【ワンピース】ネプチューンはリュウグウ王国国王！強さ・能力や声優も紹介

『ワンピース』の物語には逆三角形の体と12ｍという身長を持つネプチューンが登場しています。ネプチューンは魚人島を治めるリュウグウ王国国王であるため、『ワンピース』の魚人島編における重要人物となっていました。では、そんなネプチューンの強さ・能力、アニメ声優は？ここからは、『ワンピース』に登場するネプチューンの登場シーンを紹介しつつ、彼の強さ・能力やアニメ声優を解説していきます。

それではまず、『ワンピース』の作品情報からご覧ください。『ワンピース』とは、尾田栄一郎による海賊・ファンタジー漫画です。1997年7月22日より『週刊少年ジャンプ』にて連載され、2022年4月時点で102巻が刊行されています。主人公モンキー・D・ルフィを始めとするさまざまな海賊たちが、海賊王ゴール・D・ロジャーが残した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡り航海する冒険ロマンが描かれています。

当記事で紹介するネプチューンは『ワンピース』の魚人島編にて初登場しています。魚人島編の舞台は深海1万ｍにある海底の楽園「魚人島」です。魚人島にはさまざまな魚人族が住んでおり、その島を治めているのがリュウグウ王国でした。ネプチューンはリュウグウ王国国王として登場。そして、魚人島に到着したルフィたちをリュウグウ王国の王宮へと招待しています。

• 名前：ネプチューン
• 誕生日：7月3日(70歳)
• 身長/体重：1220cm/不明
• 種族：人魚
• 出身地：魚人島リュウグウ王国
• 初登場回：原作62巻 第611話「ホーディージョーンズ」
• 家族構成：妻・オトヒメ、娘・しらほし、息子・ネプチューン三兄弟(フカボシ・リュウボシ・マンボシ)

『ワンピース』に登場するネプチューンは逆三角形の体の持ち主で、身長も12mと大きいです。その体の大きさと屈強さにより「海神ネプチューン」の異名を持っています。常に王冠と三叉槍を身に付け、オレンジ色のモジャモジャした髭を生やしているのが特徴的です。また、シーラカンスの魚人の特徴に見られる青い尾ひれが付いています。

屈強で大きな体を持つネプチューン王ですが、その見た目に反して優しく温厚な性格をしています。作中ではルフィたちが魚人島へと到着した際、国王自らルフィたちを迎い入れるべく下界へと降りようとしていました。結果的には国王自ら出向いてはいけないということで、部下の右大臣や左大臣から怒られています。その時のやり取りからはネプチューンが親しみやすい人物であることが窺えます。

優しく温厚なネプチューンの口癖も彼の親しみやすさを演出しています。その口癖というのが、語尾に「～じゃもん」と付けるというもの。ネプチューンはほとんどのセリフでこの口癖を言っていました。

海神ネプチューンという異名を持つネプチューンですが、彼に悪魔の実の能力はありません。三兄弟の一人であるフカボシ同様に武術「人魚柔術(マーマンコンバット)」の使い手です。その強さはジンベエが使う魚人柔術と同レベルと言えるでしょう。ウルトラマリンという技で大きな海流を起こすことができるのですが、これは魚人柔術の海流一本背負いと似ています。

実際にウルトラマリンを使い、竜宮城に攻めてきたホーディの手下たちを一掃する強さを見せていました。ただ、本編登場時は体が衰えてしまっていたことにより本来の強さを発揮できず、ゾロたちとの戦闘シーンでは持病のギックリ腰を起こしてしまっています。かつては海の大戦士と呼ばれていたようですが、今ではゾロたちにあっさり捕らえられてしまうほどの強さになっていました。

常に王冠と三叉槍を身に付け、オレンジ色のモジャモジャした髭を生やしているのが特徴的なネプチューンは、屈強で大きな体とは裏腹に優しく温厚な性格をしていました。そんなネプチューンは語尾に「～じゃもん」を付けるのが口癖。では、ネプチューンのアニメ声優は？ここからは、アニメ『ワンピース』に登場したネプチューンの声優情報を見ていきましょう。

