【僕らはみんな河合荘】河合律がかわいい！キャラクター情報やアニメ声優を紹介

河合律は、「僕らはみんな河合荘」に登場するかわいいヒロインです。高校2年生であり、主人公・宇佐の先輩にあたります。図書室で大好きな本を読んでいたところ、宇佐に一目惚れされています。無愛想で、本を凶器として使うなど怖いところもありますが、時折見せる照れた表情や笑顔がかわいいと人気があります。

「僕らはみんな河合荘」は、少年画報社が刊行する漫画雑誌「ヤングキングアワーズ」で2010年6月号から2018年2月号にかけて連載されていたラブコメディ漫画です。作者は、「恋愛ラボ」や「となりのネネコさん」などを手掛けたことでも知られる漫画家・宮原るりです。テレビアニメは、2014年4月から6月にかけて放送されました。アニメーション制作はブレインズ・ベース、監督は宮繁之が担当しました。

中学時代、宇佐和成は変人にも親切に対応してしまうことから、変人処理班という不名誉なあだ名をつけられていました。高校は、一転して彼女を作り、穏やかな学校生活を送ることを目標とします。親元を離れて下宿・河合荘で一人暮らしをすることになりますが、そこには憧れの先輩・河合律も住んでいました。しかし、彼女は無愛想で中々距離が縮まらず、他の変人だらけの住人にも振り回される前途多難な日々を送ることになります。

下宿・寮を題材に取り込んだアニメは、主要キャラがみんな同年代のケースが多いです。しかし、「僕らはみんな河合荘」は、高校生、アラサーのOL、何をしているのか不明の男性、女子大生、管理人のおばあさんなど、さまざまな年代のキャラが登場します。全く異なる年齢層の交流も、新鮮味があると話題となりました。さらに、それぞれ抱えている悩みや事情にリアルさがあり、感情移入しやすいのも評価されています。

アニメ「僕らはみんな河合荘」の原作は、宮原るりの漫画作品です。原作をリスペクトしており、キャラクターのデフォルメや吹き出しなど、二次元描写ならではの表現を上手くアニメに取り入れています。さらに、見せ場というシーンにはエフェクトが使われ、原作のカラーページを想起させる透明感のある美しさが表現されています。こうした二次元描写も、評価されているポイントの一つです。

河合律は、「僕らはみんな河合荘」のかわいいヒロインです。身長は160cm、誕生日は8月25日、北高の2年生です。河合荘は河合律の祖父が所有する家であり、大家の河合住子とは親戚の間柄です。知的な雰囲気を持つ美少女であり、一つ学年が下の主人公・宇佐和成からは、一目惚れされています。後輩の宇佐からは先輩と呼ばれていますが、その他の住人たちからはりっちゃんという愛称で呼ばれています。

人との交流を面倒くさがる傾向にあり、友達はほとんどおらず、プロぼっちと評されています。無口で表情の変化もほとんどありませんが、笑いのツボは浅めです。読書が大好きであり、時間があれば図書室に足を運んでいます。三島由紀夫や山崎豊子の小説をよく読むといいます。

河合律は、登下校時にも歩きながら読書をするほどの本好きです。アニメで文学少女は、長い髪のおさげか、ストレートのロングヘアーのキャラがベターです。しかし、河合律は黒髪のショートヘアーです。ショートヘアーのキャラは、一般的に活発で外交的なタイプが多いですが、彼女は真逆です。こうしたギャップも、かわいいと評される魅力の一つとなっています。

河合律は、歩きながら本を読むほどの読書好きであり、読むジャンルもさまざまです。特に近現代の日本文学が好きらしく、三島由紀夫と山崎豊子の著作物をよく読むといいます。自室は、たくさんの本で溢れかえっています。

しかし、読めればいいという考えからか、本の扱いはかなり雑です。殴るために用いたり、時には人に投げつけて飛び道具として使ったこともありました。ムカデが本の上に落下してきた時は、そのまま閉じて押し潰そうとしました。

