【ワンピース】ピエールはウマウマの実を食べたガン・フォールの相棒！強さを考察

今回は「ワンピース」の空島編で登場するピエールのプロフィールや性格を紹介し、ガン・フォールとの関係や悪魔の実の能力・強さなどを考察していきます。さらに、ピエールの空島編での活躍やその後をネタバレでみていき、アニメ声優・粗忽屋西神戸店こと中井和哉さんについても紹介していきます。まず、ここでは「ワンピース」の作品情報をみていきます。

「ONE PIECE（ワンピース）」は尾田栄一郎先生によって、1997年から集英社発行の人気漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」で連載されている国民的人気漫画です。コミックは2022年6月時点で102巻まで刊行されており、累計発行部数（2021年7月時点）は国内で4億部、世界全体では4億9000万部をそれぞれ突破している大ヒット作でもあります。

そんな国内のみならず海外でも人気の高い「ワンピース」は、アニワンことテレビアニメ「ONE PIECE」も1999年から20年以上にも渡り、放送が続いている人気作です。そして、劇場版アニメも2022年8月6日に第15作目にあたる新作映画「ONE PIECE FILM RED」の公開を控えています。

海賊王ゴール・D・ロジャーが処刑され、彼が遺した「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を狙うあまたの海賊たちがしのぎを削り合う大海賊時代が始まります。少年モンキー・D・ルフィも海賊王に憧れ、東の海（イーストブルー）の小さな村から出航。その後、冒険の中でゾロやウソップ、サンジやナミたち仲間と出会ったルフィは彼らと共に、ワンピースが眠るとされる「偉大なる航路（グランドライン）」に突入していきます。

「ワンピース」の空島編に登場するピエールは、動物（ゾオン）系悪魔の実「ウマウマの実」を食べた鳥です。その誕生日は10月8日、好物はニンジン、鳴き声は「ピエー」です。そんなピエールは空の騎士ことガン・フォールの相棒で、彼といつも行動を共にしています。

そして、空島でガン・フォールを背に乗せ、麦わらの一味の前に登場したときにはガン・フォールの自己紹介に合わせて「ピエー」と鳴いて、自身も自己紹介していました。また、種族としては天点鳥（テンテンドリ）で大きな翼を持ちます。また、尻尾と耳から喉までは濃い茶色、身体は小さな紫色の斑点のあるピンク色をしており、尻尾は大きなうちわのような形となっています。

「ワンピース」に登場するピエールは人間の言葉を話すことはできませんが、知能が高く、人間の言葉を理解できるようです。また、ピエールの主人であるガン・フォールは「空の騎士」と名乗っていますが、かつては神としてスカイピアを治めていた人物でもあります。しかし、エネルによって神の座を追われたガン・フォール。その後はピエールと共にスカイピアの平和を守る傭兵として自警活動を行うようになりました。

ガン・フォールはスカイピアの住人を慈しみ、その正義感の強さから、エネルのような悪党を決して許さない人物です。そのため、彼の相棒のピエールも、悪人と感じた者やガン・フォールを悪く言う者に対しては噛みつくなどの容赦ない制裁を加えます。そのことから、ピエールもガン・フォール同様に悪を許さない正義感の強い性格であると言われています。

ピエールはガン・フォールから自身の「相棒」と呼ばれており、両者はいつも行動を共にしています。そして、ガン・フォールを背に乗せて、彼の移動や戦いのサポートをしていることから、両者の間には強い信頼関係が築かれていることがうかがえます。

ここまで「ワンピース」に登場するピエールのプロフィールや性格、ガン・フォールとの関係をみてきました。次に、ピエールの悪魔の実の能力や覚醒、強さを考察していきます。

空島編で登場するピエールは空島にのみ生息する非常に珍しい鳥であるだけでなく、悪魔の実の能力者でもあります。ピエールの悪魔の実は動物（ゾオン）系の「ウマウマの実」であり、その能力によってピエールは鳥でありながら馬に変身することができます。

そして、馬に変身した状態でも、持ち前の大きな翼で空を飛ぶことが可能なピエール。まるで「ペガサス」のようだと表現されていますが、麦わらの一味からはその容姿から「微妙」とツッコミを入れられていました。

