【ドラゴンボール】リルド将軍の強さは魔人ブウ以上？能力や最後のシーンも考察

フジテレビ系列にて1996年2月7日から1997年11月19日まで放送されたテレビアニメ『ドラゴンボールGT』。本作では悟空に「ものすげえ気だ」「こりゃブウ以上だぜ」と言わしめたリルド将軍が登場していました。ここからは、そんなリルド将軍の強さや能力、最後のシーンを考察していきます。それではまず、リルド将軍が登場するアニメ『ドラゴンボールGT』の作品情報から見ていきましょう。

『ドラゴンボールGT』とは、『ドラゴンボールZ』の続編として制作されたテレビアニメです。フジテレビ系列にて1996年2月7日から1997年11月19日まで放送され、作中では『ドラゴンボールZ』の最終話から5年後の様子が描かれています。

ここでは『ドラゴンボールGT』で描かれた「究極のドラゴンボール編(第1話～第26話)」のあらすじを簡単にまとめていきます。主人公は5年に渡って修行の旅を続けてきた孫悟空です。物語は修行の最終試験をおこなっている悟空たちの前に、新たなドラゴンボールの存在を知ったピラフ一味が姿を現した時からスタートしました。その後、究極のドラゴンボールから現れた神龍が、ピラフの言葉を勘違いして悟空を子供の姿に変えてしまい…

• 名前：リルド将軍
• 種族：マシンミュータント
• 誕生日：不明
• 身長/体重：不明
• 所属：M2惑星
• 必殺技：金属津波、ハイパーメガリルドパンチ

『ドラゴンボールGT』に登場するリルド将軍とは、黄色を基調にしたアーマーを身に着けているのが特徴的なマシンミュータントです。所属は星の全てが金属でできているゴーストプラネットの総司令官「惑星M2」。物語には部下のオメガキャノンΣが敗北寸前であったこと、測定不能のパワーが秘められていたことにより、悟空の前に立ちはだかる形で登場しています。

• 第15話：もうグレてやる!!　パンの家出!?
• 第16話：マシン惑星M2…裏切りのギル!?
• 第17話：パンにおまかせ!　悟空救出作戦!
• 第18話：データにゃないぜ!!　悟空の超本気
• 第19話：出陣!!　最強ミュータント・リルド
• 第20話：たまげたぞ!!　悟空を襲う金属津波
• 第21話：なんてこった!!　金属板になった悟空
• 第23話：隠された危機!?　難破船と謎の少年
• 第43話：地獄の魔戦士!　セル&フリーザ復活
• 第44話：究極の人造人間!　二人の17号合体

リルド将軍の登場回は『ドラゴンボールGT』の第15話、第16話、第17話、第18話、第19話、第20話、第21話、第23話、第43話、第44話です。初登場回は宇宙に散らばったドラゴンボールを探す悟空たちの前に立ちはだかる形で登場しており、そんな彼を見た悟空は戦う前から「ものすげえ気だ」「こりゃブウ以上だぜ」と言っていました。

リルド将軍は同じ種族であるマシンミュータントにとっては仲間意識が強く頼りになる存在ですが、全世界を征服しようと目論んでいるため、悟空たち敵側から見れば身勝手で冷酷な悪役らしい性格をしています。

実際に悟空たちとの戦闘にて部下のオメガキャノンΣは敗北していますが、リルド将軍はそれを責めず、むしろオメガキャノンΣと協力して悟空と戦っていました。また、リルド将軍を造り上げたドクター・ミューのことを様付けで呼んでおり、目上だと判断する人物に対しては高い忠誠心を示しています。

ドクター・ミューの夢「ギャラクシー征服計画」を実現するために力の限りを尽くしていたリルド将軍。彼は征服計画を遂行中に悟空のことを危険視したことにより、悟空との戦いに身を投じることとなるわけですが、その時に悟空がリルド将軍を見て「ブウ以上の強さ」とその強さを評価していました。では、実際にリルド将軍の強さ・能力はどの程度なのでしょうか？ここからは、リルド将軍の強さ・能力を考察していきます。