河合律は、友達がほとんどおらず1人でいることが多いですが、我慢して他人に合わせ、愛想よく接することもできます。こうした人付き合いを面倒に感じており、好んで1人でいる部分もあるようです。こうしたことから、「プロぼっち」と評されています。けれど、1人でいることは嫌いじゃないけど、ずっと1人でいたいわけでもないという複雑な心境を抱えています。

河合律の苦手なことは、音楽です。河合荘の住人たちでカラオケに遊びに行った時、河合律は「君が代」を歌唱しています。しかし、麻弓からは歌の可能性が広がったと言われ、気を遣った宇佐からは心で歌っているとフォローされてしまいます。勉強が得意で読書が大好きな美少女ですが、決して完璧ではないところも魅力の一つです。

「僕らはみんな河合荘」は、あまりグッズ展開がされていません。ヒロインの河合律は、フィギュアなどの定番なグッズも見つからず、公式がグッズ化したかどうかも不明です。さらに、テレビアニメが放送されたのは、2014年4月から6月までと、かなり年月が経過しています。「僕らはみんな河合荘」ヒロイン・河合律の公式グッズを入手するのは、現在では難しい状況です。

アニメ「僕らはみんな河合荘」で河合律役を演じた声優は、花澤香菜です。花澤香菜は、東京都出身1989年2月25日生まれ、「ざーさん」や「香菜たん」、「はなざーさん」などの愛称で呼ばれています。夫は、同じく声優や俳優として活躍する小野賢章です。声優事務所は、大沢事務所に所属しています。2003年4月7日から9月29日に放送されたアニメ「LAST EXILE」で声優デビューを果たしました。

花澤香菜の主な出演作品や演じたキャラに、「陰の実力者になりたくて!」アレクシア・ミドガル役、「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」牧高美和役、「サクガン」ザクレットゥ役、「ジャヒー様はくじけない!」ドゥルジ役、「空挺ドラゴンズ」ヴァナベル役、「イエスタデイをうたって」森ノ目榀子役、「五等分の花嫁」中野一花役、「重神機パンドーラ」クイニー・ヨウ役、「徒然チルドレン」皆川由紀役などがあります。

宇佐和成は、「僕らはみんな河合荘」の主人公です。北高に通う1年生であり、誕生日は4月10日、身長171cmです。アニメの声優は、井口祐一でした。図書委員を務めており、図書室で見かけた一つ上の先輩である河合律に一目惚れしています。優しく面倒見の良い性格で、変人であろうときちんと対応します。親元を離れ、家賃が安い河合荘で一人暮らしをすることになります。

男性の部屋は二人部屋をカーテンで仕切っただけであり、当初は入居を断ろうとします。しかし、住人の中に憧れの先輩である河合律がいることを知り、一転して入居を決意します。お人好しすぎる性格のため、中学時代は「変人処理班（略して変ショリ）」というあだ名をつけられていました。

高校では、彼女を作って穏やかな生活を送りたいと願うものの、下宿先の住人も変人だらけであり、前途多難な高校生活が待ち受けていました。もともとあまり本を読むタイプではありませんでしたが、河合律の影響で少しずつ読書をするようになります。

城崎志弦は、河合荘に4年住んでいる男性です。誕生日は1月28日、身長は180cm、住人からは「シロ」という愛称で呼ばれています。アニメ「僕らはみんな河合荘」の声優は、四宮豪です。マゾヒストであり、罵倒されたり殴られたりすることを好みます。あまり仕事をしている様子はありませんが、どこからか収入はあるようで、家賃は毎月きちんと払っています。

髪は無造作で、目元は長い前髪で隠されています。宇佐とは2人部屋をカーテンで仕切っただけであり、ほとんど同居状態です。住人の中でも一二を争う変態ですが、精神的に成熟しており、大家の住子とも仲良しです。見た目や行動が不振がられ、警察官から職務質問を受けることもしばしばあります。のちに、「城しずる」というペンネームで小説を書いていたことが判明します。

