターにしました。

日本ではディズニー映画の中であまり知られていない『ムーラン』ですが、アメリカではアニメ界のアカデミー賞ともいわれる『アニー賞作品賞』を受賞しており、ディズニー映画のルネサンスと呼ばれています。主題歌は『Reflection』でディズニーチャンネル出身のクリスティーナ・アギレラが歌っています。実写版映画化が2018年11月に公開される予定でしたが、2022年に延期されました。

ディズニー映画ムーランのあらすじをネタバレ!

あらすじ紹介!男子1人に徴兵令!

ある日、中国への侵略を試みた北方の騎馬民族であるフン族が、万里の長城を超え中国に侵攻してきました。そこで中国は国中の各家の男子を、1人徴兵することを決めました。これによりムーランのファ家からも1人男子を入隊させなければいけませんでしたが、ファ家には前の戦争に出兵し足を負傷した父親ファ・ズーしか男性はいませんでした。

父は誇りをもって出兵しようとしますが、ムーランは高齢で足を痛めている父が出兵することに心を痛め、家族全員が寝静まった夜中、ムーランは長かった髪を切り男装して、父の刀と鎧を持って、招集場所へと家を出るのでした。

あらすじ紹介!男装して従軍!

招集場所に向かったムーランに、ファ家の先祖達は、守護神を送りムーランを連れ戻そうします。先祖達は元守護神だったムーシューに守護神をムーランに送るようにに命令します。しかしムーシューはムーランを英雄として、再び守護神になろうと策略して、守護神を壊し、幸運のコオロギであるクリキーと共に、守護神としてムーランについていくのでした。

男装したムーランはシャン隊長率いる軍に配属され、訓練に参加します。ムーシューの指導の下、男子とし訓練に挑みますが、女性の体力や筋力では厳しい訓練ばかりな上、更に隊でもめ事を引き起こし、仲間に意地悪されてしまいます。しかし努力と知恵でドンドン力をつけていくムーランは、次第に仲間たちから信頼されていくようになり、ムーランは隊を率いるシャン隊長に次第に憧れを抱くようになります。

雪山での事件!

フン族によってリー将軍率いる別の部隊が全滅したとの知らせが入り、ムーラン達の隊がフン族と戦うことになりました。しかしフン族に雪山で奇襲をうけ、圧倒されてしまいますが、ムーランの策でフン族の後ろにあった雪山から雪崩を起こしフン族を倒すことが出来ました。しかしムーランはこの戦いで負傷してしまい、手当てを受けた際に女性であることが判明してしまいます。

皇帝の側近チ・フーはムーランを軍規違反で処刑するべきだと訴えますが、シャン隊長はムーランの命を救うため、ムーランを隊から追放するのでした。隊を追放されたムーランは故郷への帰り道の途中で、雪崩で亡くなったはずのフン族の隊長シャン・ユーが生きており、生き残った5人の部下をつれて王都を狙っていることを知ります。ムーランは故郷へは帰らず、ムーシューとクリキーと共に王都へ急いで向かうのでした。

王都での最後の戦い!

王都ではフン族に勝利した宴が開かれていましたが、シャン・ユーがフン族の生き残りと共に城に奇襲をとり、皇帝を人質に城を制圧してしまうのでした。この事態にムーランは、シャン隊長や隊で共に訓練した3人トリオのチェン・ポー、ヤオとリンと共に皇帝を助ける策を練りフン族に立ち向かいます。

民衆に皇帝を紛れさせたり、お祝いの花火を使ったりと知恵を使った作戦で見事フン族に勝利を収めるのでした。ムーランは軍規違反を犯したり、城をハチャメチャに壊したりしましたが、女性ながら勇敢にたたかったムーランには皇帝より秘宝の勲章をもらうのでした。

ディズニー映画ムーランの登場キャラクターを紹介!

