【らんま1/2】 最終回のあらすじ・結末をネタバレ！乱馬とあかねが結婚？

『らんま1/2』は『週刊少年サンデー』にて1987年から1996年にかけて連載された少年漫画。作者は高橋留美子です。全407話、コミックス全38巻で完結しました。1989年4月にテレビアニメ化され、劇場版やOVAなども制作されています。高橋留美子の代表作の1つです。

主人公の早乙女乱馬は、無差別格闘流の修行に励む格闘家の少年。中国にある呪泉郷で父と修行に打ち込んでいた彼は、泉の1つ「娘溺泉」に落ちてしまい、水を被ると女の子になりお湯を被ると男に戻る呪いを受けてしまいました。そんな彼は日本に戻り、許嫁の天道あかねや周囲の人間たちと騒がしい日常を送っていくことになります。

ここからは、漫画『らんま1/2』の最終回と最終回直前のエピソードを、ネタバレありで紹介していきます。漫画『らんま1/2』はどのような結末を迎えたのでしょうか？確認してみましょう。

原作漫画『らんま1/2』の最終回直前のあらすじネタバレその1、呪泉郷の危機。水を被ると女になる体質となった主人公の早乙女乱馬。彼が元の身体に戻るには、呪いの原因である呪泉郷で「男溺泉（ナン・ニーチュアン）」に入る必要があります。

しかし、その呪泉郷が危機に見舞われていました。鳳凰山に住む鳥人間たちのせいで、呪泉郷が枯れてしまうかもしれないというのです。以上、原作漫画『らんま1/2』の最終回直前のあらすじネタバレその1でした。

原作漫画『らんま1/2』の最終回直前のあらすじネタバレその2、中国へ。呪泉郷が枯れてしまえば、乱馬の呪いは解くことができなくなってしまいます。乱馬は呪泉郷ガイドの娘であるプラムに導かれ、自分と同じく呪泉郷で溺れて変身体質となった早乙女玄馬、響良牙、ムースと共に中国にある呪泉郷に向かいました。

中国で乱馬は、鳳凰山に住む鳥人間たちの王子・薩夫郎（サフラン）と出会います。鳳凰山にあるもう1つの呪泉郷が枯れてしまったため、彼は呪泉郷の水源を独占しようとしていました。以上、原作漫画『らんま1/2』の最終回直前のあらすじネタバレその2でした。

原作漫画『らんま1/2』の最終回直前のあらすじネタバレその3、乱馬とキーマの戦い。ひょんなことからサフランが落とした武器・金蛇環を手にした乱馬は、それを使ってサフランの部下であるキーマとの戦闘になりました。

結局、戦いの決着はつきませんでした。その後、大切な金蛇環を奪われてしまったサフランは乱馬が持っていたあかねの写真を見て、彼女を攫ってくることを計画します。以上、原作漫画『らんま1/2』の最終回直前のあらすじネタバレその3でした。

原作漫画『らんま1/2』の最終回直前のあらすじネタバレその4、あかねが拉致される。サフランの部下によって攫われたあかねは、呪泉郷へと連れて来られて溺れさせられました。あかねが突き落とされた泉は何の伝説もない新しい泉。この泉はあかねが溺れたことで新たな呪いの泉となります。この泉に入ったものは、天道あかねの姿になってしまうようになったのです。

これを利用し、キーマはあかねに成りすまして乱馬に近づきました。あかねが偽者であることに気づいた乱馬はキーマを撃退するのですが、あかねが中国まで攫われてきたという事実を知り衝撃を受けます。その後、乱馬はあかねを救うため、鳳凰山に向かいました。以上、原作漫画『らんま1/2』の最終回直前のあらすじネタバレその4でした。

原作漫画『らんま1/2』の最終回結末・その後ネタバレその1、人形のようになったあかね。脱走したあかねは呪泉郷のガイドに案内され、呪泉郷の水源までやってきます。そこには竜と鳳凰の頭を象った栓があり、その栓を開けなければ呪泉郷に水は戻ってきません。

あかねはサフランとの戦いで窮地に陥った乱馬を助けるため、鳳凰の頭に取り付けられた金蛇環を握って、サフランが自らの変態のために必要としているお湯を止めようとしました。しかし高熱を発している金蛇環に不用意に触れてしまったため、あかねの身体は蒸発。大量の水分が失われたことで、人形のような小さなサイズになってしまいました。以上、原作漫画『らんま1/2』の最終回結末・その後ネタバレその1でした。

