【はじめの一歩】一歩が坊主頭になった経緯は？泰平へのビンタ事件をネタバレ

本記事では「はじめの一歩」の幕之内一歩はなぜ青木泰平にビンタをしたのかをネタバレしながら解説していきます。また幕之内一歩のボクシングに対する想いや、坊主頭になった理由を紹介していきます。その他には、ツイッターに投稿されている感想もまとめていきます。

幕之内一歩が坊主頭になった理由やなぜビンタしたのかを知る前に、まずは「はじめの一歩」の基本情報を紹介していきます。はじめの一歩は1989年から「週刊少年マガジン」で連載されている漫画で、原作者は漫画家の森川ジョージです。森川ジョージは1983年から活動している漫画家で、本業の傍らでボクシングジムを経営しているようです。

はじめの一歩の主人公・幕之内一歩は幼い頃に父親を亡くしており、母親が必死に守っている釣り船屋を手伝っていました。そのため幕之内一歩は同級生と遊ぶ暇がなく、梅沢正彦を中心にした不良たちから酷い虐めを受けています。そんな中、幕之内一歩はロードワーク中の鷹村守と出会った事でボクシングに憧れを抱き、プロになってからは強靭な肉体とパンチ力を駆使して日本チャンピオンに駆け上がっていきます。

はじめの一歩の幕之内一歩は本作の主人公で、年齢は2022年4月時点で25歳です。フェザー級の日本チャンピオンになっていますが、物語途中にパンチドランカーの疑いが出た事で現役を引退しています。サンドバッグを殴った衝撃で自分の拳が負傷するほどのパンチ力を持っており、試合では「ガゼルパンチ」「デンプシー・ロール」という技術を使用しています。

ここからは「はじめの一歩」の幕之内一歩が坊主頭になった理由を解説していきます。また温厚な幕之内一歩はなぜ青木泰平をビンタしたのかをネタバレしながら解説していきます。現役を引退した幕之内一歩は自分に似た境遇の少年と出会っているようです。

はじめの一歩の幕之内一歩は物語途中に現役を引退しており、それからは鴨川ジムでセコンドの手伝いをしていました。そんな中、不良から虐めを受けている岡崎照を目撃しており、岡崎照を救うために幕之内一歩は不良に頭を下げています。幕之内一歩もボクシングを始める前に不良から虐めを受けていたため、自分と似た境遇の岡崎照を放っておく事ができなかったようです。

自分と似た境遇に運命を感じた幕之内一歩は岡崎照をボクシングに誘いました。ですが岡崎照は誘いを断って逃げ出したため、幕之内一歩は岡崎照を捕まえて事の顛末を聞きました。そして虐めを受けた経験がある幕之内一歩は「不良たちは暇だから君を虐めている」と言い、ストレス発散になるからジムに来て欲しいと言っています。

運命を感じた幕之内一歩は岡崎照に才能があると思い込んでいましたが、非力な岡崎照はサンドバッグをまともに殴る事ができませんでした。また再び岡崎照が逃げ出してしまったため、今後は岡崎照を梅沢正彦の所に連れていっています。その時に岡崎照は漫画家を目指している事が分かり、岡崎照の絵を見た梅沢正彦は才能を感じています。

岡崎照に断られた幕之内一歩はスカウト活動を続けていました。そんな幕之内一歩の前に虐めっ子の青木泰平が姿を見せ、幕之内一歩に「プロになりたい」と言って頭を下げています。そのため幕之内一歩は自分が鷹村守から受けた「木の葉掴みのテスト」を青木泰平にさせる事を決め、テストに合格した青木泰平は幕之内一歩の弟子になっています。

本気を感じた幕之内一歩は青木泰平を弟子にする事を決め、体力作りのロードワークから練習をスタートさせました。そんな中、青木泰平は「ボクシングの技術を教えて欲しい」と言い、幕之内一歩はジムに行かないと教えられないと返答しましたが、青木泰平は何故か鴨川ジムに行く事を拒みました。そのため幕之内一歩は鴨川会長からミットを授かり、別の場所で青木泰平にボクシングの技術を教えています。

