2020年05月19日公開
2020年05月19日更新
【ワンピース】オトヒメ王妃を撃った犯人は誰?ネプチューンとの関係も考察
ワンピースに登場する、オトヒメ王妃。ワンピースの偉大なる航路(グランドライン)に存在する、魚人島のリュウグウ王国の王妃であり、人間と魚人族との融和を目指した愛の人でした。そんなオトヒメ王妃は、ワンピース作中では過去に暗殺されて死亡しています。ここでは、ワンピースのオトヒメ王妃の最後や、暗殺の犯人が誰なのか、またネプチューンやホーディとの関係について紹介していきます。
目次
ワンピースのオトヒメ王妃とは?
ワンピースの作品情報
ワンピースに登場するオトヒメ王妃に関して、その最後や暗殺した犯人について迫っていく前に、ワンピースの作品情報を紹介します。ワンピースは週刊少年ジャンプにて連載中の人気漫画作品であり、尾田栄一郎の最大のヒット作品として知られています。
ワンピースの概要
ワンピースは、1997年に週刊少年ジャンプにて連載を開始した作品です。ワンピースの作者・尾田栄一郎は、1996年にワンピースの原型となった読み切り作品ROMANCE DAWNを発表。その後、ワンピースは連載作品として週刊少年ジャンプ誌面に登場しました。ワンピースは連載当初から、冒険心をくすぐるストーリーが評価され、瞬く間に人気作品となっていきました。
連載開始の2年後、1999年には東映アニメーション制作でテレビアニメの放送も開始したワンピース。ワンピースのアニメは1999年から20年以上放送されており、東映アニメーション制作のアニメとして、最も長い放送期間を誇る作品となっています。ワンピースの人気は日本国内に留まらず、コミックスの累計発行部数は全世界で4億7000万部を突破するという驚異的な記録を保持しています。
ワンピースは海洋冒険ロマンと銘打たれ、大海原を渡る大冒険が描かれて行きます。海賊王を目指す主人公ルフィをはじめとする魅力的なキャラクターや、悪魔の実や覇気などの斬新な能力設定が話題を集めています。また、ワンピースは泣ける少年漫画としても広く知られており、20年以上に及ぶ連載期間の中で、感動的で壮大なストーリーを展開しています。
ワンピースのあらすじ
ワンピースのあらすじを紹介していきます。ワンピースの世界では、世の中は大航海時代に突入しています。伝説の海賊ゴールド・ロジャーが残した秘宝を巡り、数多の冒険家や海賊が海に繰り出していきます。ワンピースの主人公ルフィも、海賊に憧れる少年でした。海賊王になる夢を持ったルフィは、少年期に関わったシャンクスという海賊に影響を受け、成長後は頼もしい仲間たちと共に、ワンピースを探して冒険していきます。
オトヒメ王妃のプロフィール
ワンピースに登場した、オトヒメ王妃のプロフィールを紹介します。オトヒメ王妃は、魚人島にあるリュウグウ王国の国王ネプチューンの妻で王妃であり、金魚の人魚です。巨体の持ち主で夫であるネプチューンとは違い、非常に小さな体をしています。また、オトヒメ王妃にはフカボシ、リュウボシ、マンボシという息子3人と、しらほしという娘がいます。
オトヒメ王妃の思想や信念
オトヒメ王妃は、ワンピース作中で描かれた魚人島編では、すでに亡くなっている人物でした。10年前、暗殺されて死亡したオトヒメ王妃。そのエピソードは過去の回想編で語られています。オトヒメ王妃は10年前に死亡しながらも、現在でも魚人島の島民から深く愛されている人物です。オトヒメ王妃は非常に虚弱な体質で腕を痛めてしまうというのに、愛のある叱咤激励の為に痛みも省みず罪人をビンタし、改心させるほどです。
オトヒメ王妃は魚人族と人間との融和を政治的に実現する為に尽力した王妃でした。いつか魚人島を地上へ浮かべ、人間と共生するという夢を持っていたオトヒメ王妃。そんなオトヒメ王妃は、魚人島に流れ着いた世界貴族、ミョスガルド聖を改心させてしまいます。天竜人らしく偏った思想だったミョスガルド聖ですが、オトヒメ王妃に人間にしてもらったと敬意を払うようになりました。
とにかく人を信じ、その姿勢で島民の心も動かしていったオトヒメ王妃。ミョスガルド聖の署名を獲得した事で、魚人島を地上へ浮かべる為の署名も集まりだします。しかし、そんなオトヒメ王妃は、夢半ばの状態で悲しい最後を迎えてしまったのです。
オトヒメ王妃の最後は?暗殺された?