• 名前：稲葉実(いなばみのる)
• 生年月日：1951年11月8日(70歳)
• 出身地：静岡県
• 職業：俳優、声優
• 所属事務所：賢プロダクション

アニメ『ワンピース』にてネプチューン役を演じた声優は、声優事務所「賢プロダクション」所属の声優・稲葉実(いなばみのる)さんです。稲葉実さんは1976年10月6日から1979年12月26日まで放送された『ドカベン』にてアニメデビューを果たした声優で、1975年からアニメ、ゲーム、吹き替えのジャンルを中心に活動しています。

• 1982年～：逆転イッパツマン(三冠王、キャプテン、ベーブ・ルース、リーデンブロック、トム、ワルベエ 役)
• 1982～：魔法のプリンセス ミンキーモモ(ドラキュラ、バード博士 役)
• 1989年～：ミラクルジャイアンツ童夢くん(藤田元司 役)
• 1995年～：新機動戦記ガンダムW(ドクターJ 役)
• 2002年～：機動戦士ガンダムSEED(ウィリアム・サザーランド 役)
• 2004年～：鉄人28号(大塚署長 / 大塚所長 役)
• 2008年～：ゲゲゲの鬼太郎(百目 役)
• 2013年～：義風堂々!! 兼続と慶次(木食応其 役)
• 2015年～：ポケットモンスター XY(フクジ 役)
• 2018年～：RErideD-刻越えのデリダ-(ハンス・アンドレイ 役)

優しく温厚な性格をしているネプチューンですが、家族が危機に陥るとその性格が一変し、険しく鋭い雰囲気を纏うようになります。では、『ワンピース』の魚人島編にて登場するネプチューンの家族は誰なのでしょうか？

ネプチューンの妻は金魚の人魚であるオトヒメです。かつては魚人に対する差別を無くすべく、積極的に人間と関わりを持とうとしていました。その活動の一貫として魚人島民たちにリュウグウ王国を海底1万ｍからの海上移設に賛同するように演説し著名を集めています。そんなオトヒメは慈悲深く自己犠牲の精神の持ち主であったため、国民から非常に愛されていました。ところがある日、演説中に何者かに殺害されてしまいます。

ネプチューンの息子は三人います。長男フカボシ、次男リュウボシ、三男マンボシからなる「ネプチューン三兄弟」です。ネプチューン三兄弟はリュウグウ王国軍の三強と呼ばれています。ネプチューン三兄弟はネプチューン国王の若き頃と同様に国の勇敢な騎士として邁進していました。

国王ネプチューンにはネプチューン三兄弟の下に娘がいます。その娘というのが、リュウグウ王国の王女でビッグキスの人魚であるしらほしです。ネプチューンの娘・しらほしは普段から気弱で自己主張をあまりしませんが、オトヒメを殺害した者が誰か知っておきながらも、オトヒメとの約束を優先しその犯人を恨まないなど芯が強く優しい娘でした。また、世界を滅ぼすことのできる兵器「ポセイドン」でもあります。

ここからは『ワンピース』の魚人島編にて登場したネプチューンの名言や名セリフを見ていきましょう。ネプチューンの名言や名セリフには、「古い法律もまた…」「我が妻を殺した者を…」といった言葉がありました。

『ワンピース』のリュウグウ王国国王・ネプチューンが放った名言や名セリフの一つに「古い法律もまた…」に続く一言があります。これは輸血が必要となったルフィに、ジンベエが血を提供しようとしたタイミングで放ったネプチューンのセリフです。魚人島では古くから魚人族が人間に輸血をしてはならないという法律がありました。ネプチューンの名言からはその法律をあまりよく思っていないのが窺えます。

続いて『ワンピース』のリュウグウ王国国王・ネプチューンが放った名言や名セリフの一つに「我が妻を殺した者を…」に続く一言があります。オトヒメが暗殺された際、自らの殺意が収まるまで硬殻塔に閉じこもっていたタイミングで、左大臣に言ったセリフです。ネプチューンはオトヒメの「復讐は復讐を生む」という考えに賛同しているからこそ殺意を抑え込んでいます。人間に対する怒りの度合いが窺い知れる名言となっています。

