【ヴァイオレット・エヴァーガーデン】キャラの名前の花言葉一覧！由来の花も紹介

この記事ではヴァイオレット・エヴァーガーデンのキャラ・登場人物の名前の由来や意味・花言葉を一覧で紹介していきます。そして、その前にまずはヴァイオレット・エヴァーガーデンの概要とあらすじについて紹介していきますので、ぜひご覧ください！

まずは、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの概要について紹介していきます。ヴァイオレット・エヴァーガーデンは暁佳奈による小説です。 KAエスマ文庫で2015年12月から刊行され、全4巻が発売されています。そんなヴァイオレット・エヴァーガーデンを原作としたアニメは、京都アニメーション制作で2018年1月から4月まで放送されました。非常に人気の高いアニメで、劇場版も2作品公開されました。

次に、ヴァイオレット・エヴァーガーデンのあらすじについて紹介していきます。4年間にわたる大陸戦争が終わり、その戦場でずっと戦ってきた少女・ヴァイオレットは両腕を失い、義手を付けることになりました。また、彼女の大切な人であるギルベルト少佐は未帰還兵扱いとなっていました。彼女はギルベルト少佐が言ってくれた「愛してる」の意味を知る為に、C.H郵便社で代筆を書くドールとして働くことに決めます。

ここからは、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの名前の意味と花言葉について紹介していきます。ヴァイオレットという名前はギルベルト少佐がどのように決めたのかも紹介していきますので、ぜひご覧ください！

まずは、ヴァイオレットの名前の意味や花言葉・ギルベルト少佐が名付けた理由を考察していきます。ヴァイオレットは、スミレのことです。ヴァイオレットの名前はギルベルト少佐が名付けましたが、その理由は名前を聞いた時に庭の木の根本に紫色のスミレが咲いていたことからです。スミレ全体の花言葉は「謙虚」「誠実」となっていますが、紫色のスミレに限定すると「貞節」「愛」という意味になります。

次に、ヴァイオレットという名前はギルベルト少佐がとっさに決めたのかを考察していきます。ギルベルト少佐は紫色のスミレを見ながらヴァイオレットと名付けましたが、本当にその場の思いつきで名前を決めたのでしょうか？名前を決めた時、ギルベルト少佐は下記のように言っていました。

上記のセリフから考えると、ギルベルト少佐はその場の思いつきで言ったのではなく、これまで彼女の名前について思いを巡らせていたのではないかと考えられます。また、ギルベルト少佐は紫色のスミレの花言葉を知っていて、その名前を付けたのでしょう。

次に、ヴァイオレットの愛称について紹介していきます。ヴァイオレットは作中でそのまま「ヴァイオレット」と呼ばれていますが、英語だと「VIOLET」で一般的には様々な愛称で呼ばれています。一般的な愛称には「ヴィオ」「ヴィオラ」「ヴィ」などがあります。

ここからは、ヴァイオレット・エヴァーガーデンのその他登場人物・キャラの名前の意味や由来・花言葉を一覧で紹介していきます。ヴァイオレット・エヴァーガーデンのその他登場人物のプロフィールも合わせて紹介していきますので、ぜひご覧ください！

最初に一覧で紹介するのは、ギルベルト・ブーゲンビリアの名前の意味や由来・花言葉です。ギルベルト少佐はヴァイオレットの陸軍時代の上司で、孤児だった彼女を戦争の道具として使うことに心を痛めていました。そんな彼の「ブーゲンビリア」の花言葉は、「情熱」「あなたしか見えない」です。時代と戦い、ヴァイオレットに対する情熱を持っていたギルベルト少佐にぴったりな花言葉です。

しかし、「ブーゲンビリア」にはもう一つ「薄情」という花言葉もあります。ギルベルト少佐は長い間安否不明の未帰還兵となっていましたが、実は生きていることが判明しました。生きているにも関わらず、ずっと待っていたヴァイオレットに会いにすら来なかったギルベルト少佐。「薄情」はそんな彼の姿も言い表しているようです。