リルド将軍の強さを測る上で重要なのが通常時の能力です。通常時のリルド将軍は体に搭載されている多彩な仕掛けを活用しており、対象を金属板に変える光線やジェット付きの拳によるロケットパンチなどを使っていました。これらの能力だけを見ると遠距離戦闘に特化していると思われますが、実は悟空を翻弄できるほどの近接戦闘をおこなうこともできます。

次にリルド将軍の強さを測る上で重要なのが第二形態(ハイパーメガリルド)です。第二形態は部下であるオメガキャノンΣの残骸を取り込むことによってなることができます。第二形態時のリルド将軍はアーマーの基調色が黄色から赤色に変化していること、右手にドリルが搭載されていることの二つが特徴。また、通常時と同様に緑色の光線を放つことができるのですが、第二形態の威力の方が段違いに高く、辺り一面を銀世界することが可能です。

最後にリルド将軍の強さを測る上で重要なのが最終形態です。最終形態時のリルド将軍は全身が銀色に変化しているのが特徴。これはリルド将軍の「惑星M2」としての本来の姿です。体を液体のように変化させることによって、建物や地面を自由自在に行き来できるようになります。必殺技は星にある全ての金属を自由自在に操る「金属津波」です。

先にリルド将軍について、悟空が「こりゃブウ以上だぜ」と言っていたことをお伝えしましたが、実際のところ悟空が言っていることは本当なのでしょうか？魔人ブウのどの形態と比較したのかは明言されていませんが、おそらくブウの最終形態(最初の形態でも戦闘力1兆)だと考えられます。なぜなら、リドル将軍が二戦目に挑む前にベビーに体を乗っ取られてしまい、その結果誰も彼の底を見ていないからです。

悟空と対峙したリルド将軍はパンとトランクスに光線を浴びせた後、悟空を金属津波で捕まえて戦いに勝利しました。その後、悟空一行をドクター・ミューの研究所に転送。しかし、悟空一行はギルの助けを借りて金属板から元の状態に戻り、ネオマシンミュータントであるベビーの復活を阻止します。一方その頃、惑星M2にいたリルド将軍はじっと息をひそめていました。

ドクター・ミューの研究所から惑星M2に戻ってきた悟空一行。すると、宇宙船に乗り込んで惑星を脱出しようとしたタイミングで、金属の塊から上半身を露出したリルド将軍の手が宇宙船の足を掴みます。そこで、悟空・トランクス・バンの三人は宇宙船の外に出て同時にかめはめ波を撃ち、見事リルド将軍の手を振りほどくことに成功しました。

さらに、リルド将軍は三人同時に放たれたかめはめ波によって、地面に広がる金属から上半身を露出させて白目をむいたまま動かなくなってしまいます。どうやら、三人同時に放たれたかめはめ波が勝敗を分ける決定打となったようです。こうして、リルド将軍を倒した悟空たちはドラゴンボール探しの旅に戻るのでした…

一度は悟空たち全員を再起不能にしたリルド将軍。そんな彼があっけなく死亡したことに衝撃を覚えた方はきっと多いことでしょう。実は、この時のリルド将軍は既にベビーに体を乗っ取られていました。おそらく、ベビーは復活後に乗っ取ったばかりだったため、リルド将軍の高いポテンシャルを活かせないでいたのだと考えられます。しかし、その後死亡したリルド将軍は究極の人造人間編にて復活を果たしていました。

地獄から蘇った形で復活しており、復活後は悟飯を追い詰めたもののウーヴに邪魔された挙句倒されてしまいます。惑星M2で戦った時よりも弱体化していると考えられますが、これはおそらく地球を舞台にした戦いだったことから本領を発揮できなかったのでしょう。しかし、悟飯に引退を考えさせるきっかけを生んでいるため、相応の戦いを繰り広げたことが窺えます。

