僕らはみんな河合荘の最終回（11巻最終巻）をネタバレ紹介！結末と感想は？

本記事では漫画・アニメ「僕らはみんな河合荘」の最終回・最終巻についてネタバレで紹介していきます！また最終回・最終巻を読んだ方の感想なども載せていくので是非ご覧下さい。

本記事で紹介していく「僕らはみんな河合荘」とは2010年から2018年まで「ヤングキングアワーズ」で連載されていた漫画です。2014年の4月から6月までテレビアニメ化もされています。またキャラクターが照れた時などには赤面する描写が良く使用されており「赤面女子」として話題になっています。

僕らはみんな河合荘は漫画家の「宮原るり」が原作を担当しています。宮原るりは2005年より漫画家活動を行っている人物で、これまでに「恋愛ラボ」「みそララ」「となりのネネコさん」「小学生日記」「ときめき欲しい症候群」などの作品も発表しています。また小学生時代から漫画家になりたいと考えており、社会人になってからはフリーライターとして活動していましたがその後漫画家の道を進むようになりました。

ここからは「僕らはみんな河合荘」に登場したキャラクターを紹介していきます！僕らはみんな河合荘には魅力的で個性的なキャラクターが沢山登場していています。また物語には「恋愛」「ギャグ」「下ネタ」などがふんだんに盛り込まれておりとても楽しいストーリーが展開しています。

宇佐和成とは本作の主人公で初登場時には高校1年生として描かれています。高校入学を機に憧れだった1人暮らしを行おうとしていましたが親の都合で河合荘に入る事となりました。その際に河合荘の住人「河合律」に一目惚れしてアプローチを開始しています。また中学生時代には変わった人間の相手を得意にしていたため変人処理を揶揄した「変ショリ」というあだ名を付けられています。

河合律は本作のヒロインで初登場時は高校2年生として描かれていました。作中では小説が大好きなキャラクターとして描かれておりコミュニケーションを苦手にしています。また休日には図書館に通い学校にほとんど友人がいなかったため「プロぼっち」という異名を付けられています。宇佐和成のアプローチに対して初めは煩わしさを感じていましたが人柄に轢かれ付き合う事を決断しました。

画像は河合荘住人の城崎志弦です。城崎志弦は宇佐和成のルームメイトであり罵倒される事が大好きなドMな性格をしているキャラクターです。作中では破れた金網の外から学校を見つめているという最悪な出会い方をしています。また河合荘住人の錦野麻弓からは罵倒されたり「犬扱い」されるなど酷い目にばかり合わされていますが本人はとても喜んでいます。

画像は河合荘住人の錦野麻弓です。錦野麻弓は初登場時は30歳手前のOLとして描かれており毎日のように酒を飲んでいる酒豪です。スタイル抜群で端正な顔立ちをしていますが性格に難があるため「残念美人」という異名を付けられています。また「金にだらしない」「浮気ばかりする」ような男ばかりと付き合っており周りからは男を見る目がないと言われています。

画像は河合荘住人の渡辺彩花です。渡辺彩花は初登場時は20歳の女子大生として描かれておりとても腹黒い性格をしている人物です。作中では好きでもない男の気を引く行動を行ったり、周りの恋愛模様をかき乱すような行動をよく行っています。また素顔は宇佐和成が驚愕するほどの酷さという描写がされており、人前に出る時は必ず完璧にメイクを行っています。

画像は河合荘管理人の河合住子です。河合住子の兄の孫が河合律に当たります。作中では常に笑顔を忘れない温厚な性格をしている人物として描かれていますが時々毒舌を披露しています。また本気で怒ると誰よりも怖いという描写がされており悪ふざけばかりしている錦野麻弓や渡辺彩花が恐れる姿も描かれています。ですが住人が落ち込んでいる時には大好物を作ってあげるという優しい姿が描かれている事が多いです。

画像は城崎志弦が財布を拾った際に出会った千夏です。千夏は9歳の小学生として描かれていますがとてもませた性格をしています。また河合律の事を「ぼっち先輩」と呼んだり2人の恋愛模様をよくからかっています。ちなみに城崎志弦の事は犬のように扱っています。

