【スケットダンス】スイッチの過去とは？喋らない理由やスケット団に加入した経緯は？

篠原健太の代表作。『スケットダンス』。そんな『スケットダンス』の準主人公であるのがスイッチです。『スケットダンス』とは一体どのような作品なのでしょう？また、スイッチというキャラクターはどんな人物…？まずは、『スケットダンス』の作品情報とスイッチのプロフィールをチェックしてみましょう。

『スケットダンス』は、『週刊少年ジャンプ』2007年33号から2013年32号まで連載された篠原健太による漫画です。単行本は全32巻（新書版）・全16巻（文庫版）となっており、2019年8月時点で累計発行部数は1400万部を突破しています。そんな『スケットダンス』は2010年、第55回小学館漫画賞少年向け部門受賞しており、2011年4月7日から2012年9月27日にかけてはテレビ東京系列にてテレビアニメ版が放送されました。

開盟学園高等学校・学園生活支援部、通称「スケット団」は、お調子者だけどやる時はやるリーダー「ボッスン」、元不良の武闘派ヤンキー娘「ヒメコ」、クールな情報屋「スイッチ」の3人が結成している部活動で、学園の生徒が楽しい学校生活を送れるように、相談事やトラブルの解決など、人助けを目的とした学園のサポーター集団です。

…というのは建前で、実際は学園の便利屋扱いで、落し物を探したり裏庭を掃除したり、時には依頼もなく部室で折り紙をしたりといった日常。しかし生徒達から頼られているのも事実です。そんなスケット団のもとに、今日もヘンテコな依頼人からのヘンテコな依頼がやってきます！

『スケットダンス』の準主人公で、「スイッチ」との愛称で親しまれているのは、笛吹和義（うすいかずよし）です。スイッチは常に肩からノートパソコンを提げており、弟の正文が遺した音声合成ソフトを通してしか喋らないのが特徴のキャラクターです。そんなスイッチはスケット団きっての情報通で、特に学園内の生徒に関する情報は恋愛遍歴からブログの開設状況までほぼ網羅しており、これらを元に依頼の解決に貢献しています。

性格は冷静沈着で、ボッスンやヒメコが大慌てするような状況にも大抵一人だけ動じず、涼しい顔をしています。また、かなりのボケたがりで、周囲のボケに自分のボケを計算して被せて笑いを取ってくることもあります。音声合成ソフトを通してしか喋ることのないスイッチですが、メールやオンラインでは、アスキーアートや顔文字を多用するハイテンションでウザいキャラクターに変貌します。

『スケットダンス』のスケット団書記として登場するキャラクター・スイッチ。そんなスイッチは肩からノートパソコンを提げており、弟の正文が遺した音声合成ソフトを通してしか喋らないのが特徴のキャラクターです。ボッスンやヒメコをはじめとする『スケットダンス』に登場するキャラクターは普通に喋るのに、スイッチが音声合成ソフトを通してしか喋らない理由とは一体何故なのでしょうか？

実は、スイッチが音声合成ソフトを通してしか喋らないのは、スイッチのある過去が関係しているようです。その過去とは一体どのような過去なのでしょう？お次は、『スケットダンス』・スイッチが喋らない理由やスイッチの過去についてチェックしてみましょう。

『スケットダンス』のスイッチが喋らない理由は？過去を考察1つめは、『スイッチが喋らない理由は弟の死？』です。スイッチには1歳年下の弟・正文がいました。スイッチの弟は、スイッチよりも優秀な上、スイッチが想いを寄せていた幼馴染の沙羽にもよく構われていたため、スイッチはいつしか弟に対して嫉妬心を抱くようになっていました。

その鬱屈から、沙羽の友人である雪乃に「弟と沙羽が付き合っている」と嘘を告げてしまいます。雪乃の元カレは沙羽に好意を抱いており、結果的に雪乃は彼氏と別れることになってしまったため、失恋した逆恨みから沙羽を恨んでいた雪乃に｢沙羽の大事な人を奪う｣として、ナイフで刺され、弟を殺害されてしまいます。

スイッチは、弟が死んでしまったのは、自分がついたくだらない嘘のせいでだと考え、それ以降は自分の声で喋るのをやめてしまいました。そして、喋ることをやめたのと同時に、スイッチは長髪の裸眼だった容貌も、弟が生きた証を少しでも残したいという想いから短髪に伊達メガネという弟の見た目にそっくりな自分に変身し、弟が使っていたあだ名の「スイッチ」を名乗るようになりました。