次に一覧で紹介するのは、クラウディア・ホッジンズの名前の意味や由来・花言葉です。クラウディア・ホッジンズはC.H郵便社の社長で、ギルベルト少佐とは士官学校時代からの親友です。未帰還兵となる前のギルベルトから、もしもの時にはヴァイオレットを頼むと言われており、その後はヴァイオレットの後見人となり彼女の面倒を見ていました。

そんな彼の名前にある「クラウディア」はチューリップの品種の一つで、花弁の先端が白く下の方は赤やピンク色になっている種類のことを指します。チューリップの花言葉には色別に様々な意味がありますが、チューリップ全体の花言葉は「思いやり」です。優しくヴァイオレットを見守っているクラウディア・ホッジンズにぴったりな花言葉だと言われています。

次に一覧で紹介するのは、カトレア・ボードレールの名前の意味や由来・花言葉です。カトレア・ボードレールはC.H郵便社の自動手記人形です。人々を魅了する文章力で非常に人気が高いようです。ベネディクト・ブルーとはいつも喧嘩ばかりですが、原作では彼に恋愛感情を抱いています。また、クラウディア・ホッジンズとは過去に恋人関係であったことを匂わせる発言があります。

そんな彼女の名前にある「カトレア」という花は、「洋ランの女王」とも呼ばれている豪華な花です。「カトレア」全体の花言葉には「魔力」「魅惑的」などがあります。その中でも特にピンク色の「カトレア」の花言葉には「成熟した大人の魅力」といった意味があります。このように、女性としても自動手記人形としても魅力的なカトレアにぴったりな花言葉となっています。

次に一覧で紹介するのは、ベネディクト・ブルーの名前の意味や由来・花言葉です。ベネディクト・ブルーはC.H郵便社の配達員で、入社したばかりのヴァイオレットに仕事を教えてくれた人物でもあります。なぜかいつもハイヒールブーツを履いており、背中が空いた服装をしています。口は悪いですが、根はやさしくお人好しなところがあります。

そんな彼の名前にある「ベネディクト」という花は、クレマチスの品種の一つです。一般的なクレマチスの花は上を向いて花が咲きますが、「ベネディクト」という品種の場合は下を向いて花が咲きます。そんなクレマチスの花言葉には「美しい精神」「旅人の喜び」といったものがあります。作中ではヴァイオレットをバイクに乗せるシーンもあり、「旅人の喜び」という言葉にピッタリだと話題になりました。

次に一覧で紹介するのは、エリカ・ブラウンの名前の意味や由来・花言葉です。エリカ・ブラウンはC.H郵便社の自動手記人形の一人で、大人しい性格をしている女性です。小説家になりたいという夢を持ち、C.H郵便社で働いていました。最終的には郵便社を退社し、小説家になる夢を叶えるためにオスカーに弟子入りをして学んでいるようです。

そんな彼女の名前にある「エリカ」という花は、スズランの仲間の花です。小さな花がたくさん咲いているかわいらしい花です。そんなエリカの花言葉は「孤独」「寂しさ」です。内向的でどこか寂し気な表情が多かったエリカ・ブラウンにぴったりな花言葉です。しかし、最終的には自分の夢に向かって生き生きと頑張っている姿が描かれていたため、花言葉からは遠い印象になりました。

次に一覧で紹介するのは、アイリス・カナリーの名前の意味や由来・花言葉です。アイリス・カナリーはC.H郵便社の自動手記人形の一人で、勝気な性格をしています。北東部の山村・カザリの出身でしたが、失恋と働く女性への憧れがきっかけとなり、猛勉強して自動手記人形になるために上京しました。最初はヴァイオレットを疎ましく思っていましたが、あることがきっかけで関係が改善しました。

そんな彼女の名前にある「アイリス」という花は、アヤメやハナショウブという名前で親しまれている花です。そんなアイリスの花言葉には「メッセージ（恋のメッセージ）」「吉報」「希望」といったものがあります。失恋相手への手紙をヴァイオレットに代筆してもらったアイリス、ライデンで一番の自動手記人形になりたいという夢を持つアイリスにぴったりな花言葉になっています。

