かくしごとキャラクター一覧！可久士との関係やアニメの声優キャストは？

キャラクター・登場人物のプロフィールや名前を知る前に、まずは「かくしごと」の基本情報を紹介していきます。かくしごとは2015年から2020年まで連載されていた漫画が原作で、2020年の4月から6月までアニメが放送されていました。原作者の「久米田康治」は1990年から活動している漫画家で、美術の教員免許を取得しているようです。また本作は「さよなら絶望先生」の設定と似ている部分があるようです。

かくしごとの主人公は後藤可久士です。後藤可久士は下ネタ漫画を描いている漫画家で、日々打ち切りの恐怖に怯えながら仕事をしています。また下ネタ漫画を描いている自分を蔑んでいるため、漫画家をしている事を娘に隠しています。作中ではギャグがメインのストーリーが展開していますが、同時に後藤可久士の妻に関するシリアスなエピソードも描かれています。

ここからは「かくしごと」のキャラクター・登場人物のプロフィールと名前を一覧で紹介していきます。キャラクターの名前の由来や作中の行動を一覧でまとめていきます。かくしごとには個性的なキャラクターが登場しているため、独特なノリが面白いと言われているようです。

後藤可久士は本作の主人公で、名前の読み方は「ごとうかくし」です。並び替えると「かくしごと」になるため、後藤可久士の名前には「隠し事」「描く仕事」の意味があります。強気と弱気が混在している両極端な性格をしており、娘の後藤姫を何よりも大切にしています。また後藤姫に本当の職業を隠しているため、後藤姫のクラスメイトは後藤家が貧乏だと思っています。

後藤可久士には妻がいましたが、妻は海難事故で行方不明になっており、死亡が断定されてからも後藤可久士は妻を捜し続けています。また妻は色彩障害を患っていたため、後藤可久士は好きな色は「白」「黒」と答えています。物語終盤には読者から誹謗中傷を受けた事で漫画家を引退していましたが、記憶を取り戻した後に復帰を決めています。

後藤姫は後藤可久士の娘で、名前の読み方は「ごとうひめ」です。並び替えると「ひめごと」になるため、後藤姫の名前には「秘め事」の意味があります。後藤姫は小学校に通っている小学生で、しっかり者で父親想いな性格をしています。後藤可久士が記憶喪失になった時に漫画家の秘密を知り、最終回では自身も少女漫画を描いています。

十丸院五月は後藤可久士の担当編集で、名前の読み方は「とまるいんさつき」です。並び替えると「止まる印刷機」になるため、漫画家の後藤可久士にとって縁起の悪い名前になっています。自身を有能な編集者と思っていますが、頻繁に無能っぷりを発揮している事で後藤可久士が激怒しています。また謎のコネを持っているため、後藤可久士は縁故採用と思っています。

志治仰は後藤可久士の仕事場のチーフアシスタントで、名前の読み方は「しじあおぐ」です。指示された仕事を的確にこなす性格をしているため、名前には「指示を仰ぐ」という意味があるようです。過去に新人賞を受賞しており、アシスタント活動の合間に自身の漫画を編集に見せています。実家は書店を営んでいるため、後藤可久士が漫画家を引退した時には実家に戻っています。

墨田羅砂は後藤可久士のアシスタントの1人で、名前の読み方は「すみたらすな」です。原稿に墨を垂らすミスがあるため、「墨を垂らすな」が名前の由来です。漫画に興味はありませんでしたが、「代官山でクリエイティブな仕事ができる」という言葉につられてアシスタントになっており、物語終盤にはプロ漫画家としてデビューしています。デジタル作画を導入するなどの有能な姿が描かれています。

筧亜美は後藤可久士のアシスタントの1人で、名前の読み方は「かけいあみ」です。仕上げ・服飾を担当しており、名前の由来は漫画の技法の「カケアミ」です。独特なファッションセンスを持っており、後藤可久士と同じ古着ショップに通っている事が分かっています。また厳しいツッコミを入れる毒舌な性格をしており、ホラー漫画家を目指しています。