これまで作中に登場したウマウマの実の能力者として、モデル「ゼブラ」のシマウマ人間・ミノゼブラが挙げられます。ミノゼブラはインペルダウン編で登場した獄卒獣の1人であり、動物（ゾオン）系悪魔の実の覚醒者であることが判明しています。そして、ミノゼブラを含め、ゾオン系悪魔の実の能力を覚醒させている獄卒獣たちは、かなり元の人間としての要素が薄れ、限りなく動物寄りの容姿をしています。

さらに、ゾオン系悪魔の実を覚醒させると、異常な回復力とタフさが発揮されると言われています。そのため、もしピエールが能力を覚醒させたなら、ミノゼブラのように限りなく馬のような見た目になるのではないかと予想されています。しかし、ピエールは元の鳥の要素が残っており、空島編の時点で異常な回復力もタフさも見せていないことから、まだ覚醒していないだろうと考えられています。

「ワンピース」のピエールの強さについて、元々、空を飛ぶことができる鳥のピエールですが、ウマウマの実の能力で馬に変身することで、強靭な蹄で蹴りを入れたり、立派な歯で相手に噛みついたりすることが可能となります。

さらに、馬に変身することで強靭な肉体となるため、ガン・フォールはそんなピエールの背中に乗って移動したり、敵を攻撃したりしています。実際、ピエール自身はウマウマの実で変身しても、それほどの強さは発揮していませんが、ガン・フォールを乗せて彼の戦闘のサポートをすることで、彼の戦闘力を最大限に引き出しているようです。

ここまで「ワンピース」に登場するピエールのプロフィールや性格、ガン・フォールとの関係をみていき、ピエールの悪魔の実の能力や覚醒、強さを考察してきました。次に、ピエールの空島編での活躍やその後をみていきます。

ノックアップストリームに乗って、空島にやって来た麦わらの一味。雲の海や初めて見る空魚、ワイパーの襲撃に驚く彼らの前に地上では見たことがないような奇妙な鳥に乗り、西洋風の甲冑を纏った老人が現れます。その老人は自らを「空の騎士ガン・フォール」と名乗り、相棒の鳥を「ピエール」だと紹介します。

このとき、ガン・フォールは麦わらの一味に空島は危険なので、危機が迫ったときは鳴らすように、とホイッスルを置いて立ち去りました。そして、ガン・フォールとピエールは次に現れたときにはエネルを怒らせたコニスと、彼女の父パガヤをエネルの神の裁きから救いました。さらにその後、エネルの配下で四神官の1人であるシュラと対峙し、危機を感じたチョッパーが、ホイッスルでガン・フォールとピエールを呼び出します。

すぐにピエールに乗ったガン・フォールが現れ、シュラと空中戦を繰り広げますが、彼の術中にはまり、ガン・フォールもピエールも倒されてしまいました。そして、空島編後半ではエネルが住むアッパーヤードにて、エネルが仕掛けたサバイバルゲームがスタート。麦わらの一味、神の軍団、シャンディアたちによる三つ巴の戦いが始まります。

ガン・フォールとピエールは、ナミと共に四神官の1人であるサトリの弟たちと戦うことになり、見事撃破。アッパーヤードに乗り込んでいきます。しかし、ピエールはガン・フォールとはぐれてしまうのでした。その後、ピエールはルフィとシャンディアの少女アイサと共に、エネルの電撃で倒されたガン・フォールたちを発見。アイサを乗せて、ルフィと共にエネルのもとへ向かいました。

そして、エネルとの戦闘中、空飛ぶエネルの船から落下したルフィ。彼を助けようとしたピエールでしたが、エネルの電撃を受けます。その際、身を挺してアイサを庇い、意識を失ってしまいました。しかし、その後、ルフィがエネルを倒し、黄金の鐘を鳴らした際にはガン・フォールらと共にその美しい鐘の音に感動していました。

麦わらの一味が訪れた空島では、ルフィがエネルを倒し、スカイピアの住人とシャンディアの住人が和解したことで、両住人による新しい国家が作られます。

そして、扉絵連載「あの人は今」シリーズのSHOT3「ガン・フォールと酋長のカボチャ特産プラン」では、ガン・フォールとピエールのその後が描かれています。その扉絵内では、神の座に返り咲いたガン・フォールとシャンディアの酋長がカボチャのジュースを飲み、談笑する姿が描かれ、背後ではコニスの父パガヤとカボチャのジュースを乾杯するピエールの姿もあります。

さらに、扉絵連載「世界の甲板から」シリーズのVol.32「スカイピア-今年の恵みもゴッド満足-」では、豊作だったカボチャに座りながら、カボチャのジュースを飲むガン・フォールとシャンディアの酋長の姿が再び描かれ、ピエールもカボチャのジュースを飲んでいます。

