【神之塔】ラーク（ワニ）の強さ・能力は？かわいい魅力や死亡説も考察

SIUによる韓国のWeb漫画作品「神之塔」。この記事では神之塔に登場するワニの姿をしたラークを特集していきますが、その前にまずは神之塔の作品情報からお届けします。最初に作品概要、そして簡単なあらすじへと続いていきます。

「神之塔（原題：신의탑）は、SIUによる韓国のWeb漫画で、韓国・ネイバー社のウェブトゥーンポータル「NAVERWEBTOON」にて2010年6月より連載中の作品です。海外では、2014年よりLINEWEBTOONにて配信が開始され、日本でも「LINEマンガ」にて2018年より配信されました。現在では世界28か国で配信が行われている人気作品です。

また、2020年にはアニメが制作され「神之塔 -Tower of God-TOKYO」というタイトルでTOKYO MXほかにて放送されたほか、「光を継ぐ者」とコラボしたスマホゲームも発売されました。

頂上を制すれば望む物が何でも手に入るという架空の世界の象徴・神之塔、この物語の舞台です。主人公の少年・二十五日の夜は、ただ独りの友人ラヘルの後を追って塔の頂上を目指します。純情無垢な少年・夜は、頂上を目指す過程で様々な人との出会いや別れを経験、時には困難に直面し辛酸をなめながらも人間として成長を遂げていきます。

ここからは、この記事のメインテーマであるラークの話題に入っていきます。「神之塔」のラークはフルネームをラーク・レクイシャ―といい、ワニのような見た目をした男性です。クンにはその見た目から「ワニ」と呼ばれています。ラストネームのレクイシャーは種族の名称のようです。

強者と一戦を交えることが生きがいだと公言するラーク。現在は神之塔の主人公の夜とチームを組んでおり、戦闘でのポジションは「槍使い」です。また、誕生日が7月7日であることがわかっています。

短気で怒りっぽく、そして大声を張り上げたり粗暴な言動で周囲の人間をビビらせることも多いラーク（ワニ）。その反面、素直で仲間を大切にする一面も持ち合わせています。街によくいるガキ大将のような存在です。ラーク（ワニ）のイメージからは意外かもしれませんが、好きなものはチョコバーで嫌いなものは注射とのことです。

じっくりと考えることも嫌いだというラークなので、目標に向かってひたすら努力することも敬遠するかと思うとそうでもないようです。例えばラークが受講していた槍使いの最初の授業でのこと。遠くの的に命中させる選別者たちがいる中、ラークの投げた槍は何度やっても的を外してしまいます。

自分の不甲斐なさに地団太踏んで悔しがるラーク。「野生に戻る」と言い残すとどこかに行ってしまいました。暫くして戻ってきたラークは、その後の授業で見事的に命中させ合格を手にします。姿を消したラークは人知れず的あての特訓をしていたのです。ラークの真面目で努力家の一面が現れたエピソードで、ラークの強さの秘訣かも知れません。

ここからは、神之塔のラーク（ワニ）の強さや能力について解説していきます。ラークの強さや能力で特筆すべきは、その身体能力の高さです。神之塔の2階で行われた400人の選別者を半分の200人に絞る試験では、並み居る実力者たちを身長5mのラークが投げ飛ばしていきます。残りの選別者たちはラークの強さに恐れをなしたのか戦うのを諦めて敵前逃亡したくらいです。

また、王冠を奪い合う試験クラウンゲームでは、ペアを組む夜が標的にされると相手の銃を粉砕してしまいました。このように身体能力の高さはラークの最大の武器と言うことができるでしょう。

ラーク（ワニ）の強さや能力の2つ目は決断力があるということです。12個の扉の中から本物の扉を選ぶ試験でのこと。制限時間は10分、それまでに本物の扉を見つけられれば試験はパスします。見つけられずに諦めれば脱落、本物でない扉を開けてしまうと死んでしまいます。

クンはどの扉を選んだらよいか決断することができません。時間だけがむなしく過ぎていきます。そんな中で、ラークは躊躇せず勘だけで扉を選び開けてしまいました。実はこの試験は5分以内であればどの扉でも通過できたのですが、それを知らなければクンのように躊躇してしまうのが普通ではないでしょうか？