ワンピースに登場したオトヒメ王妃は、非常に愛情深く、国民想いの王妃でした。また、ネプチューンと出会ってリュウグウ王国の王妃となる前も、活動家として啓蒙活動などに力を注いでいた事も分かっています。そんなオトヒメ王妃の頑張りもあり、「魚人島を地上へ浮かべる」という夢は現実味を帯びて行きます。世界会議に出す署名も集まり、魚人島の島民の心も一つにまとまりつつありました。
しかし、そんな時、オトヒメ王妃は暗殺されて死亡してしまったのです。オトヒメ王妃の暗殺事件は白昼堂々の犯行でありましたが、その犯人は不明となっていました。犯人は人間の海賊だと疑われ、人間との融和を目指したオトヒメ王妃の活動は台無しとなってしまいます。暗殺により死亡したオトヒメ王妃でしたが、フカボシら子供たちには、最後まで人間を恨まないように訴えていました。
最後は笑顔で息を引き取ったオトヒメ王妃。魚人島の島民の為や人間との融和の為、力を尽くしましたが、夢半ばで死亡してしまうという最後を辿ってしまいます。白昼堂々狙撃され、胸を打たれて死亡してしまったオトヒメ王妃。このオトヒメ王妃が死亡する最後のシーンでも、犯人ははっきりと登場せず、誰がオトヒメ王妃を撃ったのか話題を集めていました。
ワンピースのオトヒメ王妃を撃った犯人は誰?
オトヒメ王妃を撃った犯人はヴァン・オーガー?
暗殺で死亡するという最後となったオトヒメ王妃。オトヒメ王妃を撃った犯人が誰なのか考察していきます。まず、オトヒメ王妃を暗殺した犯人だと考えられていたのが、ヴァン・オーガーです。ヴァン・オーガーは、黒ひげ海賊団の狙撃手で、超人的な狙撃の腕を持っているキャラクターでした。銃声も聞こえないほど離れた位置から、カモメを打ち落として見せたヴァン・オーガー。
黒ひげ海賊団の狙撃手、ヴァン・オーガーは、麦わらの一味のウソップをしても、あり得ないと言わしめる狙撃の腕の持ち主です。オトヒメ王妃が死亡してしまう事となった暗殺事件の犯人は、周囲の人々には全く気付かれずに狙撃を成功させています。その為、かなりの遠距離から的を狙える、ヴァン・オーガーが、オトヒメ王妃暗殺の犯人だという説も囁かれました。
オトヒメ王妃を撃った犯人はボルサリーノ?
オトヒメ王妃は夢半ばで死亡してしまうという最後を辿りました。国民から広く愛されて親しまれていたオトヒメ王妃が死亡した暗殺事件は、魚人島を激震させる大事件でした。そんなオトヒメ王妃暗殺事件の犯人は、ボルサリーノではないか?という説もありました。ボルサリーノは、通称黄猿という海軍大将で、指先からすさまじい威力のレーザーを放つことが出来るキャラクターです。
ボルサリーノはマリンフォード頂上戦争編において、ルフィを連れて逃げようとするバギーを威嚇射撃しています。ボルサリーノがバギーを打ったとき、二人の距離はかなり離れていました。ボルサリーノの威嚇射撃は非常に正確であり、バギーの顔すれすれを掠っています。この精密な攻撃により、ボルサリーノはオトヒメ王妃暗殺も可能だったと予想されているのです。
オトヒメ王妃を撃った犯人はホーディ?
ワンピース作中では、オトヒメ王妃は10年前に死亡してしまったキャラクターでした。オトヒメ王妃は暗殺されるという悲しい最後を迎えますが、このオトヒメ王妃の最後には、ホーディが関わっていたという事実が明らかにされています。犯人不明となっていたオトヒメ王妃暗殺事件。オトヒメ王妃を失った悲しみに暮れる魚人島の島民たちは、オトヒメ王妃を撃ったのは人間だとして、また人間への反感を高めていったのです。
魚人島のホーディ・ジョーンズは、新魚人海賊団を率いているキャラクターです。同じ魚人街のアーロンを尊敬し、影響を受けていたホーディ。アーロンはフィッシャー・タイガー率いるタイヨウの海賊団の船員でありましたが、人間を毛嫌いしている魚人でした。やがてタイヨウの海賊団を抜けたアーロンは、ナミの故郷ココヤシ村を支配し、人間を下等な生物として扱っていくのでした。
人間を嫌っているアーロンに影響を受けたホーディは、人間との融和を目指していたオトヒメ王妃に反感を抱いていました。そんなホーディは、オトヒメ王妃が進めていた署名活動を邪魔する為、暗殺計画を実行したのでした。ホーディはこの事件の10年後、リュウグウ王国の国王ネプチューンを処刑しようとクーデターを起こします。このクーデターの際、ホーディは10年前のオトヒメ王妃の最後の真相を明かしたのでした。
ワンピースのオトヒメ王妃とネプチューンとの関係
ネプチューンとの関係①元々は対立していた?
ワンピースの魚人島・リュウグウ王国の国王と王妃であった、ネプチューンとオトヒメ。オトヒメ王妃がネプチューンと出会い、王妃となる前の姿が、ワンピースのワノ国編で登場しています。オトヒメ王妃は、若かりし頃から活動家として演説などを行っている人物でした。オトヒメ王妃は、昔から魚人島の魚人族と人間とが手を取り合う未来を目指し、魚人島を地上へ浮かべるための活動をしていたと考えられています。
オトヒメ王妃は若かりし日も、魚人島の島民たちに署名を集ったのではないかと考えられています。革命家として活発に活動していたオトヒメ王妃ですが、当の魚人島のリュウグウ王国は、長らく世界会議にも参加していませんでした。その為、若かりし日のオトヒメ王妃とネプチューンは、対立関係にあったとも考えられます。
ネプチューンとの関係②夫婦になった経緯は?