それでは最後に『ワンピース』のネプチューンがどのような活躍をしたのかを明らかにしていきます。ここでは、ネプチューンの魚人島編での登場シーン、世界会議編での再登場シーンを中心に紹介しつつ、ワノ国編で再登場する可能性を具体的に見ていきましょう。

ネプチューンは『ワンピース』の魚人島編にて、麦わらの一味が娘のしらほしのペットを助けたため、そのお礼として竜宮城に招待する形で初登場していました。しかし、その後ホーディ・ジョーンズ率いる新魚人海賊団が竜宮城に乗り込んできたため、麦わらの一味を逃がす代わりにホーディ・ジョーンズに捕まってしまいます。

そして、広場にて公開処刑されそうになってしまうネプチューン。そこで、娘のしらほしやネプチューン三兄弟、麦わらの一味はネプチューンを救うべく行動します。その結果、ルフィたちが新魚人海賊団との戦いに勝利したことでネプチューンは助かりました。

『ワンピース』の魚人島編にて初登場したネプチューンですが、その後魚人島を海上移設する前の段階として人間と共存することを目的に世界会議に出席しています。ネプチューンは娘のしらほしを連れてマリージョアにやってきていました。しかし、娘のしらほしが天竜人チャルロス聖に気に入られたため、有無を言わさず捕らえられそうになってしまいます。

ネプチューンはその人間の醜さに絶望し、地上との決別を口にしてしまいました。ところが、そのタイミングでオトヒメがかつて魚人島で助けたミョスガルド聖が、チャルロス聖を殴り飛ばした事で場が収まります。こうして、ネプチューンはこの出来事に驚くと共に自らの行動を恥じ、地上と決別するという考えを改めることとなりました。

『ワンピース』の世界会議編にて再登場したネプチューンですが、果たしてワノ国編でも再登場することはあるのでしょうか？今のところ、リュウグウ王国の魚人たちが四皇カイドウとビッグマムとの戦いに参戦していないため、それに伴い国王であるネプチューンも登場していません。

『ワンピース』に登場するリュウグウ王国国王・ネプチューンとルフィたちに関する感想や評価があがっています。感想ではロード歴史の本文について、「ネプチューンならルフィたちに見せてるはず」と言われているのですが、この感想からはネプチューンがルフィたちのことを強く信頼していると捉えられているのが窺えます。ネプチューンの誠実な性格も影響しているのかもしれません。

『ワンピース』に登場するリュウグウ王国国王・ネプチューンに関する感想や評価があがっています。感想では「特にネプチューン好き」と言われているのですが、どういった点に魅力を感じているのか気になります。ネプチューンと同様、シーザーとカタクリが好きだと言われているので、三人のキャラの共通点に注目してみると良いかもしれません。

『ワンピース』に登場するリュウグウ王国国王・ネプチューンの息子であるネプチューン三兄弟に関する感想や評価があがっています。どうやら、オトヒメ王妃とネプチューン三兄弟が高く評価されているようです。

感想で「切ない」と言われているのは、おそらくオトヒメ王妃の言動や行動を意識しているネプチューン三兄弟の姿が関係しているのでしょう。これは国王ネプチューンにも言えることなので、オトヒメ王妃とネプチューンとの関係性にも注目してみると良いかもしれません。

『ワンピース』に登場するリュウグウ王国国王のネプチューンについて、ネプチューン三兄弟や娘・しらほしなどの家族、強さ・能力、アニメ声優をまとめてきました。強くて優しいリュウグウ王国国王・ネプチューンは、最愛の妻・オトヒメを失いながらも息子・ネプチューン三兄弟や娘・しらほしを立派に育て上げた人格者でした。

やはり、ネプチューンはさまざまな経験をしてきたからこそ、優しく温厚な性格になったのでしょう。ワンピースの読者にも親しみやすいキャラだと考えられるため、ワンピースをご覧になった際はぜひネプチューンに注目してみてください。