画像は宇佐和成の中学生時代の同級生として登場した林です。林は中学生時代には暗くて地味な人物でしたが高校入学したのを機に「高校デビュー」しています。また作中では読書家という共通点で河合律と仲良くなり恋愛相談の相手になっています。ちなみに中学生卒業の時の文集で「平凡で、心安らぐ日々を送りたい… 世界が…許してくれる、なら…」という黒歴史を残しています。

画像は河合佳子の友人として登場した篠原タエです。篠原タエは和食レストラン「金華庵」と和風カフェ「川華路」を経営しています。作中では「変人の処理に慣れている」という理由で宇佐和成にアルバイトさせています。

画像は渡辺彩花の中学生時代の同級生である常田美晴です。常田美晴は専門学校に通っている人物として登場しましたが卒業後に村役場に就職を決めています。またヤンキーだった渡辺彩花の過去を知っており弱みを存分に使って天真爛漫に振舞っています。

画像右は河合荘の近くに住んでいる中学3年生として登場した佐久間範弘です。佐久間範弘は受験勉強のストレスで河合荘にラクガキをして捕まっておりお仕置きを受けた後に河合荘の面々と仲良くなりました。また宇佐和成と同じ高校に進学し先輩として慕っています。

画像左は錦野麻弓の高校時代の同級生として登場した瀬戸愛美です。瀬戸愛美は大手商社に務めているキャリアウーマンとして描かれています。また錦野麻弓と同様に30歳になっても結婚できていない事に悩んでいます。

ここからは「僕らはみんな河合荘」の本編最終回のあらすじをネタバレで紹介していきます！最終回前には「宇佐和成」と「河合律」の関係がギクシャクしていましたが「僕らはみんな河合荘」らしいラストを迎えています。

最終回の直前には「引きこもり」「ニート」と呼ばれている城崎志弦が実は小説家だった事が判明しています。城崎志弦は過去に小説を執筆してから印税で生活を送っており河合荘で次作の構想を練っていました。ですがなかなか次作を執筆する事ができず河合荘を出る事を決断しました。そして河合荘の住民たちは城崎志弦の正体や河合荘を出ていく事実にショックを受けてしまいます。

最終回直前には城崎志弦の担当をしている出版社の人間が河合荘を訪れています。その時に錦野麻弓は結婚相手を探しているので本気で攻めると言っていましたが「城崎志弦に対する気持ち」などが自分の中で混ざってしまい取り繕っているのが露呈しまいます。そして相変わらずの暴言を吐きかけて出版社の人間を追い返すのでした。

城崎志弦が河合荘を出ると言った頃には宇佐和成と河合律の関係もギクシャクしており不穏な空気が流れていました。そんな時に城崎志弦が「秋のゲーム大会」をやろうと言い始め自分の荷物を河合荘の住民へと渡していきます。そして河合律もなかなか言い出せなかった自分の考えを宇佐和成にハッキリと伝えるのでした。

僕らはみんな河合荘最終回でも定番となっている城崎志弦の緊縛ネタが使用されています。河合荘の面々はもう見慣れているので反応がとても薄いです。また「秋のゲーム大会」で城崎志弦が賞品に用意していた物もほとんどがヘンテコな物ばかりでした。

宇佐和成は約1年ほど恋をしていた河合律に告白し付き合う事になりました。そのため気持ちが浮かれてしまいこのままずっと河合荘で幸せな関係を続けたいと考えていました。ですが河合律は「その気持ちは嬉しいけどこのままでは2人が成長できない」と考えており自分の気持ちを宇佐和成に伝えました。そしてその言葉を聞いた宇佐和成は自分の過ちに気付いたのでした。

河合律から本心を聞いた宇佐和成はこれからも大切にする事を誓い2人が成長できる道を進む事を許諾しました。そして河川敷で抱きしめ合いながらキスを行おうとしています。ですがその姿をお約束のごとく河合荘の面々が隠し見ておりキスはお預けされる事となりました。こうして最後まで全員が笑顔になる楽しい展開で「僕らはみんな河合荘」の物語は幕を降ろしています。