父親想いの女性!ファ・ムーラン

ディズニー映画『ムーラン』の初アジア人女性が主人公キャラクターの『ファ・ムーラン(花木蘭)』は、ファ家の一人娘で、長い黒髪と切れ長の目を持った美少女です。しかし周りの女性のように着飾ったりすることには一切興味はなく、草原を駆け回ったりする方が好きな男勝りな性格をしています。おっちょこちょいな部分もありますが、正義感溢れる家族思いな優しい性格をしています。

父親に隊への招集がかかると、女性が隊に加わり戦に出ることは、法律で禁じられていることを承知で、足の悪い父親に代わり長い髪を切り落とし男装し息子として隊に入隊しました。女性らしいさや男性らしさという固定概念には一切とらわれず、自分らしくあることを望み、やると決めたら絶対にやり通す芯の強い女性です。隊入隊当初は男性ぽく振舞うことや剣術等の訓練に苦労しましたが、機転を利かせて戦う事で成長していきました。

赤いドラゴン!ムーシュー

『ムーシュー(木鬚)』はトカゲのようなサイズと見た目ですが、実は名家ファ家の元守り神だった赤い龍です。遠い昔に失敗してファ家の人間を殺してしまったため、先祖の霊を起こすドラ叩きに降格してしまいました。ムーランを英雄にして、再びファ家の守り神になろうと思い、ムーランが隊に入隊するのについていきます。

性格はお調子者で、少しいい加減なところもありますが、ムーランのそばを片時も離れず、いつもムーランを守っています。赤い龍らしく火を吐くことができ、コオロギのクリキーの言葉も理解でき、クリキーとコンビを組んでいます。

幸運のコオロギ?クリキー

『クリキー』とはムーランが祖母からお守りとして渡してくれた幸運のコオロギです。しかし真相はただの普通のコオロギで、結婚仲介人によるムーランが受けたお見合いを教育を失敗させた張本人です。ムーランが部隊に入隊する際には、ムーシューと共にムーランについていきました。ムーシューとはいいコンビを組んでいます。

正義感溢れる隊長!リー・シャン

ムーランが配属された部隊の隊長『リー・シャン(李翔)』は正義感溢れる頼れるリーダーですが、多少自信過剰で堅物な性格です。訓練中にムーランに堅物と言われる程です。父親がリー将軍であるため、皇帝の側近チ・フーにはバカにされていますが、寄せ集めの新人兵を一人前の兵へと鍛え上げられるほどの実力者です。

雪山でムーランに助けられた際に、ムーランが女性である事をしますが、隊から追放することで、規則違反で処刑されそうだったムーランを救いました。シャン・ユーが皇帝を人質に城を占拠した際は、ムーランと共に戦い、ムーランへの信頼を取り戻し徐々にムーランを女性としても意識していきます。

厳格な父親!ファ・ズー

ムーランの父親でファ家の当主である『ファ・ズー(花弧)』は娘のムーランに幸せな結婚を願っている娘思いな父親です。家のしきたりを重んじる厳格な性格でもあります。しかし前の戦争で出兵し足を負傷してしまったため、杖がないと歩けません。

フン族討伐隊3人トリオ!チェン・ポー、ヤオ、リン

ムーランが配属されたシャン隊長の部隊に配属された3人トリオ『チェン・ポー』、『ヤオ』と『リン』です。『チェン・ポー(金宝)』は体の大きく、青い布の鎧を着ていて、頭はハゲています。大食いで心優しくのんびりした性格です。訓練が始まったころは、訓練についていけませんでしたが、実は部隊1の力持ちで、数人の男の人と馬を一緒に軽々持ち上げられます。皇帝を助けるために女装した際は、青色のドレスを着ていました。

3人トリオの1人である『ヤオ(堯)』は小柄な体つきで赤い布の鎧を着ています。乱暴者で喧嘩っ早い性格をしており、部隊の訓練が始まったころは、「力持ちで岩のように強い」と言い、誰彼構わず喧嘩を売っていました。しかし意外にも男気溢れてた性格をしていて、涙もろい一面もあります。皇帝を助けるために女装した際は、赤ドレスを着ていました。

3人トリオの最後は『リン(林)』です。リンは黄色い布の鎧を着ていて、細身な体をしています。運動が苦手でが、お調子者だが仲間思いな性格です。ムーラン、チェン・ポーとヤオと一緒に皇帝を助けるために女装した際は、黄色いドレスを着ていました。3人とも訓練当初はピン(ムーラン)をバカにしいじめていたが、徐々にピン(ムーラン)を認め親しくなっていきます。最後は共にシャン・ユーから皇帝と城を守りました。

