【ワンピース】マキマキの実の能力を考察！霧の雷ぞうの技・忍術との関係は？

今回は「ワンピース（ONE PIECE）」に登場する、霧の雷ぞうの悪魔の実「マキマキの実」の能力や覚醒、忍術との関係を考察し、雷ぞうの技を一覧で紹介していきます。さらに「マキマキの実」の能力者である雷ぞうの過去を考察し、現代のワノ国に戻って来るまでの経緯などをみていきます。まず、ここでは「ワンピース」の作品情報をみていきます。

「ワンピース（ONE PIECE）」は「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を求め、海賊王を目指す海賊モンキー・D・ルフィと、その仲間・麦わらの一味の冒険を描いた、尾田栄一郎先生によるバトル・ファンタジー漫画です。「週刊少年ジャンプ」（集英社）の1997年34号から連載が開始され、コミックの累計発行部数は国内では4億部、海外では9000万部をそれぞれ突破している大人気漫画でもあります。

さらに「アニワン」と称されるテレビアニメ「ワンピース」は1999年に放送がスタートしてから、20年以上の長期放送が続いています。また、劇場版アニメも第1作目が2000年に公開されて以来、これまでに14作品が公開となっており、2022年8月には第15作目となる新作映画「ONE PIECE FILM RED」の公開を控えています。

処刑間際の海賊王の一言により、海賊たちが「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を目指して争い合う大海賊時代が到来。東の海で海賊のシャンクスと親しくなったモンキー・D・ルフィという少年も海賊に憧れていました。その後、ゴムゴムの実を食べて溺れていたところをシャンクスに救われたルフィは、彼の麦わら帽子を預かり、立派な海賊になって再会する約束をします。10年後、海賊王になる夢を掲げたルフィは船出するのでした。

「ワンピース」に登場する悪魔の実「マキマキの実」はワノ国の忍者である雷ぞうの悪魔の実です。雷ぞうは「霧の雷ぞう」の異名を持ち、かつて九里の大名だった光月おでんの家臣「赤鞘九人男」の1人でもあります。その誕生日は2月26日、年齢は35歳（本来は55歳）で身長は311㎝、血液型はX型、好物はごぼう巻となっています。

そんな彼の「マキマキの実」は超人系（パラミシア）の悪魔の実で、あらゆるものを巻き取り、巻物の中に封じ込めたり、巻物に封じ込めたものを放出したりすることができます。そして、雷ぞうは自身の「マキマキの実」の能力のことを「巻々（マキマキ）の術」と呼び、忍術のように扱っています。

あらゆるものを巻き取り、封じ込めることができる「マキマキの実」の能力ですが、底なし沼のカリブーの「ヌマヌマの実」のように無制限にものをストックしておけるわけではないと推察されています。その理由として、もし「マキマキの実」に要量制限がなければ、その能力を利用して多くの武器や人間を保管し、スムーズに移動や奇襲攻撃ができたはずだからだと言われています。

そのため、1つの巻物には1つの物や攻撃しか入れられない、などの要領制限がある可能性が高いとみられています。例えば、カイドウの攻撃を巻物に封印し、それを「奉還」と称してカイドウに返した雷ぞうですが、一度カイドウの攻撃を閉じ込めたなら、それをどこかで放出しないと、次のものを入れることはできないだろうなどの制限があると考えられているのです。

雷ぞうは作中で「煙遁の術」や「分身の術」のように様々な忍術を披露しています。さらに、雷ぞうは忍術を使用する際、だいたい巻物をくわえています。そのため、雷ぞうの使用する忍術には、彼の「マキマキの実」の能力が関係しており、彼がくわえている巻物には「マキマキの術」以外の使用法があるのではないかと予想されています。

もし「マキマキの実」が覚醒した場合、周囲のものをどんどん巻物にすることが可能になると予想されています。つまり、巻物に封印できる範囲が広がり、巻物化した地面や壁に触れた人間を封印できるのではないかと考えられているのです。

また、直接人間を閉じ込めることができない場合にも、相手の攻撃をどんどん封印し「奉還」することで、雷ぞう自身はダメージを受けず、どんどんカウンター技を使用できるため、無双状態になる可能性も推察されています。