ここからは「僕らはみんな河合荘」最終回の後日談を描いた番外編のあらすじをネタバレで紹介していきます！

番外編の冒頭では錦野麻弓の同級生である瀬戸愛美のストーリーが描かれています。瀬戸愛美は仕事のできるキャリアウーマンとして登場したキャラクターですが所属する会社が子会社として併合され激務や上司からのパワハラを受けていました。またそんな時に自宅が火事になるという不運にも見舞われてしまい心身ともに疲弊していってしまいます。

瀬戸愛美は火事で住む場所がなくなってしまい新居を探す間河合荘で居候させてもらう事にしました。そこで「辛い時は辛いと言わないといけない」という事を教えられています。そしてパワハラを受けていた上司の前で嘘の涙を流しこれまでの自分とは違う自分と出会う事ができたのでした。また部下たちも瀬戸愛美は何でも1人でできる人間だと考えていたため涙を流したのは意外で支えてもらう事も時は大切だと知るのでした。

番外編の次のストーリーでは大学を卒業し実家で仕事を始めた渡辺彩花の姿が描かれています。渡辺彩花は実家を継ぐ気は一切ないと言っていましたが、実家の仕事をする内に「これまで親が頑張ってきた事」を実感していきます。そして何だかんだと文句は言いながらも家業が良くなるように助力していくのでした。またこの時には錦野麻弓が酔っぱらって河合荘を出た城崎志弦を呼び出す騒動も起こっています。

番外編最後のストーリーでは大学生になった宇佐和成と河合律の姿が描かれています。2人の関係はとても良好でしたが、ある日ちょっとした事で喧嘩してしまい河合律が飲めないお酒を飲んで酔っぱらってしまいます。そんな隙を狙って大学の同級生が河合律を口説こうとしましたが「宇佐和成と喧嘩した事とは関係ない」と河合律らしい言葉を浴びせかけこれを回避したのでした。

僕らはみんな河合荘番外編の最後では酔っぱらった河合律を宇佐和成が迎えに来ています。その次の日には酔っぱらって「宇佐和成が大好き」だと言った事を河合律が思い出し顔を真っ赤にして照れています。そして2人の関係も元通りになり「僕らはみんな河合荘」らしいほのぼのとしたラストで番外編は幕を降ろしています。

ここからは「僕らはみんな河合荘」の最終回・最終巻を読んだ方の感想を載せていきます！

最終回に限らず「僕らはみんな河合荘」は読んでいてニヤニヤする恋愛漫画だという感想がとても多いです。特に引っ込み思案でコミュニケーションが苦手な河合律の赤面がとても可愛いと話題になっています。また2人の恋愛模様だけでなく宇佐和成の妄想や錦野麻弓の容赦ない下ネタツッコミなどがとても人気があります。

僕らはみんな河合荘のラストを見た方からは「とても良い最終回だった」という感想が多く挙がっています。最後まで恋愛だけに走らずギャグやほのぼの展開を挿入しているのがこの高評価の要因だと考察されています。

僕らはみんな河合荘作中では錦野麻弓が宇佐和成に容赦ない言葉を浴びせかけたり城崎志弦をボコボコにするなどの描写がされています。ですが錦野麻弓は実際にはとても優しいキャラクターで厳しい言葉を言いながらも的確なアドバイスなどをしています。僕らはみんな河合荘にはこのように魅力的なキャラクターばかりが登場しています。

僕らはみんな河合荘は宇佐和成と河合律の高校時代で物語が幕を降ろしています。そのため大学に進学した2人の姿をもっと見たいという感想も挙がっています。

僕らはみんな河合荘は思わずニヤニヤしてしまう展開が多いため「自身の青春時代を思い出した」という方もとても多かったようです。

本記事では漫画・アニメ「僕らはみんな河合荘」のあらすじネタバレや感想を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？僕らはみんな河合荘は読んでいるだけで思わずニヤニヤ・ワクワクさせるような恋愛描写が沢山されておりファンをとても楽しませてくれました。そんな「僕らはみんな河合荘」をまだ読んだ事がない方も本記事を参考にしながら是非ご覧下さい！