次に一覧で紹介するのは、エイミー・バートレットの名前の意味や由来・花言葉です。エイミー・バートレットは貧民街に暮らしていた少女の名前で、一人称は「ボク」です。親もおらず孤独な日々を送っていましたが、ある日浮浪児の少女と出会います。名前のなかった少女に「テイラー」と名付け、妹として世話をしながら貧しいながらも穏やかな日々を送っていました。

そんな彼女の名前にある「エイミー」という花には、紫陽花やカーネーションなど様々な花があります。その中でも特に「紫陽花のエイミー」の花言葉がエイミー・バートレットにぴったりだと言われています。「紫陽花のエイミー」の花言葉には「家族」「高嶺の花」といった意味があります。テイラーという家族を大切にしていたエイミーにぴったりな花言葉だと言われています。

次に一覧で紹介するのは、イザベラ・ヨークの名前の意味や由来・花言葉です。イザベラ・ヨークはドロッセル王家に繋がる名門・ヨーク家の娘です。しかし正室の子ではないため、長い間自らの素性も知らず貧民街で「エイミー・バートレット」として生きていました。侍女兼家庭教師としてやってきたヴァイオレットとは次第に仲良くなり、最後は生き別れた妹への手紙を託しました。

そんな彼女の名前にある「イザベラ」という花は、ユリのことです。「イザベラ」の花言葉には「威厳」「無垢」があります。これは貴族の世界に足を踏み入れたイザベラ・ヨークにぴったりな花言葉です。また余談ですが、黒ユリには「呪い」「復讐」といった怖い花言葉があります。戦国時代に佐々成政の側室だった早百合が妊娠し、お腹の子は浮気相手の子という噂が流れ成政が早百合を殺したという逸話からできたそうです。

次に一覧で紹介するのは、テイラー・バートレットの名前の意味や由来・花言葉です。テイラー・バートレットは貧民街にいたところをエイミー・バートレットに助けられた少女です。二人は貧しいながらも穏やかに暮らしていましたが、ある日エイミーと引き離されてしまいます。その後テイラーは孤児院で暮らしており、数年後ヴァイオレットの元へ訪ねてきます。

そんな彼女の名前にある「テイラー」という花は、ゼラニウムの品種の一つ「ミセス・テイラー」に由来しているのではないかと言われています。ミセス・テイラーは真っ赤な花が特徴的です。そしてゼラニウム全体の花言葉は「尊敬」「信頼」ですが、赤いゼラニウムの花言葉は「君がいて幸せ」です。このように赤いゼラニウムの花言葉はエイミーのことが大好きなテイラー・バートレットにぴったりな花言葉です。

次に一覧で紹介するのは、ルクリア・モールバラの名前の意味や由来・花言葉です。ルクリア・モールバラは自動手記人形育成学校時代のヴァイオレットの同期です。ヴァイオレットの隣に座っており、実技の授業ではペアになっていました。兄との関係がこじれており、ヴァイオレットに兄への手紙の代筆をしてもらいました。またその後は立派に働き、恋人もできて婚約しているようです。

そんな彼女の名前にある「ルクリア」という花は、別名「アッサムニオイザクラ」と言います。そんな「ルクリア」の花言葉には「清純な心」「匂い立つ魅力」などがあります。少し変わった感じのヴァイオレットに対しても、優しく接してくれたルクリア・モールバラらしい花言葉だと話題になりました。

次に一覧で紹介するのは、ローダンセ教官の名前の意味や由来・花言葉です。ローダンセ教官は自動手記人形育成学校の教師で、ヴァイオレットたちの教育を担当していました。ヴァイオレットの正確で速いタイピングは高く評価していましたが、代筆した手紙については「報告書のようだ」と酷評していました。しかし、最終的にはルクリアの兄への手紙を見てヴァイオレットの修了を認めました。