原作漫画『らんま1/2』の最終回結末・その後ネタバレその2、あかねへの乱馬の想い。身体の水分を失い人形のようになってしまったあかねを救うには、竜の頭にある栓をひねって水を出し、その水につけなくてはいけません。乱馬は不完全な状態で変態したサフランとの戦いに勝利。あかねに水を浴びせることに成功しました。

しかし、身体のサイズこそ元に戻ったものの、あかねは目を覚ましません。ぐったりとしたあかねを抱きしめ、乱馬はいつもは言えない素直な気持ちを吐露しました。すると、あかねは目を覚まし、乱馬に微笑みかけけたのでした。以上、原作漫画『らんま1/2』の最終回結末・その後ネタバレその2でした。

原作漫画『らんま1/2』の最終回結末・その後ネタバレその3、乱馬とあかねの結婚式。サフランとの戦いを終えた乱馬たち。その後、帰国した乱馬は気絶させられ、気がつくとタキシードを着せられていました。あかねが結婚してもいいと言っているため、2人の結婚式が執り行われることになったらしいのです。乱馬があかねの元に行くと、あかねはウエディングドレスを着ていました。

あかねは、乱馬が自分のことを好きだというなら結婚する、という気持ちでした。しかし、素直になれない乱馬は決定的な言葉を口にしません。あかねと結婚しないと、呪泉郷のガイドからもらった「男溺泉」の水がもらえない。それを知った乱馬は、あかねと共に結婚式会場へ向かいます。以上、原作漫画『らんま1/2』の最終回結末・その後ネタバレその3でした。

原作漫画『らんま1/2』の最終回結末・その後ネタバレその4、お約束。結婚式会場にやってきた乱馬たち。そこには結婚式の参列者たちが集まっていたのですが、個性豊かな面々が顔を揃えて大人しく結婚式が挙げられるはずがありません。

「男溺泉」の取り合いになったり、乱馬に想いを寄せるヒロインたちが結婚式の妨害をしてきたりと、お約束の展開になります。結局、結婚式は中止となり、その後乱馬とあかねはまた騒がしい日常へ戻って行ったのでした。以上、原作漫画『らんま1/2』の最終回結末・その後ネタバレその4でした。

天道あかねといえば、ショートヘアが似合う快活な少女、というイメージを持っている人は多いでしょう。しかし実は、初登場時は大きなリボンで緩く束ねたロングヘアでした。主要キャラクターのデザイン変更はあまりないため、衝撃を受けた読者も多かったようです。

物語の最初の頃、あかねは東風先生というキャラクターに片想いをしていました。しかし彼が想いを寄せているのは、あかねの姉であるかすみ。そこであかねはかすみのようになるため、髪を伸ばしていました。ですがその髪は、乱馬と良牙の喧嘩に巻き込まれてバッサリと切り落とされてしまいます。この出来事がきっかけで、あかねはショートヘアになりました。

実はこのエピソードが生まれたのは、作者・高橋留美子が「あかねの髪型がしっくりこなくて描きづらい」ことに気づいたことがきっかけだったそうです。自分が描きやすくするためにキャラクターのデザインの変更を決め、急なデザイン変更に違和感を抱かせないエピソードを即座に生み出してしまったところに、高橋留美子の才能が表れています。

漫画『らんま1/2』の登場人物・キャラクター一覧その1、早乙女乱馬。早乙女乱馬は、漫画『らんま1/2』の主人公。無差別格闘早乙女流の2代目で、16歳の高校1年生です。幼い頃から父親に連れられて様々な場所で修行しており、その内の1つである中国・呪泉郷で「娘溺泉」に落下。泉の呪いによって、水を被ると女になり、お湯を被ると男に戻る変身体質となりました。

男のときは「乱馬」、女のときは「らんま」と名前が表記されます。中国から帰国後、父親と共に天道家で暮らすようになりました。天道家の3女であるあかねとは親が決めた許嫁という関係。よく喧嘩をしていますが、あかねのことを大切に思っています。

漫画『らんま1/2』の登場人物・キャラクター一覧その2、早乙女玄馬。早乙女玄馬は乱馬の父親。無差別格闘早乙女流の開祖で、乱馬を連れて様々な地で修行をしていました。中国・呪泉郷での修行中に「熊猫溺泉」に落下。泉の呪いで水を被るとパンダになり、お湯を被ると人間に戻る変身体質になっています。

パンダになっている間は喋ることができないため、意思の疎通にはプラカードを利用しています。あかねの父である天道早雲とは親友という関係で、乱馬とあかねが許嫁となったのは玄馬と早雲が自分たちの子どもを結婚させようと約束したからでした。