『ドラゴンボール』に登場するリルド将軍の名言の一つに「この宇宙でもっとも優れた民族…」に続く一言があります。この名言はリルド将軍が悟空との戦闘開始前に放っていました。総司令らしい名言となっており、また名言からはマシンミュータントに対する自信に満ち溢れていることが窺えます。

続いて『ドラゴンボール』に登場するリルド将軍の名言の一つに「この星全てが…」に続く一言があります。この名言は部下であるメガキャノンΣを取り込み、第二形態(ハイパーメガリルド)となった時のリルド将軍が悟空に対して放っていました。自分の能力を魅せるシーンで放たれているため、リルド将軍の第二形態への期待は自然と高まることでしょう。

続いて『ドラゴンボール』に登場するリルド将軍の名言の一つに「そうか、ならばご期待に応えよう…」に続く一言があります。このセリフはリルド将軍が第二形態(ハイパーメガリルド)へと変身する直前に放った名言で、変身前までの戦いが前座でしかなかったのを認識させています。また、ここからが本当の戦いなのだと緊張感を持たせることでしょう。

アニメ『ドラゴンボールGT』に登場したリルド将軍役を演じたのは、フリーで活動中の声優・梁田清之(やなだきよゆき)さんです。プロフィールは生年月日が1965年5月10日(56歳)、出身地が東京都練馬区となっています。声優としてのデビュー作品は1987年に公開された劇場アニメ『バツ&テリー』。声優デビュー後はアニメ、ゲーム、吹き替えのジャンルを中心に声優活動をおこなっています。

• 1988年～：鎧伝サムライトルーパー(鬼魔将朱天 役)
• 1989年～：獣神ライガー(リュウ・ドルク 役)
• 1991年～：絶対無敵ライジンオー(篠田俊太郎、ベルゼブ 役)
• 1992年～：お〜い!竜馬(安岡嘉助 役)
• 1993年～：SLAM DUNK(赤木剛憲 役)
• 1996年～：ドラゴンボールGT(ナッパ 役)
• 1996年～：名探偵コナン(福井刑事、長谷部、アンドレ・キャメル 役)
• 1999年～：デジモンアドベンチャー(アンドロモン 役)
• 2003年～：超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説(メガトロン 役)
• 2017年～：信長の忍び(遠藤直経 役)

『ドラゴンボールGT』に登場するリルド将軍の最後の死亡シーンに関する感想があがっています。どうやら、リルド将軍の最後の死亡シーンに疑問を感じているようです。やはり悟空たち全員を戦闘不能にしたリルド将軍があっさり最後を迎えたことに対する違和感が強く残った結果、ベビーに寄生されて防御がおざなりになっていたのだと考えられています。

『ドラゴンボールGT』に登場するリルド将軍の最後の死亡シーンに関する感想があがっています。どうやら、こちらでもリルド将軍の最後の死亡シーンに疑問を感じているようです。確かに感想の通り悟空が超サイヤ人でも倒せなかったリルド将軍がかめはめ波で倒されたことに違和感を感じます。やはり、先に紹介した感想で言われていたように超サイヤ人のかめはめ波で倒されたのであれば納得できたはずです。

『ドラゴンボールGT』に登場するリルド将軍の強さ・能力に関する感想があがっています。どうやら、リルド将軍が魔人ブウ以上の強さを持つと言われていることに対して違和感を感じていないようです。どのシーンを見て魔人ブウよりも強いと感じたのでしょうか？

『ドラゴンボールGT』の主人公・悟空に戦う前から「魔人ブウ以上だ」と言わしめたリルド将軍の強さ・能力や最後の死亡シーンを考察してきましたがいかがでしたか？

黄色を基調にしたアーマーを身に着けているのが特徴的なマシンミュータントのリルド将軍は、最後のシーンで悟空たちを戦闘不能にしたものの、三人同時に放たれたかめはめ波によってあっけない最後を迎えてしまいました。やはり、多くの方がリルド将軍の死亡シーンに疑問を持っているようです。これを機に、『ドラゴンボールGT』で描かれたリルド将軍の戦闘シーンに注目してみてください。