【名探偵コナン】ハロウィンの花嫁のエレニカとは何者？率いる組織のメンバーは？

アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』のキーパーソンとなっているエレニカ・ラブレンチエワ。彼女はロシア人のメンバーで構成された組織のリーダーを務めており、渋谷爆破事件という大規模な計画を立てていた殺し屋・プラーミャを追いかけていました。では、エレニカとはどのような人物なのか？ここからはエレニカについて解説していきます。それではまず『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』の作品情報からご覧ください。

『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』とは、劇場版『名探偵コナン』シリーズの25作目にあたるアニメ映画です。監督は満仲勧さんが、脚本は大倉崇裕さんがそれぞれ担当し、2021年12月1日に『週刊少年サンデー』の2022年1号の誌上で映画の公開日が公表されたのち2022年4月15日に公開されています。

ここでは『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』のあらすじを簡単にまとめていきます。ハロウィンが間近に迫ったある日、目暮警部の同期である元刑事・村中努の結婚式を警護するため、その訓練として高木渉と佐藤美和子の結婚式が執りおこなわれることとなりました。しかし、襲撃犯役の男たちが放った銃弾が、佐藤に東都タワーの爆弾事件の時に目にした死神の幻を見せてしまい…

『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』に登場するエレニカ・ラブレンチエワとは、金髪と緑ががかった瞳、顔に残っている火傷跡が特徴的な本作のキーパーソンです。プラーミャを追うロシア人の組織「ナーダ・ウニチトージティ」のリーダーを務めており、仲間を多数連れて日本を訪れています。コナンとはロシア語と日本語を使い分けて会話しており、コナンにロシア語で「あなたを息子のようにはしたくない」と言ったのが印象的です。

『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』にて登場したエレニカ・ラブレンチエワには、顔に火傷跡があるのですが、実はその火傷跡が付いたのはプラーミャが仕掛けた爆弾による爆発が原因でした。そして、エレニカが率いる組織のメンバーもまたエレニカと同様にプラーミャから何らかの被害を被った被害者です。そこで、組織の名前とその意味、そしてメンバー情報を見ていきましょう。

『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』では、ロシア人で構成された組織が爆弾犯であるプラーミャを追跡していました。その組織の名前は「ナーダ・ウニチトージティ」といいます。そして、ナーダの部隊を率いているのがエレニカです。ナーダ・ウニチトージティという名前には、ロシア語で「息の根を止めねば」といった意味がありました。

名前の意味から窺い知れる通り、ナーダに所属するロシア人たちは皆プラーミャを恨んでいます。なぜなら、エレニカを含むロシア人のメンバーは全員がプラーミャに大切な人や家族を殺されたからです。そのため、ナーダはプラーミャを追って世界各地を駆け回っていました。一方、プラーミャは執拗に追いかけ回すナーダを鬱陶しく思っていたため、渋谷爆破事件計画を立てて彼らを一網打尽にしようとしています。

エレニカが率いる組織「ナーダ・ウニチトージティ」には10人以上のメンバーが在籍していました。そして、アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』で名前が出たのは、そのうちの4人(エレニカを含む)です。ここからは、組織のメンバーであるオレグ・ラグレンチエワとドミトリー・ラザレフ、グリゴーリー・ラザレフについて見ていきましょう。

エレニカが率いる組織「ナーダ・ウニチトージティ」のメンバーであるオレグ・ラグレンチエワは、エレニカの兄です。三年前にプラーミャの爆弾が爆発して死亡しており、そのきっかけとなったのが雑貨ビルにプラーミャを誘き出して殺害しようとしたことです。

しかし、その殺害計画は失敗してしまっています。プラーミャの爆弾を解体した松田の名刺を受け取ったあと、彼に爆弾の解体方法を教えてもらうべく警察庁に赴く途中でプラーミャの爆弾が爆発して死亡しました。