弟の見た目にそっくりになり、弟が使っていたあだ名の「スイッチ」を名乗るようになったスイッチは弟亡き後、しばらくの間は学校に通っていましたが6月頃から引きこもりになります。また、自分のつまらない嫉妬で弟が亡くなった後悔から、スイッチは思いを寄せていた沙羽が引っ越す際、最初で最後の告白をした後に｢二度と恋をしない｣と決意してしまったようです。

『スケットダンス』のスイッチが喋らない理由は？過去を考察2つめは、『スイッチの過去が描かれているのは何巻？』です。メールやオンラインでは、アスキーアートや顔文字を多用するハイテンションで喋るのに、実際には音声合成ソフトを通してしか喋らないスイッチ。

そんなスイッチの過去には多くの読者が驚きを隠せないほど、重たいものでした。そんなスイッチの悲しい過去が描かれている単行本は一体何巻か調査してみたところ、単行本5巻にて収録されていることがわかりました。スイッチの過去について詳しく知りたい方は、ぜひ単行本をチェックしてみてくださいね。

悲しい過去を持ち、自分の口で喋ることをやめてしまった『スケットダンス』のスイッチ。そんなスイッチがスケット団に加入した経緯は一体どのようなものだったのでしょうか？スイッチがスケット団に加入した経緯は、スケット団が結成する前のスイッチ・ボッスン・ヒメコとの出会いを描いた「スイッチ・オン」にて描かれています。

「スイッチ・オン」は『スケットダンス』単行本27巻〜28巻に収録されているようですが、一体どのような内容なのでしょう？お次は、『スケットダンス』のスイッチがスケット団に加入した経緯について描かれている「スイッチ・オン」についてネタバレチェックしていきましょう。

『スケットダンス』のスイッチがスケット団に加入した経緯は？「スイッチ・オン」を紹介ネタバレ1つめは、『スケット団としての初依頼』です。のちに開盟学園高等学校・学園生活支援部、通称「スケット団」は生徒や学園にとって欠かせない存在となりますが、高校1年の秋頃、スケット団は人数が足りていなかったため、結成されていませんでした。

そんな中、勧誘のポスターを見た三年の片桐という先輩がボッスンにとある依頼をします。開明学園には裏サイトなるものが存在しており、片桐は裏サイトに友達が巻き込まれたため解決してほしいということでしたが、ボッスンもヒメコも裏サイトには疎いため、情報に通じている人を探していました。そこでボッスンとヒメコは、引きこもっているスイッチが情報通だと知り、なんとかコンタクトを取ろうとします。

『スケットダンス』のスイッチがスケット団に加入した経緯は？「スイッチ・オン」を紹介ネタバレ2つめは、『出会い』です。ボッスンとヒメコは、スイッチがオンラインゲームに日中ずっといる事を知り、早速オンラインゲームをはじめます。オンラインゲーム上ですが、ボッスンやヒメコはなんとかスイッチとコンタクトを取ることに成功し、スイッチから助言を受けていました。

『スケットダンス』のスイッチがスケット団に加入した経緯は？「スイッチ・オン」を紹介ネタバレ3つめは、『犯人をおびき寄せる作戦』です。裏サイトを調査していたボッスンとヒメコは『デスファイト』という裏試合が裏サイトで行われていることを知ります。

この『デスファイト』とは開明学園の不良達を晒し者にして粛清するもので、ボッスンはスイッチに『デスファイト』のことも相談しながらヒメコを囮にして犯人をおびき寄せる作戦を立てます。その結果『デスファイト』を決行していたのは裏サイトの管理人であり、同級生の奥山と判明するのですが、真の管理人は別にいる事を知ります。

『スケットダンス』のスイッチがスケット団に加入した経緯は？「スイッチ・オン」を紹介ネタバレ4つめは、『裏サイトの本当の管理人はスイッチ』です。ボッスン達は裏サイトの真の管理人を探っていきます。すると、裏サイトの本当の管理人はスイッチであることが判明しました。

スイッチは弟の死を未だに悔やんでいたため、裏サイトを通じて開明学園で悪いことをしている生徒たちをあぶり出して悪事を自覚させるためにデスファイトを行なっていたようです。その頃、スイッチが裏サイトの本当の管理人だとわかった奥山は、デスファイトで負けた開明学園の生徒たちを引き連れてスイッチの家に仕返しに向かいます。