錦野麻弓は、3年前から河合荘に住んでいる29歳のOLです。誕生日は10月9日、身長は153cmです。アニメの声優は、佐藤利奈です。スタイルが良く、整った顔立ちの美人です。恋愛運がなく、ダメ男に捕まっては浮気されるという辛い恋を繰り返しています。失恋する度にヤケ酒し、周囲に当たり散らしてやさぐれるという残念な性格です。わがままで精神的に幼いところもあり、住人を振り回して困らせることもしばしばあります。

しかし、こうした素の自分をさらけ出すのは、親しい人間だけのようです。精神面が部屋に現れやすく、恋愛がうまくいっている時は部屋がきれいに整頓されており、逆の場合は汚部屋と化します。河合律と宇佐の初々しい雰囲気を、下ネタでぶち壊すなどすることもあります。女子大生の住人・渡辺とは顔を合わせる度に毒舌を言い合う仲です。城崎に対しては、日常的にこき使ってストレスを解消しています。

渡辺彩花は、2年前から河合荘に住んでいる女子大生です。アニメの声優は、金元寿子です。誕生日は5月21日、年齢は20歳、身長は162cmです。興味もない男性に色目を使ったり、男女の関係を引っ掻き回して戦いの場を作ることを楽しむ小悪魔系です。こうした性格から、大学のサークルをいくつも潰してきました。

住人たちのことも度々からかっており、調子に乗りすぎた場合は大家の住子に叱られています。メイクの腕は一流であり、素顔はメイク後とは似ても似つかない強烈なものであるようです。農村出身であり、実家にいた頃はヤンキーだったようです。さらに、幼馴染の口から腐女子だったことも明かされました。麻弓とは、メイクや年齢をネタに毒を吐き合う間柄です。

河合住子は、河合荘の大家であり、河合律とは親戚関係にあります。誕生日は7月5日、身長は146cmと小柄です。アニメの声優は、小林沙苗です。市松人形コレクターであり、部屋には所狭しと市松人形が飾られています。基本的にいつも着物の上に割烹着をきており、住人の食事などの世話をしています。結婚はしておらず、子供もいません。

朗らかで優しい性格であり、いつもニコニコと笑みを浮かべています。しかし、怒らせると怖いようで、その姿を知っている住人は震え上がり、態度を改めます。人の心の機微に敏感であり、落ち込んでいる住人がいた日は、その人の好きな料理を作って振る舞います。

「僕らはみんな河合荘」のヒロイン・河合律は、無愛想で1人でいることを好んでいます。後輩の宇佐から好意を向けられていますが、中々気づく様子がありませんでした。しかし、自身も宇佐への恋愛感情に気づいていきます。河合律がかわいい、ドキドキするという感想もあります。

「僕らはみんな河合荘」の河合律は、プロのぼっちと評されていますが、人に合わせて愛想良くすることもできます。人付き合いが面倒で、自ら1人でいることを選んでいるところもあります。しかし、1人でいることは嫌いじゃないけど、ずっと1人でいたいわけでもないという複雑な心境を抱えています。河合律に共感できる部分が多かったという感想もありました。

アニメ「僕らはみんな河合荘」のOPは、fhánaが歌う「いつかの、いくつかのきみとのせかい」です。OP映像には、河合律が衣装替えをするシーンもあります。河合律が衣装替えするシーンがかわいいという感想もありました。

「僕らはみんな河合荘」のヒロイン・河合律のかわいい魅力や、プロフィール、アニメの声優などを紹介してきました。本が大好きで、勉強も得意な美少女です。無愛想で人付き合いを面倒くさがる傾向にあります。しかし、物語が進むにつれ主人公の宇佐に心を開いていき、笑顔を見せるようになっていきます。