【幽遊白書】煙鬼は魔界統一トーナメント優勝者！強さや孤光との馴れ初めは？

鬼のような見た目に反して極めて温厚な性格をした煙鬼。結婚した孤光との夫婦関係は良好のようで、魔界統一トーナメントにて煙鬼と孤光が戦った際は、互いに本気になっている様子から深い信頼関係を築いているのが窺えました。ここからは、そんな煙鬼について強さや雷禅との関係、そして孤光との関係をまとめていきます。それではまず、煙鬼が登場する漫画・アニメ『幽遊白書』の作品情報からご覧ください。

『幽遊白書』とは、冨樫義博によるファンタジー(オカルト)漫画です。2022年時点で全19巻が刊行されており、1990年12月3日から1994年7月25日まで週刊少年ジャンプにて連載されていました。作中では人間界、魔界、霊界と3つの世界を舞台に、主人公・浦飯幽助とその仲間たちの活躍が描かれています。

ここでは『幽遊白書』のあらすじを簡単にまとめていきます。物語は主人公・浦飯幽助が交通事故死するところからスタートしました。その後、幽助は霊体になった状態で彷徨い続けますが、霊界案内人のぼたんと共にいくつかの事件を解決していった結果遂に生き返ります。生き返った幽助は、人間界で起こす悪事を取り締まる役目を担う幽界探偵として働き始め…

『幽遊白書』の煙鬼(えんき)とは、魔界統一トーナメント編にて登場したキャラクターです。鬼のような見た目に反して性格は極めて温厚。愛妻家でもあり、同じく魔界統一トーナメント編にて活躍した孤光(ここう)と結婚しています。そんな煙鬼が初登場したのは、単行本18巻の「来訪者たち」です。誕生日と年齢は不明ですが、雷禅との関係性から少なくとも1500歳は越えていると考えられます。

煙鬼は単行本18巻の「来訪者たち」にて、雷禅との関係性に触れています。それによれば、煙鬼と雷禅は互いの強さを競うような関係だったようです。また、アニメ版『幽遊白書』の104話「意外な提案・魔界の変動」では幽助に対して「昔の雷禅は強かった」と雷禅のことを誇らしげに語っていることから、煙鬼と雷禅は親しい間柄だったことが窺えます。

煙鬼と雷禅は親密な関係を築いていることが明らかになりましたが、実は初登場時はかつての喧嘩仲間ということで、雷禅の訃報を聞いて駆け付けてきた形で登場しています。本作に登場する雷禅とは、魔界三大妖怪の一人で、魔界でも最強クラスの妖怪です。煙鬼によれば、全盛期の雷禅は今の軀や黄泉よりも圧倒的な強さを持っていたとのこと。

そんな雷禅の喧嘩仲間は9人いましたが、その中でも喧嘩仲間の一人である煙鬼は雷禅の墓参りに集まったメンバーを上手く取り纏め、それを素直に受け入れているメンバーの様子から喧嘩仲間のリーダー的存在であることが窺えます。そして、煙鬼を含む雷禅の喧嘩仲間は、「闘神」の異名を持つ最強クラスの妖怪・雷禅と喧嘩できるということからS級ランク相当の強さを持つと考えられることでしょう。

実際、魔界統一トーナメントを勝ち抜いてみんなが上位にランクインしていました。おそらく、雷禅の喧嘩仲間たちは煙鬼のように野心を持たない穏健派に属しているだけであって、その気になれば魔界を掌握できるくらいの強さを持っていると考えられます。

『幽遊白書』に登場する煙鬼は極めて温厚な性格をしているため、魔界では野心を持たない穏健派に属していました。しかし、その強さにおいては鬼のような見た目通りの力を持っていると言えるでしょう。では、煙鬼の強さを窺い知れるシーンはどのあたりなのでしょうか？ここからは、煙鬼の強さを窺い知ることのできる『幽遊白書』の魔界統一トーナメントにおける煙鬼の活躍シーンやその時の強さを考察していきます。

魔界三大妖怪の一人である雷禅と喧嘩仲間だった煙鬼。そんな彼は魔界統一トーナメントにて優勝しています。トーナメントの流れとしては、準々決勝で軀を、決勝で才蔵を破っていました。しかし、単行本では煙鬼の戦闘描写が一切無いため、どの程度の強さを持つのかは不明です。ただ、煙鬼が雷禅の墓参りを訪れた際、全妖力の圧だけで幽助を吹き飛ばしたシーンから大体の強さを測ることができます。