漫画『らんま1/2』の登場人物・キャラクター一覧その3、早乙女のどか。早乙女のどかは乱馬の母親。玄馬が乱馬と修行の旅に出る際に誓った「乱馬が男の中の男に育たなければ父子揃って切腹する」という言葉を真に受け、いざとなったら2人の介錯を務めて自分も後を追う覚悟を持っている和服美人です。その誓いがあったため、女になる体質になってしまった乱馬はなかなか母親と再会できませんでした。

漫画『らんま1/2』の登場人物・キャラクター一覧その4、天道あかね。天道あかねは、漫画『らんま1/2』のヒロイン。主人公・早乙女乱馬の許嫁です。天道道場で暮らす天道家の3女で、16歳の高校1年生。乱馬とは同じ学校に通っているクラスメイトでもあります。

当初は乱馬のことを毛嫌いしていましたが、同じ時を共有するうちに彼に想いを寄せるようになりました。互いに素直になれないためなかなか関係は進展しませんが、相思相愛という間柄です。天道家3姉妹の中で唯一格闘技をしており、運動神経は抜群。ただし水泳だけはできません。

漫画『らんま1/2』の登場人物・キャラクター一覧その5、天道なびき。天道なびきは天道家の次女。あかねの姉で、年齢は17歳です。かなりの守銭奴で、金のためなら手段を選ばない性格の持ち主。ありとあらゆる手段を用いて日々稼ごうとしています。乱馬などはよくその被害に遭っています。

漫画『らんま1/2』の登場人物・キャラクター一覧その6、天道かすみ。天道かすみは天道家の長女。あかねとなびきの姉で、年齢は19歳です。活発な妹たちと違って、かすみはとてもおっとりとした性格の持ち主。

亡くなった母親に代わって天道家の家事を取り仕切っています。優しく、基本的に怒りの感情を出すことはありません。しかしだからこそそんな彼女に恐怖を抱く人間は多く、傍若無人ななびきもかすみには恐怖心を抱くことがあります。

漫画『らんま1/2』の登場人物・キャラクター一覧その7、ムース（沐絲）。ムースは中国から日本にやってきた少年。乱馬に想いを寄せる少女・シャンプーの幼なじみです。シャンプーに好意を抱いていますが、幼い頃に彼女に負けてしまい、以来相手にされていません。修行で呪泉郷を訪れ「鴨子溺泉」に転落。泉の呪いで水を被るとアヒルになる変身体質になってしまいました。

漫画『らんま1/2』の登場人物・キャラクター一覧その8、シャンプー（珊璞）。シャンプーは中国の武闘民族・女傑族の少女。女傑族には女に負けたらその相手を殺し、男に負けたらその相手と結婚しなければならないという掟があります。シャンプーは当初、女状態のらんまに負けたため、らんまを殺そうと来日。

その後、男の姿である乱馬にも負けてしまったため、彼を婿にしようと迫るようになります。一度中国に帰って呪泉郷で修行をしていた際、誤って「猫溺泉」に落ちてしまい、水を被ると猫になる変身体質になりました。後に再び日本にやってきて、中華料理店「猫飯店」で働くようになります。

漫画『らんま1/2』の登場人物・キャラクター一覧その9、コロン（可崘）。コロンはシャンプーの曾祖母であり、武闘民族・女傑族の総帥でもあります。シャンプーが日本に再びやってきた際についてきて、日本で中華料理店「猫飯店」を開きました。

アニメ『らんま1/2』で早乙女乱馬（男）の声を担当したのは、声優・俳優の山口勝平です。山口勝平は1965年5月23日生まれで、血液型はB型。福岡県出身で、所属事務所は悟空です。高橋留美子作品の常連声優として知られています。

主な出演作品に『赤ちゃんと僕』（榎木拓也）、『名探偵コナン』（工藤新一、怪盗キッド/黒羽快斗）、『犬夜叉』（犬夜叉）、『ONE PIECE』（ウソップ）、『アソボット戦記五九』（五九）、『十二国記』（六太/延麒）、『アイシールド21』（雷門太郎）、『DEATH NOTE』（L）、『境界のRINNE』（六道鯖人/社長）などがあります。

アニメ『らんま1/2』で早乙女乱馬（女）の声を担当したのは、声優・歌手・ラジオパーソナリティ・作詞家・エッセイストの林原めぐみです。林原めぐみは1967年3月30日生まれで、血液型はO型。東京都出身で、所属事務所はウッドパークオフィスです。

