【血の轍】しげるが記憶喪失になった理由とその後は?記憶が回復するまでをネタバレ

漫画血の轍の作中で主人公・長部静一の従兄弟として登場する三石しげる。漫画血の轍に登場する三石しげるは毎週長部静一と対戦ゲームをしている活発な少年であり、「しげちゃん」と呼ばれています。作中で三石しげるはある理由から長部静一の母・長部静子に崖の底へ突き落とされ、記憶を失いました。その後三石しげるは記憶が回復するものの、長部静一に殺されてしまいます。本記事ではそんな三石しげるについてなぜ記憶を失ったのかや記憶が回復したその後などをご紹介していきます。

【血の轍】しげるが記憶喪失になった理由とその後は?記憶が回復するまでをネタバレのイメージ

目次

  1. 血の轍のしげるとは?
  2. 血の轍のしげるが記憶喪失になった理由はなぜ?
  3. 血の轍のしげるの記憶は回復した?その後をネタバレ
  4. 血の轍のしげるに関する感想や評価
  5. 血の轍のしげるが記憶喪失になった理由とその後まとめ

血の轍のしげるとは?

血の轍の作品情報

漫画血の轍の作中で脇役ながら、主人公・長部静一の人生を大きく変えることになった三石しげる。漫画血の轍に登場する三石しげるとは非常に活発な性格をした長部静一の従兄弟であり、「しげちゃん」というあだ名で呼ばれています。漫画血の轍の作中で三石しげるは長部静一達と山登りへ行った際、崖から落ちそうになってしまいます。この時三石しげるは長部静一の母・長部静子に助けられるものの、そのまま突き落とされました。

崖から突き落とされたことで三石しげるは大きな傷を負い、記憶を失ってしまいます。しかし三石しげるはなぜか長部静一と出会った時、長部静子を思い出しながら記憶が回復したような姿を見せました。その後記憶が回復したような姿を見せた三石しげるは長部静一を訪ね、錯乱状態になった長部静一の手で殺されてしまいました。本記事ではそんな三石しげるについてなぜ記憶を失ったのかや記憶が回復したその後などをご紹介します。

血の轍の概要

では三石しげるのなぜ記憶喪失になったのかや記憶が回復したその後などをご紹介する前に、三石しげるが登場する漫画血の轍とはどのような作品なのかについてあらすじを交えながらご紹介していきます。三石しげるが登場する血の轍とは2017年に「ビッグコミックスペリオール」で連載が始まった漫画作品です。漫画血の轍の作者は男性漫画家の押見修造であり、「惡の華」や「ぼくは麻理のなか」、「漂流ネットカフェ」などで知られています。

多数の名作を輩出した押見修造の漫画血の轍は毒親の母親をテーマに、主人公・長部静一の姿を描いたサイコサスペンス作品となっており、2022年4月現在も連載が続いてます。そんな漫画血の轍は2022年4月現在12巻の単行本が発売されており、160万部を超える累計発行部数を記録しています。この人気から本作は「このマンガがすごい!」オトコ編と「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」ネクストブレイク部門で9位に選ばれました。

血の轍のあらすじ

漫画血の轍の主人公である長部静一は何の取り柄もない平凡な中学2年生の男の子であり、母親の長部静子と父親の長部一郎と共に普通の暮らしを送っていました。しかし長部静子は毒親な一面を持っており、長部静一に過度な愛情を注いでいました。そんな中、山登りで長部静子は長部静一の従兄弟・三石しげるを崖から落とし、毒親な一面が爆発します。そして長部静子は様々な異常行動をとり、長部静一の心を支配していくのでした。

しげるのプロフィール

本記事でなぜ記憶喪失になったのかや記憶が回復したその後などをご紹介する三石しげるとは漫画血の轍に登場するキャラクターの1人です。漫画血の轍に登場する三石しげるとは主人公・長部静一の従兄弟にあたるキャラクターであり、年齢の割に整った容姿と非常に活発な性格が特徴となっています。三石しげるは従兄弟の長部静一と同年代の少年という設定になっており、漫画血の轍の作中で「しげちゃん」とあだ名されています。

「しげちゃん」と呼ばれている三石しげるは思ったことをはっきり言う正直で明るい性格をした男の子であり、長部静一と正反対のキャラクターとして描かれています。ただ長部静一とは仲が悪い訳ではなく、毎週長部家で対戦ゲームをして遊んでいます。しかし三石しげるの母親は長部静一に過保護な長部静子に不満を抱いています。そんな三石しげるはある事件がきっかけで重傷を負い、長部静一と長部静子の記憶を失ってしまいました。

『血の轍』 押見修造 | ビッグコミックBROS.NET(ビッグコミックブロス)|小学館

血の轍のしげるが記憶喪失になった理由はなぜ?