エレニカが率いる組織「ナーダ・ウニチトージティ」のメンバーであるドミトリー・ラザレフとグリゴーリー・ラザレフは、エレニカと常に行動を共にしている兄弟です。ラザレフ兄弟が千葉刑事を拉致した張本人でした。

ここからは『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』のエレニカが過去に立てた作戦とプラーミャとの因縁を見ていきましょう。エレニカの作戦とプラーミャとの因縁は物語を見ていく上で重要な要素となっているので要チェックです。

アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』にてプラーミャを追跡していたナーダ・ウニチトージティは、エレニカによる作戦によってプラーミャへの復讐を成し遂げようとしています。では、その作戦内容とは？実際にその作戦が実行されたのは3年前でした。そして、その作戦内容というのがプラーミャに雑居ビルを破壊するよう依頼したのち、雑居ビルにやってきたプラーミャを殺害するというものです。

しかし、ナーダ・ウニチトージティのメンバーであるエレニカの兄・オレグは、プラーミャを殺そうとして逆に窮地に陥ってしまいます。そのタイミングで彼を助けたのが、渋谷の月参寺に墓参りした帰りに事件に遭遇した安室透と松田陣平でした。そして、松田はオレグに自分の名刺を渡して逃げるように言います。

その後、松田は伊達刑事たちと合流して4人でプラーミャを追い詰め、プラーミャに大ダメージを与えることに成功しました。諸伏がプラーミャの肩を銃撃し、松田がプラーミャの仕掛けた爆弾を解除したからです。結果的にプラーミャを逃してしまうのですが、公安が情報隠蔽を図ったことにより「ガス漏れ事件」として報道されることとなっています。その後、プラーミャが東京で爆破計画を立てていることが判明。

そこで、ナーダ・ウニチトージティはプラーミャの爆弾を解体した松田を拉致して爆弾の解除方法を聞き出すべく、千葉刑事を拉致したのち松田へ渋谷の宮下公園に来るよう呼びかけるのでした。当日、ナーダ・ウニチトージティは学生をバイトに雇い、カボチャの仮装をさせて宮下公園に集めます。

その人混みに紛れて松田を拉致するためでした。そして、エレニカたちは松田に扮した高木刑事を地下の貯水槽へ連れ込みます。ところが、コナンの機転によって警察にバレてしまいました。結果的にはコナンと協力して渋谷爆破事件を阻止し、プラーミャを追い詰める作戦に変更しています。

ナーダ・ウニチトージティを率いるリーダーとしてプラーミャを追っているエレニカですが、そもそも彼女がプラーミャに復讐心を抱いているのは、プラーミャに夫と息子を殺されたからです。エレニカの顔に残っている火傷跡は、プラーミャの爆弾が原因で付いたもの。では、なぜエレニカの夫と息子がプラーミャに殺されたのか？

その理由は『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』のラストシーンで明らかになっています。『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』のラストシーンでは、エレニカがプラーミャを撃ち殺そうとしたタイミングでコナンが「撃ったところで、息子さんは帰ってこない」と説得しています。しかし、エレニカは「殺さないと気が済まない」と言ってそれを拒否。続けて「なぜ殺されなければならなかったんだ？」と疑問を口にします。

実は、エレニカの夫は警察官でした。しかし、警察官として政治家の息子がおかした殺人事件の容疑者を逮捕したものの、裁判で事件の証言をしようとして殺されてしまいます。

息子はその巻き添えになった形で死亡していました。そして、エレニカの夫と息子を殺したプラーミャは殺し屋です。つまり、政治家が都合の悪い証言をされたくなかったため、証言者であるエレニカの夫を殺害するようプラーミャに依頼したわけです。その結果、プラーミャはエレニカの家に爆弾を仕掛けてエレニカの夫と息子を殺害しました。

『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』にてエレニカの夫と息子を殺害したことにより、ナーダ・ウニチトージティのメンバーを率いるエレニカから追われることになったプラーミャ。実はプラーミャの名前には意味があります。その意味とはロシア語で「炎」。爆弾犯らしい名前の意味となっていました。