芥子駆は後藤可久士のアシスタントの1人で、名前の読み方は「けしかける」です。仕事では消しゴムかけを担当しており、名前には「消しゴムをかける」「相手をけしかける」の意味があるようです。見た目は普通のキャラクターですが、後藤可久士がマッチョのモデルを捜している時に「トレーニングで一ヶ月仕事を休む」という意味不明な行動を行っています。

ここからは「かくしごと」に登場したその他のキャラクターを一覧でまとめていきます。こちらもキャラクターの名前・プロフィールや作中の行動をまとめていきます。また後藤可久士とキャラクターたちの関係性などもネタバレしながら紹介していきます。

六條一子は後藤姫の学校の担任教師で、名前の読み方は「ろくじょういちこ」です。漫画ではスクリーントーンという道具が使用されているため、六條一子の名前の由来は「61番のスクリーントーン」のようです。日焼けした肌とジャージが特徴的なキャラクターで、ワンピースを着用した時には不慣れな様子を見せています。後藤可久士の熱狂的なファンで、愛の告白を受けたと勘違いしてから好意を抱いています。

マリオは「マリオットランチマーケット」という古着ショップの店主です。詳しい性別は不明で、後藤可久士の事を「クラークケント」と呼んでいます。後藤可久士が漫画家である事を知っているため、後藤可久士はスーツで家を出た後に店で私服に着替えています。漫画「かってに改蔵」に登場した「美良野マリオ」が元ネタと言われています。

古武シルビアは後藤姫のクラスメイトで、名前の読み方は「こぶしるびあ」です。仲の良いクラスメイトで「めぐろ川たんていじむしょ」を結成しており、川で流されていた猫を救った後藤可久士を捜しています。漫画「さよなら絶望先生」に登場した「小節あびる」と似た部分があるようです。

東御ひなは後藤姫のクラスメイトで、名前の読み方は「とうみひな」です。仲の良いクラスメイトで結成した「めぐろ川たんていじむしょ」のメンバーで、クラスでは給食委員を務めています。タワーマンションに住んでいるお嬢様で、見栄っ張りで大人びた性格をしています。漫画「さよなら絶望先生」に登場した「日塔奈美」と似た部分があるキャラクターのようです。

橘地莉子は後藤姫のクラスメイトで、名前の読み方は「きつちりこ」です。几帳面できっちりとした性格が名前の由来になっているようです。仲の良いクラスメイトで結成された「めぐろ川たんていじむしょ」のメンバーで、無神経な発言をしている東御ひなを戒めています。漫画「さよなら絶望先生」に登場した「木津千里」と似た部分があるキャラクターのようです。

千田奈留はアイドル志望の高校生で、名前の読み方は「せんだなる」です。アイドルグループのセンターを目指しているため、「センターになる」が名前の由来のようです。後藤可久士の言葉に勘違いして好意を抱いており、頻繁に後藤家を訪れている事で後藤姫と仲良くなっています。見た目のモデルは「AKB48時代の前田敦子」と予想されています。

登場当初の千田奈留はアイドルを目指していましたが、グラビア撮影時に後藤姫の写真を見てアイドルの道を諦めています。学校を卒業した後には週刊誌の記者になっていますが、自分が書いた記事が後藤可久士が漫画家を辞めるきっかけになっています。そのため記事を書いた事を深く後悔しており、後藤可久士の記憶を取り戻すために奔走しています。

城路久美は花屋の店員で、名前の読み方は「じょうろくみ」です。じょうろで水を汲む事を日課にしているため、それが名前の由来のようです。後藤可久士から花束を渡された事を愛の告白と勘違いしており、好意を抱いてからは他の女性キャラクターと見えないバトルを繰り広げています。

大和力郎は「少年マンガジン」の編集長で、名前の読み方は「だいわりきろう」です。雑誌の「台割」を決めているため、それが名前の由来になっているようです。鋭い目つきと細身のスーツが特徴的なキャラクターです。