中国侵略を企む!シャン・ユー

ムーランに出てくる『シャン・ユー(単于)』は万里の長城を超え中国を侵略しようとした、北方の騎馬民族であるフン族の長です。黒いハヤブサを従えており、偵察や荷物の運搬をさせています。普段は寡黙だが、非常に冷酷な性格の人物で、無能者や気に入らない相手には、怒りをあらわにし即始末します。

リー将軍の部隊を壊滅させるほどの戦略家の武将であるが、ムーランの戦略で雪山で雪崩に巻き込まれ隊に大きな痛手を受けました。しかし雪崩に巻き込まれるも、本人は馬と剣を失うのみで体は無傷だった程の強靭な肉体を持っています。フン族の生き残りである5人の部下を連れて宮殿に占領し、仲間の敵討ちを打とうとしたが、最後はムーランやシャン隊長に敗れ、花火に土こまれ爆死します。

皇帝の側近!チ・フー

『チ・フー(腸福)』は中国の皇帝の側近で、秘書官をしています。自己中心的で厳格な性格で、シャン隊長の部隊をバカにしています。しかし裏では兵士たちにバカにされている。最後はムーランの代わりに皇帝にクビにされました。

中国の王!皇帝

中国の皇帝で、シャン・ユーが5人の部下と城に攻め込んだ際に、人質をなってしまったが、ムーランとシャン隊長達に助けられました。城を壊したり、男として軍に入り込んだとしムーランを怒りますが、最後は女性でありながら国を守ったムーランに秘宝の勲章を与えます。さらに側近だったチ・フーをクビにして、ムーランに側近として城に残ることを提案しました。

ディズニー映画ムーランの裏話は?

ムーラン制作には沢山のスタッフとコーヒー?

ムーランが公開されたのは1998年ですが、ディズニーではムーランの制作は1993年から始まっていました。ムーランはディズニーの中で5年の歳月をかけ、アニメーター、アーティストや技術者など約700人のスタッフを雇い作成されました。その5年間の制作期間に、ディズニーで消費されたコーヒーは約740キロ以上になりました。

自己紹介ソングはカットされた?

ディズニーでムーランが制作された当初は、最守護龍ムーシューがムーランに初めて会い自己紹介をする場面で、歌にのせて自己紹介をする予定でした。そのため3曲の候補曲がされましたが、ディズニーの制作側が映画のペースがうまく進まなくなるという理由で歌で自己紹介をすることはカットされました。

将軍はシャンの父親ではない?

リー・シャン隊長の父親リー将軍はもともとはシャン隊長を親子関係はない設定でした。しかしディズニー側はムーランとシャン隊長の関係を深く書くために、制作途中にリー将軍をシャン隊長の父親へと設定を変更しました。

監督やスタッフが出演?

ディズニー映画にはよくディズニーの遊び心で、色々な人たちがカメオ出演したり、スタッフの名前出てきたりします。ムーランでは、監督を務めたトニー・バンクロフトとバリー・クックの2人が、ムーランの終盤の花火を上げるシーンで花火師とし花火を打ち上げていました。

更に国中の各家の男子が1人ずつ徴兵令がくだり、チ・フーが徴兵される人を読み上げていくシーンでは、ムーランの制作スタッフの名前が呼ばれていました。そして、ムーランが名曲『リフレクション』を歌うシーンに出てくる中国語の描かれている石には、制作スタッフの名前が中国語で書かれています。

隠れミッキーがいる?

フン族に襲撃された雪山での戦いのシーンで、シャン隊長が乗っていた馬の首元とおしりあたりに、馬の模様のようにディズニーの代表キャラクターのミッキーマウスが隠れミッキーとしいます。

ディズニー映画ムーランのあらすじや登場キャラクターまとめ!

ディズニー長編アニメーション映画のムーランは、ディズニー史上初めてアジア人の女の人を主人公キャラクターにした映画です。ディズニー映画の中では、あまり知られていないムーランですが、中国古代の伝説花木蘭をモデルにしており、自分の人生を自分で切り開いていく強い女性を描いたお話です。今回はそんな女性のサクセスストーリーであるムーランのあらすじや登場キャラクターをまとめてみました。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