ネット上では、アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』にてエレニカの声を担当した声優の声が「めちゃくちゃ良い声」と高く評価されているのですが、果たして誰がエレニカの声を担当したのでしょうか？ここからはエレニカのアニメ声優のプロフィールと主な出演作品を紹介していきます。

アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』のエレニカの声優は、声優事務所「青二プロダクション」所属の白石麻衣(しらいしまい)さんです。白石麻衣さんの公式プロフィールは、それぞれ1992年8月20日生まれ、群馬県出身、身長162cm、血液型A型となっています。女優、タレント、ファッションモデル、YouTuberなど幅広く活動しており、乃木坂46の元メンバーでもあることで知られています。

• 2014年2月14日：金曜ロードSHOW! 特別ドラマ企画 仮面ティーチャー(早瀬あかり 役)
• 2015年7月11日～9月26日：初森ベマーズ(キレイ 役)
• 2016年8月20日：ほんとにあった怖い話 夏の特別編2016「もう1人のエレベーター」(佐々木きらら 役)
• 2017年1月15日：キャバすか学園 最終話(白石麻衣 役)
• 2018年5月12日：世にも奇妙な物語 '18春の特別編「フォロワー」(主演・藤田小春 役)
• 2018年8月27日：絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜 第8話(砂田繭美 役)
• 2019年4月20日～6月22日：俺のスカート、どこ行った?(里見萌 役)
• 2020年2月26日/2020年3月25日：乃木坂シネマズ〜STORY of 46〜 第10話「街の子ら」(主演 役)
• 2021年7月23日～9月24日：漂着者(新谷詠美 役)
• 2022年1月24日～31日・3月21日～28日：ミステリと言う勿れ 第2話 - 第3話・第11話 - 最終回(犬堂愛珠 役)

アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』に登場するエレニカの回想シーンに関する感想や評価があがっています。どうやら、この方はエレニカの回想シーンを例に挙げて『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』の作品を高く評価しているようです。エレニカの息子が亡くなる回想シーンが「不自然さを感じない」と言われているので、そのシーンに注目してみると良いかもしれません。

アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』に登場するエレニカと作品タイトルに関する感想や評価があがっています。どうやら、この方は映画タイトル『ハロウィンの花嫁』が、夫を殺害したことへの復讐を誓ったエレニカと関連しているのではないかという考えに至っていたようです。

しかし、『ハロウィンの花嫁』の花嫁というのは妻全般を指す言葉ではないということでその考えを否定されています。映画タイトル『ハロウィンの花嫁』がプラーミャの正体を表しているのは確実だと言われ、その他に何があるのか気になっているようなので、同じく気になる方は作品タイトルが何を表しているのか考察してみると良いでしょう。

アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』に登場するエレニカの声優に関する感想や評価があがっています。こちらでは、エレニカの声を担当した白石麻衣さんが「まいやん本当にまた声優やってほしい」と好評です。さらに、「めちゃくちゃ良い声」と言われているので、興味のある方はエレニカの声を担当したゲスト声優・白石麻衣さんについてもチェックしてみると良いでしょう。

アニメ映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』に登場するエレニカ・ラブレンチエワについて、彼女が率いるロシア人の組織「ナーダ・ウニチトージティ」のメンバーやプラーミャとの関係を紹介してきましたがいかがでしたか？アニメ映画『名探偵 ハロウィンの花嫁』のキーパーソンとなっているエレニカは、プラーミャの渋谷爆破事件という大規模な計画を阻止するために必要不可欠なキャラでした。

ネット上で高く評価されていたように、エレニカの息子が死亡する回想シーンと、息子の姿と重ね合わせたコナンとの関わり合いは不自然さを感じさせません。今回はエレニカが率いるロシア人の組織「ナーダ・ウニチトージティ」のメンバーであるオレグ・ラグレンチエワとドミトリー・ラザレフ、グリゴーリー・ラザレフも簡単に紹介しましたが、興味のある方はメンバー情報にも目を向けてみてください。