無謀ともいえるラークですが、思い切った決断を下すことができるのも強さや能力の証と言えるのかも知れません。

ここからは、神之塔のラークのかわいい魅力について解説していきます。ワニのような見た目や乱暴な言動からはかわいいという言葉は想像できないラークですが、彼にはどのようなかわいい魅力があるのでしょうか？

主人公の二十五日の夜と出会ったとき、ラークは彼のことを「亀！」と呼びました。クンの時もまったく同様です。ラークは出会った人間を「亀」と呼ぶのです。また、あだ名を付ける時も「〇〇亀」のように語尾に亀をつけます。例えば、夜には「黒い亀」や「黒亀」、クンには「嘘つき野郎亀」や「へっぽこ亀野郎」など酷い言葉が並びます。

必ず「亀」という言葉が付くのですが、これには理由があります。ラークの一族が住んでいたところには一族以外の生物は亀しかいませんでした。幼い頃のラークは、一族以外の者がすべて亀だと思い込んでいたようです。

柄が悪く硬派なイメージのラークですが、仲間思いの一面を覗かせる場面があります。それはケガをして休養している夜の部屋の近くをうろついていた時のこと。偶然そこにいたクンに声を掛けられると、「亀（夜）が心配で来たんじゃなくて獲物に異常がないか確かめに来ただけ」と慌てて言い訳を始めます。本当は仲間思いなのに、それを知られると気恥ずかしくて誤魔化すラーク。かわいいと思う方も少なくないのではないでしょうか？

また別のシーンでは、ラークの子供のように無邪気な一面が浮き彫りになっていました。塔の2階で行われた400人の選別者を200人に絞る試験での一コマです。夜を指して「あの黒い亀は俺の獲物だ」と叫んで大騒ぎします。そして、「亀」を何度も連呼し「すぐに出てこい、亀野郎ども」とあたり構わず子供のように絶叫します。こうした無邪気なところもラークのかわいい魅力となっています。

漫画「神之塔」52話では、身長5mのラークが小さくなってしまうシーンがあります。試験官のラハンに悪態をついたことが原因で小さくされてしまったのです。小さくなったラークを見たクンが冷やかします。「暫く見ない間に可愛くなったな。まるで美少年じゃないか」と言って大笑いします。

ムキになって怒るラークですが、その後は気を取り直して夜の今後についてクンと意見を交わしていました。こうしたギャップもラークの魅力の1つかも知れません。

神之塔とラークでググると、「死亡」という単語が出てきます。これは神之塔のラークが死亡するという情報がネット上に溢れていることを意味しています。神之塔でラークは死亡してしまうのでしょうか？ラークファンはヤキモキすることでしょう。そこで、原作漫画とアニメでそれぞれ検証してみることにします。まずは原作漫画からです。

結論から言いますと、原作漫画を440話まで見たところではラークが死亡したという事実はありません。それでもネットでラークの死亡が噂になっているくらいですから、死亡フラグが立っているのかも知れません。しかし、こちらも今のところそのような事実は確認できませんでした。

今後の展開までは予見できませんが、今のところラークが死亡している、またはラークに死亡フラグが立っているということは無いと考えていいでしょう。

原作漫画「神之塔」でのラークの死亡はありませんでした。それではアニメ版「神之塔」ではどうなのでしょうか？

アニメ「神之塔-TowerofGod-」全13話がすでに放送されていますが、こちらでもラークの死亡や死亡フラグは確認できませんでした。基本的にアニメ版は原作漫画に忠実な展開をみせていますので、アニメが原作漫画に先んじてラーク死亡という展開に舵を切るのは考えにくいのではないでしょうか？結論としては、原作漫画でもアニメ版でも、今のところラークの死亡はありませんでした。

神之塔のラーク特集、次は主人公の夜やクンとの関係を解説していきます。最初は2人との出会いからです。

神之塔でのラークと夜、そしてクンは、塔の2階で行われた最初の試験の場で出会います。最初は2人を敵と見なし「獲物」と呼んでいたラークですが、試験では3人1組でチームを作る必要があったので夜たちと仲間になります。