悪魔の実「マキマキの実」の能力者・雷ぞうの技一覧、1つ目は忍法 "煙遁の術"です。巻物をくわえ、地面に煙玉のようなものを投げつけて、発生させた煙の中で姿を消す忍術です。巻物をくわえていることから、もしかしたら、自分の姿を巻物の中に隠しているのではないかと考えられています。

実際、似たような能力として、ホールケーキアイランド編では「ブクブクの実」の能力者で「書籍人間」のシャーロット・モンドールが人間や動物を本の中に閉じ込めていました。他に「ミラミラの実」の能力者で「鏡人間」のシャーロット・ブリュレが、ミロワールド（鏡の世界）に人間や動物、さらには自分の姿を隠したり、元CP9のブルーノも「ドアドアの実」の能力で異空間に姿を隠したりしていました。

そのため、雷ぞうも「マキマキの実」の能力で、巻物の中に一時的に自分の姿を隠しているのではないかと考察されています。

悪魔の実「マキマキの実」の能力者・雷ぞうの技一覧、2つ目は「忍法 "分身の術"」です。 "煙遁の術"で姿を消した雷ぞうは次に "分身の術"を使い、複数の雷ぞうの姿が現れました。また、"煙遁の術"を使用するときには巻物をくわえていた雷ぞうですが、"分身の術"ではくわえていませんでした。

他に「イトイトの実」の能力者であるドフラミンゴや、「ミラミラの実」の能力者であるブリュレが悪魔の実の能力によって、分身を作り出していました。そのため、もしかしたら雷ぞうの「忍法 "分身の術"」も「マキマキの実」の能力によるものではないかと考えられています。

悪魔の実「マキマキの実」の能力者・雷ぞうの技一覧、3つ目は華手裏剣です。雷ぞうがルフィたちの前で手裏剣を投げて「忍」という文字を描いたときに使用した技です。技名に「忍法」がついていないことなどもあり、「マキマキの実」の能力には関係なく、単に雷ぞうの手裏剣の技術が高いのだろうと考えられています。

悪魔の実「マキマキの実」の能力者・雷ぞうの技一覧、4つ目は「忍法 "大好きの術"」です。雷ぞうの無事な姿を見て、喜ぶミンク族に対し、感激した雷ぞうが使用した技です。力を込めて大きく飛び上がり、上空からハートを振り撒きました。その際「ドロン」という効果音があったことから、忍法 "煙遁の術"のように一度姿を消し、空中で再び姿を現したのではないかと言われています。

悪魔の実「マキマキの実」の能力者・雷ぞうの技一覧、5つ目は「忍法 "マキマキの術"」です。あらゆるものを巻き取り、それを巻物の中に封じ込めたり、巻物に封じ込めたものを放出したりする技です。

「ワンピース」の原作漫画992話にて、雷ぞうは「拙者の巻物は万物を巻き取る!!」と発言。実際に青龍に変身したカイドウが放った熱息（ボロブレス）を巻物の中に巻き取り、それを「奉還」と称して、そのままカイドウに攻撃を返すカウンター技を見せました。

他に似た悪魔の実の能力として、モンドールの「ブクブクの実」やブリュレの「ミラミラの実」、カリブーの「ヌマヌマの実」などが挙げられます。その中でも、マキマキの実の巻物は中距離・遠距離の攻撃にも対応でき、吸収できる攻撃のリーチが長く、形状も自在という長所があります。

そのため、雷ぞうは相手の攻撃を防ぐだけでなく、そのまま相手の能力を利用して攻撃にも使えることから、自身では決定的な攻撃技を持っていなくても、マキマキの実の能力だけで十分に強敵と戦うことができます。また、その強さから、ファンの間で雷ぞうの「マキマキの実」の最強クラス説も浮上しているほどです。

さらに、カイドウとの戦いで使用した”マキマキの術”は攻撃を巻物の中に封じこめていましたが、もしモンドールの「ブクブクの実」などのように人間も巻物に閉じ込められるなら、対戦相手を巻物で巻き取った時点で勝利、という一撃必殺にも使えるのではないかと言われています。さらに、雷ぞうは覇気の使い手でもあり、マキマキの実の能力と忍術、自身の覇気によって、かなりの実力者だと考えられています。