ネタバレ①しげるは静一の母の静子に崖から突き落とされる

ではここからは漫画血の轍に登場する三石しげるがなぜ記憶を失ったのかについてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、三石しげるは漫画血の轍の作中でなぜか記憶を失ってしまいます。ではなぜ三石しげるは記憶を失ったのでしょうか。それは長部静一の母親である長部静子が大きな原因となっています。漫画血の轍の作中で三石しげるは長部静一や長部静子達と夏休みに山登りへ行き、片足立ちをして崖の前でふざけていました。

この時三石しげるはバランスを崩し、高い崖の上から落ちそうになります。すると長部静一の母親である長部静子が急いで抱きしめ、三石しげるは助かりました。しかし長部静子はなぜか態度を変え、不敵な笑みを浮べながら三石しげるを崖から突き落としてしまいます。崖から落ちた三石しげるは重傷を負い、意識を失います。その後長部静一と長部静子が取り調べで嘘をつき、三石しげるは自分で崖から落ちたことになってしまいました。

ネタバレ②意識を取り戻したしげるは記憶喪失になっていた

長部静一と長部静子の嘘の供述により、自ら崖から落下したことになった三石しげる。三石しげるは命が助かったものの、意識不明の状態で病院に入院することになりました。一方漫画血の轍の主人公である長部静一は自らの罪悪感と豹変した母親・長部静子への恐怖感から混乱し、精神面のショックで吃音を患います。その後、漫画血の轍の単行本第7巻で三石しげるは再登場し、意識不明の状態から何とか回復した姿を見せました。

しかし三石しげるは意識不明の状態から回復したものの、崖から落ちたショックで長部静一と長部静子の記憶を失ってしまっていました。意識が回復した後、病院で長部静一は三石しげるの母親に三石しげるの面倒を見るよう頼まれます。すると三石しげるは母親が去った後に立ち上がり、麻痺状態の中母親を探し始めます。そして三石しげるは倒れそうになったところを助けてくれた長部静一に対し、長部静子がどこにいるか尋ねるのでした。

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血の轍のしげるの記憶は回復した?その後をネタバレ

ネタバレ①しげるの記憶が回復した理由

ではここからは漫画血の轍に登場する三石しげるの記憶が回復した理由や記憶回復のその後についてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、漫画血の轍の作中で記憶喪失になった三石しげるは長部静子の存在を長部静一に尋ねます。これは三石しげるの記憶が戻ったことを意味しています。ではなぜ三石しげるは記憶が回復したのでしょうか。残念ながらなぜ三石しげるの記憶が回復したのかについては理由が明確に描かれていません。

しかし三石しげるが長部静子の存在を口にした際、長部静一は自分が三石しげるを崖から突き落とす姿と蝶の幻覚を見ました。おそらく長部静一の幻覚により、三石しげるの記憶が回復したと考えられます。記憶を回復した三石しげるは突然倒れ込んで泣き出し、そこに駆けつけた長部静子を指さします。これにより三石しげるの母親は息子を崖から突き落としたのが長部静子だと推測し、三石家と長部家が大いに揉めることになりました。

ネタバレ②しげるの記憶が回復したその後

三石家と長部家の問題が一応解決し、記憶が戻った三石しげるはしばらく漫画血の轍に登場しませんでした。しかし漫画血の轍の単行本10巻で突然三石しげるは登場し、大雪の真夜中に長部静一を訪ねます。突然長部家を訪問した三石しげるは長部静一を山の崖まで連れて行き、自身のことを長部静一だと話します。どうやらこの時三石しげるは長部静一の人格がなぜか形成されており、長部静一の自分が歪んで可哀想だと語りだしました。

さらに三石しげるは自分を歪む前に戻して欲しいと懇願します。これを聞いた長部静一は生き返れると言い、三石しげるを励まそうとします。すると三石しげるが自分を長部静子だと語り、長部静一は自身の母親の幻覚を見ます。幻覚の中で長部静一は自分のせいで長部静子が三石しげるを突き落とす光景を目撃し、混乱します。そして長部静一は三石しげるを幼い自分と思い込んで崖から落として殺害し、逮捕されることになるのでした。

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血の轍のしげるに関する感想や評価

漫画血の轍に登場する三石しげるに関する感想では三石しげるの入院している姿が怖いといった感想が多く寄せられていました。漫画血の轍の作中で三石しげるは長部静子に崖から突き落とされて意識不明となり、寝たきりの病院生活を送ります。この時の三石しげるのシーンは異常なほど生々しく、恐怖感たっぷりに描かれています。そのため三石しげるの入院時のシーンは数多くの漫画血の轍ファンに衝撃を与えました。

漫画血の轍に登場する三石しげるに関する感想では三石しげるが可哀想といった感想も寄せられていました。確かに三石しげるは親と毎週長部家に行き、長部静子や長部静一に迷惑をかけていました。しかし迷惑をかけたのは三石しげるの母親であり、三石しげる本人は無意味に崖から突き落とされただけです。また記憶回復後に三石しげるは長部静一によって殺されているので、漫画血の轍の中で特に可哀想なキャラクターといえます。

漫画血の轍に登場する三石しげるに関する感想ではなぜ突然長部静一に会いに行ったのか気になるといった感想も寄せられていました。漫画血の轍の作中で記憶を取り戻した三石しげるは大雪の真夜中に長部家を訪ね、長部静一を山奥へ連れて行きます。残念ながらなぜ三石しげるが真夜中に長部静一に会いに行ったのか分かっていません。しかし作中でのセリフを見ると、三石しげるの人格が長部静一になっていたと考察出来ます。

血の轍のしげるが記憶喪失になった理由とその後まとめ

本記事では漫画血の轍に登場する三石しげるについてなぜ記憶喪失になったのかや記憶が回復したその後などをご紹介しました。作中で三石しげるは記憶喪失から回復したものの、長部静一の手で殺されてしまいました。残念ながら三石しげるの死の原因ははっきり描かれていないものの、長部静一の幻覚から今後真相が語られると考えられます。なので三石しげるの死が気になる方は今後の漫画血の轍の展開にご注目下さい。

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