【らんま1/2】八宝斎は最強だけど嫌われキャラ?若い頃やアニメ声優も紹介

高橋留美子さんの名作「らんま1/2」には八宝斎というキャラクターが登場します。小柄な老人の姿で描かれる八宝斎は、その見た目と違い最強の実力者の1人とされています。しかし、八宝斎は強いだけではなく嫌いと言われることが少なくない嫌われキャラです。今回は、「らんま1/2」の八宝斎の強さや若い頃などを紹介します。また、アニメ版「らんま1/2」で八宝斎役を演じる声優の永井一郎さんなどについても紹介します。

【らんま1/2】八宝斎は最強だけど嫌われキャラ?若い頃やアニメ声優も紹介のイメージ

目次

  1. らんま1/2の八宝斎とは?
  2. らんま1/2の八宝斎は最強だけど嫌われキャラ?強さや弱点を考察
  3. らんま1/2の八宝斎の若い頃
  4. らんま1/2の八宝斎のアニメ声優
  5. らんま1/2の八宝斎に関する感想や評価
  6. らんま1/2の八宝斎まとめ

らんま1/2の八宝斎とは?

「らんま1/2」に登場する八宝斎は、実戦型格闘技「無差別格闘流」の開祖で、作中でもトップクラスの実力者です。しかし、嫌いというファンの声が少なくないキャラクターで、独特な性格をしています。今回は、そんな「らんま1/2」の八宝斎の特徴や声優の永井一郎さんについて紹介します。

らんま1/2の作品情報

らんま1/2の概要

aboutと書かれたスケッチブック

「らんま1/2」は1987年から1996年まで「週刊少年サンデー」に連載されていた漫画作品で、作者は「うる星やつら」「めぞん一刻」「犬夜叉」などで知られる高橋留美子さんです。2021年6月時点で累計発行部数は5500万部を突破している人気作品で、連載終了してから20年以上たついまでも人気があります。1989年からアニメ化された「らんま1/2」は2011年には実写ドラマ化されました。

らんま1/2のあらすじ

あらすじと書かれたスケッチブック

無差別格闘流の修行を続ける早乙女乱馬は父親と修行のために中国へ行きました。修行の場は「呪泉郷」で、そこには悲劇的伝説が伝わる泉が多く湧いています。その修行中、早乙女乱馬は若い娘がおぼれたという伝説がある娘溺泉に落ちてしまい、水をかぶると女の子になり、お湯をかぶると元に戻るという体質になってしまいます。

八宝斎の年齢や身長は?プロフィールを紹介

プロフィールと書かれたボード

「らんま1/2」に登場する八宝斎は、100年前に18歳だったという描写があるため作中では118歳だとされています。小柄な老人の姿で描かれている八宝斎の身長はなんと30cm、若い頃もあまり変わらない身長だったようです。ちなみに、八宝斎と同じくらいの体格で描かれているコロンは、若い頃はシャンプーに似た美人で普通の体格でした。

八宝斎は実戦型格闘技「無差別格闘流」の創始者で、早乙女乱馬、早乙女玄馬、天道早雲の師匠でかなりの実力者です。また、寿命は118歳でしたが原作では八宝斎自身が調合した秘薬で、アニメ版ではあかねが調合した秘薬により寿命が過ぎても生きながらえています。

八宝斎の性格

性格と性格の種類

八宝斎の性格は、とにかく極度のスケベ爺です。覗き・下着泥棒・セクハラといったことを日常的に繰り返します。しかし、直接的なセクハラに関しては女らんま以外にはしないことが特徴。また、すけべというだけではなくわがまま・傍若無人・いたずら好きといった困った性格をしています。そんな性格から、嫌いというファンが少なくないようです。

らんま1/2|日本テレビ

らんま1/2の八宝斎は最強だけど嫌われキャラ?強さや弱点を考察

ここからはアニメ「らんま1/2」の八宝斎の強さや弱点、そして嫌いと言われる理由などを紹介します。最強キャラの八宝斎の強さの秘密や、嫌いと言われる理由にはどのようなものがあるのでしょうか?

八宝斎の強さ

強さ①飛騨の山奥に長い間封印されていた

朝の飛騨の山々

八宝斎は実戦型格闘技「無差別格闘流」の創始者で、早乙女乱馬、早乙女玄馬、天道早雲の師匠です。若い頃の玄馬と早雲は修行という名前でおこなわれる数々の八宝斎の悪行に耐えられなくなってしまい、八宝斎が酔いつぶれた隙に飛騨の山奥へ封印してしまいます。その後2人は平和に過ごしていましたが、落雷で封印が解かれて八宝斎が復活しました。

強さ②八宝大華輪

大輪の花火

八宝斎の強さとして、その強力な技があります。八宝斎の代表的な技は「八宝大華輪」で、八宝斎お手製の花火爆弾を投げつけるものです。その威力はかなりのもので、乱馬や良牙といった強力なキャラクターたちでさえ、一撃で気絶するほどでした。しかし、基本的には物理的に花火玉を投げるだけの技なので跳ね返されてしまうことがあります。

また、八宝斎は周囲の状況を考えずに感情的に「八宝大華輪」を使うため、狭い場所で使ってしまい自爆することが少なくありません。

強さ③貧力虚脱灸

八宝斎は「貧力虚脱灸」というお灸を使えます。このお灸をすえられた者は力を出せなくなるというもので、最初に被害にあったのは乱馬でした。乱馬は「貧力虚脱灸」のせいで弱体化してしまい、ムースたちが襲い掛かってきます。そして八宝斎は乱馬が困っている姿を見てご満悦という性格の悪さが出る行動をしました。