雷ぞうは元々光月家に仕える「お庭番衆」の1人でした。そして、光月家のお庭番衆の中でも、現在のオロチお庭番衆を率いる福ロクジュと並び称されるほどの、トップクラスの実力を誇る天才忍者だったそうです。しかし、数十年前、あるくノ一に失恋したことがきっかけで、光月家のお庭番衆を辞め、逃亡。兎丼の森で盗賊のような行いをしていたところを光月おでんに拾われ、再び光月家に仕えることになりました。

その後、雷ぞうは錦えもんなど他の家臣たちと共に「赤鞘九人男」と呼ばれるようになり、頭角を現していきます。さらに、天才忍者でもある雷ぞうは隠密行動に長けており、特に「抜き足差し足忍び足」を得意としています。現代でも、兎丼の囚人採掘場に囚われたルフィのもとへ駆け付け、隠密行動で彼が脱獄できるようにサポートに奔走していました。

光月おでんの死後、赤鞘九人男たちは途中で何人かはぐれるも、おでんの家族のいるおでん城に駆け付けます。しかし、おでん城は既にカイドウの手によって壊滅状態でした。その後、雷ぞうはおでんの妻・光月トキの「トキトキの実」の能力で、光月モモの助（おでんの息子）、錦えもん、カン十郎、お菊（菊之丞）と共に20年後の未来にタイムスリップします。

そして、現代にやって来た雷ぞうたちは、お菊だけ敵の視察のためにワノ国に残し、光月家のために立ち上がる同志を募るためにワノ国を出航。赤鞘九人男のメンバーであるイヌアラシとネコマムシの故郷で、ワノ国と同盟関係のミンク族が暮らす「ゾウ」を目指します。しかし、ワノ国を発つ際、カイドウの手下に姿を見られた彼らは、攻撃を受け、敵に追われることになります。

そして、航海術のない彼らが追手をかわしながら順調に目的地に辿りつけるわけもなく、すぐに遭難して船も大破。雷ぞうだけが皆とはぐれてしまいました。その後、雷ぞうはなんとかゾウに辿り着き、錦えもんたちはドレスローザへ漂着。そこでカン十郎ともはぐれた錦えもんとモモの助はパンクハザードにて、ルフィたちと出会いました。

ルフィたちが錦えもんたちとパンクハザードやドレスローザで奮闘している頃、雷ぞうはゾウのミンク族たちに大事に匿われます。その結果、雷ぞうを追って来たカイドウの部下のジャックによって、ミンク族の国は滅ぼされてしまいました。それでも、国が滅びても、全滅しかけても、ミンク族たちは決してジャックに屈することなく、雷ぞうを守り抜きました。

その後、雷ぞうはルフィたちと共にゾウにやって来た錦えもんたちと合流。ワノ国の解放を目的にルフィたちと「忍者海賊ミンク侍同盟」を結成しました。そして、サンジを連れ戻すためにホールケーキアイランドに向かったルフィたちより先に、雷ぞうや錦えもんたちはローの潜水艇でワノ国に戻りました。

こちらは「ワンピース」のマキマキの実に関するツイートです。雷ぞうの悪魔の実「マキマキの実」による能力「マキマキの術」がとても強いと評価されています。

こちらも「ワンピース」のマキマキの実に関するツイートです。。雷ぞうの悪魔の実「マキマキの実」の能力がとても強いという感想で、もし巻き取ったものをストックできるなら最強クラスの能力なのではないかと評価されています。

こちらも「ワンピース」のマキマキの実に関するツイートです。雷ぞうがカイドウに対して使用した「忍法 "マキマキの術"」で熱息（ボロブレス）を巻き取り、そのままカイドウに返した「奉還」の技がとても強いという感想で、最強に近い能力だと高く評価されています。

いかがでしたか？「ワンピース」に登場する、霧の雷ぞうの「マキマキの実」の能力や覚醒、忍術との関係などを考察し、マキマキの実はあらゆるものを巻き取り、巻物の中に封じ込めたり、巻物に封じ込めたものを放出したりする能力で、忍術との関係や容量制限があるのではないかと考えられていること。覚醒すれば周囲のものも、巻物に封印できる可能性があると予想されていることなどが分かりました。

さらに、マキマキの実の能力者である雷ぞうの技を一覧で紹介し、雷ぞうの過去についても考察してきました。そして、ファンの間で「マキマキの実」の最強説が浮上していることも分かりました。皆さんもぜひ最強説が浮上する「マキマキの実」の能力や雷ぞうの活躍に注目してみてください！