その時に煙鬼が放った妖力は遠く離れた軀も感じ取っており、また黄泉の国では妖力計の針を振り切る、つまり計測不能なほどに高かったわけです。さらに、その後黄泉が一人一人がオレと互角あるいはそれ以上と評価していることからも、いかに煙鬼が圧倒的な強さを持つキャラであるのかを窺い知ることができます。

魔界統一トーナメントで優勝した煙鬼は魔界の王になりました。そして、煙鬼は「人間界に迷惑をかけない事」という内容の約定を結びます。そして約定が結ばれた後、自治法が公布されて魔界に迷い込んだ人間が人間界に帰されることとなります。以前であれば、人間は魔界の妖怪にとっての食料として食べられる存在でもありましたが、人間が帰されることとなった際に人間が保護されるなどしっかりとしたルールによりそれができなくなったのです。

さらに煙鬼は霊界と紳士協定を結ぶことによって、魔界と人間界、そして霊界の和陸を最終目標にしている様子でした。その際に人間界と魔界の間に張られていた結界が解かれたことにより、幽助と蔵馬は人間界と魔界を自由に行き来できるようになっています。これにはコエンマがエンマ大王を告発したことがきっかけとなっていました。

では、コエンマはどんな内容でエンマ大王を告発したのか？結論から言うと、告発内容はエンマ大王の妖怪に関する報告書と資料の偽装行為です。その偽装行為の大部分は人間界で妖怪がやったとされる、妖怪を洗脳してわざと人間界で悪事を起こさせ、犯罪件数を増やすといった悪事の水増しでした。

ここまで『幽遊白書』の煙鬼について、魔界統一トーナメントにおける活躍シーンやその強さを考察してきました。そして、先に煙鬼が雷禅の喧嘩仲間だったことをお伝えしましたが、実は煙鬼と深い関係を築いている孤光も雷禅の喧嘩仲間の一人でした。そこで、ここからは孤光のプロフィールや煙鬼と孤光の馴れ初め、結婚した理由などを紹介していきます。

『幽遊白書』に登場する孤光(ここう)とは、煙鬼と同様に雷禅の喧嘩仲間です。見た目は黄緑の長髪とグラマーな体型が特徴。彼女もアニメ版『幽遊白書』の第104話「意外な提案・魔界の変動」にて初登場しています。酔いの勢いで幽助に絡むなど酒癖の悪さが目立っていましたが、一方で魔界統一トーナメントにて夫の煙鬼と当たっても本気でやるような芯の通った女傑でもありました。

孤光は煙鬼の結婚相手でもありました。孤光と煙鬼が結婚したのには雷禅の存在が関係しています。今では煙鬼と結婚していますが、元々は雷禅のことが好きだったようです。ただ、雷禅の墓参りにて幽助に対して、夫の煙鬼について「あたしを大切にしてくれる」と真顔で言っていることから、夫の煙鬼からは大事にしてもらっているのが分かります。

元々雷禅が好きだった孤光は雷禅に何度もアタックしていたようですが、その雷禅が人間の女に惚れたという理由でフラれてしまいます。実は煙鬼と結婚したのは、孤光がフラれて自棄になったところに煙鬼の存在を身近に感じたというのが大きく関係していました。

雷禅にフラれて自棄になり、やけっぱちで煙鬼と結婚した孤光。では、結婚した孤光と煙鬼はその後どのような夫婦生活を送っているのか？残念ながら孤光と煙鬼の夫婦生活はほとんど描かれていません。唯一描かれているのが単行本19巻の「のるか　そるか」にて、武装教団である正聖神党に霊界が占拠されたシーンです。

煙鬼はその時、腰痛を起こしていました。そこで、孤光は煙鬼の腰に湿布を甲斐甲斐しく貼っています。この二人の関係を見ると孤光もまた煙鬼を大事にしており、やはり夫婦仲も良好のようです。また、アニメ版『幽遊白書』にて煙鬼が酔っ払った孤光に噛まれていますが、それを許しているあたり、煙鬼は孤光の尻に敷かれているのが窺えます。