内木理佐は「少年マンガジン」の副編集長で、名前の読み方は「うちきりさ」です。漫画家は打ち切りを恐れているため、「打ち切り」が名前の由来になっているようです。怖い名前とは裏腹に優しく穏やかな性格をしています。

阿藤勇馬は後藤可久士の元アシスタントで、名前の読み方は「あとうゆうま」です。すぐにプロデビューした優秀な漫画家のため、「あっという間」が名前の由来のようです。後藤可久士のもとでアシスタントをしていた期間はとても短かったため、経歴上は無かった事にしているようです。

キャラクター・登場人物の名前・プロフィールを知った後は、アニメ「かくしごと」に出演している声優を一覧で紹介していきます。声優のプロフィール・経歴や、過去に出演した作品をまとめていきます。アニメ「かくしごと」には高い知名度を持つ声優が出演しているため、アニメ視聴者から「声優が豪華」という声が挙がっているようです。

アニメ「かくしごと」で後藤可久士の声を演じたのは声優の神谷浩史です。神谷浩史は茨城県出身で、1994年から声優活動を行っている人物です。学生時代の演劇部が声優になったきっかけで、高校卒業後に入塾した「青二塾」は声優養成所と思っていなかったようです。プライベートでは猫好きで知られており、「にゃんこ先生」という名前のロシアンブルーを飼っているようです。

神谷浩史はこれまでに「物語シリーズ」「機動戦士ガンダム00」「斉木楠雄のΨ難」「黒子のバスケ」などのアニメで登場人物の声を演じています。デビューしてから10年ほどはサブキャラクターを演じていましたが、2007年～2009年頃にブレイクしたと言われています。これまでに何度も声優アワードで賞を受賞しており、声優になって良かった事には「ガンダムになれた事」を挙げています。

アニメ「かくしごと」で後藤姫の声を演じたのは声優の高橋李依です。高橋李依は埼玉県出身で、2013年から声優活動を行っている人物です。学生時代は放送部に所属しており、「81プロデュース」のオーディションで賞を受賞してデビューしています。アニメ「ひぐらしのなく頃に」が声優になったきっかけで、ファンからは「りえりー」という愛称で呼ばれています。

高橋李依はこれまでに「Re:ゼロから始める異世界生活」「からかい上手の高木さん」「この素晴らしい世界に祝福を！」などのアニメで登場人物の声を演じています。プライベートでは同業者の上田麗奈と仲が良いようで、「仕事でなかなか会えないから」という理由でラジオがスタートしたようです。キャラクターを自身に落とし込んで演技しており、その一環でコスプレもしているようです。

アニメ「かくしごと」で十丸院五月の声を演じたのは声優の花江夏樹です。花江夏樹は神奈川県出身で、2011年から声優活動を行っている人物です。趣味の歌を仕事にしたいと考えた事が声優になったきっかけで、所属事務所にボイスサンプルを送って預かり所属になっています。ファンからは「なっちゃん」という愛称で呼ばれており、これまでに「鬼滅の刃」「凪のあすから」などのアニメで登場人物の声を演じています。

アニメ「かくしごと」で志治仰の声を演じたのは声優の八代拓です。八代拓は岩手県出身で、2013年から声優活動を行っている人物です。学生時代に見たアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」が声優になったきっかけで、2018年の声優アワードで新人男優賞を受賞しています。ファンからは「しろたく」という愛称で呼ばれており、これまでに「ガンダムビルドダイバーズ」「炎炎ノ消防隊」などのアニメで登場人物の声を演じています。

アニメ「かくしごと」で墨田羅砂の声を演じたのは声優の安野希世乃です。安野希世乃は宮城県出身で、2011年から声優活動を行っている人物です。幼少期に見たアニメ「怪盗セイント・テール」が声優になったきっかけで、2021年の声優アワードで歌唱賞を受賞しています。ファンからは「きよのん」という愛称で呼ばれており、これまでに「うしおととら」「アイカツ！」などのアニメで登場人物の声を演じています。