そんな彼女の名前にある「ローダンセ」という花はキク科の植物で、ドライフラワーにしても美しい花です。そんな「ローダンセ」の花言葉は「情に厚い」「飛翔」です。厳しい教官だったローダンセですが、最終的にはヴァイオレットの成長を認めて送り出すところが「情に厚い」「飛翔」という花言葉にぴったりだと話題になりました。

次に一覧で紹介するのは、クラーラ・マグノリアの名前の意味や由来・花言葉です。クラーラ・マグノリアはマグノリア家の当主です。アンという幼い一人娘がいます。しかし、クラーラは重い病にかかっており、余命幾ばくかもありませんでした。そこで、クラーラは残された時間で娘への50通の手紙を残すことにし、ヴァイオレットに手紙の代筆を依頼しました。

そんな彼女の名前にある「マグノリア」という花は、モクレンやハクモクレンなどの総称です。種類によって色や開花時期は変わりますが、どのマグノリアも香り高い綺麗な花が咲きます。そんな「マグノリア」の花言葉は「自然への愛」「持続性」「壮大」です。特に「持続性」は自らの死後50年間、毎年娘に手紙が届くようにしたクラーラ・マグノリアらしいと話題になりました。

まずは、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの声優を担当している石川由依さんのプロフィールについて紹介していきます。石川由依さんは1989年5月30日生まれで兵庫県出身です。mitt managementに所属されています。子役として様々な舞台やミュージカルに出演されており、2007年に「ヒロイック・エイジ」で声優としてデビューを果たしました。

次に、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの声優を担当している石川由依さんの主な出演作品を紹介していきます。石川由依さんの主な出演作品には「進撃の巨人」のミカサ・アッカーマン役、「アイカツ!」の新条ひなき役、「神様になった日」の伊座並杏子役、「エロマンガ先生」の高砂智恵役、「バトルアスリーテス大運動会 ReSTART!」のエヴァ・ガレンシュタイン役、「明日ちゃんのセーラー服」の水上りり役などがあります。

まずは、ヴァイオレット・エヴァーガーデンのアニメのOP主題歌について紹介していきます。ヴァイオレット・エヴァーガーデンのアニメのOP主題歌は「Sincerely」です。「Sincerely」はTRUEさんが歌っており、「唐沢美帆」名義で作詞も担当されています。胸に響く心のこもった歌詞と、どこまでも透き通る歌声が本作にぴったりの曲だと話題になりました。

次に、ヴァイオレット・エヴァーガーデンのアニメのED主題歌について紹介していきます。ヴァイオレット・エヴァーガーデンのED主題歌は「みちしるべ」です。「みちしるべ」はエリカ・ブラウン役の声優も担当している茅原実里さんが歌っています。また、第9話ののED主題歌は結城アイラさんの「Believe in...」です。どちらも、本作にぴったりな曲だと話題になりました。

それでは、最後にヴァイオレット・エヴァーガーデンに関する感想や評価について紹介していきます。ヴァイオレット・エヴァーガーデンに関しては「泣ける」「感動する」という感想が多くありました。元々泣けると聞いていて身構えていた方も、思った以上に泣いてしまったという声がありました。

また、ヴァイオレット・エヴァーガーデンのアニメの作画がすごいという感想も多くありました。特に、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの水の描写がキレイだと言われており、それ以外にもキャラの表情や動きの描写、風景がキレイだと言われているようです。

また、ヴァイオレット・エヴァーガーデンのギルベルト少佐との再会シーンは原作の方が萌えるという感想もありました。ギルベルト少佐との再会シーンはアニメでもかなり高評価でしたが、原作を読んだことがある方にとっては原作の方が良いという声も多いようです。

この記事ではヴァイオレット・エヴァーガーデンのキャラ・登場人物の名前の由来や意味・花言葉を一覧で紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？ヴァイオレット・エヴァーガーデンのキャラには、名前に深い意味が込められていました。もしこの記事を読んで、ヴァイオレット・エヴァーガーデンについて気になった方がいましたら是非原作やアニメをご覧になってみてください！