八宝斎の弱点

弱点①女嫌香

強烈な性格と強さで傍若無人に振舞う「らんま1/2」の八宝斎ですが、弱点もあります。その弱点の1つが女嫌香です。女嫌香は女性が嫌がる臭いを発するもので、あまりに強力なため女性がまったく近づかなくなります。スケベ爺の八宝斎は女性に近づく前に逃げられてしまったことで、禁断症状がでて弱体化していきました。

弱点②二ノ宮ひな子

八宝斎の弱点として二ノ宮ひな子がいます。二ノ宮ひな子は名目上は八宝斎の弟子ですが、格闘術を直接手ほどきしたわけではありません。二ノ宮ひな子は病弱でしたが、八宝斎が下着泥棒をした看護師の闘気を吸わせることを目的として闘気吸引体質になる術を施しました。その結果、二ノ宮ひな子は体調がよくなっただけではなく、八宝斎たちの天敵になります。

八宝斎の「無差別格闘流」は闘気を扱うもので、二ノ宮ひな子はそれを吸収してしまいます。そのため、八宝斎だけではなく弟子の乱馬たちの天敵となりました。

弱点③スケベな期待を裏切られると壊れる

スケベ爺の八宝斎は、とにかくスケベなことを期待して脊髄反射的に行動します。その結果、女らんまにおびき寄せられた場所が女湯ではなく男湯だったときなど、自分のスケベな期待を裏切られると体ごと崩壊してしまうことが少なくありません。

八宝斎がウザい・嫌いといわれる理由

「らんま1/2」の八宝斎がうざい・嫌いと言われる理由は、スケベ爺というだけではないようです。ただのスケベ爺というだけではなく、圧倒的な強さのため痛い目をあまり見ないことが嫌いと言われる理由の1つのようです。また、八宝斎の性格の悪さ、そしていたずらの域を超えて犯罪行為にしか見えないことを平気にやるといったことで嫌われています。

また、性格が悪いキャラクターでも味方のピンチになると手助けをして好感度を上げることがありますが、八宝斎の場合はいつまでも自分本位で行動するため、味方のピンチでも加勢しないことが嫌われる要因です。

八宝斎はパンスト太郎の性格が卑屈になった原因?

「らんま1/2」にはパンスト太郎という独特なネーミングのキャラクターがいます。八宝斎に強い恨みを持っているキャラクターで、パンスト太郎自身も傍若無人に振舞うトラブルメーカーです。しかし、そんなパンスト太郎が困った性格になったのは八宝斎が原因です。そもそも、パンスト太郎というひどい名前は八宝斎がつけたものでした。パンスト太郎が生まれた村では、産湯につけた者が名づけるというおきてがあります。

その結果、この名前が原因で曲がった性格になってしまいました。また、改名するためには名付け親だけというおきてがあり、そのため八宝斎を追いかけています。

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らんま1/2の八宝斎の若い頃

ネタバレ①コロンとの若い頃の思い出

「らんま1/2」には八宝斎と同じ年頃のコロンというキャラクターがいます。八宝斎は、コロンは100年前に中国で愛し合い、別れの時に家宝の腕輪を託されたと美しい思い出があるように語ります。しかし、コロンの八宝斎の思い出は、女傑族の村中の女性に声をかけるもみんなに袖にされた八宝斎が、秘宝を盗んでとんずらしたというものです。

性格が悪く、スケベな八宝斎のため、この思い出はコロンが言っていることが正しいとされています。

ネタバレ②八宝斎の若い頃の親友は楽京斎

八宝斎は、若い頃に楽京斎という親友がいたと語っています。八宝斎は友情の証として「錦の蝶」という墨をもらったと語っていますが、楽京斎は不意打ちで盗まれたと語っています。ちなみに、楽京斎は八宝斎と同じくスケベで性格が悪いことが特徴です。

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らんま1/2の八宝斎のアニメ声優

八宝斎の声優①永井一郎

アニメ「らんま1/2」で八宝斎役の声優を演じたのは永井一郎さんです。永井一郎さんは1950年代から俳優として活動を開始、1960年代から声優としての活動を始めました。永井一郎さんは「サザエさん」の磯野波平役や「ゲゲゲの鬼太郎(1期)」の子泣き爺役など、アニメ創成期から活躍されています。

また、永井一郎さんは「らんま1/2」だけではなく「うる星やつら」「犬夜叉」「1ポンドの福音」など、高橋留美子作品に数多く出演しました。

八宝斎の声優②子安武人

アニメ「らんま1/2」で老人の八宝斎は永井一郎さんが演じましたが、若い頃の八宝斎は子安武人さんが演じています。子安武人さんは1988年にアニメ声優としてデビューを果たし、1989年に「天空戦記シュラト」の夜叉王ガイ役で初のレギュラー出演をしました。2021年に第15回声優アワードにて助演男優賞を受賞した子安武人さんは、数々のメインキャラクターを演じる人気声優です。

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らんま1/2の八宝斎に関する感想や評価

性格や言動から嫌いと言われることが多い八宝斎ですが、永井一郎さんが演じる八宝斎が好きという感想があります。

「らんま1/2」の作品は好きだけど、傍若無人・スケベといった特徴の八宝斎だけは好きになれないという方が少なくありませんでした。

「らんま1/2」の八宝斎とコロンが癖があって面白いという感想があります。また、八宝斎を演じる永井一郎さんは「サザエさん」で磯野波平役を演じました。また、コロン役を演じる麻生美代子さんは磯野フネ役を演じています。そんな2人の関係性が好きという感想もありました。

らんま1/2の八宝斎まとめ

まとめと書かれたボード

「らんま1/2」の八宝斎について紹介しました。八宝斎はスケベ・傍若無人といった問題児で嫌われがちです。しかし、そんな八宝斎が面白いという声もありました。八宝斎に注目をして、「らんま1/2」を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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