煙鬼の魔界統一トーナメントに優勝して魔界の王になったという経緯を見る限り、彼について圧倒的な強さを持つアクティブなキャラ性をイメージするかもしれません。ところが、煙鬼自身は極めて温厚な愛妻家であり、魔界でも穏健派に属していました。そんな煙鬼の声を担当したアニメ声優は飯塚昭三さんです。ここからは、飯塚昭三さんのプロフィールや主な出演作品、そして演じたキャラを見ていきましょう。

アニメ『幽遊白書』にて煙鬼を演じた飯塚昭三(いいづかしょうぞう)さんは、声優事務所「シグマ・セブン」に所属している声優、俳優、ナレーターです。プロフィールはそれぞれ生年月日が1933年5月23日(88歳)、出身地が福島県いわき市となっています。声優デビュー作はアニメ『鉄腕アトム (アニメ第1作)』で、以降はアニメ、ゲーム、ナレーション、吹き替え、特撮のジャンルを中心に声優活動をおこなっているようです。

• 1970年～：昆虫物語 みなしごハッチ(カマ吉おじさん 役)
• 1977年～：超電磁マシーン ボルテスV(ルイ・ジャンギャル 役)
• 1978年～：宇宙戦艦ヤマト2(ゴーランド 役)
• 1979年～：機動戦士ガンダム(リュウ・ホセイ、カミラ、クランプ、クラウン、ゲビル、エッシェンバッハ 役)
• 1979年～：日本名作童話シリーズ 赤い鳥のこころ(閻魔大王 役)
• 1984年～：名探偵ホームズ(レストレード警部 役)
• 1993年～：忍たま乱太郎(稗田八方斎 役)
• 2004年～：ポケットモンスター アドバンスジェネレーション(アオバ、ゲンジ 役)
• 2009年～：はじめの一歩 シリーズ(ミゲル・ゼール、鴨川源二 役)
• 2017年～：タイムボカン24（レオナルド・ダ・ヴィンチ 役)

『幽遊白書』の魔界統一トーナメント優勝者・煙鬼の強さに関する感想や評価があがっています。こちらでは煙鬼の強さが異常だと言われており、さらに『幽遊白書』の登場キャラに煙鬼以外の重量系がいないことも彼の異常な強さに拍車をかけていると考えられているようです。他のツイートでも「やっぱりS級なんだろうな」と言われていることから、煙鬼の強さが垣間見えるシーンに注目されているのが分かります。

『幽遊白書』の魔界統一トーナメント優勝者・煙鬼の強さに関する感想や評価があがっています。どうやら、煙鬼の強そうには見えない見た目と、彼の本当の強さが垣間見える展開が高く評価されているようです。強そうに見えないキャラが本当は強かったという展開に心躍る方はきっと多いことでしょう。これを機に煙鬼が妖力を全開にしたシーンをチェックしてみてはいかがでしょうか？

『幽遊白書』の魔界統一トーナメント優勝者・煙鬼と、彼の結婚相手である孤光に関する感想や評価があがっています。どうやら、煙鬼と孤光のような夫婦が理想的だと考えられているようです。他のツイートで「孤光がまだ雷禅のこと好きなようなのに、煙鬼はそれを全く責めることなくて寛容」と言われているのですが、やはり孤光の尻に敷かれている煙鬼の寛容さが良好な夫婦関係を築いている要因ではないでしょうか？

『幽遊白書』にて描かれた魔界統一トーナメントの優勝者である煙鬼について、強さや雷禅との関係、そして結婚相手である孤光との馴れ初めなどの情報を交えて紹介してきましたがいかがでしたか？『幽遊白書』の煙鬼(えんき)は魔界統一トーナメント編にて登場したキャラであり、単行本18巻の「来訪者たち」にて初登場していました。

魔界三大妖怪の一人にして最強クラスの妖怪・雷禅の喧嘩仲間だったということから、煙鬼はS級ランク相当の強さを持つと考えられます。また、魔界統一トーナメントの優勝者であることからもS級ランク相当の実力者である可能性は高いです。そんな煙鬼は同じく雷禅の喧嘩仲間である孤光と結婚し、その後良好な夫婦関係を築いているようです。これを機に煙鬼の強さを窺い知ることのできる活躍シーンや孤光との仲に注目してみてください。