その後も2人のことを「嘘つき亀野郎ども」となじったり乱暴な言葉遣いのラークですが、徐々に打ち解けていきます。相変わらず言動は乱暴なのですが、仲間思いで優しい一面も垣間見えるようになります。

3人1組で試験を突破していくラークと夜、クン。王冠を奪い合うクラウンゲームの時には3人に友情が芽生え始めていました。ラークは「俺の獲物」と呼んでいる夜を敵の攻撃から守っています。

この試験でラヘルを窮地から救って頭を負傷した夜は、5日間も生死をさまよっていました。ラークは「目を覚ませ！亀！」と意識のない夜に必死で呼びかけていました。

その後、夜が足を負傷したラヘルを伴って塔を登りたいと言うと、ラークは「よし！わかった！」と言って彼の無理な頼みを快諾しています。この時点で、ラークと夜、そしてクンの間に揺るぎない信頼関係が生まれていました。最初は敵対関係にあった3人ですが、その3人に友情が芽生えたのはラークの仲間思いのやさしさがあったからではないでしょうか？

ここで、アニメ版神之塔でラークを演じた声優を紹介しましょう。アニメ神之塔でラークの声を担当したのは三宅健太です。以下に簡単なプロフィールを記します。

• 名前：三宅健太（みやけ・けんた）
• 性別：男性
• 出身地：沖縄県
• 生年月日：1977年8月23日
• 年齢：44歳（2022年2月末現在）
• 職業：声優
• 趣味・特技：柔道（初段）
• 事務所：81プロデュース

三宅健太が声優を目指すきっかけとなったのは、10代の頃のこと。ある女優の熱烈なファンだった三宅は、『一目会いたい、できれば共演したい』と考え、その後アミューズメントメディア総合学院の声優学科に進みます。卒業後は81プロデュースに入所し、声優としてのキャリアを築いていきます。2019年には「第13回声優アワード」にて助演男優賞を受賞しています。

次に、アニメ神之塔でラーク役を演じた声優・三宅健太の数多い出演作の中からテレビアニメの主な出演作品と演じたキャラを紹介します。

• 僕のヒーローアカデミア（オールマイト）
• ジョジョの奇妙な冒険スターダストクルセイダース（モハメド・アヴドゥルほか）
• 進撃の巨人（ミケ・ザカリアス）
• 鋼の錬金術師-FULLMETALALCEMIST-（スカーほか）
• 7SEEDS（稲架秋ヲ）
• オーバーロード（コキュートス）
• SKETDANCE（武光振蔵）
• FINALFANTASYXV（グラディオラス・アミシティア）
• イナズマイレブンアレスの天秤/オリオンの刻印（岩戸高志ほか）
• タイムボカン24（スズッキー）

ここまで「神之塔」のラーク特集をお届けしてきましたが、最後にラークに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介する「神之塔」のラークに関する感想・評価は、アニメ8話を観た方のツイートからです。クンのファンの方なのでしょうか？常に口の悪いラークがクンのことを認めていることがわかり気持ち良かったそうです。

続いて紹介する「神之塔」のラークに関する感想・評価は、ラークの性格に関するツイートからです。この記事でもラークの性格を取り上げましたが、この投稿者によると神之塔のキャラの中で一番性格の良いのがラークなのだそうです。

最後に紹介する「神之塔」のラークに関する感想・評価は、アニメ2期を予想するツイートからです。2期ではラークの再会シーンをやってほしいと言います。ずっと別行動を取りすれ違っていたラークと夜、クンがようやく一緒になる感動のシーンのようです。

ここまで神之塔のラーク（ワニ）にスポットを当て、強さ・能力やかわいい魅力を解説、死亡説についても考察してきました。いかがでしたでしょうか？

ラークの強さ・能力は、まず身体能力の高さ、次いで真面目で頑張り屋であること、そして決断力があることが挙げられます。また、Twitteなどで話題となっているかわいい魅力については、あだ名の付け方や無邪気で仲間思いのところ、そして小さくなったラークがかわいいという声も数多くありました。

気になるラークの死亡説については、現時点では死亡フラグも含めて死亡を示唆する描写はないことがわかりました。しかし、一寸先は闇と言われる神之塔ですから絶対にないとは言い切れません。今後の展開を注視していきましょう。