ワンピース作中において、ネプチューンとオトヒメの馴れ初めは詳しく描かれていませんでした。しかし、結婚する前のオトヒメ王妃は、すでに革命家として啓蒙活動などを積極的に行っていました。初めはネプチューンとオトヒメ王妃は対立していたとも考えられています。ネプチューンはオトヒメ王妃の熱心な姿に心を動かされ、やがて惹かれていったのではないかと予想されています。
ワンピースのオトヒメ王妃の声優
根谷美智子のプロフィール
ワンピースのアニメで、オリヒメの声を担当した声優情報を紹介します。オリヒメの声を担当した声優根谷美智子は、1965年10月4日生まれの女性声優です。1998年まではアーツビジョンに所属していましたが、その後はフリーの声優として活躍している人物です。根谷美智子は福井県出身で、血液型はA型。一つの事にあまり執着しない性格であると自称しています。
根谷美智子は、大人っぽい落ち着いた声質を活かし、成人女性のキャラクターを担当することの多い声優です。オトヒメもそんな大人の女性キャラクターですが、根谷美智子の演じるキャラクターは、明るく活発な性格のキャラクターからクールなキャラクターまで様々です。根谷美智子は色々な人気作品で、メインキャラクターの声を担当する人気声優です。
根谷美智子の主な出演作品
出典: http://gree.jp
アニメワンピースでオリヒメの声を担当した声優・根谷美智子の他の出演作を紹介します。根谷美智子の出演作としては、頭文字Dの佐藤真子役、シャーマンキングのマリオン・ファウナ役、鋼の錬金術師のリザ・ホークアイ役、天元突破グレンラガンのアディーネ役などが有名です。
ワンピースのオトヒメ王妃に関する感想や評価
先週のワンピース見たんだけど、天竜人の中にもいい人いるんだね!!!!✨✨
— 🌸Noë1🌸 (@Noe1_828) May 31, 2019
めちゃめちゃ感動して泣いてしまった(><)💦
魚人族のエピソードめちゃめちゃ好き
オトヒメ王妃しらほし姫好き
ワンピースのオトヒメ王妃に関しての感想や評価を紹介していきます。オトヒメ王妃に関しての感想では、感動的なエピソードが好きだという感想が多いです。ワンピースに登場するキャラクターの中でも、トップクラスに人格者で愛情部会キャラクターとして、オトヒメ王妃は人気です。
ワンピース見てたんだけど、オトヒメ王妃が死ぬシーンで号泣してしまった
— レティアリィだぜぇ (@uekee1218) April 30, 2020
ワンピースのオトヒメ王妃に関しての感想では、暗殺されてしまった最後のシーンが泣けるという感想も多いです。魚人島の過去のエピソードでは、魚人族と人間との確執が掘り下げられました。オトヒメ王妃が亡くなってしまうシーンは、最後まで笑顔で人間を恨まないという信念を貫いた、オトヒメ王妃の姿勢がとても泣けると評価されています。
もしあの時に
— 100of ミツル (@No_101mitsuru_Y) May 29, 2019
オトヒメ王妃が天竜人を
守らなかったら
今よりも深刻な事態に
なっていたかもしれない。
これで
今後の展開に重要なカギの1つを握る
しらほし姫への
危機は一先ず去った。#ONEPIECE pic.twitter.com/2pyug1q0FD
ワンピース作中でオトヒメ王妃が多大なる影響を与えた人物が、世界貴族のミョスガルド聖です。ミョスガルド聖は、オトヒメ王妃のおかげでまともな思想を持つようになりました。オトヒメ王妃がミョスガルド聖を改心させたおかげで、しらほし姫も守られることになり、オトヒメ王妃の遺志は受け継がれていると評価されています。
ワンピースのオトヒメ王妃まとめ
ここでは、ワンピースに登場したオトヒメ王妃というキャラクターについて、詳しい情報をまとめています。オトヒメ王妃は、人を信じる清らかな心で、長らく海の底にあった魚人島を地上へと浮かべる為尽力した人物でした。世界貴族の署名も獲得し、魚人島の島民からも支持され愛されていたオトヒメ王妃。しかし、そんなオトヒメ王妃は、夢半ばにして暗殺されて死亡してしまうという最後となりました。
オトヒメ王妃を暗殺した犯人は、ヴァン・オーガーかボルサリーノ、またはホーディとも噂されていましたが、その真相は新魚人海賊団のホーディによる計画だったと判明しています。オトヒメ王妃暗殺を決行したホーディは、ワンピースのリュウグウ王国編で主人公ルフィたちと対決しています。是非、ワンピースの魚人島でのエピソードをチェックして、愛の人オトヒメ王妃の活躍にも注目してください。