アニメ「かくしごと」で筧亜美の声を演じたのは声優の佐倉綾音です。佐倉綾音は東京都出身で、2010年から声優活動を行っている人物です。学生時代から劇団に所属しており、その時のボイストレーニングの講師の言葉が声優になったきっかけのようです。ファンからは「あやねる」という愛称で呼ばれており、これまでに「のんのんびより」「僕のヒーローアカデミア」「五等分の花嫁」などのアニメで登場人物の声を演じています。

アニメ「かくしごと」で芥子駆の声を演じたのは声優の村瀬歩です。村瀬歩はアメリカ合衆国出身で、2011年から声優活動を行っている人物です。幼少期から芝居が好きだった事が声優になったきっかけで、日本ナレーション学院を卒業した後にデビューしています。中性的なキャラクターを演じる事が多く、これまでに「ハイキュー！！」「城下町のダンデライオン」「ハンドシェイカー」などのアニメで登場人物の声を演じています。

アニメ「かくしごと」で六條一子の声を演じたのは声優の内田真礼です。内田真礼は東京都出身で、2010年から声優活動を行っている人物です。幼少期からアニメ・ゲームが好きだった事が声優になったきっかけで、声優になる前は舞妓になる夢も抱いていたようです。ファンからは「まややん」という愛称で呼ばれており、これまでに「ご注文はうさぎですか？」「食戟のソーマ」「宝石の国」などのアニメで登場人物の声を演じています。

キャラクター・登場人物・声優を知った後は、「かくしごと」の原作漫画の最終回をネタバレしながら紹介していきます。かくしごとはギャグがメインの作品ですが、最終回の内容が泣けるという声が挙がっているようです。単行本の表紙に関する情報などもまとめていきます。

後藤可久士は行方不明の妻を探しており、それを週刊誌が美談として取り上げた事で読者から誹謗中傷を受けてしまいます。そのため後藤可久士は漫画家を引退して倉庫作業員になっていましたが、作業中の事故でその後の記憶を失っています。そのため成長した姫を見ても自分の娘と気付きませんでしたが、病室で漫画を描いている時に記憶を取り戻しています。

かくしごとの単行本の表紙では「海」「家」「手漕ぎボート」などが描かれていますが、この表紙は後藤可久士と後藤姫の思い出の1シーンだったようです。また「かくしごと」は鎌倉が舞台の作品のため、「鎌倉の海」「鎌倉高校前の交差点」が描かれているようです。

キャラクター・登場人物の名前や最終回の内容を知った後は、「かくしごと」に関する感想を紹介していきます。かくしごとは高い評価を受けている作品のため、読者・視聴者から様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介したキャラクター・登場人物・声優に関する感想をまとめていきます。

漫画・アニメ「かくしごと」はギャグがメインの作品ですが、後藤可久士が行方不明の妻を探すというシリアスなエピソードも同時進行しています。また後藤可久士が最愛の娘の成長に気付かないという展開になっているため、「かくしごと」は切なくて泣けるという感想が挙がっているようです。また最終的にはハッピーエンドになって良かったという感想も挙がっているようです。

漫画・アニメ「かくしごと」は独特な絵柄の作品ですが、読者・視聴者から「キャラクターが可愛い」という感想が挙がっているようです。特に父親の事が大好きで天真爛漫な後藤姫が可愛いという感想が挙がっているようです。また後藤可久士は無自覚で女性にモテているキャラクターのため、女性たちの見えないバトルが面白いという感想も挙がっているようです。

アニメ「かくしごと」には「神谷浩史」「高橋李依」「花江夏樹」「佐倉綾音」という他作品で主人公・ヒロインを演じている声優が出演しているため、アニメ視聴者から「声優が豪華」という感想が挙がっているようです。また神谷浩史は久米田康治の「さよなら絶望先生」でも主人公を演じているため、作品に繋がりがあって面白いという感想が挙がっているようです。

本記事では「かくしごと」のキャラクター・登場人物・声優を一覧で紹介していきましたがいかがだったでしょうか？最終回では後藤姫が少女漫画を描いていたため、後藤姫を主人公にした続編を制作して欲しいという感想が挙がっているようです。そんなキャラクターたちが登場した「かくしごと」を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。