幕之内一歩は弟子ができた事を喜んでいましたが、実は青木泰平は本気でプロを目指しておらず、喧嘩のためにボクシングを学んでいた事が判明します。それを知った幕之内一歩は激しい怒りを感じ、感情がコントロールできなくなった事で青木泰平をビンタで吹き飛ばしています。そして我に返った幕之内一歩は「プロライセンスを持つ自分が一般人を殴った事」にショックを受けています。

幕之内一歩にとってボクシングは「自分の人生を救ってくれたスポーツ」「鴨川会長との師弟関係を築いたスポーツ」です。そんなボクシングを喧嘩に利用した事を幕之内一歩は許せなかったため、普段からは想像もできないような鬼の形相で青木泰平に制裁を加えたようです。

一般人に暴力を振るった事にショックを受けた幕之内一歩は心を落ち着かせて青木勝が働いているラーメン屋を訪れました。そこに鴨川ジムのいつものメンバーが合流しましたが、自分を許せなかった幕之内一歩は自首を決めています。また一連の出来事を見ていた梅沢正彦は「怒りに震えた一歩はまるで人外だった」と話しています。

はじめの一歩の幕之内一歩は交番に自首しましたが、青木泰平の苗字や住所を知らなかったため、呆れた警官は調書だけを取って幕之内一歩を帰らせています。それでも幕之内一歩は自分を許す事ができなかったため、「何らかの落とし前をつける」と言って自宅に帰っています。

自分を許せなかった幕之内一歩は頭を反り上げて坊主頭にしました。それを見た鴨川ジムのメンバーはツッコミを入れていますが、幕之内一歩は真剣な表情で鴨川会長に「破門にして下さい」と言っています。そして破門では生温いと考えた鴨川会長は幕之内一歩に「3ヶ月のジムの掃除」「不良をボクシングに導く」という罰を与えています。

坊主頭になった理由やなぜ青木泰平にビンタしたのかを知った後は、ビンタ事件のその後を解説していきます。青木泰平はクズな性格をしている不良ですが、とある理由で不良になった事が分かっています。また幕之内一歩と宮田一郎の会話シーンも紹介していきます。

はじめの一歩の青木泰平は鴨川ジムに所属している青木勝の弟である事が判明しています。また青木泰平はヒーローと思っていた青木勝が観客の笑い者にされていた事にショックを受けて不良になった事も分かっています。そのため全ての元凶は泥試合を繰り返す青木勝だったようです。

はじめの一歩の幕之内一歩はパンチドランカーの疑いで引退していますが、宮田一郎は「疑いは疑いでしかない」と言っています。そのため幕之内一歩は心が揺れ動いており、宮田一郎は「自分の道は自分で決める」と言って去っています。

坊主頭になった理由やなぜ青木泰平にビンタしたのかを知った後は、「はじめの一歩」に関する感想を紹介していきます。本記事で解説した坊主頭やビンタシーンに関する感想をまとめていきます。

青木泰平にビンタした幕之内一歩は酷く落ち込んでいたため、はじめの一歩はしばらくシリアスなストーリーが続いていました。ですが急に幕之内一歩が修行僧のような坊主頭になったため、突拍子もない展開に笑ったという感想が挙がっているようです。

はじめの一歩の主人公・幕之内一歩は温厚で優しい性格をしているキャラクターです。そんな幕之内一歩が鬼の形相で青木泰平をビンタしているため、ビンタシーンが怖いという感想が挙がっているようです。

パンチドランカーの疑いで引退してしまった幕之内一歩ですが、年齢的にまだ現役を続けられる状態です。そのため早く幕之内一歩が復帰して欲しいという感想や、宮田一郎との戦いで完結して欲しいという感想が挙がっているようです。

本記事では「はじめの一歩」の幕之内一歩はなぜ坊主頭になったのかを解説していきましたがいかがだったでしょうか？ボクシングは幕之内一歩の人生を救ってくれたスポーツのため、それを喧嘩に利用された事に幕之内一歩は強い怒りを感じてしまったようです。そんな幕之内一歩の活躍エピソードを見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。