ここまで「ワンピース」に登場するピエールのプロフィールや性格、ガン・フォールとの関係をみていき、ピエールの悪魔の実の能力や覚醒、強さを考察してきました。さらに、ピエールの空島編での活躍やその後をみてきました。次に、ピエールのアニメ声優・粗忽屋西神戸店こと中井和哉さんについて紹介していきます。

「ワンピース」のピエールのアニメ声優を務めたのは粗忽屋西神戸店さんです。「粗忽屋」とは麦わらの一味のアニメ声優陣の別名義です。サンジのアニメ声優・平田広明さんがアラバスタ編でカルガモのカルーの声を担当したのがきっかけで、平田広明さんが粗忽屋総本店、ゾロ役の中井和哉さんが粗忽屋西神戸店を名乗っています。

ちなみに、ルフィ役の田中真弓さんは粗忽屋浜田山店、ナミ役の岡村明美さんは粗忽屋武蔵野店、ウソップ役の山口勝平さんは粗忽屋東品川店です。このように、麦わらの一味のアニメ声優が麦わらの一味以外のキャラをアニメ「ワンピース」作中で演じるときに別名義として「粗忽屋～」と名乗っているそうです。

そんな粗忽屋西神戸店こと中井和哉さんのプロフィールをみていくと、生年月日は1967年11月25日、年齢は54歳（2022年6月現在）で出身地は兵庫県神戸市です。所属事務所は青二プロダクション、声優デビューは1995年で、声優やナレーターとして活躍しています。次に、そんなピエールのアニメ声優・粗忽屋西神戸店こと中井和哉さんの他の出演作品をみていきます。

「ONE PIECE」ロロノア・ゾロ役、「銀魂」土方十四郎役、「青の祓魔師（エクソシスト）」勝呂竜士役、「戦国BASARA」伊達政宗役、「炎炎ノ消防隊」秋樽桜備役、「黒子のバスケ」今吉翔一役、「ジョーカー・ゲーム」福本役、「デジモン」シリーズのアンゴラモン役、ガオモン役、「サムライチャンプルー」ムゲン役、「血界戦線」ザップ・レンフロ役、「鋼の錬金術師」マイルズ役、「ペルソナ3」荒垣真次郎役役などです。

他に「RobiHachi」ロビー・ヤージ役、「xxxHOLiC」百目鬼静役、「よんでますよ、アザゼルさん」サラマンダー公威役、「機動新世紀ガンダムX」ウィッツ・スー役、「キン肉マンII世」ハンゾウ役、「出会って5秒でバトル」霧崎円役、「劇場版BLEACH 地獄篇」黒刀役、「Ghost of Tsushima」境井仁役、「名探偵コナン 異次元の狙撃手」ティモシー・ハンター役、「宇宙戦隊キュウレンジャー」ガル/オオカミブルー役などです。

こちらは「ワンピース」のピエールに関するツイートです。空島編の中でもピエールが特に好きなキャラだという感想となっています。

こちらも「ワンピース」のピエールに関するツイートです。空島編でピエールが「ひたすら可愛かった」という感想で、ピエールの声を聞くと中井和哉さんが生き生きとピエールの声を吹き込んでいる姿が目に浮かぶそうです。

こちらも「ワンピース」のピエールに関するツイートです。普段は張り合っているサンジとゾロ。そんなサンジと、ゾロと同じ声優のピエールの空島編終盤での微笑ましいやり取りのシーンが好きだという感想となっています。

いかがでしたか？「ワンピース」に登場するピエールのプロフィールや性格を紹介し、ガン・フォールとの関係を考察してきました。さらに、ピエールの悪魔の実の能力や強さを考察し、ピエールはガン・フォールの相棒で、空島のみに存在する珍しい鳥であること。ウマウマの実の能力者で、馬に変身でき、ペガサスのような姿になること。ガン・フォールを乗せて飛行し、その移動や攻撃のサポートをしていることなどが分かりました。

さらに、単独ではそれほど強くありませんが、ガン・フォールのサポートをすることで彼の戦闘力を最大限に引き出せることなども分かりました。また、ピエールの空島編での活躍やその後についてもみていき、アニメ声優・粗忽屋西神戸店こと中井和哉さんについても紹介してきました。皆さんもぜひ「ワンピース」の空島編で活躍するピエールに注目してみてください！