主な出演作品に『新世紀エヴァンゲリオン』（綾波レイ）、『スレイヤーズ』（リナ＝インバース）、『ポケットモンスター』（ムサシ）、『名探偵コナン』（灰原哀〈宮野志保〉/シェリー）、『ラブひな』（浦島はるか）、『シャーマンキング』（恐山アンナ）、『天使な小生意気』（天使恵）、『からくりサーカス』（才賀しろがね〈エレオノール〉）などがあります。

アニメ『らんま1/2』で早乙女玄馬の声を担当したのは、声優・俳優の緒方賢一です。緒方賢一は1942年3月29日生まれで、血液型はA型。福岡県出身で、所属事務所はオフィス海風です。

主な出演作品に『宇宙戦艦ヤマト』（アナライザー、藪助治、ガンツ他）、『一休さん』（桔梗屋）、『忍者ハットリくん』（獅子丸）、『ゲームセンターあらし』（月影一平太）、『宇宙船サジタリウス』（ラナ）、『魔法陣グルグル』（キタキタおやじ）、『名探偵コナン』（阿笠博士）などがあります。

アニメ『らんま1/2』で早乙女のどかの声を担当したのは、声優・女優・ナレーターの池田昌子です。池田昌子は1939年1月1日生まれで、血液型はA型。東京都出身で、所属事務所は東京俳優生活協同組合です。オードリー・ヘプバーンの吹き替え声優として知られています。

主な出演作品に『銀河鉄道999』（メーテル）、『リボンの騎士』（エロース）、『紅三四郎』（ナリータ）、『忍風カムイ外伝』（ネネ）、『エースをねらえ！』（竜崎麗香）、『お～い！竜馬』（坂本幸）などがあります。

アニメ『らんま1/2』で天道あかねの声を担当したのは、声優・女優・ラジオパーソナリティ・ナレーター・歌手の日髙のり子です。日髙のり子は1962年5月31日生まれで、血液型はAB型。東京都出身で、所属事務所はコンビネーションです。

主な出演作品に『タッチ』（浅倉南）、『ふしぎの海のナディア』（ジャン・ロック・ラルティーグ）、『犬夜叉』（桔梗）、『DEATH NOTE』（ニア）、『名探偵コナン』（世良真純）、『呪術廻戦』（九十九由基）などがあります。

アニメ『らんま1/2』で天道かすみの声を担当したのは、声優・ナレーター・歌手の井上喜久子です。井上喜久子は1964年9月25日生まれで、血液型はO型。神奈川県出身で、所属事務所はオフィスアネモネおよびベルベットオフィスです。

主な出演作品に『ふしぎの海のナディア』（メディナ・ラ・ルゲンシウス・エレクトラ）、『怪盗セイント・テール』（深森聖良）、『ゲートキーパーズ』（ジュン・サンダース）、『おねがい☆ティーチャー』（風見みずほ）、『ああっ女神さまっ』（ベルダンディー）、『BLACK CAT』（セフィリア＝アークス）、『はたらく細胞』（マクロファージ）、『MIX』（立花真弓）などがあります。

アニメ『らんま1/2』で天道早雲の声を担当したのは、俳優・声優・ナレーターの大林隆介です。大林隆介は1946年3月13日生まれで、血液型はA型。福岡県出身で、所属事務所は81プロデュースです。

主な出演作品に『超時空要塞マクロス』（エキセドル・フォルモ）、『機動戦士Zガンダム』（ベン・ウッダー）、『機動戦士ガンダムZZ』（ラカン・ダカラン）、『冒険遊記プラスターワールド』（ガブリオン）などがあります。

『らんま1/2』の最終回では、結婚式が挙げられそうになったものの、結局お約束の展開で乱馬とあかねの恋に決着がつくことはありませんでした。これからも2人の日常は続いていく、という終わり方は乱馬とあかねらしいということで高評価だったのですが、一方でその後の話が気になっているという人も多かったようです。未だに本当の結婚式やその後の2人の様子を見たい、と考えているファンは少なくありません。

『らんま1/2』は世代を超えて愛されている名作です。子どもの頃に見ていた人が大人になり、その子どもが今『らんま1/2』を見ている、というパターンは少なくない様子。声優陣の豪華さにも注目です。

漫画『らんま1/2』の、水を被ると性別が変わったり動物になったりするという設定はかなり斬新で、多くの読者を虜にしました。連載当時はもちろん、現在でも漫画の設定に驚く人は少なくありません。

漫画『らんま1/2』の最終回について見てきましたが、いかがでしたでしょうか？漫画『らんま1/2』は、乱馬やあかねを中心としたキャラクターたちがドタバタ劇を繰り広げる楽しい作品です。完結してかなり経つ作品ですが今でも十分楽しめますので、読んだことがない人はぜひ漫画『らんま1/2』を手に取ってみてください。