『スケットダンス』のスイッチがスケット団に加入した経緯は？「スイッチ・オン」を紹介ネタバレ5つめは、『ボッスンはスイッチの部屋の窓を突き破る』です。奥山やデスファイトの敗者たちがスイッチの家の前で騒いでいるところ、ボッスン達が駆けつけ、奥山やデスファイトの敗者たちを食い止め、ボッスンはスイッチの部屋の窓を突き破っていきます。

『スケットダンス』のスイッチがスケット団に加入した経緯は？「スイッチ・オン」を紹介ネタバレ6つめは、『クラスメイトたちとの会話』です。ボッスンに説得され、救われたスイッチは後日学校へ復帰し、亡くなった弟・正文が作った音声合成ソフトの入ったノートパソコンをぶら下げて謝罪し、久しぶりにクラスメイトたちと会話することになりました。

「スイッチ・オン」にて喋らない理由やスイッチの過去がわかりましたが、実は『スケットダンス』にはスイッチが喋るシーンが存在します！お次は、『スケットダンス』のスイッチが喋るシーンや卒業式についてチェックしていきましょう。

『スケットダンス』のスイッチが喋るシーンと卒業式をネタバレ1つめは、『スイッチがパソコンを手放して喋るシーン』です。スイッチたちは三年生最後の、スケット団の依頼を達成した後、ようやく自分の気持ちにやっと折り合いをつけることができ、自分の口でボッスンとヒメコと言葉を交わします。スイッチはボッスンやヒメコに「キミ達を誇りに思う」と感謝の気持ちを伝えました。

『スケットダンス』のスイッチが喋るシーンと卒業式をネタバレ2つめは、『卒業式での代表挨拶』です。ボッスンから卒業生答辞を任されたスイッチはパソコンではなく、自分の声で卒業式の代表挨拶をします。涙ながらに答辞を喋るスイッチは、とてもカッコよくキャラクター達からも拍手されていました。

かつてアニメ化もされた人気漫画・『スケットダンス』。そんな『スケットダンス』のアニメでスイッチの声優を務めた方は一体どのような方だったのでしょうか？お次は、『スケットダンス』・スイッチのアニメ声優を務めた方のプロフィールや主な出演作品をチェックしてみましょう。

• 出生地：埼玉県比企郡嵐山町
• 生年月日：1980年10月11日（41歳）
• 血液型：B型
• 身長：177cm
• 職業：声優、作家
• 活動期間：1998年〜（声優活動）、2001年〜（作家活動）

『スケットダンス』・スイッチのアニメ声優を務めた杉田智和の主な出演作品や演じたキャラは、『METAL GEAR SOLID PEACE WALKER』のカズヒラ・ミラーや、『ジョジョの奇妙な冒険』のジョセフ・ジョースター、『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョン、『銀魂』の坂田銀時などが挙げられます。

『スケットダンス』の準主人公であるスイッチ。そんなスイッチに対して、世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか？最後に、『スケットダンス』・スイッチに対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。

こちらの方は『スケットダンス』のスイッチに対して「スケットダンスってもうスイッチが主人公でいいよな」とツイートしています。準主人公のスイッチですが、その活躍ぶりやキャラクターの個性で、スイッチが主人公でもいいねと感じる方もいるほど、スイッチは読者からも愛されているようです。

こちらの方は『スケットダンス』のスイッチに対して「SKET DANCEのシリアス回どれも好きだけど、スイッチの過去編は今思えばかなり重かった気がする。普段ギャグ回やってる時とは雰囲気の差が激しすぎた」とツイートしています。普段はほんわか日常エピソードやギャグが主な『スケットダンス』ですが、そんな中でもスイッチの過去は重たく、いつものエピソードとの雰囲気の差が激しかったと感じた方もいました。

こちらの方は『スケットダンス』のスイッチに対して「スケットダンスのアニメ、スイッチ過去編が思った以上に良い。漫画もオモロいけどアニメはいい感じにオリジナル入れて丁寧に加工されてて嬉しいね。号泣や。」とツイートしています。漫画も面白いけれども、アニメは一層丁寧に加工されているようで、スイッチの過去編は号泣必須のエピソードとして視聴者の間でも話題になったようです

『スケットダンス』のスイッチの過去・喋らない理由まとめについてはいかがでしたか？スイッチは自分のつまらない嫉妬で弟が亡くなってしまい、引きこもって裏サイト管理人をしていたなどの重たい過去を持っています。そんなスイッチの過去エピソードは『スケットダンス』の中でも泣けると人気のエピソードなので、気になる方は是非一度チェックしてみてくださいね。